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キルラキル KILL la KILL 第十三話「君に薔薇薔薇…という感じ」

『三都制圧襲学旅行』繊略会議にて、大阪・京都・神戸の制圧準備は着々と進められ、対大阪、対京都、対神戸、戦闘強化極制服も制作、四天王にも新たな三つ星極制服が制作されていた。
鬼龍院皐月は神衣を纏う纏流子や針目縫との敗北は恥とはせず、彼ら四天王の新たな成長を期待していた。
結局は一度は無星に降格した四天王は元通りで、壊惨総戦挙はただの鮮血データ収集のためのパフォーマンスでしかなかったわけだ。
しかし京都制圧用と大阪制圧用で何か違うんだろうか。

満艦飾マコは行きたい気持ちと行きたくない気持ちに揺れ動いていた。
無星の生徒は『三都制圧襲学旅行』へは不参加となっているが、ただで京都へ行けるならば行きたいとも思っていた。
そういやこの学園ってどこにあるんだろう? 東京なのかな。
美木杉愛九郎は流子の様子をうかがうも、彼女はあの日以来塞ぎ込んで鮮血を着ようともしなかった。
マコに流子と会わせて欲しいと、登校禁止になっており、風紀委員に追われる元新聞部・凪田信二郎がやってきた。
学園の再建中に皐月のところにやってきた時は、普通に戦う気満々だったのに……
塞ぎ込んでいる流子に、満艦飾好代はなんだかよくわからないもののコロッケを大量に準備して、食べて元気になるように励ます。
縫との戦いで怒りに任せて暴走してしまった事を悔やみ、自分に鮮血を着る資格があるのかと悩んでいたが、信二郎は「ぜひ着てください」と頼んでくる。
皐月による他校の制圧に異議を唱えた信二郎だったが、新聞は発行できず風紀委員ににらまれて登校禁止となってしまった。
そんな中、たった一人で皐月に反旗を翻した彼女に心を動かされたのだと主張する。
だが流子は誰かのために戦っているわけではないと、彼を拒絶して鮮血を着ようとはせずに追い返してしまう。
そもそも流子の闘う理由は、父親の敵討ちだったし、学園にいたのも皐月から片木刀鋏の女の正体を聞くためだったからな。
別に生徒たちのために戦っていたわけではないし。

REVOCS社CEO・鬼龍院羅暁は部下たちに「服とは何か」と問う。
服とは罪、人間の原罪
REVOCS社は世界の服のシェア90%を誇っており、羅暁はそれは自分たちが服のための服を作っているからだと語る。
改めて服の意味を問う羅暁に、皐月は応える。
「服とは世界!
 天と地と人を包み、全てを覆わんとする大いなる意志」
すげぇなREVOCS社の服。シェア90%超えとかどんなメーカーだよ。
それだけシェアがあるなら、皐月が征服していない残り3つの都市の制服もREVOCS社製なんじゃないのか。

神衣の着こなしを褒める羅暁に、神衣・鮮血の処理は自分に任されているはずが、縫がやってきた理由を問いかける。
羅暁は芸術家である彼女は自分でも制御出来ないのだと悪びれない。
大人しく羅暁の意思に従っているように見える皐月だけど、本心はやっぱり違うんだろうな。今は従ってるだけで、全国学園支配が出来たら、反旗を翻すんだろうか。
この二人の確執には、なんとなく皐月の父親が絡んでる気がする。母親しか出てきてないけど、幼い頃に皐月に純潔を花嫁衣裳として見せたのは父親だし。

『三都制圧襲学旅行』にて全ての学校を支配し、全国学園支配を完成させる。その制服を手中にすることで、裏に潜む裸の猿を誘い出す事を目的にしていた。
三都制圧は1日で完了すると自信満々の皐月ですが、新しい極制服があるとはいえあまりにも短時間。それなら今までの極制服でも制圧自体は可能だったと思われるから、ここを残したことに何か意味があるんだろう。
何か隠されているのか、皐月がこの三都で何かするつもりなのか。
彼女らの最終的な目的はあくまでも反攻勢力であるヌーディスト・ビーチなのか。
しかし冷静に考えると、なんで服の支配にそんなにどちらも躍起になってるのか、という感じではあるんだけどね。

人生は面白い、これからもっと面白くなると笑う皐月。
そして羅暁は縫がこれからも自由にすることを認めた上で、自分の娘を怒らせると怖いと忠告するも、縫はその方が良く羅暁もそれを望んでいるはずだと語る。
それを肯定も否定もしない羅暁だが、口元には笑みを浮かべていた。
皐月の妨害することも良しとして受け入れているのは確かですが、色々と複雑な感情を持っていそうな親子。
皐月が妨害した縫を倒したら倒したで良し、逆に縫に皐月が倒されたらそれも良しという感じなんだろうか。

黄長瀬紬に『三都制圧襲学旅行』の情報を伝える美木杉。
美木杉は信二郎に関して調査をしていた。

相変わらず登校しない流子。
だが信二郎はもう逃げないことにしたと皐月を批判するビラをマコを巻き込んでばらまく。
てか新聞部は彼ひとりなのか?

暴走して彼の望む以上の力を引き出した事で鮮血を悲しませてしまった自分が恐ろしくなった流子。
そんな彼女に鮮血は自分は流子に着られるために生まれたのだと、彼女の血を吸うたびに感じるようになっていた事を告白する。
そんな時、風紀委員に追われてきた信二郎がやってくる。
巻き添えを食らって殴られる満艦飾薔薇蔵。
そういえば鮮血は記憶が無かったんだな。実はこの制服の人格は親父だったりするのだろうか。
自分の死の間際に鮮血に自分の心を移植したとかありそうだ。

鮮血を着る覚悟を決めた流子は、風紀委員に捕らわれた信二郎の救出へ現れる。
片木刀鋏武滾流猛度にて風紀委員を繊維喪失させるが、彼らは信二郎が作った人形だった。
その正体は縫。
出入り禁止のため皐月にバレないよう正体を隠していたらしい。

流子との対決で流子を圧倒した縫は、流子を弱く神衣を着る資格がないと断ずる。
鮮血をバラバラに切り裂き、倒れた彼女にトドメを刺そうするも、そこに皐月が現れる。
自分に逆らうものには血の粛清をすると宣告。
縫の立ち去った後、敗れて気絶した流子を無様だと見下す皐月。
タイミングよく現れたのは、信二郎の正体をとっくに見抜いていたからかな。
殺させなかったのは、やはりまだ彼女を必要としているって事なんだろうけど。

切り裂かれた鮮血は伊織糸郎に渡され、『三都制圧襲学旅行』に参加する生徒たちへ配布してデータ収集を行わせることにした。
鮮血を失ってしまった流子はこれからどうするのか。
歯切れを回収したとして、それだけで鮮血が復活するとも思えないから、縫合する人間が必要になるのか。それとも自力復活が何らかの方法で可能なのか。

次回 第十四話「急げ風のように」

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Author:黒虎
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大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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