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ティアーズ・トゥ・ティアラ -Tears to Tiara- 第12話「帝国の脅威」

リディア達ルブルムの敗れた森へとやってきたリアンノンは、花冠を放置されていた剣に捧げる。そこに現れたガイウスと帝国兵ガイウスは森の先に聳えるアヴァロン城を目にする。
リアンノンのキノコの入った籠と折れた剣と備えられた花冠を発見する。森に潜んでいたリアンノンに気付いていたガイウスはリアンノンに声を掛ける。
仲間を呼んでも良いというガイウスだが、声を上げれば何がされるか読んでいたリアンノンは声を上げようとはせず、ガイウスはそんなリアンノンを認める。
ガイウスはリアンノンが自分とくれば大人しく引き下がると約束をする。
アルサルとモルガンがリアンノンを捜してやってきた時には彼らの姿は既に無く、リアンノンの籠だけが残されていた。
そういえば死んだ兵士たちの遺体はどうなってるのでしょうか?
そのまま放置されてるのかな……そして自然へ帰るとか。
それとも火葬や土葬されているのか。普通に考えたら普通の墓ではなく、大きな穴を掘ってそこに纏めて埋められたとかかな。
少なくともリディアはちゃんと墓を作って埋葬してもらっているでしょう。オクタヴィアの幼馴染みだった女性なんだし。
リアンノンを連れ攫われた事で苛立つアルサルは、帝国の基地を片っ端から襲いリアンノンを救い出すと焦るも、アロウンは落ち着くように諭すと、自分がリアンノンの居場所を探り出すという。
シスコンなお兄ちゃんは妹がいなくなったというだけでもう錯乱状態。
眠りに入るというアロウンに腹を立てるアルサルだが、リアンノンと心が繋がっているアロウンが瞑想に入るのだとオガムが説明する。
そういえば、アロウンはリアンノンが生贄さとれる事で蘇ったんだったな。嫁一号は魂レベルで繋がっているという事ですか。

吟遊詩人タリエシンにワインを差し出すガイウスは、彼にゲール族の事を問い掛ける。
野蛮人だっだか、一曲歌った礼にキノコを貰ったというタリエンシン。
キノコというか、肉なしゲール鍋ですが。

兵士たちはリアンノンを丁重に扱うようにガイウスから指示を受けており、若干不満を感じている。
差し出された食事をもう少し工夫すればもっと美味しくなるというリアンノン。
ゲール鍋しか作らない人に言われてもなぁ。

突然の事故が発生し、怪我をしてしまう帝国兵。
リアンノンは深手を負った兵士を下手に動かさないよう告げると、兵士の傷を魔法で癒す。
神の技と呼ばれる回復魔法を使ったリアンノンに驚く兵士たち。
帝国では回復魔法というのはそれほど貴重な能力なんですね。
ゲール族でもリアンノンしか使えないし、何げにレアキャラだったらしい。
「ゲール鍋を知っていますか?」と突然訊ねだすリアンノン。
ゲール族の鍋だからゲール鍋というのだし、帝国兵は当然知らないだろう。

リアンノンが回復魔法を使ったと聞いたガイウスがリアンノンの居場所を尋ねると、リアンノンは食堂でゲール鍋を作っていた。
やっぱりここでもゲール鍋。リアンノンが鍋以外を作っているのを見た事がない。
リムリスたち家付き妖精がいなかったら、ゲール族の食事は1年中ゲール鍋なんじゃないだろうか。
普通にリアンノンの食事を堪能していた兵士たちですが、ガイウスがやってきて大慌て。
まぁ、捕虜を外に出して食事を作ってもらってたんだから、普通なら処罰を受けても不思議じゃないからな。

ガイウスは自分が傷を癒して食事を作った相手に、明日は殺されるかもしれないのだと告げる。だが、リアンノンは自分がここにいるのが運命ならば、自分は自分の出来る事をするだけだとだと答える。
亡くなった兵士の為に花を捧げてくれたリアンノンのために、ガイウスは帝国兵の軍事演習を見せるを見せる事に。
敵だろうと味方だろうと、自分が助ける力を持っているのに、それを見殺しにすることなど出来ないという性格なんでしょう。アルサルが知ったら、なんで敵を助けるのかとか文句を言いそうです。ま、リアンノンには強く出れないので、どのみち引き下がるでしょうが。

瞑想を終えたアロウンは、ゲール族に召集を掛ける。
リアンノンが「何か」を見て心が乱れていると言うアロウン。
あくまでも感じ取る能力だから、具体的に何を見聞きしたということまで判る訳ではないようだ。魂の波長が乱れてるとか、そういう事なんだろう。

帝国の軍事力で自分たちの平和を勝ち取ってきたというガイウス。
かつて彼らには彼らの古い伝統があった。
従う意志さえ見せれば、民族を滅ぼしても心までは滅ぼさないという事。
「それを寛容と言いたいんですね。
 でも、それで本当に平和が手に入るのでしょうか。
 征服された人たちの心には、屈辱と怨みだけが長く刻まれるんです」
友好を結べないのかいうリアンノンだが、ガイウスは言葉は美しいが行動が伴わなければ無意味だという。
形の上で友好を結ぶのは実践するとなれば生半可なことではないしな。文化や風習、宗教、価値観、あらゆるものが違う国の友好は、互いが相手を認め合い、尊重し、大切にする事が必要。

ガイウスはリアンノンの父親がどうするように語っていたと問う。
帝国と結びながらも距離を置くようにしていた父親。
二つの国が交われば、豊かな国から物資が流れ込む。
そして持たざる国を物資により隷属させ、やがて精神までも隷属させてしまう。そのことに気付いた時、アルサルやリアンノンの子供たちが立ち上がって、結局争いとなってしまう。
戦いを避けられないのは悲しい事だが、自分がガイウスたちを恨む理由にはならないという。
戦争とは集団と集団がぶつかることで起きるもので、多くは戦う個人と個人には恨み辛み等存在していませんからね。戦うことでそうしたものが生まれることももちろんあるのですが。
リアンノンにすれば、ただ生まれた場所と立場が違うだけなんだろう。

自分たちは決して負けないと言うリアンノン。
その強い自信はアロウンがいるからか、と問い掛けるガイウスに、迷うことなく真っ直ぐに頷くリアンノン。
「諦めるっていう事を知らないのかよ、お前は」
世界が暗闇に染まっても、心には希望という炎が燃えさかっているのだと決して揺るがないリアンノン。
しかしリアンノンがここまでアロウンを信じ続ける事が出来るのはなんなのだろうか。実際、彼女らはアロウンについては、これまでの僅かな期間で知った人となりと、かつての魔王としか知らないわけですから。
ま、ここまでの様子からアロウンは信頼できる人物と判断も出来るだろうが、リアンノンの場合は最初からだからな。やはり生贄とされて心が繋がってる事と関係あるのか。

アヴァロンに残った妖精達は、リアンノンの事を心配し、一人にはなりたくないと自然に集まっていた。
何故か妖精陣はみんなお留守番。
ラスティは相変わらず武器ではなく、鍋の修理してますね。まぁ、これだけ人が住んでいれば、各家庭から鍋などの修理依頼も沢山ありそうだけど。ちゃんと武器を作ってることはあるのだろうか。

タリエシンは帝国基地で食堂でゲール鍋を振舞っていたリアンノンと再開を果たす。
自分の命で誰かを救えるのなら、それが嬉しいというリアンノン。それは神様から与えられた運命なのだという。
凄い自己犠牲の精神だな。
自分がいなくなる事で、誰かが悲しむとか、そういうことも教えてあげておいた方がいいのではないだろうか。

タリエシンは“夜の子供たち”を知っているかと問いかけてくる。
夜の子供達=妖精
太陽の子である人間と、似ている事が全く異なる妖精たち。
リアンノンに夜の匂いがするという。
まぁ、リアンノンは妖精王の末裔ですから、当然と言えば当然のこと。

空に赤星を見付けたリアンノンは、アロウンの声を聞く。
アロウンの声に耳を傾けるリアンノンは、意識を無くした様に声に導かれるがままに歩き始める。
歩いていくリアンノンを見付けた兵士が警告を促すが、リアンノンの耳には届かない。ガイウスが兵士を制止するも、それは兵士が矢を放つのと同時だった。
放たれた矢はリアンノンへと向かうが、タリエンシンが自らの身体を盾にしてリアンノンを守る。
ゲール族であるリアンノンを助けるのが彼の選んだ道、ではなく、自分の運命を試したかったのだというタリエシン。
ここで死ぬなら、彼の運命はそこまでだったという事。
自分が助かり、この先に何か成すべきものなのか試してみたかったという事ですか。
ガイウスはリアンノンを追跡しようとはしない。彼女には借りがあり、何より自分たちの本当の敵は「希望の炎」なのだと語る。
アロウンを倒さない限り、戦いは終わらないということをガイウスは理解したのだろう。
最も彼を倒したところで、ゲール族が諦めるというわけではないのでしょうが。
それにしてもアロウンも無茶するな。あんな状態で呼びかけて自分の下に来させたら、捕らえられているリアンノンが危険だと想像できそうなのに。敵の司令がガイウスだったから見逃せてもらえたようなものの。
タリエシンが庇って無かったら死んでたかもしれないよ。

アロウンたちとの再会を果たしたリアンノン。
「聞こえました、アロウン様の優しい声が」
兄様の声は聞こえませんでした……
アルサル、いと憐れ。

次回 第13話「ブリガンテス」

帝国側についてゲール族と戦うタリエンシン。
彼がどのようにして仲間となるのか。
それにしても吟遊詩人のくせに剣でアルサルと互角に戦うのか。

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Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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