大正野球娘。 第十話「私は何をする人ぞ」
高原の別荘での合宿にはしゃぐ『櫻花會』の面々。
尾張記子は別荘の管理人が元高級ホテルのシェフという事で大喜び。合宿に参加する事を引き替えに、雑用を引き受けると川島乃枝と約束していた。
浮かれるみんなに、合宿はもっと禁欲的であるべき、と主張する石垣環だが、宗谷雪にドレスを着せられていた。
確かにドレス姿では説得力がない。
しかしタマちゃんのドレス姿はあまり似合わないなぁ……
桜見鏡子はこの合宿で強くなって月映巴との距離を縮めてみせると、菊坂胡蝶に告げる。
帰りのバスは隣に座れない、と謝る鏡子に胡蝶は唖然。
胡蝶もこれと友達だと大変だなぁ。
別荘にやってきた『櫻花會』だが、昨晩の嵐で別荘は散々たる有様で、管理人の用意した集会所に宿泊する事になってしまった。
元高級ホテルのシェフによる食事もなくなり、辛うじて露天風呂だけは借りられることになっていた。
まさかの事態です。どれだけ凄い嵐がやってきていたのか、というほどの惨状なんですけど。
食事は管理人に作ってもらえば、味わえるのではないかとも思えるのですが、管理人は別荘の修復作業で手一杯になるという事なのだろうか。
何処でも練習できるというアンナ・カートランドは、これからの2週間が大切だと皆に気合いを入れる。
合宿は2週間もやるんですね。
尾張記子は別荘の管理人が元高級ホテルのシェフという事で大喜び。合宿に参加する事を引き替えに、雑用を引き受けると川島乃枝と約束していた。
浮かれるみんなに、合宿はもっと禁欲的であるべき、と主張する石垣環だが、宗谷雪にドレスを着せられていた。
確かにドレス姿では説得力がない。
しかしタマちゃんのドレス姿はあまり似合わないなぁ……
桜見鏡子はこの合宿で強くなって月映巴との距離を縮めてみせると、菊坂胡蝶に告げる。
帰りのバスは隣に座れない、と謝る鏡子に胡蝶は唖然。
胡蝶もこれと友達だと大変だなぁ。
別荘にやってきた『櫻花會』だが、昨晩の嵐で別荘は散々たる有様で、管理人の用意した集会所に宿泊する事になってしまった。
元高級ホテルのシェフによる食事もなくなり、辛うじて露天風呂だけは借りられることになっていた。
まさかの事態です。どれだけ凄い嵐がやってきていたのか、というほどの惨状なんですけど。
食事は管理人に作ってもらえば、味わえるのではないかとも思えるのですが、管理人は別荘の修復作業で手一杯になるという事なのだろうか。
何処でも練習できるというアンナ・カートランドは、これからの2週間が大切だと皆に気合いを入れる。
合宿は2週間もやるんですね。
やたらと気合いの入る鏡子。
アンナによる特訓が行われるが、うまく行かない鏡子は、巴に見とれていた時にフライを頭で受けて失神。
なんてお約束な……
てか、鏡子はボールに追いつく前に諦めすぎです。
夕食は鈴川小梅によるライスカレー。
この時代の女性なので、ほとんどの娘はそれなりに作れるのでしょうけど、洋食屋を手伝っている小梅が一番料理上手という事なのかな。
雪とタマちゃんがやたらとラブラブです。
野球で距離を縮めるのは甘かったと落ち込む鏡子は、小梅の料理を褒めまくる巴の姿に、距離を縮めるのは野球でなくてもいいと、人間力で勝負する事に。
巴の場合は、小梅の料理なら不味くても褒めてる気がするけどな。
合宿2日目で早くも野球の上達を諦めたか……
夜に、乃枝とアンナは翌日から勉強会もする事を連絡。
小梅と巴は深い溜息を吐くが、アンナはそんな二人に特製の問題集を用意している事を伝える。
おバカトップ2なんですね。
成績は乃枝>>>晶子・雪・静>環・記子・胡蝶>鏡子>小梅>巴
ぐらいの順番だろうか。
巴は今夜だけは好きにすると、枕投げを始めようとする。
馬鹿馬鹿しいという環は雪に同意を求めるも、雪はすっかり乗り気。
この娘なら絶対やると思ったわ。
小笠原晶子は子供じみた事だというも、枕をぶつけられるといきなり参加。
晶子vs巴
静vs環
他のメンバーは参加せず。
環から逃げる静の顔面に左右から晶子と巴の枕がぶつけられて、静は沈黙した。
流石は静、美味しいところを持っていく。てか、静と環のじゃれあいは完全にバカップルの領域ですよね。
晶子は巴の枕に憎しみが篭っていたと言い掛かりをつけて、環を味方に引き込む。
晶子と環の二人がかりの様子に、巴を助けようとする鏡子だが、足を滑らせて飛んで行った枕は障子を破ってしまう。
どじっ娘鏡子は枕投げすら出来ませんでした。
休憩時間に障子を修理していた鏡子は、記子が洗濯物を運んでいるのを目撃すると、巴に褒めてもらおうと洗濯を手伝うことにするが、失敗してボロボロに。
一瞬、練習を抜けて修理しているのかと思ったら、休憩時間にやってたんですね。
ま、洗濯を失敗するのは皆さんの予想通りでしょう。
夜は予定通りに勉強会。
巴と小梅に与えられた特別課題は1年生用でしたが、二人は1年生の勉強もままならない。
小梅は晶子に教えてもらい、巴を手伝う鏡子だが、大苦戦。
小梅が勉強できる娘なら、巴はいそいそと教えてもらうところなんでしょうが、ここは晶子が小梅を教えるパターン。
巴と晶子は小梅を挟んで三角関係が継続中。三郎さんはきっとカモフラなんですね。
みんながお風呂に行く時間になっても悩む巴と鏡子は、乃枝によって教えられることに。
力になれず落ち込む鏡子。
学園一の秀才は教える才能もあるようです。
温泉に入るみんな。
環の背中を流す雪の様子に、自分も巴の背中を流そうと思う鏡子だが、巴は静が呆れるほどの凄い長風呂だった。
背中を流してあげると声を掛ける巴だが、鏡子はのぼせて沈む。
雪とタマちゃんのラブ度がドンドン上昇しています。
しかしなんで巴だけあんなに遅く入ってきたんだろう。鏡子と一緒に勉強していたから、勉強で遅れたというわけではないのだろうし。
夢で巴にダメだしされてうなされる鏡子の声で起こされるみんな……なんつー迷惑。
起きても寝てもダメだと落ち込む鏡子を必死で励ます胡蝶だが、一週間過ぎてもまるでダメ。
まだ一週間ある、ともう一週間しかない。ネガティブ思考の典型ですが、今のままなら確かにもう一週間でしょうね。おそらくは同じようなドジを延々と繰り返しているのでしょうから。
中日になり、思い出に残るレクリエーションに『肝試し』をすると言うアンナに喜ぶみんなだが、乃枝だけは暗い。
意外にも乃枝はオバケの類が苦手なんですね。
胡蝶はチャンスだと言い、鏡子と巴を同じチームにしてあげるから、怖がるフリをして巴との仲を深めるように告げる。
胡蝶も面倒見がいいな。
怯えまくる乃枝は記子とチームで、乃枝は小枝を踏んづけてびっくりして逃げ出す。
記子の方もあまり得意ではなかったようだ。
月映静とチームを組む晶子は幽霊は全然平気だが、蜘蛛が苦手と話していると、静の額に巨大な蜘蛛が張り付いた。
晶子が幽霊を平気というのも結構意外ですが、これは別の意味で怖い。
環とチームを組む雪は、恐がりながらも怖いのが好き。
そこに蜘蛛を顔に貼り付けた静と、彼女から逃げる晶子がやってきて、二人も逃走。
小梅と胡蝶コンビが一番冷静に対処しそうだ。
幽霊役で待つアンナは、誰もやってこない事を疑問に思っていたが、足を滑らせて川に落ちてしまう。
警戒する巴は、鏡子に側を離れないようにと注意する。が、川から上がったアンナの姿に仰天して、巴を踏みつけにして逃走してしまう。
足跡つくとか、古典的なネタまで盛り込まれました。
まぁ、あの姿のアンナ先生を見れば逃げ出すのも仕方ないよな。
何をやってもダメだと落ち込む鏡子に、アンナは翌朝もう一度この河原にやってくれば、彼女に必要なものがあると告げる。
翌朝、鏡子はそこで朝早くから走っている小梅と晶子の姿を目にする。
見えないところで二人は努力していたのですね。まぁ、晶子は発起人で誰よりも負けたくないという意思が強いだろうし、小梅も努力家だろうからね。
雪や環のような経験者でもなければ、巴のように運動神経が言い訳でもないが、諦めずに努力をして食らいついているのだと説明するアンナは、あの二人と鏡子は同じなのだと説明。
自分は苦手な事から逃げていただけだと気付いた鏡子は、ようやく努力する事を決意。
他人よりも劣るから、他人よりも多く練習して少しでも追いつこうとしていたわけだ。
みんなに謝るとこれから頑張る事を告げる。
早朝マラソンに鏡子が加わり、更に胡蝶や他のみんなも加わっていく。
そして遂に諦めずにボールを追いかけ続ける事で、フライを捕れるようになった。
ようやく穴だった外野も少しマシになったようです。
ところで乃枝と鏡子の守備はどうなんでしょうか。外野は足も速くて、肩が強くないといけないのだけど、このチームは明らかに内野に比べて外野のメンバーが劣るからな。
しかも朝香中と試合をすれば、ボールは外野飛ばされる可能性が高いだろうに。
ところで、晶子は新しい魔球を使えるようになったのでしょうか……
次回 第十話「そゞろに胸の打ち騒ぐ」
試合当日、なぜかやってこない晶子を小梅が捜しに行くらしい。
魔球の特訓をしているとか?
←良かったらクリックして下さい
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
アンナによる特訓が行われるが、うまく行かない鏡子は、巴に見とれていた時にフライを頭で受けて失神。
なんてお約束な……
てか、鏡子はボールに追いつく前に諦めすぎです。
夕食は鈴川小梅によるライスカレー。
この時代の女性なので、ほとんどの娘はそれなりに作れるのでしょうけど、洋食屋を手伝っている小梅が一番料理上手という事なのかな。
雪とタマちゃんがやたらとラブラブです。
野球で距離を縮めるのは甘かったと落ち込む鏡子は、小梅の料理を褒めまくる巴の姿に、距離を縮めるのは野球でなくてもいいと、人間力で勝負する事に。
巴の場合は、小梅の料理なら不味くても褒めてる気がするけどな。
合宿2日目で早くも野球の上達を諦めたか……
夜に、乃枝とアンナは翌日から勉強会もする事を連絡。
小梅と巴は深い溜息を吐くが、アンナはそんな二人に特製の問題集を用意している事を伝える。
おバカトップ2なんですね。
成績は乃枝>>>晶子・雪・静>環・記子・胡蝶>鏡子>小梅>巴
ぐらいの順番だろうか。
巴は今夜だけは好きにすると、枕投げを始めようとする。
馬鹿馬鹿しいという環は雪に同意を求めるも、雪はすっかり乗り気。
この娘なら絶対やると思ったわ。
小笠原晶子は子供じみた事だというも、枕をぶつけられるといきなり参加。
晶子vs巴
静vs環
他のメンバーは参加せず。
環から逃げる静の顔面に左右から晶子と巴の枕がぶつけられて、静は沈黙した。
流石は静、美味しいところを持っていく。てか、静と環のじゃれあいは完全にバカップルの領域ですよね。
晶子は巴の枕に憎しみが篭っていたと言い掛かりをつけて、環を味方に引き込む。
晶子と環の二人がかりの様子に、巴を助けようとする鏡子だが、足を滑らせて飛んで行った枕は障子を破ってしまう。
どじっ娘鏡子は枕投げすら出来ませんでした。
休憩時間に障子を修理していた鏡子は、記子が洗濯物を運んでいるのを目撃すると、巴に褒めてもらおうと洗濯を手伝うことにするが、失敗してボロボロに。
一瞬、練習を抜けて修理しているのかと思ったら、休憩時間にやってたんですね。
ま、洗濯を失敗するのは皆さんの予想通りでしょう。
夜は予定通りに勉強会。
巴と小梅に与えられた特別課題は1年生用でしたが、二人は1年生の勉強もままならない。
小梅は晶子に教えてもらい、巴を手伝う鏡子だが、大苦戦。
小梅が勉強できる娘なら、巴はいそいそと教えてもらうところなんでしょうが、ここは晶子が小梅を教えるパターン。
巴と晶子は小梅を挟んで三角関係が継続中。三郎さんはきっとカモフラなんですね。
みんながお風呂に行く時間になっても悩む巴と鏡子は、乃枝によって教えられることに。
力になれず落ち込む鏡子。
学園一の秀才は教える才能もあるようです。
温泉に入るみんな。
環の背中を流す雪の様子に、自分も巴の背中を流そうと思う鏡子だが、巴は静が呆れるほどの凄い長風呂だった。
背中を流してあげると声を掛ける巴だが、鏡子はのぼせて沈む。
雪とタマちゃんのラブ度がドンドン上昇しています。
しかしなんで巴だけあんなに遅く入ってきたんだろう。鏡子と一緒に勉強していたから、勉強で遅れたというわけではないのだろうし。
夢で巴にダメだしされてうなされる鏡子の声で起こされるみんな……なんつー迷惑。
起きても寝てもダメだと落ち込む鏡子を必死で励ます胡蝶だが、一週間過ぎてもまるでダメ。
まだ一週間ある、ともう一週間しかない。ネガティブ思考の典型ですが、今のままなら確かにもう一週間でしょうね。おそらくは同じようなドジを延々と繰り返しているのでしょうから。
中日になり、思い出に残るレクリエーションに『肝試し』をすると言うアンナに喜ぶみんなだが、乃枝だけは暗い。
意外にも乃枝はオバケの類が苦手なんですね。
胡蝶はチャンスだと言い、鏡子と巴を同じチームにしてあげるから、怖がるフリをして巴との仲を深めるように告げる。
胡蝶も面倒見がいいな。
怯えまくる乃枝は記子とチームで、乃枝は小枝を踏んづけてびっくりして逃げ出す。
記子の方もあまり得意ではなかったようだ。
月映静とチームを組む晶子は幽霊は全然平気だが、蜘蛛が苦手と話していると、静の額に巨大な蜘蛛が張り付いた。
晶子が幽霊を平気というのも結構意外ですが、これは別の意味で怖い。
環とチームを組む雪は、恐がりながらも怖いのが好き。
そこに蜘蛛を顔に貼り付けた静と、彼女から逃げる晶子がやってきて、二人も逃走。
小梅と胡蝶コンビが一番冷静に対処しそうだ。
幽霊役で待つアンナは、誰もやってこない事を疑問に思っていたが、足を滑らせて川に落ちてしまう。
警戒する巴は、鏡子に側を離れないようにと注意する。が、川から上がったアンナの姿に仰天して、巴を踏みつけにして逃走してしまう。
足跡つくとか、古典的なネタまで盛り込まれました。
まぁ、あの姿のアンナ先生を見れば逃げ出すのも仕方ないよな。
何をやってもダメだと落ち込む鏡子に、アンナは翌朝もう一度この河原にやってくれば、彼女に必要なものがあると告げる。
翌朝、鏡子はそこで朝早くから走っている小梅と晶子の姿を目にする。
見えないところで二人は努力していたのですね。まぁ、晶子は発起人で誰よりも負けたくないという意思が強いだろうし、小梅も努力家だろうからね。
雪や環のような経験者でもなければ、巴のように運動神経が言い訳でもないが、諦めずに努力をして食らいついているのだと説明するアンナは、あの二人と鏡子は同じなのだと説明。
自分は苦手な事から逃げていただけだと気付いた鏡子は、ようやく努力する事を決意。
他人よりも劣るから、他人よりも多く練習して少しでも追いつこうとしていたわけだ。
みんなに謝るとこれから頑張る事を告げる。
早朝マラソンに鏡子が加わり、更に胡蝶や他のみんなも加わっていく。
そして遂に諦めずにボールを追いかけ続ける事で、フライを捕れるようになった。
ようやく穴だった外野も少しマシになったようです。
ところで乃枝と鏡子の守備はどうなんでしょうか。外野は足も速くて、肩が強くないといけないのだけど、このチームは明らかに内野に比べて外野のメンバーが劣るからな。
しかも朝香中と試合をすれば、ボールは外野飛ばされる可能性が高いだろうに。
ところで、晶子は新しい魔球を使えるようになったのでしょうか……
次回 第十話「そゞろに胸の打ち騒ぐ」
試合当日、なぜかやってこない晶子を小梅が捜しに行くらしい。
魔球の特訓をしているとか?


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト