侍戦隊シンケンジャー 第二十六幕「決戦大一番」
巨大ナナシ連中との戦いで疲れ切った志葉丈瑠(松坂桃李)と梅盛源太(相馬圭祐)の前に出現した腑破十臓(声:唐橋充)。
勝負を挑もうとする十臓に、源太は決闘を望んでいるのに疲れ切っている状態の丈瑠と戦いたいのかと批判するも、十臓は丈瑠が今度出逢った時に勝負すると宣言したと耳を貸そうとはしない。
源太、良いこと言った! しかし十臓は意外と器量が狭い……丈瑠が次に会った時って言ったんだろ、て子供ですか。
だがそこにナナシ連中が現れる。
十臓は邪魔者となるナナシ連中たちを全て叩き斬ってしまうと、源太に免じて1日だけ猶予を与えるも、もし自分の前に現れなければ罪無き人々を斬ると脅しを掛ける。
待ち続けた十臓もそろそろ我慢が出来なくなってきているという事だろうか。ここにきて、急に決着を急ぎだしたな。
白石茉子(高梨臨)を庇って薄皮太夫(声:朴?美)に斬られた花織ことは(森田涼花)。
太夫は三味線を手に立ち去ってしまう。
池波流ノ介(相葉弘樹)と花織ことは(森田涼花)との戦いで水切れとなって三途の川へ逃げ帰ったユメバクラ(声:小杉十郎太)だが、シンケンジャーに与えられた傷で夢の世界に入る力を失ってしまった。
“御大将”血祭ドウコク(声:西凛太朗)はユメバクラのやり方がまどろっこしいと、人間をそのまま喰えと命じる。
単に食べ方を知らなかっだけで、普通に人間を襲うことも出来るのだな。ま、他の怪人のように夢の中以外では特殊な力がないのでしょうけど。
勝負を挑もうとする十臓に、源太は決闘を望んでいるのに疲れ切っている状態の丈瑠と戦いたいのかと批判するも、十臓は丈瑠が今度出逢った時に勝負すると宣言したと耳を貸そうとはしない。
源太、良いこと言った! しかし十臓は意外と器量が狭い……丈瑠が次に会った時って言ったんだろ、て子供ですか。
だがそこにナナシ連中が現れる。
十臓は邪魔者となるナナシ連中たちを全て叩き斬ってしまうと、源太に免じて1日だけ猶予を与えるも、もし自分の前に現れなければ罪無き人々を斬ると脅しを掛ける。
待ち続けた十臓もそろそろ我慢が出来なくなってきているという事だろうか。ここにきて、急に決着を急ぎだしたな。
白石茉子(高梨臨)を庇って薄皮太夫(声:朴?美)に斬られた花織ことは(森田涼花)。
太夫は三味線を手に立ち去ってしまう。
池波流ノ介(相葉弘樹)と花織ことは(森田涼花)との戦いで水切れとなって三途の川へ逃げ帰ったユメバクラ(声:小杉十郎太)だが、シンケンジャーに与えられた傷で夢の世界に入る力を失ってしまった。
“御大将”血祭ドウコク(声:西凛太朗)はユメバクラのやり方がまどろっこしいと、人間をそのまま喰えと命じる。
単に食べ方を知らなかっだけで、普通に人間を襲うことも出来るのだな。ま、他の怪人のように夢の中以外では特殊な力がないのでしょうけど。
「なんとぬるい」
薄皮太夫の言葉を反芻する茉子は、自らの覚悟を確かなものにするため、購入した料理の本を捨ててしまう。
驚く日下部彦馬(伊吹吾郎)に、薄皮太夫との戦いで迷ってしまったためにことはが傷ついたと後悔する。外道に堕ちる事を理解出来ないと思っていたが、太夫の記憶を見て心が揺れてしまった。
「迷ってたら、守れるものも守れない。
……だから、もう一度侍としてきっちり覚悟を決めないと」
決意漲る茉子。
侍一筋で生きる決心をしたようです。
基本的に真面目な人だから、思い詰めたら一直線というか、行動が極端なんだね。
流ノ介は丈瑠に十臓との決闘を中止するように進言する。
自分たちも一緒に戦おうと言う流ノ介だが、十臓は丈瑠一人でなければ姿を見せない。無駄な戦いを避けられるなら良いことだと主張する流ノ介だが、十臓は丈瑠が決闘しなければ人を襲うと宣言した。
何処に出現するか判らない十臓を確実に阻止する事など出来ない。
あくまでも反対する流ノ介はいざとなれば腕尽くでも止めると告げる。
茉子は丈瑠しか戦えないのであれば、行くべきだと語る。
彦馬は流ノ介の主張も判るが、十臓は放置できないと口にする。
丈瑠はそこで話を打ちきりとした。
こーゆー堅苦しさが流ノ介らしいな。殿の安全を考えて、危険に晒すまいと必死になる。そこが源太との大きな差か。
茉子姐さんは普段なら、流ノ介に賛同していたところでしょうが、今は戦いを迷うべきではないという決心をしたところなので、丈瑠を指示する方に回りました。上手く二つの話を噛み合わせている。
呻きをあげ続ける新左に、それほど自分に離れたいのならそれもいいかもしれないと呟く。数百年ぶりに気持ちが晴れたという太夫だが、十臓は外道に堕ちるほどの未練がたかが数百年で晴れるのかとあざ笑う。
全身を切り刻まれたいという十臓のそれは、未練ではなく、心行くまで斬り合いたいという欲望。
「誰が綺麗に消えたいものか」
十臓の言葉に太夫は、改めて自らの気持ちに気付かされる。
永遠に二人の魂を結ばせまいと誓って外道に堕ちた薄雪。
「手放してなるものか! 消えてなるものかぁ!
はぐれ外道と蔑まされようと、このまま……
永遠に苦しめ……新左」
もうちょっとで成仏してくれそうだったのに、十臓が余計な事をしてくれたせいで再び戦う決意を固めてしまいました。
しかし太夫はユメバクラより先に三途の川から出てきているのに、水切れは心配ないのか? 十臓のように人間の姿になってるならともかく、アヤカシの姿のままなんだけど……それとも別に姿は関係なく、はぐれアヤカシは水切れをほとんどしないのかな。十臓が人間の姿を取ってるのは、単に行動のしやすさとか。
剣の鍛錬に励む丈瑠に無言の抗議を続ける流ノ介。
頑固者の流ノ介はまだ諦めていませんでした。ま、そんな簡単に諦めるようでは彼らしく無いから当然だ。
しつこいと溜息を吐く丈瑠はこれまで危険な戦いは沢山あったはずだと主張するも、流ノ介は丈瑠が簡単に危険に飛び込みすぎるのだと批判する。
守ろうとしても、その守るべき丈瑠が命を軽んじているのは頭に来るのだと。
十臓と戦えるのは自分だけ、そして殿ではなく一侍として戦う事を望んでいた。
殿の歪みとやらが明らかになるかと思ったけど、むしろ歪みというよりも一侍としての思いだった。殿というしがらみに縛られず、強い相手である十臓と戦いという欲求でした。
翌日、決闘へと向かう丈瑠を見送る侍達。
流ノ介は一晩考えた末に、止めるしかないという結論に達しながらも、家臣ではなく一侍としてならば無理矢理納得出来ないこともないと語る。
丈瑠は流ノ介の答えを彼らしいと笑う。
本当に無理矢理納得したという感じが本当に流ノ介っぽいな。
そこに外道衆出現を知らせる報が。
流ノ介は外道衆は自分たちに任せて、丈瑠には決闘へ向かうようにと告げる。
「殿、必ずお帰りください」
「ああもお前達もな」
丈瑠は流ノ介を信頼し、彼にインロウマルを貸し与えるのだった。
あれだけ食い下がっていた流ノ介だからこそ、逆にインロウマルを与えるほどの信頼をしているのですね。
インロウマルをもってスーパーシンケンレッドになれば、十臓との戦いはかなり楽になる筈なんですが、自分の実力だけで戦いたいというところか。
人間を襲うユメバクラの下に駆けつけた流ノ介たちシンケンジャー。
珍しく源太も一緒の変身バンクです。五人だから変身シーンに収まったという事か。
ナナシ連中と戦うシンケンジャー。流ノ介はユメバクラへと攻撃するも、反撃を受けてしまう。駆けつけた源太たちがユメバクラの相手をしている間に、流ノ介はインロウマルの力でスーパーシンケンブルーへと変身した。
スーパーシンケンブルーとなった流ノ介は圧倒的なパワーでユメバクラの一の目を撃破する。
スーパーシンケンジャーはやはり桁違いに強いです。五人掛かりで苦戦していた相手をいとも簡単に倒してしまいましたよ。
しかしシンケンスーパーブルーの斬るたびに水が出るというのは格好いいな。なんか妖刀村雨丸を使っているみたいだ。
浜辺で十臓との決着に向かった丈瑠。
両者は変身して剣を交える。
斬り結ぶ十臓とシンケンレッド。
「思った通り、面白い。
戦うほど、手応えが増す」
戦いは常に十臓が僅かに優勢に推し進める。それでも決して引くことなく戦い続ける丈瑠。
実力はやはり外道に堕ちただけあり、十臓の方が上なんだな。
殿の攻撃は十臓に届いていないのに、十臓の攻撃は殿にヒットしているもんな。
二の目になったユメバクラに、シンケンジャーはダイカイシンケンオウで戦いを挑むが、トリッキーなユメバクラの動きに惑わされて思うように戦えない。
弱音を吐くことはや源太たちだが、「必ず帰る」という丈瑠との約束を果たすのだという流ノ介に落ち着きを取り戻した彼らは、ユメバクラの攻撃を受け止めてはじき返すと、真・侍武装でイカテンクウバスターの折神大開放でユメバクラの二の目を撃破した。
ユメバクラの変な動きはなんだったのだろうか。巨大化しても、能力を発動できないから苦肉の技か。
てか、源太はイカちゃんも呼べないとか言ってたけど、動きを捕らえきれない相手にイカテンクウバスターを使っても倒せないだろう。動きを封じる事でようやく攻撃を命中させられるんだと思うけど。
十臓の前に劣勢となる丈瑠。
十臓は戦いに充実感を覚えて気分が高揚していた。丈瑠を追いつめた十臓は、最後の決着をつけるようとする。
斬りつける丈瑠の剣を躱して、丈瑠の体を貫く。
だが、丈瑠はそのままシンケンマルを逆の手に握り直すと、十臓へと斬りつけると、返す刀で十臓を裏正諸共、袈裟斬りで一刀両断にする。
懐に入るため、敢えて斬られた丈瑠。
まさに肉を切らせて骨を断つ戦法でした。力の差のある十臓に勝つには、動きを封じて懐に飛び込んで斬るしかなかったのだろうが。
「シンケンレッド、見事だ。
これほどの快楽……他には、ない」
十臓は崖から海へと堕ちていく。
十臓との戦いで深く傷つきながらも勝利を収めた丈瑠の下に駆けつけた流ノ介達。
しかし海に落ちるという演出をしたという事は、十臓は死んでいないのでしょう。どういう形で復活するのか。パワーアップして敵になって出てくるのか、七人目のシンケンジャーになるのか。
屋敷に戻った流ノ介は、丈瑠にインロウマルを変換する。
源太が丈瑠の勝利を祝って、特製の寿司を振る舞う。
ミシェラン三ツ星の夢を引きずっていた源太に、夢は大きい方が良いということは。
軽く源太のハグをスルーするところは流石です。
みんなの和に加わろうとした茉子に、彦馬は彼女が捨てた料理の本を突きつける。
「覚悟をするのはいい。
しかしな、少しぐらい余裕がなければ、外道衆と一緒だ」
笑う彦馬に嬉しそうに本を抱きしめる茉子であった。
ジイ美味しいよ!! 普段なら殿がやる役回りでしたが、今回は殿が自分の事でいっぱいいっぱいだったので、ジイが代行。
今回の話は全体的に凄く良くできていたな、と。殿と姐さんの話を同時進行しながらも、どちらも疎かにはなっていないし、流ノ介たちも上手く動いているなぁ。
今回ちょっと影の薄目だった二人については、次回に活躍です。
次回 第二十七幕「入替人生」
次はみんなの心と魂が様々なものと入れ替わってしまい、唯一入れ替わる形になったことはと千明が二人で戦う話のようだ。
殿=招き猫、茉子=扇風機は明確になっていますが、流ノ介はなんなのだろう。一番ろくでもないことになってる気がするけど。
千明がスーパーシンレングリーンに変身するようですが、二人の話で千明ということは、ことははスーパーシンケンイエローになれないのだろうか。それともまた別に話を用意するのかな。でも、ことはと茉子は折神も追加分を持っていないしなぁ。
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薄皮太夫の言葉を反芻する茉子は、自らの覚悟を確かなものにするため、購入した料理の本を捨ててしまう。
驚く日下部彦馬(伊吹吾郎)に、薄皮太夫との戦いで迷ってしまったためにことはが傷ついたと後悔する。外道に堕ちる事を理解出来ないと思っていたが、太夫の記憶を見て心が揺れてしまった。
「迷ってたら、守れるものも守れない。
……だから、もう一度侍としてきっちり覚悟を決めないと」
決意漲る茉子。
侍一筋で生きる決心をしたようです。
基本的に真面目な人だから、思い詰めたら一直線というか、行動が極端なんだね。
流ノ介は丈瑠に十臓との決闘を中止するように進言する。
自分たちも一緒に戦おうと言う流ノ介だが、十臓は丈瑠一人でなければ姿を見せない。無駄な戦いを避けられるなら良いことだと主張する流ノ介だが、十臓は丈瑠が決闘しなければ人を襲うと宣言した。
何処に出現するか判らない十臓を確実に阻止する事など出来ない。
あくまでも反対する流ノ介はいざとなれば腕尽くでも止めると告げる。
茉子は丈瑠しか戦えないのであれば、行くべきだと語る。
彦馬は流ノ介の主張も判るが、十臓は放置できないと口にする。
丈瑠はそこで話を打ちきりとした。
こーゆー堅苦しさが流ノ介らしいな。殿の安全を考えて、危険に晒すまいと必死になる。そこが源太との大きな差か。
茉子姐さんは普段なら、流ノ介に賛同していたところでしょうが、今は戦いを迷うべきではないという決心をしたところなので、丈瑠を指示する方に回りました。上手く二つの話を噛み合わせている。
呻きをあげ続ける新左に、それほど自分に離れたいのならそれもいいかもしれないと呟く。数百年ぶりに気持ちが晴れたという太夫だが、十臓は外道に堕ちるほどの未練がたかが数百年で晴れるのかとあざ笑う。
全身を切り刻まれたいという十臓のそれは、未練ではなく、心行くまで斬り合いたいという欲望。
「誰が綺麗に消えたいものか」
十臓の言葉に太夫は、改めて自らの気持ちに気付かされる。
永遠に二人の魂を結ばせまいと誓って外道に堕ちた薄雪。
「手放してなるものか! 消えてなるものかぁ!
はぐれ外道と蔑まされようと、このまま……
永遠に苦しめ……新左」
もうちょっとで成仏してくれそうだったのに、十臓が余計な事をしてくれたせいで再び戦う決意を固めてしまいました。
しかし太夫はユメバクラより先に三途の川から出てきているのに、水切れは心配ないのか? 十臓のように人間の姿になってるならともかく、アヤカシの姿のままなんだけど……それとも別に姿は関係なく、はぐれアヤカシは水切れをほとんどしないのかな。十臓が人間の姿を取ってるのは、単に行動のしやすさとか。
剣の鍛錬に励む丈瑠に無言の抗議を続ける流ノ介。
頑固者の流ノ介はまだ諦めていませんでした。ま、そんな簡単に諦めるようでは彼らしく無いから当然だ。
しつこいと溜息を吐く丈瑠はこれまで危険な戦いは沢山あったはずだと主張するも、流ノ介は丈瑠が簡単に危険に飛び込みすぎるのだと批判する。
守ろうとしても、その守るべき丈瑠が命を軽んじているのは頭に来るのだと。
十臓と戦えるのは自分だけ、そして殿ではなく一侍として戦う事を望んでいた。
殿の歪みとやらが明らかになるかと思ったけど、むしろ歪みというよりも一侍としての思いだった。殿というしがらみに縛られず、強い相手である十臓と戦いという欲求でした。
翌日、決闘へと向かう丈瑠を見送る侍達。
流ノ介は一晩考えた末に、止めるしかないという結論に達しながらも、家臣ではなく一侍としてならば無理矢理納得出来ないこともないと語る。
丈瑠は流ノ介の答えを彼らしいと笑う。
本当に無理矢理納得したという感じが本当に流ノ介っぽいな。
そこに外道衆出現を知らせる報が。
流ノ介は外道衆は自分たちに任せて、丈瑠には決闘へ向かうようにと告げる。
「殿、必ずお帰りください」
「ああもお前達もな」
丈瑠は流ノ介を信頼し、彼にインロウマルを貸し与えるのだった。
あれだけ食い下がっていた流ノ介だからこそ、逆にインロウマルを与えるほどの信頼をしているのですね。
インロウマルをもってスーパーシンケンレッドになれば、十臓との戦いはかなり楽になる筈なんですが、自分の実力だけで戦いたいというところか。
人間を襲うユメバクラの下に駆けつけた流ノ介たちシンケンジャー。
珍しく源太も一緒の変身バンクです。五人だから変身シーンに収まったという事か。
ナナシ連中と戦うシンケンジャー。流ノ介はユメバクラへと攻撃するも、反撃を受けてしまう。駆けつけた源太たちがユメバクラの相手をしている間に、流ノ介はインロウマルの力でスーパーシンケンブルーへと変身した。
スーパーシンケンブルーとなった流ノ介は圧倒的なパワーでユメバクラの一の目を撃破する。
スーパーシンケンジャーはやはり桁違いに強いです。五人掛かりで苦戦していた相手をいとも簡単に倒してしまいましたよ。
しかしシンケンスーパーブルーの斬るたびに水が出るというのは格好いいな。なんか妖刀村雨丸を使っているみたいだ。
浜辺で十臓との決着に向かった丈瑠。
両者は変身して剣を交える。
斬り結ぶ十臓とシンケンレッド。
「思った通り、面白い。
戦うほど、手応えが増す」
戦いは常に十臓が僅かに優勢に推し進める。それでも決して引くことなく戦い続ける丈瑠。
実力はやはり外道に堕ちただけあり、十臓の方が上なんだな。
殿の攻撃は十臓に届いていないのに、十臓の攻撃は殿にヒットしているもんな。
二の目になったユメバクラに、シンケンジャーはダイカイシンケンオウで戦いを挑むが、トリッキーなユメバクラの動きに惑わされて思うように戦えない。
弱音を吐くことはや源太たちだが、「必ず帰る」という丈瑠との約束を果たすのだという流ノ介に落ち着きを取り戻した彼らは、ユメバクラの攻撃を受け止めてはじき返すと、真・侍武装でイカテンクウバスターの折神大開放でユメバクラの二の目を撃破した。
ユメバクラの変な動きはなんだったのだろうか。巨大化しても、能力を発動できないから苦肉の技か。
てか、源太はイカちゃんも呼べないとか言ってたけど、動きを捕らえきれない相手にイカテンクウバスターを使っても倒せないだろう。動きを封じる事でようやく攻撃を命中させられるんだと思うけど。
十臓の前に劣勢となる丈瑠。
十臓は戦いに充実感を覚えて気分が高揚していた。丈瑠を追いつめた十臓は、最後の決着をつけるようとする。
斬りつける丈瑠の剣を躱して、丈瑠の体を貫く。
だが、丈瑠はそのままシンケンマルを逆の手に握り直すと、十臓へと斬りつけると、返す刀で十臓を裏正諸共、袈裟斬りで一刀両断にする。
懐に入るため、敢えて斬られた丈瑠。
まさに肉を切らせて骨を断つ戦法でした。力の差のある十臓に勝つには、動きを封じて懐に飛び込んで斬るしかなかったのだろうが。
「シンケンレッド、見事だ。
これほどの快楽……他には、ない」
十臓は崖から海へと堕ちていく。
十臓との戦いで深く傷つきながらも勝利を収めた丈瑠の下に駆けつけた流ノ介達。
しかし海に落ちるという演出をしたという事は、十臓は死んでいないのでしょう。どういう形で復活するのか。パワーアップして敵になって出てくるのか、七人目のシンケンジャーになるのか。
屋敷に戻った流ノ介は、丈瑠にインロウマルを変換する。
源太が丈瑠の勝利を祝って、特製の寿司を振る舞う。
ミシェラン三ツ星の夢を引きずっていた源太に、夢は大きい方が良いということは。
軽く源太のハグをスルーするところは流石です。
みんなの和に加わろうとした茉子に、彦馬は彼女が捨てた料理の本を突きつける。
「覚悟をするのはいい。
しかしな、少しぐらい余裕がなければ、外道衆と一緒だ」
笑う彦馬に嬉しそうに本を抱きしめる茉子であった。
ジイ美味しいよ!! 普段なら殿がやる役回りでしたが、今回は殿が自分の事でいっぱいいっぱいだったので、ジイが代行。
今回の話は全体的に凄く良くできていたな、と。殿と姐さんの話を同時進行しながらも、どちらも疎かにはなっていないし、流ノ介たちも上手く動いているなぁ。
今回ちょっと影の薄目だった二人については、次回に活躍です。
次回 第二十七幕「入替人生」
次はみんなの心と魂が様々なものと入れ替わってしまい、唯一入れ替わる形になったことはと千明が二人で戦う話のようだ。
殿=招き猫、茉子=扇風機は明確になっていますが、流ノ介はなんなのだろう。一番ろくでもないことになってる気がするけど。
千明がスーパーシンレングリーンに変身するようですが、二人の話で千明ということは、ことははスーパーシンケンイエローになれないのだろうか。それともまた別に話を用意するのかな。でも、ことはと茉子は折神も追加分を持っていないしなぁ。


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