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たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第5話「明日のためにレッツフォト、なので」

いよいよ本格的に始まる卒業アルバムの写真撮影。
写真部の腕章を着けた三谷かなえDA23の宣誓に合わせて、沢渡楓も宣誓をする。
「宣誓! 私たちは写真部シップに則り、正々堂々と撮影する事を誓います」
「私も頑張りますので!」
へっぼこコンビ……

校内の様々な様子を撮影していく二人。
テニス部の撮影では、夢中になりすぎた楓は練習試合中のコートの中にまで入り込んで選手を接写しようとして部員に注意されてしまっています。
相変らずぽっては夢中になると全く周りが目に入らない。

部室に戻ると、塙かおるたちぽって部が部室でお茶していました。
岡崎のりえの作った筍パイを食べていたところにやってきた写真部顧問の下上山むつこは、新たなミッションとして『広島の桜写真コンテスト』に応募しないかと提案してきた。
広島の桜の写真ならなんでもOK。
下上山はコンテストで入賞経験のあるかなえに期待する。
結構プレッシャーだな。
二人とも入賞すれば、写真部の知名度も一気にアップだという下上山。
どうするかと楓に訊ねられたかなえは、ぽってと共に再び宣誓。
「「宣誓! 私たちは写真部シップに則り、正々堂々とコンテストに応募することを誓います!」」
突然宣誓なんて始めたら周りはびっくりだよな。
応募する写真は印画紙に六つ切りから四つ切り。
しかしあまり桜の写真を撮影していなかったため、二人はバンブー・ジョイ・ハイランドを始めとして様々な場所の桜を見て回るも、どこも桜が散って葉桜の状態。
僅かに残った桜を木の枝によじ登って接写しながら、これはこれで良い写真になりそうだと感じる楓だが、やはりコンテストへ応募出来るような写真は撮れない。
がっかりしながらも、お昼を食べるために『cafeたまゆら』へ行くと、かおると桜田麻音が来ていました。
実はのりえがランチ作りを手伝っており、二人はその試食を兼ねていました。
お豆腐のスコーンを作ったのりえに感動するかなえ。
かおるは食後には呉で行われるリース作りの短期講座へ、麻音はのこちゃんが平安時代へタイムスリップするという物語を作るための取材で宮島へ。
なんだかんだでみんな夢に向かって邁進中。中でものりえは既に料理の腕前はお店で出せるレベルにまで達しているんだね。

ぽって部のみんなが凄いと感心するかなえに、みんなアグレッシブだという楓だが、かなえは楓も同じだと告げる。
桜まつりの時の写真を持ってきた楓。
色々と上手く撮れているものの、中にはぶれていたり、見切れていたりする写真もあって、それらを見られると流石に恥ずかしい。
デジカメと違って消すことが出来ないから、そーゆーのも普通に現像されるんだよね。

食事を終えた二人は、駅向こうの商店街『あいふる316』へと脚を伸ばすが、そこで臨時のお金が必要になったためパン屋の配送のアルバイトをしている塙さよみと偶然出くわした。
二人がコンテストへ応募するための桜を探していると聞いたさよみは「ふふふふふ」と笑うと、自分に任せろと、明日とても素敵な場所へ連れて行ってあげると言い出す。
断ろうとする楓だが、さよみの強引さには全く逆らえず、歩きやすい服装と心の準備をするようにと宣告される。
さよみと出会った時点で、こーなるのは目に見えていたよね。

プチ秘境探検部の全員に招集がかかり、不安を抱くかおるたちですが、着いてきた沢渡香はやる気満々。そんな香にのりえはテンション上がりまくり。
一番最後にやってきたさよみは昨晩遅くまで起きて作製した『竹原南高校写真部 部員募集!!』の幟を掲げていました。
いつものように車ではなく徒歩での移動だが、実は車が修理中でした。
70cmほど空を飛び、一歩間違えたり瀬戸内海の底へ沈んでいたという事。
今回は車じゃないのか、と思ったら壊れていたのか。
スタントマンではあるまいし、70cmは「ちょっと」というレベルではないよ。
アルバイトも車の修理代を稼ぐためのもので、直ったらまた乗せてあげるというさよみに、麻音たちはこのまま直らない方が良いのではないかと不安を覚える。
元気に歩き続けるさよみや香に対して、へとへとになって着いていく一同。
基本的に移動にバスとか使うという考えは皆無らしい。
さよみは結構体力あるよね。普段からあちこち歩き回っているからかな。

ここからが本番、と言ったのは朝日山の登山道でした。
ひとまず昼食を取ることにした一行。
お弁当はのりえが作ったみんなの顔を形作ったおにぎり弁当。
凄まじく完成度が高い。
のりえは将来結婚して子供が出来たら、確実にキャラ弁を作る母親になるね。
凝ったお弁当に感動しながら食事するみんなを撮影する楓に、かなえは楓が本当に写真が撮るのが好きだと感じる。
どんどん近づいて写真を撮る楓。楓はかなえはじっくり考えて写真を撮っており、自分よりも凄いと感じていました。
お互いに無いものねだりか。

実はかなえが写真を始めたの中学生の時。
夏休みの自由研究で、たまたま写真を選んだ。
家のデジカメで撮ったその写真が褒められたことで、写真を取り続けていったかなえだが、人物の写真は撮ろうとすると緊張してしまってほとんど撮れずにいた。
そんなある日、憧憬の路で偶然カメラを抱えて雨の降り始めた空を見上げている楓を見かけて、胸がぎゅっとなって無意識に写真に収めていた。
あの写真は楓が撮らせてくれたのだという。
なにかをしようとすると考えすぎてしまいテンパるかなえは、写真をコンテストに応募するかも悩んでいたのだという。
ぽっての写真を撮ったのは全くの偶然だったのか。

写真を撮る時も楓のように前へでる事が出来ないため、ズームに頼ってしまう。失敗を残したくないからダメだと思った写真は直ぐに消してしまうため、フィルム写真を撮る楓に感心していた。
ぽってみたいにフィルム写真でもどんどん撮るというのは凄いよね。この娘のフィルム代と現像代はお小遣いで賄われているんだろうか。結構な額になってそうなんだけど。
みんな写真を見せることなど出来ない。
志保美りほに写真を送ったり、私たち展でみんなに写真を公開する楓を凄いと感じるかなえ。
桜コンテストもプレッシャーを感じていましたが、楓もそれは同じだった。
かなえがやると言ってくれたから、楓もコンテストへ応募する勇気が持てた。
かおるたちはコンテストへ応募したり、写真部へ入ったりするかなえも充分にアグレッシブだと評価する。
ぽっては普段は凄い緊張したりする一方で、夢中になると周りもびっくりの行動力を発揮するし。

綺麗に纏まったところで更に先へと向かう。
くたびれるかおるに頂上まで小一時間は掛かるというのりえだが、さよみは流石に頂上まで徒歩で行くつもりはないと否定する。
ここまで来たら行くしかない、とみんなを励まして歩き出すかなえや楓につられて元気に歩き続けていた彼女たちの前に広がったのは、少しばかり寂しいながらもちゃんと咲いている桜の木々でした。
桜をカメラに収めようとした楓でしたが、さよみは「まだ先があるのよ」と彼女たちを更に奥へと案内する。
遅咲きの桜の品種は不明。
自信満々で連れてきただけあって、ただ咲いている場所というわけではなかったようです。

緑の中を歩いていた一行の前に降り注いできた桜吹雪。
樹齢250年、県下三位の江戸彼岸『宿根(すくね)の大桜』が咲き誇っていました。
桜と共に流れるBGMはARIAスタッフという印象だな。
見事な桜に感動してはしゃぐ香たち。
「写真、撮りたい!
 ぽって部長、私今、写真を撮りたいです!
 桜を見て、はしゃいでいるみんなと一緒に、私がここにいる瞬間が、なんだか不思議で
 とても大切に思えて……
 この光景を残したい!」
「私もです」
二人は次々と写真を撮影していく。
「何も考えずに、ただこの一時を残したい。
 みんなと過ごしたこの一瞬、ぽって部長と一緒にカメラを構えた時間も、気持ちもみんな……」
あれこれと考えるよりも指が先に動いて失敗もあまり気にならなくなったみたいだ。
それよりもその一瞬一瞬を残したいという想いが強くなったということか。

実は桜コンテストの〆切は一週間前だったため、失敗に気付いた下上山は激しく落ち込み、楓たちにこれからだと慰められていました。
かおるたちはコンテストに応募していれば入賞はとれていたかもしれないと悔しがるが、楓とかなえは素敵な写真を撮れただけで充分だと笑う。
写真部の部室には、あの時の写真とコンテスト用に印画紙に現像した大桜の写真が飾られていた。
先生……でもぽってたちも〆切はちゃんと確認しておこうよ。

コンテストは残念だったけど、他には変えられない結果が残せた。
みんなと過ごした時間を閉じこめた……
私たちの、宝物なので!

その後、下上山先生は『水中フォトコンテスト』に応募しようとやってくるも、流石にこのコンテストへ応募するのには色々と無理がありました。
ダイビングも出来ないし。
ぽってのカメラは水中は無理だし。

次回 第6話「もう届かない笑顔を訪ねて、なので」

次回はやっぱりお父さんに関するエピソードかな。

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   「ぽって部長…私今、写真を撮りたいです!」

たまゆら ~もあぐれっしぶ~ 第5話 「明日のためにレッツフォトなので」

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黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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