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狼と香辛料Ⅱ 第7話「狼と戯れの日々」

今回から原作5巻の話らしい。
何故4巻が飛ばされているのかとかは判らないけど。

旅を続けるクラフト・ロレンスとホロ。
ホロはロレンスに寄りかかり馬車で眠る。
「なかなかじゃの……」
すっかりラブラブモードのバカップルです。

レノスへと向かう二人だが、非常に冷え込んでくる。
ホロは荷台で丸くなり、ロレンスは一人御者台で寒さに震えながら荷馬車を操作する。
レノスでは酒が多くあるという。
寒い地方だから、体を温める酒の製造が盛んというところか。
レノスでは狐はもちろん、狼の毛皮も取引されている事を告げるロレンスに、ホロは狩ったり狩られたりは当たり前であり、同族を売り買いする人間の方が変わっている語る。
弱肉強食の自然界では、力のある者に狩られるのは仕方ないと認めているのだろう。もちろんだからと言って、気分が良いものではないのでしょうけど。
奴隷商人も必要なものだと語るロレンス。ホロがフェルミ・アマーティに狩られそうになった時は、ロレンスが焦ってくれたと笑う。
レノスに到着したロレンスたちだが、町への入場では厳しい検査が行われ、町の外には大勢の商人たちが屯している。
ホロはここでも一悶着ありそうだと笑うが、ロレンスは起こしたくて起こしているわけではないと不服そうにする。ホロと出逢ってから騒動に出くわすようになったロレンスだが、騒ぎの基点にホロがいるわけではなく、多くは欲を出したロレンス自身の身から出た錆。
ただロレンスがホロを大切に考える事で、騒ぎにホロが深く関わっているように感じられてしまうのだ。
実際、どちらかというとホロには騒ぎを沈めてもらっている事の方が多いんだよな。

検査の際、外地商人が仕入れに必要だという証明札を渡されたロレンス。
ホロは身体検査の際にしっぽを発見されるが、安物の狼の毛皮だと言われて不機嫌にロレンスに愚痴る。
門番がバカで助かったものの、安物の毛皮呼ばわりでホロはすっかりご機嫌斜めだ。
ロレンスの相槌が物凄いテキトーだし。

宿屋にやってきたロレンスは暖かい部屋を頼むが、彼らに与えられたのは窓側の部屋だった。
馬車を預けたロレンスは部屋でベッドに潜り込み、尻尾だけを出していたホロに、毛並みを褒めると服を乾かしに行く。
一応フォローを入れるのは忘れていません。
暖炉の前で服を乾かしていたロレンスは、彼を見つめる謎の人物の姿を目にするが、その人物は直ぐに姿を消す。
寒さもあるのでしょうが、全体的に町の空気が重苦しい。町の人々も愛想がまるでないし。

居眠りをしてしまい、暖炉の火が消えかけた事で目を覚ましたロレンスは、慌ててホロに服を持って行くと、不機嫌なホロをなだめるために肉入りシチューを奮発する羽目となる。
ロレンス迂闊なミスで散財するのは何時ものことだ。

翌日、目覚めたロレンスは眠っているホロの頭を撫でようとするも、思い留まる。実は目覚めていたホロは軽く舌打ちする。
ま、起きてるだろうとは思っていました。
てか、凄まじく隙間だらけで、寒そうな部屋なんですけど。
こーゆー寒い地方は、酷いところでなければ、寒さ対策はしっかりしている事が多そうなんだけどな。貧しい村ならともかく、公益の盛んな町なんだし。
そして商売するための毛皮の手入れに向かうが、そこで昨晩見かけた女性とすれ違う。

ロレンスはホロの話を集める事にし、年代記作家から情報を集める事とする。
ロレンスに任せるというホロに、自分は情報を知るが、ホロは何を知るかと問いかけてくる。
方法を知るものが職を得て、彼の働く理由を知る者が雇い主となる。
自分が雇い主なら何が欲しいというホロに何もいらないというロレンス。
子供扱いだと怒るホロに、ロレンスは子供の方がまだ扱いが簡単だと笑う。
実際、おっきな子供にしか見えないこともあるけどな。主に食べ物をねだる時。

宿屋の主人アロルド・エクルンドに話を聞くことにする二人。
ホロは手を叩けばロレンスに掛けた魔法が解けると冗談を口にし、ロレンスもその冗談に乗る。そうしたやりとりの中、ホロは魔法が解けかけていると口にすると、ロレンスがホロの手を取ってキスをする。
ロレンスの行動に驚いたホロ。
「強く掛けすぎじゃ」
ヘタレなロレンスにしては頑張った! 今までのロレンスなら絶対にやらなかっだろうから、前の一件がよっぽど堪えたという事ですか。

リゴロという年代記作家が存在するが、50人会議中だから書記をしているため話は聞けないという。
物知りだった老婆も今は存在せず、他の老人たちもまた亡くなっていた。
アロルドはもっと気難しくて無愛想な人間なのかと思いきや、別段そういうわけでもないんだな。

リゴロから書物を見せてもらうしかなくなったロレンスたちは、町に出るが宿を出たところで同じ宿に泊まる例の女性エーブ・ボランと出逢うが、彼女は何故かホロを見て驚く。
ロレンスは女性だって気付いて無かったんだ。
リゴロの参加するという会議の事が気になるロレンス。あわよくば儲けたいと語るロレンスに、ホロはほどほどにしてくれと心配そうに告げる。
実際、ロレンスはこれまでに色々と危険な状況になったことがあるからな。下手なことに首を突っ込めば、それこそ命を落とす事になりかねないからな。

まずは町の観光に向かう。
ホロがレノスに来た記憶が判らないほどに、町の様子は様変わりしていた。
そこで二人は港へと向かうことにする。
ここで終わるという事は港で何やら一悶着起きるのか、なにか見つけるのか。

重苦しく不穏な空気が漂うのと裏腹に、バカップルぶり満開の今回でした。
第1話の頃より拍車が掛かっているのは、アマーティのせいだよね。ロレンスの方が積極的に言葉にするようになってきたし。

次回 第8話「狼と蠱惑的な旅人」

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Author:黒虎
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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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