CLANNAD AFTER STORY~クラナド アフターストーリー~ 第22話(最終回)「小さな手のひら」
幻想世界ではロボットが少女と雪の中に埋もれてしまっていた。
この世界だった2人きりで過ごしていた事実に思い当たったロボットは、こんな事になるなら連れてこなければ良かったと後悔する。
自分が少女を苦しめただけ。
そして岡崎朋也は古河渚に、桜並木で声をかけるべきではなかったかもしれないという後悔の念に駆られる。
渚との出会いを無かった事にしようとする朋也は、渚に声を掛けずにやり過ごしてしまう。
冷たい雪の中で、少女を眠らせたくはないと必死に藻掻くロボットに、少女は初めて彼と言葉を交わす。
もうすぐ人じゃなくなるから、彼の声が聞こえるのだという少女。
夢を見ていた。だから自分やロボットの事が判ったのだと語る少女。
自分たちはずっと昔同じ世界で直ぐ側に生きていたという少女に、ロボットはそれなら2人で元の世界に帰ろうと告げるが、少女はこの世界に残らなければならないのだと告げる。
少女はこの世界そのものであり、少女がいなくなれば沢山の光が不幸になってしまう。
この世界に舞っていた無数の光は、向こう側の世界の住人の思い。
この世界だった2人きりで過ごしていた事実に思い当たったロボットは、こんな事になるなら連れてこなければ良かったと後悔する。
自分が少女を苦しめただけ。
そして岡崎朋也は古河渚に、桜並木で声をかけるべきではなかったかもしれないという後悔の念に駆られる。
渚との出会いを無かった事にしようとする朋也は、渚に声を掛けずにやり過ごしてしまう。
冷たい雪の中で、少女を眠らせたくはないと必死に藻掻くロボットに、少女は初めて彼と言葉を交わす。
もうすぐ人じゃなくなるから、彼の声が聞こえるのだという少女。
夢を見ていた。だから自分やロボットの事が判ったのだと語る少女。
自分たちはずっと昔同じ世界で直ぐ側に生きていたという少女に、ロボットはそれなら2人で元の世界に帰ろうと告げるが、少女はこの世界に残らなければならないのだと告げる。
少女はこの世界そのものであり、少女がいなくなれば沢山の光が不幸になってしまう。
この世界に舞っていた無数の光は、向こう側の世界の住人の思い。
もう一つの世界で近くにいた2人。
2つの世界に存在したロボットと少女。
少女はこれからロボットがこの世界での意識を絶って、もう一つの世界で色んな人と出会い、色々な経験をするのだと語る。
少女の口ずさむ歌を、ロボットも知っている。それは彼が向こうの世界で、少女に歌っていた歌。
世界に溢れた強力な光が、ロボットの身体を破壊する。
「さよなら、パパ」
そして少女は光となった。
渚の名を叫び、朋也はすれ違った渚の元へと駆け寄り、抱きしめる。
「渚、俺はここにいるぞ」
朋也に喜ぶ渚は、自分と出会わなければ良かったと思っているのではないかと不安を抱いていた。自分が朋也と出会えて幸せだったと告げる。
「だからもう迷わないで下さい。
これから先、何が待っていようとも、私と出逢えた事、後悔しないで下さい。
ダメ、でしょうか」
「そうだよな……ありがとう」
渚の思いを受け入れた朋也。
そして流れる時。
“お連れしましょうか、この町の、願いが叶う場所に”
“ああ、今終わる。長い長い旅が”
汐の誕生の瞬間。
静かに微笑む渚の姿に、息を引き取った渚の姿が思い浮かび、嘆き悲しむ朋也。
そんな朋也に、渚は優しく微笑む。
汐だけではなく、渚もまた無事だった事を伝える助産師。
自宅出産に立ち会った古河秋生と古河早苗は、汐の誕生を喜び、朋也は早苗の願いで汐を産湯につける。
大きくなっても元気な子であって欲しいと願う渚に、朋也は心も体も強い子になると確信する。
窓の外では無数の白い光が空へと舞い上がっていた。
これがもう一つの世界の可能性の世界。
もし町というものに人と同じように意志や、心があるとして。
そして、そこに住む人たちを幸せにしようとしているとしたら、こんな奇跡も町の仕業かもしれないです。
でもそれは、奇跡じゃないですよね。
町を好きな人が町に住み、人を好きな町が人を愛する。
それは、どこにでもある当たり前の事のはずです。
私たちは町を愛して、町に育まれているんです。
渚と共に、日々を過ごしていく朋也と汐。
町は大きな家族。
町に弄ばれていると感じた朋也が、今は町を好きになって、町に愛されている事をようやく感じれるようになった。
成長する汐と共に時を過ごす渚と朋也。
今度はちゃんと家族と共に成長しています。渚の髪型が変わっているのは、汐と見分けられるようにでしょうか。
汐と同様に、渚もあの病気はもう無くなったのだろう、きっと。それがこの平行世界での彼女たち。
幻想世界の汐が世界と一体化したことで、彼女たちと世界を繋いでいた鎖が消えたのかな。
そして町で知り合った仲間達。
これまで不明だった藤林杏以外の将来も判明。
藤林杏はもちろんこの世界でも保母さん。
藤林椋は看護婦になれたようです。
一ノ瀬ことみは車でアメリカ大陸をドライブ。あのことみが車を運転するというのに驚き。
春原陽平は既に就職しているので、車の免許を取得中のようです。
春原芽衣は大学生でしょうか。髪型が変わってない。
坂上智代は一人海岸に佇んでいるだけだったので、彼女が何をどうしているのかは判らない。朋也と結ばれなかった世界の話ですので、おそらく何かしらの地位のある立場にいるという事なんだろうが、きっと独り身。
芳野祐介はこの世界でも音楽を再開したのかな。
古河夫妻は相変わらずのコントです。
宮沢有紀寧は未だあの面子と付き合い続けているようですが、職業は不明。
保科さんたちはOLでしょう。どうやら一緒に暮らしているようです。
相楽美佐枝は未だに男子寮の寮母……だからたぶん独身。
朋也は渚と汐と共に、あの思い出の花畑に行って、そして祖母の家へ。
新世界で朋也と岡崎直幸が和解したのかどうかは判りませんが、祖母の家に行っているので、きっと和解して同じように直幸は田舎に帰っているのだろう。
考えられるのは、この世界での朋也はなんとなくもう一つの世界の事がイメージとして持っているので、優しくなっている事。そして渚という存在がいるので、父親と向き合う事が出来たのではないか、と
そこで終わるかと思いきや、公子と風子復活。
姉の伊吹公子と一緒に病院へ向かう途中です。
相変わらずな風子と公子の漫才。小学生に間違えられるのも仕方が無い事。
風子の相手を続ける公子さんはきっと良い母になれる人です。
てか、ここの夫婦はなんで子供がいないのだろうか。
病院にやってきた風子は、「匂い」を感じて木々のある方へと走り出す。
そこにいるのは、幻想世界の少女=岡崎汐。
この世界ではまだ出会っていなかった2人が再び出会うようです。
個人的には、元の世界で、汐も失った朋也がどう生きるのか、というのが非常に気になるところではあるのですが、それはあれこれ考えても仕方のないこと。
次回 第23話(特別編)「一年前の出来事」
朋也と渚の出会い編。
渚視点なのかな。
←良かったらクリックして下さい
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
2つの世界に存在したロボットと少女。
少女はこれからロボットがこの世界での意識を絶って、もう一つの世界で色んな人と出会い、色々な経験をするのだと語る。
少女の口ずさむ歌を、ロボットも知っている。それは彼が向こうの世界で、少女に歌っていた歌。
世界に溢れた強力な光が、ロボットの身体を破壊する。
「さよなら、パパ」
そして少女は光となった。
渚の名を叫び、朋也はすれ違った渚の元へと駆け寄り、抱きしめる。
「渚、俺はここにいるぞ」
朋也に喜ぶ渚は、自分と出会わなければ良かったと思っているのではないかと不安を抱いていた。自分が朋也と出会えて幸せだったと告げる。
「だからもう迷わないで下さい。
これから先、何が待っていようとも、私と出逢えた事、後悔しないで下さい。
ダメ、でしょうか」
「そうだよな……ありがとう」
渚の思いを受け入れた朋也。
そして流れる時。
“お連れしましょうか、この町の、願いが叶う場所に”
“ああ、今終わる。長い長い旅が”
汐の誕生の瞬間。
静かに微笑む渚の姿に、息を引き取った渚の姿が思い浮かび、嘆き悲しむ朋也。
そんな朋也に、渚は優しく微笑む。
汐だけではなく、渚もまた無事だった事を伝える助産師。
自宅出産に立ち会った古河秋生と古河早苗は、汐の誕生を喜び、朋也は早苗の願いで汐を産湯につける。
大きくなっても元気な子であって欲しいと願う渚に、朋也は心も体も強い子になると確信する。
窓の外では無数の白い光が空へと舞い上がっていた。
これがもう一つの世界の可能性の世界。
もし町というものに人と同じように意志や、心があるとして。
そして、そこに住む人たちを幸せにしようとしているとしたら、こんな奇跡も町の仕業かもしれないです。
でもそれは、奇跡じゃないですよね。
町を好きな人が町に住み、人を好きな町が人を愛する。
それは、どこにでもある当たり前の事のはずです。
私たちは町を愛して、町に育まれているんです。
渚と共に、日々を過ごしていく朋也と汐。
町は大きな家族。
町に弄ばれていると感じた朋也が、今は町を好きになって、町に愛されている事をようやく感じれるようになった。
成長する汐と共に時を過ごす渚と朋也。
今度はちゃんと家族と共に成長しています。渚の髪型が変わっているのは、汐と見分けられるようにでしょうか。
汐と同様に、渚もあの病気はもう無くなったのだろう、きっと。それがこの平行世界での彼女たち。
幻想世界の汐が世界と一体化したことで、彼女たちと世界を繋いでいた鎖が消えたのかな。
そして町で知り合った仲間達。
これまで不明だった藤林杏以外の将来も判明。
藤林杏はもちろんこの世界でも保母さん。
藤林椋は看護婦になれたようです。
一ノ瀬ことみは車でアメリカ大陸をドライブ。あのことみが車を運転するというのに驚き。
春原陽平は既に就職しているので、車の免許を取得中のようです。
春原芽衣は大学生でしょうか。髪型が変わってない。
坂上智代は一人海岸に佇んでいるだけだったので、彼女が何をどうしているのかは判らない。朋也と結ばれなかった世界の話ですので、おそらく何かしらの地位のある立場にいるという事なんだろうが、きっと独り身。
芳野祐介はこの世界でも音楽を再開したのかな。
古河夫妻は相変わらずのコントです。
宮沢有紀寧は未だあの面子と付き合い続けているようですが、職業は不明。
保科さんたちはOLでしょう。どうやら一緒に暮らしているようです。
相楽美佐枝は未だに男子寮の寮母……だからたぶん独身。
朋也は渚と汐と共に、あの思い出の花畑に行って、そして祖母の家へ。
新世界で朋也と岡崎直幸が和解したのかどうかは判りませんが、祖母の家に行っているので、きっと和解して同じように直幸は田舎に帰っているのだろう。
考えられるのは、この世界での朋也はなんとなくもう一つの世界の事がイメージとして持っているので、優しくなっている事。そして渚という存在がいるので、父親と向き合う事が出来たのではないか、と
そこで終わるかと思いきや、公子と風子復活。
姉の伊吹公子と一緒に病院へ向かう途中です。
相変わらずな風子と公子の漫才。小学生に間違えられるのも仕方が無い事。
風子の相手を続ける公子さんはきっと良い母になれる人です。
てか、ここの夫婦はなんで子供がいないのだろうか。
病院にやってきた風子は、「匂い」を感じて木々のある方へと走り出す。
そこにいるのは、幻想世界の少女=岡崎汐。
この世界ではまだ出会っていなかった2人が再び出会うようです。
個人的には、元の世界で、汐も失った朋也がどう生きるのか、というのが非常に気になるところではあるのですが、それはあれこれ考えても仕方のないこと。
次回 第23話(特別編)「一年前の出来事」
朋也と渚の出会い編。
渚視点なのかな。


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト
theme : CLANNAD -AFTER STORY-
genre : アニメ・コミック