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戦場のヴァルキュリア 第十七章「精霊節の贈り物」

ダルクスの歌を歌いながら、精霊節の贈り物である人形を作るイサラ・ギュンター。ラマール・ヴァルトが相変わらずツンデレ。
誰にやるのか気が気でないようです。
ウェルキンで無いという事は、ラマール……ではなく、ロージーでしょう、もちろん。
マルベリー海岸を進んだ先、岩礁を挟んだ上にある敵陣の破壊が今度の義勇軍の攻撃目標。
意味があるとも思えない基地への襲撃、しかも明らかに危険な任務で、ゲオルグ・ダモンは第七小隊に戦陣を切らせるつもりだとエレノア・バーロット中隊長は説明。
完全に第七小隊は盾ですね。ダモンは正規軍を後から進軍させるつもりなので、相変わらず成功すれば自分が手柄を立てるつもり満々のようです。

部屋を出てため息をついたところを、イレーヌ・エレットとアリシア・メルキオットに見られるが、アリシアの怒りは収まっておらず「ギュンター少尉」と明らかに他人行儀な呼び方。
イレーヌがやってきたのは、マウリッツ・ボルグ宰相がダモンと良く密会している情報を掴んだからのようです。
彼女は危険なところに首をつっこむつもりのようだ。
ボルグはまだあきらめてなかったのだね。
勲功をあげ続けた事で、すっかり正規軍とダモン将軍に目の敵にされたウェルキン。
ファルディオ・ランツァートは正規軍の機密文章を無断で拝借してきた。
青い発光現象の事がかかれています。
これはヴァルキュリア人に繋がる貴重な情報なのに、ファルディオは軽くスルー……蒼き魔女の事とか考えれば、結びつきそうなものなんだけど。

精霊節も戦わなければならないという状況に、スージー・エヴァンスやイーディ・エルソンが不満を述べ、謝ったウェルキンに今度はアリシアが噛み付いたため、ちょっとみんな驚いています。
さらにウェルキンが悪目立ちするせいで、自分たちが大変な目に遭うと辛辣なロージーに、一斉にみんながウェルキンを庇い、戦う方向に盛り上がるように。
ロージーがわざと悪者になって、ウェルキンのために戦おうという気にさせた事を、イサラだけは気づいているようです。
「死なせません!
 誰も、死なせませんから」
イサラの決意。そして死亡フラグ……

戦場に向かっていても、やはり精霊節というのは彼らにとって大切なもののようで、エミール・ベイラートは隊員の似顔絵を描いて、スージーとマリーナ・ウルフスタンはアリシアにウェルキンに贈り物をしないのかと訊ねた。
絶賛喧嘩中のため、素直になれないアリシア。
パンを焼いていた鍋を焦がしてしまい、慌ててさわって自分が火傷する始末。しかもそこに真っ先に駆けつけて手当てするのが、ウェルキンではなくファルディオという駄目さ加減。
アリシアは怪我の治りが非常に早い、それは彼女がヴァルキュリア人であるという事と関係しているのだろうか。

ファルディオから逃げ出すように去ったアリシアは、一人でこっそりと何かしているイサラを発見。精霊節の贈り物、ではなく、材料からして戦闘の特殊な弾丸を作成しているようだ。
自分の事でいっぱいいっぱいだったというアリシアに、彼女がウェルキンの事で悩んでいるのだと見抜いたイサラ。
アリシアもイサラ相手には気持ちを隠そうとはしないようだ。
ウェルキンに甘えすぎていて、もっと立場をわきまえて接しなければいけなかったというアリシアですが、イサラは上手くやっているように見えるのは、そうしようとしているからなのだという。父親を失ってから途方に暮れているように思えるというイサラは、ウェルキンの事を嫌いにならないで欲しいと頼む。
イサラのおかげで、ウェルキンに対する感情が少しは和らいだようですが、ともかくウェルキンのヘタレっぷりを治さない限りはこの努力もまた無駄になってしまう。

精霊節。
隊員たちはプレゼントを贈りあう。
ヤン → ラルゴ ヒョウ柄ビキニパンツ
イーディ → ホーマー
ファルディオ → アリシア ラグナイトの欠片
ラマール → イサラ
イーディ・エルソンは知らぬ間にホーマー・ピエニローニにツンデレになってますよ。
アリシアは本当に傷がほとんど完治しています。さすがに治癒能力の高さに驚いて、両親の事を訊いているも、アリシアは孤児なので両親も彼女と同じだったのかは知らない。
ファルディオはアリシアにラグナイトを改めてプレゼント。頬を赤らめて受け取っている場面を見てしまったウェルキンは思わず隠れる事に……相変わらずの駄目っぷり。
てか、テメェもちゃんと贈り物しろ、という感じですが。

海岸という事もあり、一日中風の強い地形。
イサラはウェルキンに自分が作った滞留時間の長い煙幕弾を見せました。
ただ、風が強いため、効果が薄くなってしまうと残念がるものの、ウェルキンはそこで作戦を思いついた。

マルベリー海岸は朝夕の1時間だけ風が弱くなる事を調査の結果知っていたウェルキンは、そこを攻撃タイミングとする事に。
イサラがこっそりと弾丸を作っていた事に皮肉を口にするロージーですが、ヤン・ウォーカーに窘められる。
ロージーだって本当は判っているのでしょうが、素直に受け入れられないのだな。

深夜、イサラはラマールとの約束通りにロージーにダルクスに伝わるお守りの人形を差し出した。ロージーが先陣を切って突撃するため、彼女を守ることが第七小隊を守ることだ、というイサラの言葉にロージーは人形を受け取りました。
どっちも素直ではないというか……

煙幕弾で視界を遮りながら、エーデルワイス号が突き進み、歩兵たちがそれに付き従う。
この状況で第七小隊しか攻め込めないって無茶苦茶だ。
煙幕の中、突き進んでいくエーデルワイス号の攻撃に、帝国軍は兵を出して迎撃態勢。ロージーが突撃するも、背後から狙い撃ちされる。しかし偶然落としたイサラの人形を拾おうとしたおかげで、掠り傷で済んだ。
いきなり人形効果が発動。
ロージーの負傷に、ウェルキンは慌ててエーデルワイス号から飛び出すと、彼女をイサラと共に待機させて自分たちは突撃することに。
久しぶりにずいぶんと隊長らしさを見せました。
第七小隊の優勢を見て、ガリア軍からの追撃が発生、帝国軍は撤退して、ガリア軍は基地の制圧に成功する。

お守りのおかげで助かったロージーとイサラはようやく歩み寄ることに。
が、そんな彼女らの仲を裂くように、生き残っていた帝国兵の凶弾がイサラの胸を貫いてしまった。
ここに来て、イサラ倒れるというとんでも無い事態に。
ウェルキンやラマールがしばらく使い物にならないのではないのか……


次回 第十八章「八月の雨」

次回、何かを探すオスカーとエミール。
イサラのケープをダモン将軍を踏みつけたせいで、ロージーは怒りを爆発。
肝心のウェルキンとラマールがまったく次回予告に映っていない事からも、この二人がよほどショックを受けてしまっているのだろうという事が伺える。
イサラについては重傷なのか、死んだのかも不明ですが、葬式の様子がないのでおそらくは辛うじて生きているのではないか、と。彼女がいないと、エーデルワイス号の操縦者がいなくなるし。

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