たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第11話「今年もありがとう、なので」
いよいよ年の瀬。
12月31日の大晦日に開催する『私たち展~Futatose~』に備え、旧笠井邸で沢渡楓たちは準備で大忙しだった。
今年は三谷かなえも楓と一緒に写真を展示。
かなえは受験に専念するためカメラを封印して、年内一杯で写真部を引退すると決心しており、この大晦日が写真部最後の一日だった。
流石にギリギリまで部活動をするのはいくら学業優秀でも危険だから、年明けからは受験勉強を本格的に始めるのか。
教師たちから何も言われないのだから、成績自体は落ちたりしていないんだろうけど。
岡崎のりえたちも勉強はちゃんとやっているという事だが、毎日来るかなえを気に掛けていました。
桜田麻音の楽しい想い出を作ってあげたいという気持ちに塙かおるたちも賛同。
下上山むつこ先生も写真部顧問として手伝いをしている様子。
沢渡香がおばあちゃんと共に差し入れに来てくれました。
今年は篠田こまちも特別参加として参加スペースが作られていましたが、やはりのりえの変な写真ばかり。
香も参加者に名前があって、絵を展示しています。
12月31日の大晦日に開催する『私たち展~Futatose~』に備え、旧笠井邸で沢渡楓たちは準備で大忙しだった。
今年は三谷かなえも楓と一緒に写真を展示。
かなえは受験に専念するためカメラを封印して、年内一杯で写真部を引退すると決心しており、この大晦日が写真部最後の一日だった。
流石にギリギリまで部活動をするのはいくら学業優秀でも危険だから、年明けからは受験勉強を本格的に始めるのか。
教師たちから何も言われないのだから、成績自体は落ちたりしていないんだろうけど。
岡崎のりえたちも勉強はちゃんとやっているという事だが、毎日来るかなえを気に掛けていました。
桜田麻音の楽しい想い出を作ってあげたいという気持ちに塙かおるたちも賛同。
下上山むつこ先生も写真部顧問として手伝いをしている様子。
沢渡香がおばあちゃんと共に差し入れに来てくれました。
今年は篠田こまちも特別参加として参加スペースが作られていましたが、やはりのりえの変な写真ばかり。
香も参加者に名前があって、絵を展示しています。
今年は四季のコーナーに分かれて、楓たちの写真と、かおるの香りが楽しめる施行となっており、その他にはのりえの「カフェDEのりえちゃん」と麻音の朗読劇。
四季についてはかおるのアイデアで、見に来てくれる人の笑顔を想像すると、アイデアが迸るらしいとのりえはおばあちゃんに耳打ち。
汐入の三次ちひろからも、5人をモデルとしたキャラクターを配して四季をイメージしたキルトが届けられました。
ぽって=ぽてにょん、かなえ=うさぎ、のりえ=鳥、麻音=リス、かおる=狐
ちひろとともちゃんの二人で作ったのかな。
四季をイメージしているという事は、楓から四季のコーナーを作る事を聞いていたんだろうな。
そこにちひろの電話でともちゃんから質問責めを受けました。
電話を替わったちひろから、かおるたちとかなえと一緒にいるのが今年の楓の1年ではないかと考えたのだと伝えられ、楓はかなえは明日が写真部に来られる最後の日である事、そして寂しく感じている事を伝えました。
ちひろは私たち展と楓を応援している励ましました。
年末だけから学校は休みだろうけど、流石に竹原へ遊びにはこれなかったのか。今年は1度来ているしな。
まだまだ準備が沢山あるのに、お腹も空いてきた楓たち。
そこに八色ちもと堂郷和太郎がお好み焼きの差し入れに来てくれて、その後は二人の協力もあり、徹夜でなんとか完成させました。
そういや、なんで楓たちは制服? 学校の活動でもないし、制服を着る必要はないと思うんだけど。
案内板に使う写真を決めるだけとなり、かなえはみんなの集合写真を提案。
しかし楓はかなえがコンテストで受賞した『カメラ少女』が良いと告げました。
かなえにとっては自分はどちらかというと楓たちに一緒にさせてもらっているから、自分の写真を案内板に使うというのは引け目を感じるのだろうけど、楓にとっては逆に特別な一枚なんだね。
そして開場の11時。
昨年の一番乗りはももねこ様でしたが、今年は……
沢山の人がオープンを待っていました。
去年来てくれた人たちが今年も楽しみにしていてくれた、という事か。
大勢の人たちで大反響の私たち展。
マエストロは春から順番に見ていくと、二人の写真が変化している事が判ると告げました。
それは二人がお互いに影響し合った結果なのだろうと。
お互いの中で、お互いがずっと大きな存在になっている。ずっと経ってからその事に気付くだろうと。
写真部としての活動が、お互いの写真にも影響が出るほどになっていたのか。本人たちには判らないけど、客観的にみると判るんだな。
塙さよみはのりえの手伝い。
1年間色々とお世話になった恩返しだという事だが、これでも全く足りないから、もっと素敵な恩返しを用意しているという不吉な言葉を残す。
もはや呪い。
麻音の両親も麻音の朗読劇を聞くため、急いでやってきました。
去年の朗読劇の終わりで、たけのこののこちゃんはオホーツク海で食べられてしまいましたが、魂が平安時代へタイムスリップして生き延びていました。
妄想する妄想竹の姉妹と出会い、のこちゃんを巡る姉妹の恋のバトル。
竹姉妹はのりえとこまっしゃくれ。この二人はちゃんと台本通りに演じることが出来たのか?
年末年始は旅館を閉めてるから、麻音の両親も来れたのかな。
そして遂に私たち展も終わりを迎える。
最後のお客はももねこ様でした。
楽しかったというかなえはぽってに改めてお礼を告げる。
そして照蓮寺で初詣へ。
除夜の鐘を聞きながらカウントダウンで年越しをした楓たち。
かなえは年越しと共にカメラに蓋をしてカメラを封印しました。
楓は自分がかなえも分の写真も撮ると、4人を撮影するも、その写真は少しピンぼけ。
これは楓の目が潤んでいたからなのか、それとも手が震えてしまったのか。
楓たちもいよいよ3年生となる。
麻音にはやりたい道へ進んで欲しいと願う両親ですが、麻音は旅館のことも気に掛けていました。
中学生の頃に自分から竹原へ行きたいと言い出した。
そして楓もまた自分から竹原へ行きたいと言い出して、良い出会いに恵まれたことを本当に良かったと沢渡珠恵もおばあちゃんも感じていました。
子供達は自分の力でしっかりと歩いていると感じる麻音の両親。
おばあちゃんは子供達は成長すればするほど、親に出来るのは心配になるのだと微笑む。
「心配で、嬉しくて、寂しくて。
でもそれを宝物に出来るのは、親の特権よ」
雑魚寝で眠ってしまう子供達を見守る親たちは、寝顔はまだまだ小さい時と変わらないと感じながら、宝物だという事を実感する。
子供たちを見守る親たち。
未だにのりえとかおるの両親は出てきてないけど、3期があった場合には登場するんだろうか。
3期があるとしたら、やはり進路の話が中心になるんだろうが、全員が進学するとは限らないし、同じ大学とも限ら無さそうだな。
かなえが目を覚ますと、楓が1年間撮ってきた写真を見ていました。
新しい年となり、いよいよ受験生だというかなえに、楓は日が昇るまではまだ写真部ですよね、と不安げに訊ねる楓に、かなえは頷く。
もっとコンテストにチャレンジしたり、写真展に参加したり、色々な所へ行ったりと、やり残した事がいっぱいある。それは自分が部長だったせいだと感じていました。
しかしかなえは楓は写真部を作ってくれたから充分にアグレッシブだったのだと否定する。
部として表立った活動は、卒業アルバムの写真、桜祭り、写真展、私たち展か。
1シーズン1つぐらいだから確かに多くはないけど、かなえにとっては何より写真部を作ってくれた、というのが大きいんだろう。
今年は結局部員が増えなかったけど、果たして来年には後輩が入部するのかどうか……
かなえの『カメラ少女』の写真を見て、自分なんかが写真部を作ってしまっていいのかと迷っていた楓だが、その写真を撮った人と会って話してみたいと思ったからこそ、写真部を作る決心がついたのだと伝える。
かなえもまたその写真のおかげで写真部に入った。
写真の少女が作ったという写真部に興味を持ち、楓が誘ってくれたおかげで写真部に入れた。
「あの時は判らなかったけど、今はちゃんと判ってるんです。
きっと私は、いつも踏み出せないでいる自分を、変えたかったんだって。
そして、ぽって部長や、かおるちゃん、のりえちゃん、麻音ちゃんは、そんな私の背中を一生懸命押してくれていたんだって。
楽しい想い出、沢山出来ました。
やり残したことなんて、何もありません!」
涙を浮かべながらも微笑むかなえ。
他の3人も目を覚まして涙を浮かべていたものの、起きていることを気付かれないように必死に我慢していました。
かなえは写真部に入ってコンテストに応募したい、とかいう希望があったわけではなく、楓と一緒に写真を撮る事、そこで自分一人では出来なかったことが出来たことを体験出来れば、それで十分だったんでしょうね。
そんないいところでさよみからの着信音が鳴り響きました。
空気を読まないタイミングで現れたさよみに初日の出を見るため連れて行かれたのは浜辺でした。
昨年の一件で山は危険だと学習したため、海へとやってきたわけですが、真冬の海は寒くて皆震える。
一応さよみも学習するようですが、確か車が事故ったのは海辺だったのでは……
しかしこれだけ絶景のポイントなのに、他に人は全然いないんだな。他にもいくらでも見ることが出来るからなのか。
声を出せば暖まる、というさよみの提案で海へ向かって叫ぶことになり、やむを得ず叫ぶことにしたみんな。
しかし一度叫び終えると、確かに身体が温まったように感じて、どんどん自分の夢や目標を叫びだしました。
そして日の出が……
青春してるなぁ。
これで本当にかなえが写真部を引退することになる。
かなえは泣きながら楓へ抱きつく。
みんなで初日の出を見ているのに泣いてしまう自分に戸惑いを感じていたかなえ。
昨日までの一年が楽しかったからだというさよみの言葉、かなえは素直に頷く。
「私、今日からまた楽しい1年を始めます」
「はい……」
新しい出会い……そして素敵なことがいっぱい詰まった楽しい一年は終わった。
そして、新しい年が始まる。
今年もきっと、出会いや素敵なことが待ってるから……
来年、また一緒に初日の出を見ながら、みんなのこの一年に会った色々な事を話せたらいいな。
新しい年が、みんなにとって、いい年になりますように……
楽しかった一年とのお別れは悲しいけど、新しい一年はきっとまた別の楽しいことが待っていると思えるからこそ、人は進める新年に期待を持てるのでしょう。
ともあれ、かなえたんとは大学が合格するまでお別れ。
次回 第12話(最終回)「そして旅立ちの季節、なので」
いよいよ卒業式です。
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四季についてはかおるのアイデアで、見に来てくれる人の笑顔を想像すると、アイデアが迸るらしいとのりえはおばあちゃんに耳打ち。
汐入の三次ちひろからも、5人をモデルとしたキャラクターを配して四季をイメージしたキルトが届けられました。
ぽって=ぽてにょん、かなえ=うさぎ、のりえ=鳥、麻音=リス、かおる=狐
ちひろとともちゃんの二人で作ったのかな。
四季をイメージしているという事は、楓から四季のコーナーを作る事を聞いていたんだろうな。
そこにちひろの電話でともちゃんから質問責めを受けました。
電話を替わったちひろから、かおるたちとかなえと一緒にいるのが今年の楓の1年ではないかと考えたのだと伝えられ、楓はかなえは明日が写真部に来られる最後の日である事、そして寂しく感じている事を伝えました。
ちひろは私たち展と楓を応援している励ましました。
年末だけから学校は休みだろうけど、流石に竹原へ遊びにはこれなかったのか。今年は1度来ているしな。
まだまだ準備が沢山あるのに、お腹も空いてきた楓たち。
そこに八色ちもと堂郷和太郎がお好み焼きの差し入れに来てくれて、その後は二人の協力もあり、徹夜でなんとか完成させました。
そういや、なんで楓たちは制服? 学校の活動でもないし、制服を着る必要はないと思うんだけど。
案内板に使う写真を決めるだけとなり、かなえはみんなの集合写真を提案。
しかし楓はかなえがコンテストで受賞した『カメラ少女』が良いと告げました。
かなえにとっては自分はどちらかというと楓たちに一緒にさせてもらっているから、自分の写真を案内板に使うというのは引け目を感じるのだろうけど、楓にとっては逆に特別な一枚なんだね。
そして開場の11時。
昨年の一番乗りはももねこ様でしたが、今年は……
沢山の人がオープンを待っていました。
去年来てくれた人たちが今年も楽しみにしていてくれた、という事か。
大勢の人たちで大反響の私たち展。
マエストロは春から順番に見ていくと、二人の写真が変化している事が判ると告げました。
それは二人がお互いに影響し合った結果なのだろうと。
お互いの中で、お互いがずっと大きな存在になっている。ずっと経ってからその事に気付くだろうと。
写真部としての活動が、お互いの写真にも影響が出るほどになっていたのか。本人たちには判らないけど、客観的にみると判るんだな。
塙さよみはのりえの手伝い。
1年間色々とお世話になった恩返しだという事だが、これでも全く足りないから、もっと素敵な恩返しを用意しているという不吉な言葉を残す。
もはや呪い。
麻音の両親も麻音の朗読劇を聞くため、急いでやってきました。
去年の朗読劇の終わりで、たけのこののこちゃんはオホーツク海で食べられてしまいましたが、魂が平安時代へタイムスリップして生き延びていました。
妄想する妄想竹の姉妹と出会い、のこちゃんを巡る姉妹の恋のバトル。
竹姉妹はのりえとこまっしゃくれ。この二人はちゃんと台本通りに演じることが出来たのか?
年末年始は旅館を閉めてるから、麻音の両親も来れたのかな。
そして遂に私たち展も終わりを迎える。
最後のお客はももねこ様でした。
楽しかったというかなえはぽってに改めてお礼を告げる。
そして照蓮寺で初詣へ。
除夜の鐘を聞きながらカウントダウンで年越しをした楓たち。
かなえは年越しと共にカメラに蓋をしてカメラを封印しました。
楓は自分がかなえも分の写真も撮ると、4人を撮影するも、その写真は少しピンぼけ。
これは楓の目が潤んでいたからなのか、それとも手が震えてしまったのか。
楓たちもいよいよ3年生となる。
麻音にはやりたい道へ進んで欲しいと願う両親ですが、麻音は旅館のことも気に掛けていました。
中学生の頃に自分から竹原へ行きたいと言い出した。
そして楓もまた自分から竹原へ行きたいと言い出して、良い出会いに恵まれたことを本当に良かったと沢渡珠恵もおばあちゃんも感じていました。
子供達は自分の力でしっかりと歩いていると感じる麻音の両親。
おばあちゃんは子供達は成長すればするほど、親に出来るのは心配になるのだと微笑む。
「心配で、嬉しくて、寂しくて。
でもそれを宝物に出来るのは、親の特権よ」
雑魚寝で眠ってしまう子供達を見守る親たちは、寝顔はまだまだ小さい時と変わらないと感じながら、宝物だという事を実感する。
子供たちを見守る親たち。
未だにのりえとかおるの両親は出てきてないけど、3期があった場合には登場するんだろうか。
3期があるとしたら、やはり進路の話が中心になるんだろうが、全員が進学するとは限らないし、同じ大学とも限ら無さそうだな。
かなえが目を覚ますと、楓が1年間撮ってきた写真を見ていました。
新しい年となり、いよいよ受験生だというかなえに、楓は日が昇るまではまだ写真部ですよね、と不安げに訊ねる楓に、かなえは頷く。
もっとコンテストにチャレンジしたり、写真展に参加したり、色々な所へ行ったりと、やり残した事がいっぱいある。それは自分が部長だったせいだと感じていました。
しかしかなえは楓は写真部を作ってくれたから充分にアグレッシブだったのだと否定する。
部として表立った活動は、卒業アルバムの写真、桜祭り、写真展、私たち展か。
1シーズン1つぐらいだから確かに多くはないけど、かなえにとっては何より写真部を作ってくれた、というのが大きいんだろう。
今年は結局部員が増えなかったけど、果たして来年には後輩が入部するのかどうか……
かなえの『カメラ少女』の写真を見て、自分なんかが写真部を作ってしまっていいのかと迷っていた楓だが、その写真を撮った人と会って話してみたいと思ったからこそ、写真部を作る決心がついたのだと伝える。
かなえもまたその写真のおかげで写真部に入った。
写真の少女が作ったという写真部に興味を持ち、楓が誘ってくれたおかげで写真部に入れた。
「あの時は判らなかったけど、今はちゃんと判ってるんです。
きっと私は、いつも踏み出せないでいる自分を、変えたかったんだって。
そして、ぽって部長や、かおるちゃん、のりえちゃん、麻音ちゃんは、そんな私の背中を一生懸命押してくれていたんだって。
楽しい想い出、沢山出来ました。
やり残したことなんて、何もありません!」
涙を浮かべながらも微笑むかなえ。
他の3人も目を覚まして涙を浮かべていたものの、起きていることを気付かれないように必死に我慢していました。
かなえは写真部に入ってコンテストに応募したい、とかいう希望があったわけではなく、楓と一緒に写真を撮る事、そこで自分一人では出来なかったことが出来たことを体験出来れば、それで十分だったんでしょうね。
そんないいところでさよみからの着信音が鳴り響きました。
空気を読まないタイミングで現れたさよみに初日の出を見るため連れて行かれたのは浜辺でした。
昨年の一件で山は危険だと学習したため、海へとやってきたわけですが、真冬の海は寒くて皆震える。
一応さよみも学習するようですが、確か車が事故ったのは海辺だったのでは……
しかしこれだけ絶景のポイントなのに、他に人は全然いないんだな。他にもいくらでも見ることが出来るからなのか。
声を出せば暖まる、というさよみの提案で海へ向かって叫ぶことになり、やむを得ず叫ぶことにしたみんな。
しかし一度叫び終えると、確かに身体が温まったように感じて、どんどん自分の夢や目標を叫びだしました。
そして日の出が……
青春してるなぁ。
これで本当にかなえが写真部を引退することになる。
かなえは泣きながら楓へ抱きつく。
みんなで初日の出を見ているのに泣いてしまう自分に戸惑いを感じていたかなえ。
昨日までの一年が楽しかったからだというさよみの言葉、かなえは素直に頷く。
「私、今日からまた楽しい1年を始めます」
「はい……」
新しい出会い……そして素敵なことがいっぱい詰まった楽しい一年は終わった。
そして、新しい年が始まる。
今年もきっと、出会いや素敵なことが待ってるから……
来年、また一緒に初日の出を見ながら、みんなのこの一年に会った色々な事を話せたらいいな。
新しい年が、みんなにとって、いい年になりますように……
楽しかった一年とのお別れは悲しいけど、新しい一年はきっとまた別の楽しいことが待っていると思えるからこそ、人は進める新年に期待を持てるのでしょう。
ともあれ、かなえたんとは大学が合格するまでお別れ。
次回 第12話(最終回)「そして旅立ちの季節、なので」
いよいよ卒業式です。


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