劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 レビュー(ネタバレあり)
【ストーリー】
鹿目まどか、美樹さやか、佐倉杏子、巴マミの4人は魔法少女となり、人知れずナイトメアと呼ばれる怪物と戦って見滝原市の平和を守っていた。そんな彼女たちの通う学校へ、暁美ほむらが転校してくる。ほむらもまた魔法少女の1人であり、昨晩の戦いに巴マミと共に戦っていたのだ。
ほむらも加わり、より確実な戦いを繰り広げることが出来るようになったまどかたち。
捕らえたナイトメアを最後はマミのパートナーであるベベが喰らって倒し、ナイトメアに取り込まれた人たちを救い出す。
上条恭介との関係で悩んでナイトメアに取り込まれていた志筑仁美も、彼女たちの活躍で無事救出される。
そんな日々の中、ほむらは微妙な違和感を感じるようになっていた。
ほむらは自分の中にある印象と大きく異なっている杏子に相談を持ちかける。
隣町で戦っていたが、町が平和となったため、この町にやってきてさやかの家に居候しながら戦っているという杏子。そんな杏子が以前に住んでいた隣町へとバスで向かうことにした二人。
だが、バスは何度試しても隣町へとは向かわない。
二人は徒歩で向かってみるも、どうしても隣町へは辿り着く事が出来ず、杏子も自分たちに起きている違和感を実感する。
ほむらは自分たちをこの世界に閉じこめた存在は、今まで自分たちに手出ししてこなかった事から、今の生活を送っている限りは安全であると杏子に何も気付かないフリを続けるように頼む。
同時に、ほむらは自分の失っていた記憶を取り戻す。
マミの部屋でお茶を飲むまどかとほむら。
ほむらはマミが紅茶を入れに行っている隙に時間を止めると、ベベを捕らえてベベの正体を暴こうとする。
自分たちを捕らえた結界、それは魔女の産み出す結界そのものであると結論づけたほむらは、ベベこそがかつての魔女であると気付いたのだ。
だが、ほむらの様子の変化に気付いていたマミは、ほむらにリボンを巻き付けて彼女の動向を探っていたのだ。
他の魔法少女たちと共に戦うようになる前からパートナーとして自分を支えてくれたベベを傷付けようとするほむらを許さない。
ベベにダマされているというほむらの言葉にも耳を貸さないマミはほむらと対決する。
激しい戦いを繰り広げるほむらとマミ。
戦いの中、ほむらはマミに致命傷を与えることに対して僅かに迷いを見せる。
接戦の末にほむらは追い詰められるも、自ら頭を撃ち抜いてマミの油断を誘うと、マミのリボンを断ち切り、時間を止めたマミに銃口を向けたほむらは頭を撃ち抜くのではなく、足を撃つ。だが、それはマミではなく、彼女がリボンで作り出したダミーだった。
ほむらはマミに捕えられてしまう。
ベベに騙されているというほむらの言葉に耳を貸さないマミだが、魔女の存在を示唆されると、自分たちはずっと「魔獣」と戦っていたと魔女の存在を否定するも、自分たちが戦っていたのは「魔獣」であって「ナイトメア」ではない記憶に混乱が生じる。
その瞬間を狙ったかのように、ほむらはさやかに救い出される。
魔女の存在を覚えているというさやかは、ほむらの知るベベが記憶を消してこの空間に閉じ込め続けるという回りくどい手段を取るか、と語る。
そして自分たちを閉じ込める魔女が自分たちの中にいる事を示唆する。
ほむらはそこでこの世界にある3つのあり得ないものに気づく。
その一つは自分しか知らない筈の魔女の存在を知るさやかだった。
さやかはほむらの前から忽然と姿を消す。
マミの前に姿を見せたべべは、お菓子の魔女の姿ではなく、幼い少女の姿だった。彼女・百江なぎさはマミに真実を聞かせる。
同じ頃、ほむらは杏子に電話で確認をしていた。
魔女の存在を知らない杏子。その杏子に、まどかの存在を知っているかと確認したほむらは、疑問を確信へと変える。
《円環の理》となり、世界から存在が消えた筈のまどかはこの世界で普通の住人として受け入れられていた。それはこの世界を構築した魔女がまどかの存在を知っていたことに他ならず、まどかの存在を覚えているのは世界でただ一人、ほむらだけ。
そう、魔女となったのはほむらだったのだ。
本来ならば誕生するはずのない魔女。
それが生まれたのは全てキュゥべえ、すなわちインキュベーターの仕業であった。
インキュベーターは《円環の理》によって消失するソウルジェムの謎を解析するため、穢れをため込んだほむらのソウルジェムを外部から遮断した空間へと閉じ込める事で、ソウルジェムが変化する様子を観測したのだ。
その結果はほむらがキュゥべえに語った魔女の存在そのものだった。
結界は外部から入る事が出来ないが、ほむらが無意識下に招き入れたものだけが入り込むことが出来る。
すなわち、マミ、さやか、杏子ら魔法少女たちや、仁美、恭介、和子、鹿目詢子、鹿目知久、鹿目タツヤと言った存在だった。
そしてその中に、ほむらだけが知り、この世界に存在しない筈の少女・まどかが極普通に紛れ込んでいた。彼女こそ、ほむらが招き入れた《円環の理》だった。だが、ほむらの力により、まどかもまた記憶を消されてこの世界の住人の一部となってしまっていた。
インキュベーターは観測不可能な《円環の理》を観測する事で、解析してやがて自分たちの制御下に置いて再び魔女を生み出そうと企んでいたのだ。
彼らの好きにはさせまいとするほむらは、《円環の理》に救済を求めず、この世界で魔女として魔法少女たちに倒される事を選択する。
マミ、杏子、ほむら、さやか、なぎさの5人が集まり、魔法少女へと変身する。
さやかとなぎさは《円環の理》の一部として魔法少女の救済の手伝いをしており、ほむらを救うためまどかと共にこの世界にやってきていたのだ。
ほむらを救済するために、ほむらを倒すのではなく、ほむらのソウルジェムを閉じ込める結界の破壊を行う5人。
5人の連携攻撃により、ソウルジェムは解放され、《円環の理》鹿目まどかがさやかやなぎさと共にほむらを迎えにやってくる。
だが、その瞬間を待っていたほむらは、《円環の理》の中からまどかの一部の力をはぎ取ってしまう。
強力な力を発揮するほむらにより、世界は再び作り変えられていく。
希望でも絶望でもない新たな力は、ほむらのソウルジェムをグリーフシードでもない新しい形へと作り変える。ほむらはその力を「愛」だと表現する。
キュゥべえはほむらの力を驚愕し、世界を作り変えるほどの同時に人間の感情を危険視し、手を出さないことにしようとするが、ほむらは彼らインキュベーターには働いてもらわなければならないと捕えて逃がさない。
世界は再々構成され、神の力を奪ったほむらは悪魔へと生まれ変わった……
公式サイト:http://www.madoka-magica.com/
・キャスト
暁美ほむら:斎藤千和
鹿目まどか:悠木碧
美樹さやか:喜多村英梨
巴マミ:水橋かおり
佐倉杏子:野中藍
百江なぎさ:阿澄佳奈
キュゥべえ/インキュベーター:加藤英美里
志筑仁美:新谷良子
上条恭介:吉田聖子
早乙女和子:岩男潤子
鹿目詢子:後藤邑子
鹿目知久:岩永哲哉
鹿目タツヤ:水橋かおり
近年の作品では何故か一般受けもしたMBS製作オリジナルアニメ2トップの一つ。
でも主人公はまどかではなく、ほむらです。
毎日放送では映画放映の前日深夜に、前作である劇場版前後編を放映。
東野たち「まどマギ」好き芸能人たちにトークの他、後編に関してはCMなしの109分ぶっ通しでの放映という民放ではありえない事を実施。
まぁ、この放映自体が劇場版のCMだと解釈すれば、この放映で観客動員数を増やせれば効果があったことになるんだけど。
MBSって何気に民放では一番アニメに力を入れてるような気がするよな。
まぁ、BLOOD-Cとか明らかに失敗している作品も多数あるけど。
冒頭からは暫く茶番劇を見ることになるわけですが、たぶんテレビ放映が始まった当初に視聴者が期待していたのはあんな世界ではなかってのではないか、と。
ナイトメアとの戦い方がなんとも微妙だけど、あれはほむほむが望んだ戦い方なんだろうか。
視聴者視点では、とにかく怪しい部分が沢山あるので、何が原因かを予測するというところだろうか。
まどかがいる事に着目すれば、この世界を構築しているのにほむほむの記憶がかなり影響しているのは想像がつくわけだけど。
お菓子の魔女は本放送の時は「シャルロッテ」という名称でしたが、劇場版では「ベベ」という名前のマスコットキャラに変更。
同時にお菓子の魔女となった少女なぎさも登場。
ただし裏設定であるなぎさにまつわるエピソードに関しては不明のまま。
中の人はシャフトの常連あすみん。
またもちちびっこキャラか……どこまでもちびキャラ担当だな。しいて言うなら、今までは「小さくないよ!」キャラだったのが、本当のちびっこになったという違いぐらいで。
3つのあり得ない存在がある! と、得意満面に言いながらまどかの存在をすっかり失念しているほむほむ……彼女のなかではまどかの存在は当たり前だから、他の人が知らないという事実を失念してしまっていたのか。
後、あり得ないという意味では、仁美と恭介が付き合っているのに、さやかが存在しているというのもあり得ないよね。
キュゥべえは喋らないな、と思っていたら終盤でようやく喋り出した。
自分が喋ることでほむらに気取られるのを避けていたのか、単に観測に徹したかったからなのか。
最終戦闘前の変身シーンはこれまでから変更。マミとか脱皮してるし……
まさかのほむほむ魔女化。
まどかを現実世界に取り戻すにはアレしか手段が無かったのか。
まどか本体は神様のままだけど、人間だった時の記憶を引っ張り出したようだ。
そんなわけで、最終的には魔法少女の話が神と悪魔の話にまでなった……
そういや、杏子は初登場でさやかと対決した時に、使い魔が人間を数人喰らったら魔女になる、とか口にしているんだけど、あれって杏子が勝手に思い込んでいただけって事かな。
まどかの一部が人へと生まれ変わったことで、一緒にいたさやかやなぎさも煽りを食らって人間として生まれ変わりました。
さやかも最初こそ記憶を持っていたものの、徐々に記憶は薄れて忘れてしまうようで。
ただしさやかは指輪をしているので、ただの人間ではなく魔法少女に戻ったらしい。
この世界で魔法少女が戦っている相手が何なのかは不明だけど、《円環の理》は存在し続けているので魔獣のままなのか。
ほむほむの目的はあくまでまどかの救済で、まどかが願った魔女の消失を無くすことではない筈だし。
最後は襤褸雑巾のようになってるキュゥべえ。
ほむらに道具として扱き使われてしまっているようだ。
エネルギー不足解消のためにやっていた筈が、神と悪魔を作り出して、挙句に道具扱いしていた地球人から逆に道具にされるところまで堕ちてしまった。
ところで、まどかの存在により、魔女化することは無くなったこの世界だけど、マミみたいに戦いの最中でソウルジェムを破壊されてしまった魔法少女はどうなるんだろうか。
やっぱり人間が死ぬの同じく、ただの死亡になるのかな。
個人的評価:75点
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ほむらはマミが紅茶を入れに行っている隙に時間を止めると、ベベを捕らえてベベの正体を暴こうとする。
自分たちを捕らえた結界、それは魔女の産み出す結界そのものであると結論づけたほむらは、ベベこそがかつての魔女であると気付いたのだ。
だが、ほむらの様子の変化に気付いていたマミは、ほむらにリボンを巻き付けて彼女の動向を探っていたのだ。
他の魔法少女たちと共に戦うようになる前からパートナーとして自分を支えてくれたベベを傷付けようとするほむらを許さない。
ベベにダマされているというほむらの言葉にも耳を貸さないマミはほむらと対決する。
激しい戦いを繰り広げるほむらとマミ。
戦いの中、ほむらはマミに致命傷を与えることに対して僅かに迷いを見せる。
接戦の末にほむらは追い詰められるも、自ら頭を撃ち抜いてマミの油断を誘うと、マミのリボンを断ち切り、時間を止めたマミに銃口を向けたほむらは頭を撃ち抜くのではなく、足を撃つ。だが、それはマミではなく、彼女がリボンで作り出したダミーだった。
ほむらはマミに捕えられてしまう。
ベベに騙されているというほむらの言葉に耳を貸さないマミだが、魔女の存在を示唆されると、自分たちはずっと「魔獣」と戦っていたと魔女の存在を否定するも、自分たちが戦っていたのは「魔獣」であって「ナイトメア」ではない記憶に混乱が生じる。
その瞬間を狙ったかのように、ほむらはさやかに救い出される。
魔女の存在を覚えているというさやかは、ほむらの知るベベが記憶を消してこの空間に閉じ込め続けるという回りくどい手段を取るか、と語る。
そして自分たちを閉じ込める魔女が自分たちの中にいる事を示唆する。
ほむらはそこでこの世界にある3つのあり得ないものに気づく。
その一つは自分しか知らない筈の魔女の存在を知るさやかだった。
さやかはほむらの前から忽然と姿を消す。
マミの前に姿を見せたべべは、お菓子の魔女の姿ではなく、幼い少女の姿だった。彼女・百江なぎさはマミに真実を聞かせる。
同じ頃、ほむらは杏子に電話で確認をしていた。
魔女の存在を知らない杏子。その杏子に、まどかの存在を知っているかと確認したほむらは、疑問を確信へと変える。
《円環の理》となり、世界から存在が消えた筈のまどかはこの世界で普通の住人として受け入れられていた。それはこの世界を構築した魔女がまどかの存在を知っていたことに他ならず、まどかの存在を覚えているのは世界でただ一人、ほむらだけ。
そう、魔女となったのはほむらだったのだ。
本来ならば誕生するはずのない魔女。
それが生まれたのは全てキュゥべえ、すなわちインキュベーターの仕業であった。
インキュベーターは《円環の理》によって消失するソウルジェムの謎を解析するため、穢れをため込んだほむらのソウルジェムを外部から遮断した空間へと閉じ込める事で、ソウルジェムが変化する様子を観測したのだ。
その結果はほむらがキュゥべえに語った魔女の存在そのものだった。
結界は外部から入る事が出来ないが、ほむらが無意識下に招き入れたものだけが入り込むことが出来る。
すなわち、マミ、さやか、杏子ら魔法少女たちや、仁美、恭介、和子、鹿目詢子、鹿目知久、鹿目タツヤと言った存在だった。
そしてその中に、ほむらだけが知り、この世界に存在しない筈の少女・まどかが極普通に紛れ込んでいた。彼女こそ、ほむらが招き入れた《円環の理》だった。だが、ほむらの力により、まどかもまた記憶を消されてこの世界の住人の一部となってしまっていた。
インキュベーターは観測不可能な《円環の理》を観測する事で、解析してやがて自分たちの制御下に置いて再び魔女を生み出そうと企んでいたのだ。
彼らの好きにはさせまいとするほむらは、《円環の理》に救済を求めず、この世界で魔女として魔法少女たちに倒される事を選択する。
マミ、杏子、ほむら、さやか、なぎさの5人が集まり、魔法少女へと変身する。
さやかとなぎさは《円環の理》の一部として魔法少女の救済の手伝いをしており、ほむらを救うためまどかと共にこの世界にやってきていたのだ。
ほむらを救済するために、ほむらを倒すのではなく、ほむらのソウルジェムを閉じ込める結界の破壊を行う5人。
5人の連携攻撃により、ソウルジェムは解放され、《円環の理》鹿目まどかがさやかやなぎさと共にほむらを迎えにやってくる。
だが、その瞬間を待っていたほむらは、《円環の理》の中からまどかの一部の力をはぎ取ってしまう。
強力な力を発揮するほむらにより、世界は再び作り変えられていく。
希望でも絶望でもない新たな力は、ほむらのソウルジェムをグリーフシードでもない新しい形へと作り変える。ほむらはその力を「愛」だと表現する。
キュゥべえはほむらの力を驚愕し、世界を作り変えるほどの同時に人間の感情を危険視し、手を出さないことにしようとするが、ほむらは彼らインキュベーターには働いてもらわなければならないと捕えて逃がさない。
世界は再々構成され、神の力を奪ったほむらは悪魔へと生まれ変わった……
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・キャスト
暁美ほむら:斎藤千和
鹿目まどか:悠木碧
美樹さやか:喜多村英梨
巴マミ:水橋かおり
佐倉杏子:野中藍
百江なぎさ:阿澄佳奈
キュゥべえ/インキュベーター:加藤英美里
志筑仁美:新谷良子
上条恭介:吉田聖子
早乙女和子:岩男潤子
鹿目詢子:後藤邑子
鹿目知久:岩永哲哉
鹿目タツヤ:水橋かおり
【感想】
そんなわけでTVシリーズの続編となる完全新作の劇場版まどマギ。近年の作品では何故か一般受けもしたMBS製作オリジナルアニメ2トップの一つ。
でも主人公はまどかではなく、ほむらです。
毎日放送では映画放映の前日深夜に、前作である劇場版前後編を放映。
東野たち「まどマギ」好き芸能人たちにトークの他、後編に関してはCMなしの109分ぶっ通しでの放映という民放ではありえない事を実施。
まぁ、この放映自体が劇場版のCMだと解釈すれば、この放映で観客動員数を増やせれば効果があったことになるんだけど。
MBSって何気に民放では一番アニメに力を入れてるような気がするよな。
まぁ、BLOOD-Cとか明らかに失敗している作品も多数あるけど。
冒頭からは暫く茶番劇を見ることになるわけですが、たぶんテレビ放映が始まった当初に視聴者が期待していたのはあんな世界ではなかってのではないか、と。
ナイトメアとの戦い方がなんとも微妙だけど、あれはほむほむが望んだ戦い方なんだろうか。
視聴者視点では、とにかく怪しい部分が沢山あるので、何が原因かを予測するというところだろうか。
まどかがいる事に着目すれば、この世界を構築しているのにほむほむの記憶がかなり影響しているのは想像がつくわけだけど。
お菓子の魔女は本放送の時は「シャルロッテ」という名称でしたが、劇場版では「ベベ」という名前のマスコットキャラに変更。
同時にお菓子の魔女となった少女なぎさも登場。
ただし裏設定であるなぎさにまつわるエピソードに関しては不明のまま。
中の人はシャフトの常連あすみん。
またもちちびっこキャラか……どこまでもちびキャラ担当だな。しいて言うなら、今までは「小さくないよ!」キャラだったのが、本当のちびっこになったという違いぐらいで。
3つのあり得ない存在がある! と、得意満面に言いながらまどかの存在をすっかり失念しているほむほむ……彼女のなかではまどかの存在は当たり前だから、他の人が知らないという事実を失念してしまっていたのか。
後、あり得ないという意味では、仁美と恭介が付き合っているのに、さやかが存在しているというのもあり得ないよね。
キュゥべえは喋らないな、と思っていたら終盤でようやく喋り出した。
自分が喋ることでほむらに気取られるのを避けていたのか、単に観測に徹したかったからなのか。
最終戦闘前の変身シーンはこれまでから変更。マミとか脱皮してるし……
まさかのほむほむ魔女化。
まどかを現実世界に取り戻すにはアレしか手段が無かったのか。
まどか本体は神様のままだけど、人間だった時の記憶を引っ張り出したようだ。
そんなわけで、最終的には魔法少女の話が神と悪魔の話にまでなった……
そういや、杏子は初登場でさやかと対決した時に、使い魔が人間を数人喰らったら魔女になる、とか口にしているんだけど、あれって杏子が勝手に思い込んでいただけって事かな。
まどかの一部が人へと生まれ変わったことで、一緒にいたさやかやなぎさも煽りを食らって人間として生まれ変わりました。
さやかも最初こそ記憶を持っていたものの、徐々に記憶は薄れて忘れてしまうようで。
ただしさやかは指輪をしているので、ただの人間ではなく魔法少女に戻ったらしい。
この世界で魔法少女が戦っている相手が何なのかは不明だけど、《円環の理》は存在し続けているので魔獣のままなのか。
ほむほむの目的はあくまでまどかの救済で、まどかが願った魔女の消失を無くすことではない筈だし。
最後は襤褸雑巾のようになってるキュゥべえ。
ほむらに道具として扱き使われてしまっているようだ。
エネルギー不足解消のためにやっていた筈が、神と悪魔を作り出して、挙句に道具扱いしていた地球人から逆に道具にされるところまで堕ちてしまった。
ところで、まどかの存在により、魔女化することは無くなったこの世界だけど、マミみたいに戦いの最中でソウルジェムを破壊されてしまった魔法少女はどうなるんだろうか。
やっぱり人間が死ぬの同じく、ただの死亡になるのかな。
個人的評価:75点


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theme : 魔法少女まどか☆マギカ
genre : アニメ・コミック