〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #23 恋物語 第恋話「ひたぎエンド 其ノ參」
夜遅く、ホテルへと戻った貝木泥舟は依頼者である戦場ヶ原ひたぎに報告したい事があるので、出来るだけ早く会って話したいことがあると伝える。
呼び出されてきたひたぎは貝木とミスタードーナツにて話をする事になるが、お金のないひたぎは水だけ。
この町は夜遅くに営業しているようなファミレスも存在しないという事なのか。それなりの住宅街ではあるみたいだから、ファミレスぐらいはありそうなものなんだけどな。それとも金銭的事情で、注文しないひたぎはファミレスよりもファーストフードの方が良かったという事なのか。
貝木は藪から棒にひたぎに誰かと食事をしている時に、鞄を持って行くかと訊ねる。
親しい間柄であればそうしないというひたぎに、貝木は自分の見た千石撫子は持って行くような人間だろうという感想を述べる。
貝木が撫子と既に会っているという事実に驚くひたぎ。
ひたぎもまさか初日からいきなり撫子に会うという無茶をするとは夢にも思って無かったんだな。
貝木は撫子は誰も信用せずに13年間生きてきたのだろうという。
ひたぎは少なくとも阿良々木暦の事は信頼していたはずと反論するも、貝木はもしそうならばこんな事にはなっていなかったはずと否定する。
撫子が鞄を持っていっても、たぶん周囲の人間は彼女が警戒しているのだとは思わないという事なんだな。
呼び出されてきたひたぎは貝木とミスタードーナツにて話をする事になるが、お金のないひたぎは水だけ。
この町は夜遅くに営業しているようなファミレスも存在しないという事なのか。それなりの住宅街ではあるみたいだから、ファミレスぐらいはありそうなものなんだけどな。それとも金銭的事情で、注文しないひたぎはファミレスよりもファーストフードの方が良かったという事なのか。
貝木は藪から棒にひたぎに誰かと食事をしている時に、鞄を持って行くかと訊ねる。
親しい間柄であればそうしないというひたぎに、貝木は自分の見た千石撫子は持って行くような人間だろうという感想を述べる。
貝木が撫子と既に会っているという事実に驚くひたぎ。
ひたぎもまさか初日からいきなり撫子に会うという無茶をするとは夢にも思って無かったんだな。
貝木は撫子は誰も信用せずに13年間生きてきたのだろうという。
ひたぎは少なくとも阿良々木暦の事は信頼していたはずと反論するも、貝木はもしそうならばこんな事にはなっていなかったはずと否定する。
撫子が鞄を持っていっても、たぶん周囲の人間は彼女が警戒しているのだとは思わないという事なんだな。
撫子は同情に値する環境にいたという貝木は、撫子を騙すのは容易いと断言する。
ひたぎや暦には無理でもそれ以外の人間であれば容易い。
撫子は馬鹿で、愚かさや稚拙さをずっと見逃されてきた。
翼あたりはどうなのか不明。騙すつもりになれば騙せてしまうのかな。
これから暫く北白蛇神社へ通い続けて撫子とコミュニケーションをとり、彼女の信用を勝ち得る。その上でひたぎと暦が交通事故で死亡したと伝えれば完了だと告げる。
普通ならばそこでその真偽を確認するものだが、撫子は確認せずに鵜呑みにする。
甘やかされ続けてきた彼女は誰かに騙されるという事もなかった。それ故に、誰も信用しない代わりに、他人を疑う事すらしないのだ。
ただし悪意に関しては鈍いだけに、ちょっとした悪意でも感じてしまうと許すことが出来なくなってしまう。
貝木にとってはリスクがないわけではない。
相手は忍や暦をあっさり殺せてしまうレベルの存在ですから、怪異の専門家たちの中では唯一偽物を自称している彼では簡単に殺されてしまうんだろうね。
ただ一つの問題は暦に対してどのような説明をするのか。
貝木がひたぎの昔の思い人だと勘違いをしてしまっている暦に、貝木に依頼したという事実を伝えられないひたぎは、なんとかして説明すると語る。
そしてひたぎは貝木に涙目になりながら、「ありがとう、感謝するわ」と礼を述べる。
貝木に対して決して弱いところを見せまいとしていたひたぎが、見せたのは
ひたぎが泣いたのは自分だけではなく、恋人の命が助けることが出来たからだと理解していた貝木。
彼にとっての問題は、神社へお参りする際に、一回1万円を賽銭として使用することの経費の大きさだった。
ひとまず、撫子との次回のコミュニケーションのため、あやとりについて勉強していた貝木の前に、斧乃木余接が現れる。
出番の度にキャラが変わってる。暦の影響なのか……
影縫余弦にも秘密で、臥煙伊豆湖の使いとして貝木に会いにやってきたのだという。
伊豆湖から貝木が手を出せば、イレギャラーが存在しながらも安定しているこの町の状況が、更に悪化するから「手を引け」と忠告しているのだという。
さすがに伊豆湖は撫子の事とか全部承知のの上だったのか。その上で、放置しておいても犠牲になるのは3人だけで済むわけで、失敗すれば町が消滅しかねないと考えてるのか。
伊豆湖がこの町の安定に考慮するのは、この町には何かがあるのか?
手を引けと言われればますます引き下がりたくなくなる性分の貝木に、伊豆湖は300万円を支払う事を提示していた。
暫し悩む貝木だが、その申し出をきっぱりとはね除ける。
撫子を騙すのは確かに容易いが、失敗時のリスクはあまりにも高すぎる。
この町を安定させようとしている伊豆湖の計画では撫子が神になるのではなく、忍野忍を神へと昇華する予定だったのだ。
しかし何者かの介入によって、神の役割は撫子へと移行してしまった。だがそれでも決して悪い状況ではない。
手を引かないのであれば、先輩でもなければ後輩でもない、という伝言。
忍を神にするために、お札を暦に預けていたのか。
しかし忍野扇が狂わせたという事で、伊豆湖は彼女の存在を把握しているのかどうか。とりあえずやはりただものではないのだけは確かみたいだけど。
貝木はこの件に関わる様々な人間関係や、300万円の報酬などを全て考慮した上で、「手を引く」と嘘を吐いて、300万円だけを手に入れる。
結果的に伊豆湖を敵に回すことになったが、それも良しとした。
余接が伊豆湖にコンタクトする方法を知らないと言っていた事から、彼女が300万を預かっているはずだと目星をつけたから、話に乗ったふりをしたんだな。
何でも知っている伊豆湖は自分の忠告も無駄になる事を知っていたんだろうか。
300万を持たせたのも、今の資金では撫子との接触の回数を減らすしかなく、事を急いて失敗する可能性があると見越した上という事も考えられるのかな。
貝木は北白蛇神社を訪れると、姿を現した撫子に自分には叶えたい願いがあるのでお百度参りをするのだと語る。
商売繁盛だという貝木は、これからゆっくり話せば良いと話す。
あやとりをする事になったが、あやとりの糸が切れてしまっていたため、白蛇を使ったあやとりをすることになってしまった。
神様なんだし、糸ぐらいどうにでも準備出来そうなんだけど、蛇を使ってしまうところが彼女の頭の回らなさを表しているのか。
山を下りてから尾行に気づいた貝木だが、相手は伊豆湖の手下か自分の騙した中学生であろうと、それを気にするのを止めた。
後者が濃厚なのかな。
撫子の壊れ方が気にかかった貝木は、彼女の両親を電話で呼び出した後、家へと潜入して撫子の部屋のクローゼットの中を確かめて愕然とした。
果たして撫子が隠し持っていたのは何なのか。
彼女の悪意が隠されているという事なのか。
次回 #24 恋物語 第恋話「ひたぎエンド 其ノ肆」
←良かったらクリックして下さい
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://adam666.cocolog-nifty.com/blog/)へお願いします
ひたぎや暦には無理でもそれ以外の人間であれば容易い。
撫子は馬鹿で、愚かさや稚拙さをずっと見逃されてきた。
翼あたりはどうなのか不明。騙すつもりになれば騙せてしまうのかな。
これから暫く北白蛇神社へ通い続けて撫子とコミュニケーションをとり、彼女の信用を勝ち得る。その上でひたぎと暦が交通事故で死亡したと伝えれば完了だと告げる。
普通ならばそこでその真偽を確認するものだが、撫子は確認せずに鵜呑みにする。
甘やかされ続けてきた彼女は誰かに騙されるという事もなかった。それ故に、誰も信用しない代わりに、他人を疑う事すらしないのだ。
ただし悪意に関しては鈍いだけに、ちょっとした悪意でも感じてしまうと許すことが出来なくなってしまう。
貝木にとってはリスクがないわけではない。
相手は忍や暦をあっさり殺せてしまうレベルの存在ですから、怪異の専門家たちの中では唯一偽物を自称している彼では簡単に殺されてしまうんだろうね。
ただ一つの問題は暦に対してどのような説明をするのか。
貝木がひたぎの昔の思い人だと勘違いをしてしまっている暦に、貝木に依頼したという事実を伝えられないひたぎは、なんとかして説明すると語る。
そしてひたぎは貝木に涙目になりながら、「ありがとう、感謝するわ」と礼を述べる。
貝木に対して決して弱いところを見せまいとしていたひたぎが、見せたのは
ひたぎが泣いたのは自分だけではなく、恋人の命が助けることが出来たからだと理解していた貝木。
彼にとっての問題は、神社へお参りする際に、一回1万円を賽銭として使用することの経費の大きさだった。
ひとまず、撫子との次回のコミュニケーションのため、あやとりについて勉強していた貝木の前に、斧乃木余接が現れる。
出番の度にキャラが変わってる。暦の影響なのか……
影縫余弦にも秘密で、臥煙伊豆湖の使いとして貝木に会いにやってきたのだという。
伊豆湖から貝木が手を出せば、イレギャラーが存在しながらも安定しているこの町の状況が、更に悪化するから「手を引け」と忠告しているのだという。
さすがに伊豆湖は撫子の事とか全部承知のの上だったのか。その上で、放置しておいても犠牲になるのは3人だけで済むわけで、失敗すれば町が消滅しかねないと考えてるのか。
伊豆湖がこの町の安定に考慮するのは、この町には何かがあるのか?
手を引けと言われればますます引き下がりたくなくなる性分の貝木に、伊豆湖は300万円を支払う事を提示していた。
暫し悩む貝木だが、その申し出をきっぱりとはね除ける。
撫子を騙すのは確かに容易いが、失敗時のリスクはあまりにも高すぎる。
この町を安定させようとしている伊豆湖の計画では撫子が神になるのではなく、忍野忍を神へと昇華する予定だったのだ。
しかし何者かの介入によって、神の役割は撫子へと移行してしまった。だがそれでも決して悪い状況ではない。
手を引かないのであれば、先輩でもなければ後輩でもない、という伝言。
忍を神にするために、お札を暦に預けていたのか。
しかし忍野扇が狂わせたという事で、伊豆湖は彼女の存在を把握しているのかどうか。とりあえずやはりただものではないのだけは確かみたいだけど。
貝木はこの件に関わる様々な人間関係や、300万円の報酬などを全て考慮した上で、「手を引く」と嘘を吐いて、300万円だけを手に入れる。
結果的に伊豆湖を敵に回すことになったが、それも良しとした。
余接が伊豆湖にコンタクトする方法を知らないと言っていた事から、彼女が300万を預かっているはずだと目星をつけたから、話に乗ったふりをしたんだな。
何でも知っている伊豆湖は自分の忠告も無駄になる事を知っていたんだろうか。
300万を持たせたのも、今の資金では撫子との接触の回数を減らすしかなく、事を急いて失敗する可能性があると見越した上という事も考えられるのかな。
貝木は北白蛇神社を訪れると、姿を現した撫子に自分には叶えたい願いがあるのでお百度参りをするのだと語る。
商売繁盛だという貝木は、これからゆっくり話せば良いと話す。
あやとりをする事になったが、あやとりの糸が切れてしまっていたため、白蛇を使ったあやとりをすることになってしまった。
神様なんだし、糸ぐらいどうにでも準備出来そうなんだけど、蛇を使ってしまうところが彼女の頭の回らなさを表しているのか。
山を下りてから尾行に気づいた貝木だが、相手は伊豆湖の手下か自分の騙した中学生であろうと、それを気にするのを止めた。
後者が濃厚なのかな。
撫子の壊れ方が気にかかった貝木は、彼女の両親を電話で呼び出した後、家へと潜入して撫子の部屋のクローゼットの中を確かめて愕然とした。
果たして撫子が隠し持っていたのは何なのか。
彼女の悪意が隠されているという事なのか。
次回 #24 恋物語 第恋話「ひたぎエンド 其ノ肆」


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://adam666.cocolog-nifty.com/blog/)へお願いします
スポンサーサイト
theme : 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
genre : アニメ・コミック