無限回廊幻想記譚

海堂元春は目立ちたくないので、あまり派手な戦闘はするつもりがなく、暁月とも戦うつもりはないようです。
テロリストとして潜入しているから、目立つわけにはいかないのか。
でも授業とかさぼりまくりで、生徒会長の氷神京也を筆頭に生徒会メンバーにも顔と名前が憶えられてる。
その生徒会長はコクーンとしてサミットに参加するため、基本的には今回のランキング戦には不参加のつもりだったようですが、何が何でも戦おうとしている暁月のため、二日目の夕方ギリギリになら参加できるとのこと。
生徒会長も生徒の一人だけど、生徒会チームは彼抜きでもＡクラスを維持できるということなんだろうな。

Ａ～Ｅの３９チームが参加し、生徒会チームは忙しいので二日目から参加予定。
いきなりＢクラスに進級した凰沢暁月やミュウはみんなから狙われる身だが、開始から１時間足らずで１４チームを撃破。
教師は暁月を単純な戦闘力ではＡクラス以上で、生徒会メンバーと互角と読んでいました。
それを納得しがたい七瀬遥ですが、上崎遼平と哀原美奈巳は自分たちと互角と見ていました。

夕方、何者かによって教師達の監視ルームが襲撃、破壊されていました。
もちろんフィル・バーネットですね。
しかし魔王の娘を倒す目的とはいえ、元の世界での破壊活動は完全にただのテロリスト。
この先ずっとアレイザードで生きるつもりなのかな。
てか、生徒会長が不在だったから良いけど、生徒会長がいたらただでは済まなかっただろうに。

そのころ、暁月は食事を終えて、露天風呂を作って入ろうと言い出していた。
覗きはしないと約束した暁月ですが、もちろん堂々と風呂に入ってきた上、何をされるか解らないので却下。
ま、十中八九ミュウの想像通りの展開になってただろうな。

夜になり、遥たち生徒会がやってきて、暁月は一人で戦闘することになりました。
暁月たちはここまでの戦績によってチームとして既にＡクラス入りが決定していました。
やっぱり個人だけでなく、チームとしての成績を見られるのか。
特殊な結界を張って遥は一騎打ちで戦おうとするも、一人では勝てないと踏んだ残りの二人も戦いに参加。
それでも負ける気のしない暁月でしたが、海堂元春が戦闘に割ってはいると、緊急事態が起きているらしいという状況を説明。
通常、BABEL内部では肉体のダメージは全て精神ダメージへと変換される結界が張ってあるものの、それが無くなっていました。
さらりと状況説明をしていますが、それ以前に彼が暁月の攻撃をあっさりと相殺したという事実はうやむやになってるな。おそらくこれまで暁月はＡクラスの生徒たちも倒してきていたんだろうから、それらの生徒たちより確実に強いという証なんだろうけど。
そしてミュウたちのいた場所で爆発が起こり、暁月はミュウたちの下へ駆けつけることに。
本来ならフィルの排除は教師や生徒会の仕事だから、生徒会長が残っていれば生徒会長のぶちのめされていたんでしょうけど。

次回　episode8「こんなにも綺麗な月夜の晩に」

千影や葛葉にまで手を出したフィルに対して当然本気で戦うだろう暁月と、フィルがどの程度戦えるのか。
何にしても、BABELのシステムそのものが破壊されたので、試験は中断でしょうから、生徒会長との勝負はお流れだな。


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