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たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第8話「あの日の遠い約束、なので」

幼い頃、沢渡楓と三次ちひろは一緒に見た花火大会で、来年も一緒に浴衣を着て竹原の花火大会に来ようと約束を交わしたが、楓の父・沢渡和馬の死でその約束は果たされることのないままとなってしまった。

花火大会の前日、竹原へやってきたちひろは、初対面となる三谷かなえと下上山むつこに挨拶を交わし、楓が写真部の部長だと改めて知って感動で涙ぐむ。
いきなり泣き出されたら、そりゃあ狼狽するよな。ふうにょんは慣れてるからいつもの事だと判るんだろうけど。
ともちゃんも竹原へ来るのかと思っていたけど、はちひろだけだったんだな。

花火大会に関する作戦会議が開始。
下上山先生は綺麗な花火を綺麗に写真に撮るのは簡単だろうから、自分も挑戦すると宣言していましたが、浦賀の花火を撮影した楓はかなり失敗していました。
改めて花火の撮影の難しさを知ったかなえたちに、楓は部長として何か言おうとするも上手く言えずに3人とも暗く沈んでしまう。
実は花火撮影は写真としては難しい部類ではないけど、花火は撮影方法を知らないと、必ず楓のような失敗をしますよね。
花火撮影には三脚は必需品。
シャッタースピードを2秒以上に(一眼レフなら5秒ぐらいが良い)して、絞りで露出を調整する(ISO100の時はF8ぐらいで)など。
かなえも下上山先生も楽しい人だと感じたちひろですが、でもなかなか部員が増えないと口にしてしまい楓は落ち込んでしまう。
桜田麻音と塙かおるは塙さよみの部員募集のネガティブキャンペーンのせいだろうと考えていました。
写真部入部にはプチ秘境探検がセットでついてくるのか。

かおるは親の手伝いのため、のりえもカフェたまゆらの手伝いをするため直前の合流となっていました。
ちひろは写真部の活動に付き合うつもりでした。
麻音だけ何も予定が言われてないけど、麻音はどうするんだろ。
ちひろがかおるに行きたいところはないのかと聞かれると、楓は幼い頃に和馬が教えてくれた秘密基地の事を思い出す。
二人占めしようと約束をしていましたが、しかし生憎とその場所がどこにあるのかは教えてもらえないままでした。
ふにょんパパは竹原のあちこちを歩き回ってるんだな。しかも結構、驚かせたりサプライズ的なことが好きなのか、話した時には場所などを秘密にしている事が多いから、肝心の場所が楓たちには判らない、というパターンが結構あるよね。

帰宅後も花火大会の話で盛り上がる二人。
沢渡珠恵はそんな二人を見ていると汐入の頃に戻ったようだと感じる。
ちひろは子供の頃に二人で描いた秘密基地の想像図を持ってきていました。

翌日、写真部+ちひろはお好み焼きほぼろで志保美りほから花火を撮影するアドバイスを受けました。
と、言っても基本的な技術を教えただけみたいで、下上山先生に至っては本当に理解できているのか怪しい。
りほは下蒲刈で蘭島閣美術館にて写真展を開く予定としていたが、そこで写真部として展覧会をしてみないかと提案する。
ちひろは素直に感動するも、突然の申し出に固まってしまう楓。かなえも緊張から弱気になってしまう。
参加の有無については楓に一任されることになる。
相変らずぽって部長に丸投げのかなえたん。
しかしりほの収入源って何なんだろうか。どこかの雑誌などに写真を提供しているのか。生活に困っているようには見えないから、それなりに安定した収入があるんだと思うけど。
近隣のイベントなどにプロカメラマンとして雇われたりしているのかな。

楓は去年の展覧会のことを思い出し、自分もやってみたいと感じる。
もし参加するならば、りほと一緒の写真展に出るための写真を撮りたい。花火大会で頑張ってみて、良い写真が撮れたらやらせて欲しいと答える。
下上山先生は自分は写真のことが判らないため、部員たちに目標を与えてくれたことを感謝する。
上下山先生って……上蒲刈はこのためのフリやったんか。

花火大会の準備が進む中、浴衣に着替えた楓、ちひろ、かなえの3人。
機材運びのバイト中だったさよみと遭遇。
さよみはバイトが終わったら、自分のとっておきスポットへ案内すると告げようとするも、かおるから楓とちひろの大切な日だから、変なところへ連れて行くな、と鬼の形相で命じられていたことを思い出してしまう。
固まるさよみを見かねたちひろは、プチ秘境探検が楽しみだと告げてしまう。
ちひろは良い娘だね。かおるたちだとスルーしてるところだろうに。
自分もお供すると楓に申し出るかなえですが、楓は写真展に来る人は色々な写真を見たいはずなので、かなえは自分の好きな場所で撮影して欲しいと告げる。
つまり、かなえたんはぼっち。折角の花火大会なのに。

バイト後、かおる、のりえ、桜田麻音を連れたさよみが案内したのはバンブージョイ・ハイランドでした。
普通の場所で拍子抜けするかおるたち。
楓は花火を見るために集まった人々を撮影するが、さよみは急がないと花火大会が始まってしまうと急かす。
憩いのレンガ道へと連れてこられた楓たちはへとへとに鳴りながら何とか頂上へと辿り着く。
浴衣で行く場所ではないよな。
自分たち以外に誰もいない場所に、ちひろは秘密基地みたいだと感じる。
そんな二人に、のりえたちは楓とちひろの二人きりで見るように告げ、自分たちは元の場所へと戻っていく。
事情を知らないさよみだけは理解出来ないまま連れて行かれてしまう。
二人占めにするという約束の事を聞いていたから、みんな気を効かせてくれたんだね。何も知らないさよみは、折角穴場に連れてきたのに、連れ戻される理由が判らないから困惑するのは当然か。
穴場なのは、ちょっと遠くて花火が小さく見えるからかな。来年からは聖地巡礼の人で沢山になるかな?

楓がカメラのセッティングをしている光景を眺めるちひろは、楓がお父さんと写真が好きで作った写真部をちゃんと見れて良かったと告げる。
ここには楓の大好きなものがいっぱいあるのだと感じ、きっと素敵な写真が撮れるだろうと直感していた。

想像とは色々と違う形となって、時間も経ったが、やっと秘密基地に来るという約束が叶った事で思わず涙が流れる二人。

その場所で見た花火は、遠くて小さくて、
でもどんなに遠くてもちゃんとそこにあって
笑い声に包まれてて
私たちの、約束みたいだ

お父さんとみんながくれた、私とちひろちゃんの秘密の場所
大切な、秘密基地なので

二人の大切な場所だけど、それは二人きりではなくて、みんなのおかげで作れた場所だから、より大切な場所になったのかな。
今回はオチなしだ。

次回 第9話「心に灯す竹あかり、なので」

次回は再び憧憬の路の話か。
そういや、麻音の両親が出てくるエピソードもあるらしいけど、次回かその次かな。
最終回は写真展か、かなえの卒業かだろうな。

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Author:黒虎
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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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