ティアーズ・トゥ・ティアラ -Tears to Tiara- 第21話「初源の歌」
メルリオス(=ミルディン)の犯した大罪。人に炎を教え、初源の歌で冬を消した事。
ミルディンの死により、12精霊は11精霊となってしまい、残されたアロウンに対して若干の修正を行うことで彼を許す機会を与えると語る。
自分たちとの誓約し、12精霊となる事でその罪を許すという12精霊に、ルキフェルは喜んで誓約を選択する。
ミルディンが死んでもまだ彼の伝えたかった意味の判っていないアロウン。12精霊になるとはいえ、あくまでも格下扱いなんだな。
12精霊となった後には地上を楽園にしようと考えるルキフェルは、地上に訪れた春に自分たちのしている事が正しいのだと感動する。
だが、ミルディンが救った少女は件の洞窟に閉じこもった。しかも何故かその洞窟には春が訪れることがなく、少女はずっとたき火の前に座り続けていた。
少女を外へと連れ出したルキフェルだが、少女が心を奪われてただ操り人形のように神を称える言葉だけを口にする姿に、12精霊の成してきた本当の姿を知って悲しみを覚える。
ミルディンがいなくなり、ようやく彼が本当に望んでいた事を知ったルキフェル。
生命から心を奪い取って、ただ神を崇拝するだけの生き物にしてしまった白の精霊たち。ミルディンが作った春や花園を喜ぶ事すら許されない姿に、流石に後悔したようだ。
ここにきて白の精霊たちの傲慢さと身勝手さに気付いた、と。
ミルディンの死により、12精霊は11精霊となってしまい、残されたアロウンに対して若干の修正を行うことで彼を許す機会を与えると語る。
自分たちとの誓約し、12精霊となる事でその罪を許すという12精霊に、ルキフェルは喜んで誓約を選択する。
ミルディンが死んでもまだ彼の伝えたかった意味の判っていないアロウン。12精霊になるとはいえ、あくまでも格下扱いなんだな。
12精霊となった後には地上を楽園にしようと考えるルキフェルは、地上に訪れた春に自分たちのしている事が正しいのだと感動する。
だが、ミルディンが救った少女は件の洞窟に閉じこもった。しかも何故かその洞窟には春が訪れることがなく、少女はずっとたき火の前に座り続けていた。
少女を外へと連れ出したルキフェルだが、少女が心を奪われてただ操り人形のように神を称える言葉だけを口にする姿に、12精霊の成してきた本当の姿を知って悲しみを覚える。
ミルディンがいなくなり、ようやく彼が本当に望んでいた事を知ったルキフェル。
生命から心を奪い取って、ただ神を崇拝するだけの生き物にしてしまった白の精霊たち。ミルディンが作った春や花園を喜ぶ事すら許されない姿に、流石に後悔したようだ。
ここにきて白の精霊たちの傲慢さと身勝手さに気付いた、と。
ルキフェルは11精霊を呼びつける、彼らとの決別を表明する。
白の精霊を偽善者と呼んであざ笑うルキフェルは地上に降りて、彼らの作った誓約と秩序を破壊すると告げる。
誓約を誓った彼が誓いを破れば、呪いが与えられるという12精霊だが、ルキフェルはひるむことなくミルディンの変革を継承することを宣言する。
これまでの言いなりっぷりから、態度を豹変。いきなり喧嘩を吹っかけました。下準備はミルディンが密かに整えていたから直ぐに行動に移せたのだろうね。
地上に降りたルキフェルは白の精霊の最後の行いとして、プリムラの花輪をプリムラに送る。
自身の体にも変革が訪れたアロウンは苦しみの声を上げ、白い体は黒い姿へと変化した。
「さあ、歩き出すがよい、自らの足で。
自らの意思で。
お前達は自由だ!」
この時にルキフェルからアロウンへと変わったのだろう。
そして白の精霊の眷属と、アロウンたちとの戦いが始まったわけか。
ルキフェル=アロウンの記録を見終えたタリエンシンは、ドラゴンの子供と別れて仲間の下へと向かうが、谷を埋め尽くすほどの多くの敵を目にして愕然とする。
敵が多すぎて雪が見えません!!
敵が8分に白が2分だ! 繰り返します! 敵が8に白が2!!
「人間共よ、新しい世界の礎となって死ぬがいい。
それこそが神の慈悲なのです」
笑うレクトール。
「やはり運命からは逃れられないみたいですね」
タリエンシンは覚悟を決める。
タリエンシン死亡へ……
古の巨人族を仲間にして敵と戦うアロウンとゲール族や妖精達は、雪崩を引き起こすことに成功するが、突然吹き付けた吹雪によって雪崩が止まってしまい、麓で敵を迎え撃つこととする。
だが、入れ替わるようにタリエンシンが姿を見せる。
自分たちが本当にこのままで勝利できるのかと問いかけるタリエンシンは、臆病風に吹かれたのかというアルサルを気絶させる。
それは自分の覚悟を知れば彼が頷かないからだ。
仲間の犠牲の上で勝利を得るなど、絶対にダメだと言う事をきかないだろうね、アルサルなら。
アロウンは止めたいが、それしか手だてがないと判っていれば、その道を選択出来る人物だろうから。
それに彼にはアルサルを王へと導くという役割が存在しているし。
タリエンシンは初源の歌を歌うというタリエンシン。
堕天したアロウンには不可能だが、アロウン達親子が未来を託した人間である彼には可能。
ミルディンのように春を呼び起こすことは出来なくとも、吹雪を跳ね返して雪崩を起こす事は出来る。
人間には初源の歌に使用する魔力は膨大すぎるという事なのか。
本来の力を発揮できなくても、なお命が失われる。
最後に、自分たち人間が、ミルディンたち親子が信じるにたりる存在だったかと問いかけると、アロウンは彼の言葉を肯定する。
タリエンシンはアロウンに見届けてもらうように語りかけると、初源の歌を口にする。
始祖たる人間たちが、喜んで弱き者達のために命を捧げた気持ちが判るタリエンシンは、彼らの魂を確かに受け継いでいるのだと確信する。
「さあ、詩人の神ミューズよ。
このへぼ詩人にあと僅かな力を!
我々の未来を切り拓く力を!!」
昔の人々が命を掛けて自分たちへと続く道を切り拓いてくれたから、今度は自分が後に続く者達に道を拓くという事ですね。
さようなら、アロウン。
貴女の信じる道が拓かれんことを……
吹雪をはね除け、巻き起こった雪崩が敵の大群を雪で押し流す。
「タリエンシン、確かに見届けたぞ。
この……この大馬鹿野郎がぁぁぁぁ!!」
タリエンシンが無くなった事を信じられないと、嘆くアルサルは、何も知らないのだと気づき、全て知らなければならないのだと決意する。
無知であるという事は、時として罪になる。かつてのアロウン然り、アルサル然り。
アルサルは全てを知るために、アロウンに昔の話を聞くことになるのかな。そして妖精王プィルたちの戦いについて学ぶ事になるのだろうな。
タリエンシンの死を知らされたエポナは、悲しみ嘆く。
「私が歌ってあげるよ。
月の光を浴びて、夜が明けるまでね。
あんたがいたことを、私は絶対忘れないよ、タリエンシン」
その夜、エポナの歌声がアヴァロン城に木霊する。
エポナ切ない……ここまではおちゃらけだけのキャラクターだったのにね。
次回 第22話「ダーンウィン」
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白の精霊を偽善者と呼んであざ笑うルキフェルは地上に降りて、彼らの作った誓約と秩序を破壊すると告げる。
誓約を誓った彼が誓いを破れば、呪いが与えられるという12精霊だが、ルキフェルはひるむことなくミルディンの変革を継承することを宣言する。
これまでの言いなりっぷりから、態度を豹変。いきなり喧嘩を吹っかけました。下準備はミルディンが密かに整えていたから直ぐに行動に移せたのだろうね。
地上に降りたルキフェルは白の精霊の最後の行いとして、プリムラの花輪をプリムラに送る。
自身の体にも変革が訪れたアロウンは苦しみの声を上げ、白い体は黒い姿へと変化した。
「さあ、歩き出すがよい、自らの足で。
自らの意思で。
お前達は自由だ!」
この時にルキフェルからアロウンへと変わったのだろう。
そして白の精霊の眷属と、アロウンたちとの戦いが始まったわけか。
ルキフェル=アロウンの記録を見終えたタリエンシンは、ドラゴンの子供と別れて仲間の下へと向かうが、谷を埋め尽くすほどの多くの敵を目にして愕然とする。
敵が多すぎて雪が見えません!!
敵が8分に白が2分だ! 繰り返します! 敵が8に白が2!!
「人間共よ、新しい世界の礎となって死ぬがいい。
それこそが神の慈悲なのです」
笑うレクトール。
「やはり運命からは逃れられないみたいですね」
タリエンシンは覚悟を決める。
タリエンシン死亡へ……
古の巨人族を仲間にして敵と戦うアロウンとゲール族や妖精達は、雪崩を引き起こすことに成功するが、突然吹き付けた吹雪によって雪崩が止まってしまい、麓で敵を迎え撃つこととする。
だが、入れ替わるようにタリエンシンが姿を見せる。
自分たちが本当にこのままで勝利できるのかと問いかけるタリエンシンは、臆病風に吹かれたのかというアルサルを気絶させる。
それは自分の覚悟を知れば彼が頷かないからだ。
仲間の犠牲の上で勝利を得るなど、絶対にダメだと言う事をきかないだろうね、アルサルなら。
アロウンは止めたいが、それしか手だてがないと判っていれば、その道を選択出来る人物だろうから。
それに彼にはアルサルを王へと導くという役割が存在しているし。
タリエンシンは初源の歌を歌うというタリエンシン。
堕天したアロウンには不可能だが、アロウン達親子が未来を託した人間である彼には可能。
ミルディンのように春を呼び起こすことは出来なくとも、吹雪を跳ね返して雪崩を起こす事は出来る。
人間には初源の歌に使用する魔力は膨大すぎるという事なのか。
本来の力を発揮できなくても、なお命が失われる。
最後に、自分たち人間が、ミルディンたち親子が信じるにたりる存在だったかと問いかけると、アロウンは彼の言葉を肯定する。
タリエンシンはアロウンに見届けてもらうように語りかけると、初源の歌を口にする。
始祖たる人間たちが、喜んで弱き者達のために命を捧げた気持ちが判るタリエンシンは、彼らの魂を確かに受け継いでいるのだと確信する。
「さあ、詩人の神ミューズよ。
このへぼ詩人にあと僅かな力を!
我々の未来を切り拓く力を!!」
昔の人々が命を掛けて自分たちへと続く道を切り拓いてくれたから、今度は自分が後に続く者達に道を拓くという事ですね。
さようなら、アロウン。
貴女の信じる道が拓かれんことを……
吹雪をはね除け、巻き起こった雪崩が敵の大群を雪で押し流す。
「タリエンシン、確かに見届けたぞ。
この……この大馬鹿野郎がぁぁぁぁ!!」
タリエンシンが無くなった事を信じられないと、嘆くアルサルは、何も知らないのだと気づき、全て知らなければならないのだと決意する。
無知であるという事は、時として罪になる。かつてのアロウン然り、アルサル然り。
アルサルは全てを知るために、アロウンに昔の話を聞くことになるのかな。そして妖精王プィルたちの戦いについて学ぶ事になるのだろうな。
タリエンシンの死を知らされたエポナは、悲しみ嘆く。
「私が歌ってあげるよ。
月の光を浴びて、夜が明けるまでね。
あんたがいたことを、私は絶対忘れないよ、タリエンシン」
その夜、エポナの歌声がアヴァロン城に木霊する。
エポナ切ない……ここまではおちゃらけだけのキャラクターだったのにね。
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