CASSHERN Sins -キャシャーン Sins- 第10話「過去に囚われた男」
【ストーリー】

「キャシャーン……
あなたの血が、私を変えていく」
放浪するボロを纏った男が向かう先は、滅びからロボットたちを救うと謳うディオの居城。
そこへと向かうロボットたちは、そのボロの男を見つけると、彼と同列にされてはかなわないと彼を破壊しようとする。
だが、残骸となったのは彼らの方だった。
ディオはレダが直した彼の頭部の角を壊していた。

その姿がキャシャーンと酷似する為、それを受け入れたくない。
身体が修復されているディオの身体を美しいというレダ。
しかしいつかは朽ちる体でしかないとディオは反発する。
いつかというのは永遠に等しい。今この時も滅びに怯えるロボットたちに比較すれば。
レダを殺したのはキャシャーン。永遠の命を手に入れたのもキャシャーン。そう語る彼女にディオの頭に血が上る。
ディオが第2のブライキング・ボスとなりロボットたちの支配者となり、やがて彼をも超える存在となるのだと囁くレダ。
だが、ディオは彼らが必要としているのは、不死身のキャシャーンだという。
立ち去るディオを見詰めるレダは、自分のために彼が必要なのだと呟く。

傅く男に、侍女のニコを連れたルナが、バラの花を差し出しながら「いつもありがとう」と声を掛ける。
そんな思い出の中のルナに想いを馳せながら、男は歩き続ける。
城に集うロボットたちだが、姿を見せようとしないディオに苛立ちを覚え、他のロボットたちに八つ当たりするものも現れる。
そんな中、城に現れたボロのロボット。
「ルナが死んだ……何故だああ!」と呟く彼に、苛立ちを覚えるロボット。

それを見ていたロボットたちの一人がルナが生きているという噂があることを口にするのをレダは聞き拾い、驚く。
彼に集まっていたロボットたちが襲い掛かるも、彼はそれらのロボットを返り討ちにしてしまう。
彼の正体を知るディオは、過去に囚われ続ける彼に自分の姿を反映する。

彼の正体は死神ドゥーン。
かつてレダの護衛を務めたほどの実力を有するロボットで、その力ゆえに他の者たちからも忌み嫌われ誰も近づこうとはしなかった。
ただ一人遠く離れてルナを守ろうとしていたロボット。
彼を味方にすれば力強いが、到底仲間となる様子ではない。


自らの目的の障害となる者を排除するため、ドゥーンに戦いを挑むレダ。他のロボットたちとは一線を画す彼女の力でも、滅びかけているドゥーンには敵わなかった。

追い詰められるレダを助け、ディオがドゥーンは死神ではなく過去の亡霊だと戦いを挑む。


まだ完全ではない身体ながらも、ドゥーンと渡り合うディオ。
そして遂にはドゥーンの攻撃を掻い潜ってディオが、ドゥーンを地に伏せる。

だが、ドゥーンはディオのその姿にキャシャーンを重ね見る。

「お前が、ルナを!
お前がルナを殺したんだ。
お前だ、キャシャーン!!」

死神の名にかけてキャシャーンを殺すと叫ぶ彼に、彼もまたキャシャーンしか見ようとしないのだと激情に駆られ、ドゥーンの攻撃を受け止めながらも腕を、胸を破壊する。
ブライキング・ボスの命令でレダ、キャシャーンと共に、ルナ抹殺のためにルナの城へと向かったディオ。彼がルナの下へと向かった時、彼が目にしたのは血に染まるキャシャーンの姿だった。


怒りに我を忘れてドゥーンに襲いかかるディオを、レダが「もう終わっている」のだと押し留める。
レダはキャシャーンではなく、ディオを選んだのだと告げると、口づけを交わす。
集まったロボット達の前に、ついにディオが姿を現す。
「ここに集いし全ての者に告げる!
この滅びは俺が必ず止めてみせる。
キャシャーンを倒し、永遠の命を手にするのだ。
そして、この俺が第2のブライキング・ボスとして、我々ロボットの世界を再び作り上げる!
俺に従う限り、二度と死の恐怖を味わう事はない!!!」
ディオの宣言に、呼応して雄叫びを上げるロボット達。
だが、レダはキャシャーンを相手にこれだけの数のロボットでは不足であり、更に軍団を大きくする必要性を感じていた。
そしてもう1つ、懸念事項。

――まさか……あのルナが生きているなんて。
――私の邪魔になる者は、全て消えてもらわなくては。
フレンダーを連れルナを探す度を続けるキャシャーン。

――ルナが生きているなら、どうしても会いたい。
――すべての答えがそこにある。
――きっと探し出す……
城が盛り上がる頃、滅びも進み、傷ついた身体でドゥーンは再び歩き始める。
キャシャーンをその手で倒す為に。
人間を守り続けた男がいた。
世界がどんなに変わろうとも……
次回 第11話「己の使命のために」
不老不死だったルナを成長するようにしたのでしょうか?
つまりキャシャーンの身体に着いているあの血はやはりルナの血ではなく、キャシャーンの血という事だろう。
更に今度はルナを守っていたロボットも登場です。
死神ドゥーン。滅びが進んで昔の面影はないですが、戦闘モードは変わっていないらしい。
てか、ボディに穴開けられて、尚動いてますよ。
彼が生きていたという事は、いずれキャシャーンとぶつかる事があるのだろうか。
実はレダがディオを利用して自分の望むロボットの世界をもう一度構築しようとしているのですな。そして自分とディオでその世界の支配者になろうと考えているのか。あくまでも矢面に立つのはディオとその他のロボットたちなんですね。
そういや、ブライキング・ボスはずっと旅しているのでしょうか? ほとんど姿を見せませんけど。なんでもルナを殺させてしまった事で世界が滅んでしまったので、抹殺命令を出したのを後悔しているらしいけど。
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その姿がキャシャーンと酷似する為、それを受け入れたくない。
身体が修復されているディオの身体を美しいというレダ。
しかしいつかは朽ちる体でしかないとディオは反発する。
いつかというのは永遠に等しい。今この時も滅びに怯えるロボットたちに比較すれば。
レダを殺したのはキャシャーン。永遠の命を手に入れたのもキャシャーン。そう語る彼女にディオの頭に血が上る。
ディオが第2のブライキング・ボスとなりロボットたちの支配者となり、やがて彼をも超える存在となるのだと囁くレダ。
だが、ディオは彼らが必要としているのは、不死身のキャシャーンだという。
立ち去るディオを見詰めるレダは、自分のために彼が必要なのだと呟く。

傅く男に、侍女のニコを連れたルナが、バラの花を差し出しながら「いつもありがとう」と声を掛ける。
そんな思い出の中のルナに想いを馳せながら、男は歩き続ける。
城に集うロボットたちだが、姿を見せようとしないディオに苛立ちを覚え、他のロボットたちに八つ当たりするものも現れる。
そんな中、城に現れたボロのロボット。
「ルナが死んだ……何故だああ!」と呟く彼に、苛立ちを覚えるロボット。

それを見ていたロボットたちの一人がルナが生きているという噂があることを口にするのをレダは聞き拾い、驚く。
彼に集まっていたロボットたちが襲い掛かるも、彼はそれらのロボットを返り討ちにしてしまう。
彼の正体を知るディオは、過去に囚われ続ける彼に自分の姿を反映する。

彼の正体は死神ドゥーン。
かつてレダの護衛を務めたほどの実力を有するロボットで、その力ゆえに他の者たちからも忌み嫌われ誰も近づこうとはしなかった。
ただ一人遠く離れてルナを守ろうとしていたロボット。
彼を味方にすれば力強いが、到底仲間となる様子ではない。


自らの目的の障害となる者を排除するため、ドゥーンに戦いを挑むレダ。他のロボットたちとは一線を画す彼女の力でも、滅びかけているドゥーンには敵わなかった。

追い詰められるレダを助け、ディオがドゥーンは死神ではなく過去の亡霊だと戦いを挑む。


まだ完全ではない身体ながらも、ドゥーンと渡り合うディオ。
そして遂にはドゥーンの攻撃を掻い潜ってディオが、ドゥーンを地に伏せる。

だが、ドゥーンはディオのその姿にキャシャーンを重ね見る。

「お前が、ルナを!
お前がルナを殺したんだ。
お前だ、キャシャーン!!」

死神の名にかけてキャシャーンを殺すと叫ぶ彼に、彼もまたキャシャーンしか見ようとしないのだと激情に駆られ、ドゥーンの攻撃を受け止めながらも腕を、胸を破壊する。
ブライキング・ボスの命令でレダ、キャシャーンと共に、ルナ抹殺のためにルナの城へと向かったディオ。彼がルナの下へと向かった時、彼が目にしたのは血に染まるキャシャーンの姿だった。


怒りに我を忘れてドゥーンに襲いかかるディオを、レダが「もう終わっている」のだと押し留める。
レダはキャシャーンではなく、ディオを選んだのだと告げると、口づけを交わす。
集まったロボット達の前に、ついにディオが姿を現す。
「ここに集いし全ての者に告げる!
この滅びは俺が必ず止めてみせる。
キャシャーンを倒し、永遠の命を手にするのだ。
そして、この俺が第2のブライキング・ボスとして、我々ロボットの世界を再び作り上げる!
俺に従う限り、二度と死の恐怖を味わう事はない!!!」
ディオの宣言に、呼応して雄叫びを上げるロボット達。
だが、レダはキャシャーンを相手にこれだけの数のロボットでは不足であり、更に軍団を大きくする必要性を感じていた。
そしてもう1つ、懸念事項。

――まさか……あのルナが生きているなんて。
――私の邪魔になる者は、全て消えてもらわなくては。
フレンダーを連れルナを探す度を続けるキャシャーン。

――ルナが生きているなら、どうしても会いたい。
――すべての答えがそこにある。
――きっと探し出す……
城が盛り上がる頃、滅びも進み、傷ついた身体でドゥーンは再び歩き始める。
キャシャーンをその手で倒す為に。
人間を守り続けた男がいた。
世界がどんなに変わろうとも……
次回 第11話「己の使命のために」
【感想】
キャシャーンの血がルナを変えた、という意味がどういう意味なのか。不老不死だったルナを成長するようにしたのでしょうか?
つまりキャシャーンの身体に着いているあの血はやはりルナの血ではなく、キャシャーンの血という事だろう。
更に今度はルナを守っていたロボットも登場です。
死神ドゥーン。滅びが進んで昔の面影はないですが、戦闘モードは変わっていないらしい。
てか、ボディに穴開けられて、尚動いてますよ。
彼が生きていたという事は、いずれキャシャーンとぶつかる事があるのだろうか。
実はレダがディオを利用して自分の望むロボットの世界をもう一度構築しようとしているのですな。そして自分とディオでその世界の支配者になろうと考えているのか。あくまでも矢面に立つのはディオとその他のロボットたちなんですね。
そういや、ブライキング・ボスはずっと旅しているのでしょうか? ほとんど姿を見せませんけど。なんでもルナを殺させてしまった事で世界が滅んでしまったので、抹殺命令を出したのを後悔しているらしいけど。
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theme : キャシャーンsins
genre : アニメ・コミック