アクエリオンEVOL 第25話「アダムの断片」
ようやく出会えた両親との別れを経験したアマタ・ソラは、自分から二人を奪い取ったカグラ・テムリへの憎悪を募らせる。
まさにミカゲの思うつぼという奴だな。
自分を騙した犬コロ同士で殺し合いさせることが出来て大喜びでしょうか。
意識を取り戻したカグラはミコノ・スズシロを捜すも、そこに現れた怒りに燃えるアマタを死神のように感じ取る。カグラが自分たちの父親を殺した、と怒りをぶつけるアマタ。
真犯人はミカゲなんだけど、アマタは知らないからカグラだと思い込んでいるんだな。
ベクターゼドをアクエリオンEVOLのヘッドへと変形させて攻撃してくるアマタに対して、アマタに出来て自分に出来ない筈がないと、カグラもベクターソルをソーラーアクエリオンのヘッドへと変形して対抗する。
激しくぶつかり合う二人の様子を眺めるトワノ・ミカゲは、今こそ「赤い夢と青い現の逢瀬が始まる」と笑う。
二人のぶつかり合いの最中、アルテアは次元を超えてヴェーガへと出現する。
犬のぶつかり合いが星をも動かした。
まさにミカゲの思うつぼという奴だな。
自分を騙した犬コロ同士で殺し合いさせることが出来て大喜びでしょうか。
意識を取り戻したカグラはミコノ・スズシロを捜すも、そこに現れた怒りに燃えるアマタを死神のように感じ取る。カグラが自分たちの父親を殺した、と怒りをぶつけるアマタ。
真犯人はミカゲなんだけど、アマタは知らないからカグラだと思い込んでいるんだな。
ベクターゼドをアクエリオンEVOLのヘッドへと変形させて攻撃してくるアマタに対して、アマタに出来て自分に出来ない筈がないと、カグラもベクターソルをソーラーアクエリオンのヘッドへと変形して対抗する。
激しくぶつかり合う二人の様子を眺めるトワノ・ミカゲは、今こそ「赤い夢と青い現の逢瀬が始まる」と笑う。
二人のぶつかり合いの最中、アルテアは次元を超えてヴェーガへと出現する。
犬のぶつかり合いが星をも動かした。
アンディ・W・ホールはMIXを取り戻すため、ミクシィ・グニスに何度となく穴を開けて、MIXYが空間補填で穴を埋めるという事を繰り返していた。カイエン・スズシロとモロイ・ドレッツァはこれ以上はアンディの体が持たないと止めようとするも、絶対に諦めないとMIXYの下へと向かう。
穴なんて嫌いだと抵抗を続けるMIXYに、MIXの心の穴を埋めるというアンディの思いにより、MIXは失った女としての記憶を取り戻す。
女では無くなった自分を始めるMIX。
「それでも構わない。
男だろうと女だろうと関係ない。
俺は、MIXって奴が好きなんだから」
「アンディ」
「合体……してもいいか?」
「うん」
「本当にいいんだな」
「いいよ」
愛を確かめ合う二人の台詞に焦るカイエンとモロイ。
明らかに違う方面の合体を思い浮かべてるとしか思えない……
しかし二人は気にせずアクエリオンに乗り込む。
「俺がずっと守り通してきた魂の純潔!
研ぎ澄まされたの操!
今こそ爆発させる時!
本懐合体!」
「GO!」
「アクエリオォォォォン!」
声と同時に二人の姿が消えて、代わりに緑のネコ(カエル)のぬいぐるみ「タマ」が現れる。
「「はぁ?」」
「おじゃましちゃってスミマセン」
声を張り上げた二人だったが、二人はユノハ・スルールとエレメントチェンジされた。
流石アンディ、相手がビックバンを無くして男のままでも受け入れてくれました。でもやっぱり合体できないアンディとMIX。この二人はこのまま最後まで合体なしなのかな。
拳を叩いて二人を迎えるドナール・ダンテス。
サザンカ・ビアンカたちは女性陣は抱き合う二人に歓喜の声を上げ、クレア・ドロセラは二人の帰還を喜ぶ。
サザンカは別の方向でも大喜びだな。
しかしMIXは女に戻れるのだろうか……
カグラが両親の側にいて、全てを手に入れられる場所にいたというアマタだが、カグラは二人に育てられた覚えなどないと反発。彼を育てたのはミカゲだが、真っ当に育てる事のないミカゲはより深い孤独を感じた。
そんな時に出会ったミコノに、彼女だけは自分を受け入れてくれる運命の女だと感じた。
親を犠牲にしようともミコノを手に入れるというカグラ。
アマタの愛が弱いから、12000年前にシルフィと結ばれず、現代でも母親を追い掛ける事が出来ず、シルフィを手に入れられないのだと告げる。
アマタもカグラと同じく両親には育てられてないんだよね。子供の身でどうやって生き延びたのかは不明だけど、有名女優の子供だったから、ある程度貯金とかが残されていたのかな。
アマタとカグラ、別れた二つの魂が呼び合うことで、二つの星が呼び合い、やがてぶつかり合う。
古き世界が消え、新たな世界が作られる。
ミカゲか神となる世界が。
クレアは不動に彼の求める世界も同じなのか、と問いかける。何時いかなる時も不動である不動を見つめてきた。
「新たな世界のために、今を生きる者達が犠牲となる。
この学園の生徒たちも例外ではない。
……それが創世の書が求める運命だから、あなたはずっと動かぬまま、みんなが死んでいくのを受け入れるのですか!?
あなたは本当にこれで良いのですか!?
不動・ZEN!」
クレアの呼びかけに微笑む不動は、彼女の前から姿を消す。
遂に不動が参戦するのか。
クレアのずっと、というのがどれぐらいの期間なのか。この娘も見た目通りの年齢ではなさそうだしな。
アマタもミコノと初めて出逢った時、自分と同じ痛みを持つ彼女に運命を感じた。
しかしミコノはそれだけではない。怒りっぽく、ヤキモチ焼き。いつも一生懸命で人の痛みに寄り添う事が出来、みんなの気持ちを繋ぐ事が出来る。
「俺はそんなミコノさんが……
シルフィなんかじゃなく、今のミコノさんが!」
「ほざけ!」
「大好きなんだぁぁぁぁぁ!!!」
「俺は運命を手に入れる」
「俺は運命なんて超えて、今を抱きしめる!」
「ミコノさぁぁぁん!」「シルフィー!」
運命の相手を求めるカグラと、運命に関係なくミコノを求めるアマタ。
かつては諦めたアマタが運命に逆らおうとして、かつては諦めなかったカグラが運命を望む、という逆の状況になってる。
二人とも本人の意思は気にしないのか。
意識を取り戻したミコノはアマタとカグラの戦いを止めようと向かうが、そんな彼女の前にゼシカ・ウォンが現れる。ミコノは彼らとではなく、自分と合体するのだと笑うゼシカに、彼女がゼシカではないと気付いたミコノ。
「私の名前は、愛の敗北者。
24000年前、私は婚約者である男から、愛を裏切られた」
「あなたは」
「その憎しみを抱き続け、アポロニアスの生まれ変わり、アポロと戦った。
だが、燻っていた愛は、完全に消し去る事は出来なかった。
アポロは世界を救うために、私と一つになる事を願い、それを私は受け入れた。
愛する人と一つになる、私は、恍惚と絶頂を感じていた。
気付いたのだ、魂の解け合う、その瞬間……
アポロはアポロニアスの生まれ変わりではない事を……
本当のアポロニアスは……」
怒りから負の感情でミカゲを生み出したトーマ。
不動こそがアポロニアスの生まれ変わりだった。
不動の様子からして、自分がアポロニアスの生まれ変わりと気づいていたのに、ずっと惚け続けていたという事だな。まぁ、でも周りが勝手に思っていただけで、アポロは一度も自分がアポロニアスだとは言ってないんだけど。
まぁ、トーマにすれば、アポロニアスだと思った相手が犬コロだと気付いたらびっくりするよな。
「1度ならず2度までも、アポロニアスは私を裏切った。
私は二つの星を一つにし、新たな世界の神となる。
愛の敗北者が全ての愛を滅ぼす。
それが私の求める、新たな神話。
さあ、一つになろう。
何度殺しても殺し足りない、私からアポロニアスを奪い取った憎き女よ!
これぞ、復讐の結婚!!」
ミカゲは強引にミコノの機体との合体を行う。
ミコノの悲鳴を感じ取るカグラとアマタの前に現れたミカゲの機体は、更なる力を手に入れるため、アイアンシーを使いアルテアの全エネルギーを吸収していく。
カイエンたちも駆けつけると、モロイとアマタが交代する。
「決戦合体!GO!アクエリオォォォォォン!!!」
アクエリオンEVOLとなって立ち向かうが、ミカゲの力に阻止される。
ミカゲはカグラの意識を喪失させる。
幼い頃から手元に置いておいて自由に操作出来るようにしておいたのか。
「蹂躙合体、GO!アクエリオン」
意識を失ったカグラとミコノ。二人をただの道具として、一人での合体を果たすミカゲ。
「ああ!なんて美しく、そして虚しい」
黒いアクエリオン『神来天翅-ANCIENT AQUARION-』となる。
これがカイエンの視ていた絶望予知の本当の形なんだろうな。喪服とは黒いアクエリオンの事だったのか。
次回 第26話
ゼシカは最後までまったく報われないまま……
ユノハがボロボロになって戻っているけど、誰と交代するのか。もしかすると不動司令が乗り込む?
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穴なんて嫌いだと抵抗を続けるMIXYに、MIXの心の穴を埋めるというアンディの思いにより、MIXは失った女としての記憶を取り戻す。
女では無くなった自分を始めるMIX。
「それでも構わない。
男だろうと女だろうと関係ない。
俺は、MIXって奴が好きなんだから」
「アンディ」
「合体……してもいいか?」
「うん」
「本当にいいんだな」
「いいよ」
愛を確かめ合う二人の台詞に焦るカイエンとモロイ。
明らかに違う方面の合体を思い浮かべてるとしか思えない……
しかし二人は気にせずアクエリオンに乗り込む。
「俺がずっと守り通してきた魂の純潔!
研ぎ澄まされたの操!
今こそ爆発させる時!
本懐合体!」
「GO!」
「アクエリオォォォォン!」
声と同時に二人の姿が消えて、代わりに緑のネコ(カエル)のぬいぐるみ「タマ」が現れる。
「「はぁ?」」
「おじゃましちゃってスミマセン」
声を張り上げた二人だったが、二人はユノハ・スルールとエレメントチェンジされた。
流石アンディ、相手がビックバンを無くして男のままでも受け入れてくれました。でもやっぱり合体できないアンディとMIX。この二人はこのまま最後まで合体なしなのかな。
拳を叩いて二人を迎えるドナール・ダンテス。
サザンカ・ビアンカたちは女性陣は抱き合う二人に歓喜の声を上げ、クレア・ドロセラは二人の帰還を喜ぶ。
サザンカは別の方向でも大喜びだな。
しかしMIXは女に戻れるのだろうか……
カグラが両親の側にいて、全てを手に入れられる場所にいたというアマタだが、カグラは二人に育てられた覚えなどないと反発。彼を育てたのはミカゲだが、真っ当に育てる事のないミカゲはより深い孤独を感じた。
そんな時に出会ったミコノに、彼女だけは自分を受け入れてくれる運命の女だと感じた。
親を犠牲にしようともミコノを手に入れるというカグラ。
アマタの愛が弱いから、12000年前にシルフィと結ばれず、現代でも母親を追い掛ける事が出来ず、シルフィを手に入れられないのだと告げる。
アマタもカグラと同じく両親には育てられてないんだよね。子供の身でどうやって生き延びたのかは不明だけど、有名女優の子供だったから、ある程度貯金とかが残されていたのかな。
アマタとカグラ、別れた二つの魂が呼び合うことで、二つの星が呼び合い、やがてぶつかり合う。
古き世界が消え、新たな世界が作られる。
ミカゲか神となる世界が。
クレアは不動に彼の求める世界も同じなのか、と問いかける。何時いかなる時も不動である不動を見つめてきた。
「新たな世界のために、今を生きる者達が犠牲となる。
この学園の生徒たちも例外ではない。
……それが創世の書が求める運命だから、あなたはずっと動かぬまま、みんなが死んでいくのを受け入れるのですか!?
あなたは本当にこれで良いのですか!?
不動・ZEN!」
クレアの呼びかけに微笑む不動は、彼女の前から姿を消す。
遂に不動が参戦するのか。
クレアのずっと、というのがどれぐらいの期間なのか。この娘も見た目通りの年齢ではなさそうだしな。
アマタもミコノと初めて出逢った時、自分と同じ痛みを持つ彼女に運命を感じた。
しかしミコノはそれだけではない。怒りっぽく、ヤキモチ焼き。いつも一生懸命で人の痛みに寄り添う事が出来、みんなの気持ちを繋ぐ事が出来る。
「俺はそんなミコノさんが……
シルフィなんかじゃなく、今のミコノさんが!」
「ほざけ!」
「大好きなんだぁぁぁぁぁ!!!」
「俺は運命を手に入れる」
「俺は運命なんて超えて、今を抱きしめる!」
「ミコノさぁぁぁん!」「シルフィー!」
運命の相手を求めるカグラと、運命に関係なくミコノを求めるアマタ。
かつては諦めたアマタが運命に逆らおうとして、かつては諦めなかったカグラが運命を望む、という逆の状況になってる。
二人とも本人の意思は気にしないのか。
意識を取り戻したミコノはアマタとカグラの戦いを止めようと向かうが、そんな彼女の前にゼシカ・ウォンが現れる。ミコノは彼らとではなく、自分と合体するのだと笑うゼシカに、彼女がゼシカではないと気付いたミコノ。
「私の名前は、愛の敗北者。
24000年前、私は婚約者である男から、愛を裏切られた」
「あなたは」
「その憎しみを抱き続け、アポロニアスの生まれ変わり、アポロと戦った。
だが、燻っていた愛は、完全に消し去る事は出来なかった。
アポロは世界を救うために、私と一つになる事を願い、それを私は受け入れた。
愛する人と一つになる、私は、恍惚と絶頂を感じていた。
気付いたのだ、魂の解け合う、その瞬間……
アポロはアポロニアスの生まれ変わりではない事を……
本当のアポロニアスは……」
怒りから負の感情でミカゲを生み出したトーマ。
不動こそがアポロニアスの生まれ変わりだった。
不動の様子からして、自分がアポロニアスの生まれ変わりと気づいていたのに、ずっと惚け続けていたという事だな。まぁ、でも周りが勝手に思っていただけで、アポロは一度も自分がアポロニアスだとは言ってないんだけど。
まぁ、トーマにすれば、アポロニアスだと思った相手が犬コロだと気付いたらびっくりするよな。
「1度ならず2度までも、アポロニアスは私を裏切った。
私は二つの星を一つにし、新たな世界の神となる。
愛の敗北者が全ての愛を滅ぼす。
それが私の求める、新たな神話。
さあ、一つになろう。
何度殺しても殺し足りない、私からアポロニアスを奪い取った憎き女よ!
これぞ、復讐の結婚!!」
ミカゲは強引にミコノの機体との合体を行う。
ミコノの悲鳴を感じ取るカグラとアマタの前に現れたミカゲの機体は、更なる力を手に入れるため、アイアンシーを使いアルテアの全エネルギーを吸収していく。
カイエンたちも駆けつけると、モロイとアマタが交代する。
「決戦合体!GO!アクエリオォォォォォン!!!」
アクエリオンEVOLとなって立ち向かうが、ミカゲの力に阻止される。
ミカゲはカグラの意識を喪失させる。
幼い頃から手元に置いておいて自由に操作出来るようにしておいたのか。
「蹂躙合体、GO!アクエリオン」
意識を失ったカグラとミコノ。二人をただの道具として、一人での合体を果たすミカゲ。
「ああ!なんて美しく、そして虚しい」
黒いアクエリオン『神来天翅-ANCIENT AQUARION-』となる。
これがカイエンの視ていた絶望予知の本当の形なんだろうな。喪服とは黒いアクエリオンの事だったのか。
次回 第26話
ゼシカは最後までまったく報われないまま……
ユノハがボロボロになって戻っているけど、誰と交代するのか。もしかすると不動司令が乗り込む?


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