たまこまーけっと 第12話(最終回)「今年もまた暮れていった」
脚本:吉田玲子 / 絵コンテ:石原立也・山田尚子 / 演出:石原立也 / 作画監督:池田和美
年は変わっていくけれど、ちっとも変わらぬものもある。それは夜目には見えないが、心で見れば見えるもの
年は変わっていくけれど、ちっとも変わらぬものもある。それは夜目には見えないが、心で見れば見えるもの
無くしてしまったと思った北白川たまこのメダルを見つけたのは、鳥(デラ・モチマッヅィ)とチョイ・モチマッヅィの国の王子メチャ・モチマッヅィだった。
心優しい王子の登場に、すっかり盛り上がってしまう商店街の人達。どの店も臨時休業になる。しかしその光景を見たたまこはある出来事を思い出し、ひどく動揺してしまう。
デラは太りすぎて王子に直ぐに気付いて貰えませんでした。
通信ではデラは映写機になってるから、デラの姿は映らないから王子はデブ鳥になった姿は初見なんだ。
そしてやっぱりちゃんとSPが同行してるんだね。
メチャはたまやに挨拶へやってきました。
興味津々の商店街の人々。大路もち蔵はショックでまたも抜け殻のようになっています。
豆大福を差し出されたメチャは喉に詰まらせてしまうも、美味しいと好評でした。
南の国の人々は餅好きなのか。SPたちも食べてたみたいだし。
登校するたまこに声を掛けたもち蔵は気になって仕方ないようで、目の下に隈が出来ています。
王子がやってきた話は常盤信彦から常盤みどりを経由して、牧野かんなや朝霧史織にも伝わっていました。
たまこのしたいようにしたら良いと応援することにした史織たち。
でもたまこは部活にも全く身が入っていません。
みどりたちは色々と考えた末、たまこの気持ちを尊重するという形に落ち着いたっぽい。
王子は商店街の人々にうさ湯に連れて行かれて、記念撮影などを受けて歓迎され、質問責めになっていました。
商店街も休業状態になり、王子の歓迎会が開かれていました。
北白川豆大は不参加なので、平常通り営業中なのはたまやだけ。
本当なら小国とは言え一国の王子が来ているんだから、もっと大騒ぎになっていても良いはずなんだけどね。
たまこはそんな商店街の状況に、お母さんが死んだ時の事を思い出してしまいました。
咄嗟に駆け寄ろうとしたみどりですが、一足早くデラが抱きつきました。
みどりたちにも慰められたたまこ。
デラは王子の妃になる事についてどう考えているのか、とたまこの本心について問い質しました。
デラのたまこがデラに惚れてるって言葉、なんでみどりまで信じてるんだよ。
たまこがイメージしたのが母親の葬式の時だという事は、しかしこの商店街で一番最後に死んだのがたまこの母親という事なのかな。
餅屋で産まれ育ち、お餅があるのが当たり前の毎日。
幼い頃から商店街で過ごすのが当然になっていた。
子供銀行のお金での買い物に付き合ってくれた商店街の人々、登下校では挨拶してくれて、家出してうさ湯に止めてもらい、魔法のバトンでお金が足りなかったのを信彦は何も言わずにおまけしてくれた。あんこが産まれた時は大路吾平が毎日見に来た。糸電話は夜に窓越しで喋って豆大に怒られたもち蔵とたまこのために大路道子が作ってくれたものでした。
ジャストミートのぼや騒ぎ、おからをオマケしてくれる清水屋、かおるは一番綺麗に咲いている花を用意してくれ、さしみでは料理を教えて貰い、みやこうどんは力うどんでたまやのお餅を使ってくれた。
うさぎ山商店街の人々のおかげで寂しい思いをせず、ここで生まれ育って良かったと思うようになった。
糸電話は夜遅くに近所迷惑にならないようにだは思っていたけど、もち蔵ママが作ったものだったのか。
たまこの話を聞いたデラは王子のところへ駆けていくと、たまこの事を褒めながらも王家の妃には相応しくないから諦めて欲しいと頼みました。
たまこの商店会への想いを改めて聞かされて、たまこは相応しくないと告げて諦めるようにするつもりになったみたいだ。
そこに追い掛けてきたたまこも王子に正式にお断り。
実はチョイもたまこが王子の妃だったら良いと思い、本当に妃かどうかを占っていませんでした。
王子はたまこが妃候補ではないと結論づけました。チョイの感じた香りは、花屋『フローリストプリンセス』で買った花の香りでした。
みどりともち蔵はたまこがお妃候補で無いと知って一安心。
正式にたまこの事を占おうとしたチョイですが、王子はその必要はないと止めました。
王子は元々結婚を望んでいたわけではないみたいだしね。
チョイが占いでたまこが本当に妃かどうか占わない事が気になっていたけど、意図的に占っていなかったのか。
ただ気になるのは、花の香りを感じたのはお風呂上りで、あの花の香りが残っていたとは考えにくいんだけど。
魚屋『さしみ』魚谷隆のトラックで王子たちを送っていく事になりました。
デラは大晦日まで居残ろうとしましたが、チョイはダメだと連れて行きました。
アレだけ歓迎会は盛大だったのに、お見送りはたまやだけなんだな。
みどりたちも駆けつけて、チョイにプレゼントをしてお別れ。
みどりはクマのぬいぐるみ、史織は光り物(アクセサリーか、ガラス細工か)。
かんなは冗談でカナヅチを渡したら普通に受け取られてしまった。
たまこはメダルをプレゼントしようとしましたが、たまこが大切にしている事を知っているチョイはお断りして、逆に折り鶴をプレゼント。
折り鶴って何か複線あったっけ? あまりハッキリ覚えてないな。
そうしてチョイたちはうさぎ山商店街を去っていきました。
が、デラは大晦日まで残ると密かに残ってしまいました。
トラックに乗る時、チョイが首筋に触れていたけど、やっぱりチョイの首には何かシルシがあるのかな。
WEB予告でチョイたちが帰っていくのは判っていたけど、てっきりデラも一度戻るけどまたやってくるという形なのかと思ってた。
結局王子様はチョイたちの迎えと、お世話になったたまこたちに挨拶へ来ただけなのか。つか王子、リムジンとかないのか……来る時はどうやって来たんだろうか。
王宮が気になるかんなはいつか国に招待してくれないかと期待していましたが、みどりには却下されました。
居残ったデラはみどりに美味しいタイミングを逃したと言われています。
「一羽丸焼き、こんがりロースト。スパイスたっぷり、からっと唐揚げ」
「いいかもね」
かんなのニワトリネタにたまやみどりの乗っかってる。
「サヨナラだけが人生、ではない。
出会えるからこそ、ヒューマンライフ」
クリスマスを迎え、そしてまた大晦日を迎えました。
もち蔵は今年こそたまこにプレゼントを渡そうと気合い一杯。
部屋を掃除していたデラは、豆大にだけ「ここは良いところだった」と別れを告げると、たまこたちには何も言わずたまやを去っていきました。
立つ鳥跡を濁さずを実戦して見せたのか。
その途中、『フローリストプリンセス』に立ち寄ったデラは例の花を前に居眠り。
それと気付かない花瀬かおるはデラを花と一緒に梱包してしまい、たまこへの誕生日プレゼントを買いに来たもち蔵によって、知らずたまこへのプレゼントとして渡されました。
なんでかおるは気付かなかったんだ……わざわざ箱に梱包していたって事は、別の目的のための花じゃなかったのか?
デラの姿に喜ぶたまこたち。
みどりはたまこの誕生日を覚えてないのか? というか、たまやが落ち着いていて、みどりたちがやってきているという事は既に年越ししているわけじゃないのか? 例年は他の商店街の人々もプレゼントを持ってきていたのに、何で今年は来なかったんだろう。
そこにチョイから通信でいつまでも戻らない事を怒られていました。
デラはもう少しだけうさぎ山商店街に残るようです。
取り敢えず初詣という事になってるけど、このままズルズルと居座り続けるのかな。
あんこには「相変わらず気持ち悪い」と映像装置になる事を気持ち悪がられてる。
そんな訳で最終回。
やはりたまこのお妃の話はちゃんとお断りもしましたが、誤解だという結論に達しました。実際のところがどうだったのかは判りませんが。
続編を作ろうと思えば作れるような感じだけど、どうするつもりなのかな。
とりあえず今回の人気次第?
面白いのは面白かったのだけど、ちょっと中途半端な感じもある。
ちょっとしたファンタジー要素も盛り込みつつ日常を描くなら、もっと日常を丁寧に描いても良かったかなという感じもして駆け足感が感じられた。
ま、オリジナルアニメが下手な京都アニメーションにしては得意分野を持ち出して頑張った感じか。
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心優しい王子の登場に、すっかり盛り上がってしまう商店街の人達。どの店も臨時休業になる。しかしその光景を見たたまこはある出来事を思い出し、ひどく動揺してしまう。
デラは太りすぎて王子に直ぐに気付いて貰えませんでした。
通信ではデラは映写機になってるから、デラの姿は映らないから王子はデブ鳥になった姿は初見なんだ。
そしてやっぱりちゃんとSPが同行してるんだね。
メチャはたまやに挨拶へやってきました。
興味津々の商店街の人々。大路もち蔵はショックでまたも抜け殻のようになっています。
豆大福を差し出されたメチャは喉に詰まらせてしまうも、美味しいと好評でした。
南の国の人々は餅好きなのか。SPたちも食べてたみたいだし。
登校するたまこに声を掛けたもち蔵は気になって仕方ないようで、目の下に隈が出来ています。
王子がやってきた話は常盤信彦から常盤みどりを経由して、牧野かんなや朝霧史織にも伝わっていました。
たまこのしたいようにしたら良いと応援することにした史織たち。
でもたまこは部活にも全く身が入っていません。
みどりたちは色々と考えた末、たまこの気持ちを尊重するという形に落ち着いたっぽい。
王子は商店街の人々にうさ湯に連れて行かれて、記念撮影などを受けて歓迎され、質問責めになっていました。
商店街も休業状態になり、王子の歓迎会が開かれていました。
北白川豆大は不参加なので、平常通り営業中なのはたまやだけ。
本当なら小国とは言え一国の王子が来ているんだから、もっと大騒ぎになっていても良いはずなんだけどね。
たまこはそんな商店街の状況に、お母さんが死んだ時の事を思い出してしまいました。
咄嗟に駆け寄ろうとしたみどりですが、一足早くデラが抱きつきました。
みどりたちにも慰められたたまこ。
デラは王子の妃になる事についてどう考えているのか、とたまこの本心について問い質しました。
デラのたまこがデラに惚れてるって言葉、なんでみどりまで信じてるんだよ。
たまこがイメージしたのが母親の葬式の時だという事は、しかしこの商店街で一番最後に死んだのがたまこの母親という事なのかな。
餅屋で産まれ育ち、お餅があるのが当たり前の毎日。
幼い頃から商店街で過ごすのが当然になっていた。
子供銀行のお金での買い物に付き合ってくれた商店街の人々、登下校では挨拶してくれて、家出してうさ湯に止めてもらい、魔法のバトンでお金が足りなかったのを信彦は何も言わずにおまけしてくれた。あんこが産まれた時は大路吾平が毎日見に来た。糸電話は夜に窓越しで喋って豆大に怒られたもち蔵とたまこのために大路道子が作ってくれたものでした。
ジャストミートのぼや騒ぎ、おからをオマケしてくれる清水屋、かおるは一番綺麗に咲いている花を用意してくれ、さしみでは料理を教えて貰い、みやこうどんは力うどんでたまやのお餅を使ってくれた。
うさぎ山商店街の人々のおかげで寂しい思いをせず、ここで生まれ育って良かったと思うようになった。
糸電話は夜遅くに近所迷惑にならないようにだは思っていたけど、もち蔵ママが作ったものだったのか。
たまこの話を聞いたデラは王子のところへ駆けていくと、たまこの事を褒めながらも王家の妃には相応しくないから諦めて欲しいと頼みました。
たまこの商店会への想いを改めて聞かされて、たまこは相応しくないと告げて諦めるようにするつもりになったみたいだ。
そこに追い掛けてきたたまこも王子に正式にお断り。
実はチョイもたまこが王子の妃だったら良いと思い、本当に妃かどうかを占っていませんでした。
王子はたまこが妃候補ではないと結論づけました。チョイの感じた香りは、花屋『フローリストプリンセス』で買った花の香りでした。
みどりともち蔵はたまこがお妃候補で無いと知って一安心。
正式にたまこの事を占おうとしたチョイですが、王子はその必要はないと止めました。
王子は元々結婚を望んでいたわけではないみたいだしね。
チョイが占いでたまこが本当に妃かどうか占わない事が気になっていたけど、意図的に占っていなかったのか。
ただ気になるのは、花の香りを感じたのはお風呂上りで、あの花の香りが残っていたとは考えにくいんだけど。
魚屋『さしみ』魚谷隆のトラックで王子たちを送っていく事になりました。
デラは大晦日まで居残ろうとしましたが、チョイはダメだと連れて行きました。
アレだけ歓迎会は盛大だったのに、お見送りはたまやだけなんだな。
みどりたちも駆けつけて、チョイにプレゼントをしてお別れ。
みどりはクマのぬいぐるみ、史織は光り物(アクセサリーか、ガラス細工か)。
かんなは冗談でカナヅチを渡したら普通に受け取られてしまった。
たまこはメダルをプレゼントしようとしましたが、たまこが大切にしている事を知っているチョイはお断りして、逆に折り鶴をプレゼント。
折り鶴って何か複線あったっけ? あまりハッキリ覚えてないな。
そうしてチョイたちはうさぎ山商店街を去っていきました。
が、デラは大晦日まで残ると密かに残ってしまいました。
トラックに乗る時、チョイが首筋に触れていたけど、やっぱりチョイの首には何かシルシがあるのかな。
WEB予告でチョイたちが帰っていくのは判っていたけど、てっきりデラも一度戻るけどまたやってくるという形なのかと思ってた。
結局王子様はチョイたちの迎えと、お世話になったたまこたちに挨拶へ来ただけなのか。つか王子、リムジンとかないのか……来る時はどうやって来たんだろうか。
王宮が気になるかんなはいつか国に招待してくれないかと期待していましたが、みどりには却下されました。
居残ったデラはみどりに美味しいタイミングを逃したと言われています。
「一羽丸焼き、こんがりロースト。スパイスたっぷり、からっと唐揚げ」
「いいかもね」
かんなのニワトリネタにたまやみどりの乗っかってる。
「サヨナラだけが人生、ではない。
出会えるからこそ、ヒューマンライフ」
クリスマスを迎え、そしてまた大晦日を迎えました。
もち蔵は今年こそたまこにプレゼントを渡そうと気合い一杯。
部屋を掃除していたデラは、豆大にだけ「ここは良いところだった」と別れを告げると、たまこたちには何も言わずたまやを去っていきました。
立つ鳥跡を濁さずを実戦して見せたのか。
その途中、『フローリストプリンセス』に立ち寄ったデラは例の花を前に居眠り。
それと気付かない花瀬かおるはデラを花と一緒に梱包してしまい、たまこへの誕生日プレゼントを買いに来たもち蔵によって、知らずたまこへのプレゼントとして渡されました。
なんでかおるは気付かなかったんだ……わざわざ箱に梱包していたって事は、別の目的のための花じゃなかったのか?
デラの姿に喜ぶたまこたち。
みどりはたまこの誕生日を覚えてないのか? というか、たまやが落ち着いていて、みどりたちがやってきているという事は既に年越ししているわけじゃないのか? 例年は他の商店街の人々もプレゼントを持ってきていたのに、何で今年は来なかったんだろう。
そこにチョイから通信でいつまでも戻らない事を怒られていました。
デラはもう少しだけうさぎ山商店街に残るようです。
取り敢えず初詣という事になってるけど、このままズルズルと居座り続けるのかな。
あんこには「相変わらず気持ち悪い」と映像装置になる事を気持ち悪がられてる。
そんな訳で最終回。
やはりたまこのお妃の話はちゃんとお断りもしましたが、誤解だという結論に達しました。実際のところがどうだったのかは判りませんが。
続編を作ろうと思えば作れるような感じだけど、どうするつもりなのかな。
とりあえず今回の人気次第?
面白いのは面白かったのだけど、ちょっと中途半端な感じもある。
ちょっとしたファンタジー要素も盛り込みつつ日常を描くなら、もっと日常を丁寧に描いても良かったかなという感じもして駆け足感が感じられた。
ま、オリジナルアニメが下手な京都アニメーションにしては得意分野を持ち出して頑張った感じか。


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