アウトロー 感想(ネタバレあり)
【ストーリー】
真昼のピッツバーグ郊外で無差別に6発の銃弾が撃ち込まれ、5名が命を落とすという事件が発生した。エマーソン刑事ら警察は狙撃現場に残された弾丸とコインパークに入れられたコインから、事件発生後1時間という早さで元軍人で腕利きスナイパーだったジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)を容疑者として拘束する。
だが彼は容疑を自白文章への署名を拒否し、かつて軍の内部で一目置かれていたジャック・リーチャー(トム・クルーズ)への連絡を求める。
護送中にジェームズは他の囚人より暴行を受けて意識不明の重体に陥ってしまい、担当弁護士のヘレン・ロディンはエマーソン刑事とアレックス・ロディン検事を非難する。
そんな彼らの前に、ジェームズに面会を求めて現れたのは彼らの探していたリーチャーだった。
元陸軍の軍人である彼は退役後足取りがつかめなくなっていたが、ニュースでジェームズの事件を知って現れたのだ。
リーチャーをジェームズの親友だと考えていたヘレンたちだが、リーチャーは友人ではないと否定し、やってきたのはジェームズを殺すためだという。
実はリーチャーはジェームズが軍人時代に起こした犯罪を立件した人物だったのだ。
今回の一件もジェームズが犯人だと考えていたリーチャーだが、ヘレンに諭されて事件を調べ始めると、すぐに不審な点に気づく。
かつては証拠を残さなかったジェームズが不自然なほど残した証拠、一発だけ外された弾丸、更に狙撃地点が狙撃に向かなかった。
更にリーチャーは何者かに雇われたと思われる少女サンディ(アレクシア・ファスト)に声を掛けられ、5人の男たちに因縁をつけられるも、ジェームズはこれを返り討ちにする。
ジェームズを始末しようとした男たちを雇った男は先走った行動を仲間から非難され、依頼者であるロシアの老人ゼックにより殺害される。
リーチャーはやがて事件が会社の譲渡を巡ってたった一人を狙った事件であり、残る4人は偽装のために殺害されたのだと気付く。
だが、罠に嵌められたリーチャーはサンディ殺害の容疑者として警察から指名手配を受けてしまう。
それでも真実を追求する為、ジェームズが射撃の練習に使っていた射撃場でオーナーのキャッシュ(ロバート・デュヴァル)の協力を得て、真犯人へと辿り着く。
同時に、ヘレンに父親のロディン検事かエマーソン刑事のいずれかが裏切り者であり、内通者だと伝えるも、ヘレンは裏切り者だったエマーソン刑事らに誘拐されてチャーリーを誘き出す囮とされてしまう。
だがリーチゃーは簡単には屈さず、キャッシュと共にヘレンの捕えられている採掘場へ奪還に向かう。
・キャスト
ジャック・リーチャー:トム・クルーズ
ヘレン・ロディン:ロザムンド・パイク
アレックス・ロディン:リチャード・ジェンキンス
エマーソン:デヴィッド・オイェロウォ
キャッシュ:ロバート・デュヴァル
ジェームズ・バー:ジョセフ・シコラ
リンスキー:マイケル・レイモンド=ジェームズ
ゼック:ヴェルナー・ヘルツォーク
サンディ:アレクシア・ファスト
チャーリー:ジェイ・コートニー
クリステン・ダルトン
ディラン・カスマン
原題は『JACK REACHER』
退役軍人なリーチャーは無法者であるため、真実を突き止めるためには法すら無視します。
それは法律の中ではたどり着けない真実があるという考えから。
無差別殺人と思われた事件は、一件の殺人を隠すためのカモフラージュだろう、というのはすぐに想像がついたし、そのターゲットとなるのが誰かも判る。というか、あの被害者の中で殺されそうなのは一人しかいないし。
ま、嫁の浮気を知った旦那とかいう事も考えられるけど、それではあまりにも小さい。たかが浮気への報復であれだけの殺人を犯すというのはね。
でも一つの経営の良くない会社を乗っ取るために、あれだけの事件を起こすというのもどうかと思うが。
殺害された被害者の中にベビーシッターの女性がいたけど、あの人はなんで飛び出したんだろうな。屋台の後ろに隠れていたんだから、あのまま後ろにいた方が安全だったと思うんだけど。屋台が撃たれたからか?
サンディはリーチャーの町を離れろという指示に従わなかった事で殺されてしまいましたが、もっとちゃんと殺されるからだという事を教えてやれば良かったんじゃないのか、という疑問があった。
採掘現場での戦闘シーンではキャッシュが殺されるのかと思いきや生き残っていた。
ゼックは法で自分を裁くことは出来ない、と自信満々だったのに撃ち殺されるというオチ。チャーリーの無罪を証明できる奴はいない、という彼のセリフでてっきりヘレンも裏切り者だったという展開なのかと思いきや、そういうわけでもなく。
ヘレンなら無罪証明出来たはずなんだけど、彼女ではダメだった理由があるのかな。
事件は結局犯罪者を全部リーチャーがぶち殺してしまい、暴行による影響で事件に関する記憶を失ったジェームズはこれからヘレンが無罪を証明しようと、父親と共に動こうとするところで終了。
世間的にはジェームズは大量殺害犯なので、彼の無罪を証明できても世間の信用を得るのは難しいだろうな。真犯人はもういないし……
個人的評価:70点
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ジェームズを始末しようとした男たちを雇った男は先走った行動を仲間から非難され、依頼者であるロシアの老人ゼックにより殺害される。
リーチャーはやがて事件が会社の譲渡を巡ってたった一人を狙った事件であり、残る4人は偽装のために殺害されたのだと気付く。
だが、罠に嵌められたリーチャーはサンディ殺害の容疑者として警察から指名手配を受けてしまう。
それでも真実を追求する為、ジェームズが射撃の練習に使っていた射撃場でオーナーのキャッシュ(ロバート・デュヴァル)の協力を得て、真犯人へと辿り着く。
同時に、ヘレンに父親のロディン検事かエマーソン刑事のいずれかが裏切り者であり、内通者だと伝えるも、ヘレンは裏切り者だったエマーソン刑事らに誘拐されてチャーリーを誘き出す囮とされてしまう。
だがリーチゃーは簡単には屈さず、キャッシュと共にヘレンの捕えられている採掘場へ奪還に向かう。
・キャスト
ジャック・リーチャー:トム・クルーズ
ヘレン・ロディン:ロザムンド・パイク
アレックス・ロディン:リチャード・ジェンキンス
エマーソン:デヴィッド・オイェロウォ
キャッシュ:ロバート・デュヴァル
ジェームズ・バー:ジョセフ・シコラ
リンスキー:マイケル・レイモンド=ジェームズ
ゼック:ヴェルナー・ヘルツォーク
サンディ:アレクシア・ファスト
チャーリー:ジェイ・コートニー
クリステン・ダルトン
ディラン・カスマン
【感想】
イギリスの作家リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映像化したアクション映画。原題は『JACK REACHER』
退役軍人なリーチャーは無法者であるため、真実を突き止めるためには法すら無視します。
それは法律の中ではたどり着けない真実があるという考えから。
無差別殺人と思われた事件は、一件の殺人を隠すためのカモフラージュだろう、というのはすぐに想像がついたし、そのターゲットとなるのが誰かも判る。というか、あの被害者の中で殺されそうなのは一人しかいないし。
ま、嫁の浮気を知った旦那とかいう事も考えられるけど、それではあまりにも小さい。たかが浮気への報復であれだけの殺人を犯すというのはね。
でも一つの経営の良くない会社を乗っ取るために、あれだけの事件を起こすというのもどうかと思うが。
殺害された被害者の中にベビーシッターの女性がいたけど、あの人はなんで飛び出したんだろうな。屋台の後ろに隠れていたんだから、あのまま後ろにいた方が安全だったと思うんだけど。屋台が撃たれたからか?
サンディはリーチャーの町を離れろという指示に従わなかった事で殺されてしまいましたが、もっとちゃんと殺されるからだという事を教えてやれば良かったんじゃないのか、という疑問があった。
採掘現場での戦闘シーンではキャッシュが殺されるのかと思いきや生き残っていた。
ゼックは法で自分を裁くことは出来ない、と自信満々だったのに撃ち殺されるというオチ。チャーリーの無罪を証明できる奴はいない、という彼のセリフでてっきりヘレンも裏切り者だったという展開なのかと思いきや、そういうわけでもなく。
ヘレンなら無罪証明出来たはずなんだけど、彼女ではダメだった理由があるのかな。
事件は結局犯罪者を全部リーチャーがぶち殺してしまい、暴行による影響で事件に関する記憶を失ったジェームズはこれからヘレンが無罪を証明しようと、父親と共に動こうとするところで終了。
世間的にはジェームズは大量殺害犯なので、彼の無罪を証明できても世間の信用を得るのは難しいだろうな。真犯人はもういないし……
個人的評価:70点


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