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ティアーズ・トゥ・ティアラ -Tears to Tiara- 第25話「メルカディス」

かつては賢帝とうたわれた神聖帝国皇帝だったが、老いさらばえて生に執着するあまり、占星術にのめり込み、永遠の命を得る秘術として北の果てにこの塔を立てたのだと語る男は、自分をしがない庭師だと語る。
そんな格好の庭師はいないだろう……庭の手入れにマントはかなり邪魔だと思います。

占星術師レクトール。
類い希なる力で、皇帝を魅了して最高に上り詰めた男の噂はオクタヴィアにも伝わっていた。
ただの噂に過ぎないと思っていたオガムだが、レクトールの事はオガムはアロウンが知る白の精霊だった。
レクトールの存在そのものはすごい有名だったのですね。白の精霊自らが出てくるとは思っていなかったという事なのだろうか。
アロウンの名を騙り、アルサルの父親を殺した張本人。彼の父親を殺したのは、アロウンの眠る墓の位置を暴いて、アロウンを永遠に眠らせて置くことにあったが、結局は目覚めてしまった。
アルサルの記憶を改竄して、アロウンを殺すという策略も失敗したレクトール。
自信満々に語っていますが、内容はどれも失敗してしまったものばかりなんですけど……
彼を殺そうとダーンウィンの力で真実を暴くアルサル。
レクトールの姿は消え、花園も消え、現れたのは大量の白骨死体。
いつまで人を殺し続けるのかと問いかけるオガムに、レクトールは全てを終わらせるまでだと笑う。
彼を倒さんするとするアロウンたちだが、塔の存在により天上との境界に穴が開き、世界の終焉が始まる。
そういや、天上世界とは封印で隔てられていたんだったね。
レクトールだけが年月を経て弱まった封印を超えてきたという事なんだろうか。

人間の弱さに囁きかけて、人々を滅びへと導くレクトール。
アロウンは闇は人間だけでなく、自分や白の精霊にもあると反発。白の精霊は人間や妖精族が自分たちを超えるのではないかと恐れるが故に、自分たちに従うように囁きかけるのだと言う。人間がそれを望んだのだというレクトール。
平行線を辿る両者の会話。
元より言葉の通じる相手ではない。

天上世界からの力が流れ込み、骸骨たちが動き始める。
直にこの塔の地下に眠るが劫火が蘇り、世界を炎に包む。そしてアロウンとプィルの施した封印が完全に解け、天上世界との地上は再び一つとなり、天上の軍が地上を滅ぼし永遠をもたらすと笑う。
白骨の姿こそ、永久に変わらぬ完璧な姿だと主張するレクトール。
「戦う! 俺はどんな事があっても奴を倒す!」
「ああ、父さんの仇を。全てのカタを付けてやる!」
「ええ、生きましょう!」
それなら最初から白骨で造れば良かったものを……

白骨との戦いを繰り広げるアロウンたち。
レクトールは高みの見物。

世界は次第に破滅へと近づき。
アヴァロンではエルミンが例の絵本を読んでいました。
居残りのリムリス、エルミン、エポナ。
戦闘に参加しないこの3人はやはりラスト近くでは出番が減ってしまうな。

王様の事が描かれているという絵本。
王様の持つ剣はエドラム、赤い赤い剣。
プィル様の持つ剣はダーンウィン、黒い黒い剣です。
王様とプィル様は剣を片手に進んでいきます。
悪い敵をばったばったと倒していきます
ばったばったと倒していきます
ばったばったと倒していきます
……以下、エンドレス。
これを効かされたエポナの反応が見たかった。

白骨を倒し、レクトールへと迫るアロウン達だが、彼らの攻撃をレクトールは易々と躱す。
まもなく世界は終焉を迎えるとレクトールは、共に世界の終焉を見てはどうかと笑うも、世界を終わらせまいと戦い続けるアルサルたち。
何度倒されようと、その身が滅びるまで諦めずに立ち上がるアルサル。
ならば彼を滅ぼすというレクトールだが、アロウンは仲間や友を思う彼らは白の精霊の造る操り人形とは違い思い通りにはならないと告げる。

終焉は初めから決まっている事だとレクトールは、アルサルの攻撃を躱し続ける。
アルサルを愚かだと笑うレクトールだが、アルサルの剣の切っ先が彼の顔に一筋の傷を付ける。
完全な自分が人間ごときに傷を付けられたと、途端に狂ったように笑い出す。
当然の展開でしょうね。余裕噛ましていると、足下を掬われてしまういう典型的パターン。
完全に慢心からやられるタイプの性格だし。

浄化の炎が地下より湧きだし、白骨たちを炎に包む。
そして塔の中に出現した巨大な怪物『メルカディス』。
神の戦車と呼ばれた絶対殲滅戦車。先の大戦では多くの都市を焼き払い、地上を汚染し、アロウンを死に至らしめた存在。
全て滅ぼしたつもりが、まだ生き残りが存在していたという事。
狂った世界を消し去れと笑うレクトールを焼き尽くすメルカディス。
そうなるような気がしていましたが、なんかあっさりと死んでしまいましたね。結局、表だった活躍はしないままに消えた気がする。

メルカディスの背中に刺さっていたオベリスクが解けてしまう。オベリスクはメルカディスの力を抑えるための制御棒であり、抑止力を失った怪物はもはや何を起こすのか予測すら出来ない。
メルカディスの力によって崩れ去る塔。
落下していくリアンノンは意識を失う。
塔の外にいたゲール族とかは、何人か瓦礫の下敷きになっていても不思議では無い感じでしたね。地震がどうのというより、崩落の方を気にするべきではないかと。

再び意識を取り戻したリアンノンが目にしたのは、竜の背に乗るタリエンシンの姿。
死んだと思われた彼は、竜族によって命を救われていた。
竜族のおかげって、そもそも死んだのは雪崩のせいというより、初源の歌を歌ったからだったのではないのか……そっちは竜族では助けられないと思うのだけど。

竜に乗り外へと脱出したアロウンたちは、今や塔そのものとなったメルカディスの邪悪な姿を目の当たりにする。
塔そのものになってしまったけど、あれじゃあ世界を滅ぼすために自由に動き回れないんじゃないでしょうか。

レクトールとのバトルがもっと激しいものになるのかと思いきや、そうでもなかった。
実力差はかなりあったのに、人間にちょこっと傷つけられただけで、発狂して怪物に殺されるというなんともしょぼいラストでした。
最後のバトルはその他の方々も参戦の大バトルなので、もう少し盛り上がってくれる事を期待しよう。

次回 第26話(最終回)「力の言葉」

ずっと引き続けてきたリアンノンの中に眠る最後の力が発動するようです。みんなに力を与える魔法のようなモノか。

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