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ギルティクラウン phase20「追想 -a diary-」

茎道修一郎から桜満集がヴォイドゲノムを手に入れて、自分のヴォイドも取り出した事を伝えられた恙神涯は「判っている」と答える。
ガイたちはシュウが王の力を取り戻した時に感じ取っていたからな。
楪いのりの体は桜満真名によって奪われかけていたが、まだ僅かにいのりが抵抗を続けていた。
体を全て乗っ取ったら、楽しい事を一緒にしようと「トリトン」に語りかけるマナ。
やっぱりマナはいのりの中にいたようだ。しかし本当にマナがガイを選んだのかどうかはまだ微妙だな。

24区への侵入を禁止したにも関わらず、手を出してきた国連に対して、ガイは12月25日に今の世界を終了させて、新たな世界を作ると告げる。
世界の滅亡ではなく、ロストクリスマスを生き残れるかどうかで選民するという事か。

シュウにかける言葉が見付からない寒川谷尋。
他のみんなもシュウとはまだ距離がある感じかな。ま、みんなしてシュウを見捨てて裏切ったわけだから当然か。でも何を話したら判らないって、とりあえず「謝れ」。
そういや、ダリルの小さな恋のメロディはどうなったんだろう。ツグミを助けてから消息不明だよな。裏切り者としてダァトに捕えられてるのかな。
供奉院翁から供奉院グループの財産全てをガイと戦うために預けられた倉知は、シュウたちに自分と共に戦って欲しいと告げる。
ガイが何をするつもりなのか判らないアルゴに、四分儀が「四度目の黙示録」、世界規模での完全なロストクリスマスを引き起こすつもりだと告げる。
ガイから預かってきたという桜満黒周の手帖。
四分儀はガイからのメッセンジャーとして釈放されたのか。
敵対することを宣言している彼を解放したのは、敵にまわっても倒せるという自信の表れかな。

ガイの父である茎道が天王洲大学の院生だった頃、他人はただ苛つかせる存在でしかなかった。だが、クロスと出会って自分と同じ場所に立てる者がいると知った。
二人の研究したゲノム理論は世界からの注目を浴びた。

四条冴子という学内の才女と関係を持っていたクロスはその子を宿し、妻の実家のある大島へと移り住んだ。
そして5年後、ゲノム反応を持つ隕石をマナが発見した。
始まりの石は隕石だったんだな。
この時、隕石で怪我をしたのがマナ。つまりウイルスに感染していたという事。

ダァトの使者であるユウが彼らの前に姿を見せる。
隕石の飛来により、ウイルスは日本中に拡散、苗床としていた。
アポカリプスウイルスを発症、キャンサー化した母の命と引換えに、イヴの望んだアダムとして誕生したシュウ。
シュウは生まれる前からマナに目をつけられていたのか……それだけ選ばれた力を持っていた子供でもあるという事なんだろうが。
このままではクロスの子供が次世代を担うという事に壊れた茎道は、クロスが拒絶したダァトに歩み寄る。
元々優秀さから回りの人間を見下していた茎道としては、クロスが自分より上を行くというのが許しがたいことだったのかもしれない。

孤児だったガイは茎道がマナのパートナーを作るために作った施設へと連れて行かれ、何人もの子供達とともに実験を繰り返された。
施設から逃走したガイは、そこでマナたちと出会った。
マナのパートナーになるという実験から逃げ出したガイが行き着いた先が、マナのところだったという皮肉。ガイは自分が何の実験をさせられていて、マナのパートナーにされようとしていたことを知っていたのだろうか。
ガイは実子ではなく施設で育てられた子供だったわけか。
父親らしいことなんてまるでされてないのに、それでもガイは茎道を親と思っているのか。

2028年、クロスは研究生の茎道の妹である茎道春夏と出会った。
子供を大島に置いてひたすら研究を続けるクロスに興味を抱いた春夏は、クロスと結婚し、シュウたちを大島から呼び寄せた初めてのクリスマスに事件は起きた。
茎道からすると、ただでさえ、クロスの子供が未来のアダムとイヴとなるのに加えて、妹まで取られてますます腹正しかったんだろうな。
教会での待ち合わせに現れないクロスを迎えに行く春夏。
そして教会では子供達によりあの惨劇が。
もしこの場に春夏がいたらどうなっていたのか。それともマナはガイが来るのを知っていたからマナを遠ざけたのか。

クロスの研究記録の書かれた日記を盗み見た茎道は、クロスがアポカリプスウィルスをヴォイドゲノムによりコントロール出来る事に辿り着いていた事を知った。
他の人間と友に研究をしても思考が乱れるだけだと、ダァトとの協力を拒むクロス。
そのクロスを妬む茎道が撃ち殺してしまった。
クロスも研究馬鹿で他人の気持ちとか空気とか読めない人だったので、茎道の感情を逆なでしてしまったのか。
たった一人で自分でも到達できない領域の研究にクロスが達していたことで茎道は壊れてしまったんだな。

春夏の解析により、シュウのヴォイドは、「他人のヴォイドを一時的に格納するのと同時にキャンサー化した細胞とアポカリプスウィルスを分離・吸収する」ものだと判明。
シュウはそのことを受け入れていました。
祭が死んだ時にシュウの中にヴォイドが吸収された感じがあったのもこのためなんだろう。
全てのアポカリプスウイルスを自分の身に受け入れるのが、自分の贖罪だと考えているのか。
シュウはこれで谷尋たち他の人間のヴォイドを取り出して、自分の中に格納して、一人で戦いへ行く、という事が可能になったわけだな。


いのりへのマナの意識の侵食は既にあの時に行われていた。
しかしまだ不完全であり、ロストクリスマスの時に散って子供達の中に入り込んだ因子を回収する必要があった。
この数ヶ月、シュウ達が泳がされていたのはそのための活動。
でも学校にいた学生たちだけがヴォイドを持っていたわけでもないだろうに、他の人たちの中にあった因子はどうやって回収したんだ?

いよいよ出発を前にして、シュウは谷尋のヴォイドを彼らに返却する。
自分が死ねば、彼らのヴォイドが壊れて死亡してしまうから。
ヴォイド無しでどうやって戦うのか、と邪魔をする谷尋。
ガイと戦うためではなく、いのりやみんなを救うために行くのだ、というシュウだったが、綾瀬たちはヴォイドを持っていって欲しいと告げる。

颯太に仲直りの握手をしようと手を差し伸べるシュウだが、颯太は握手を頑なに拒否する。それでも強引に握りしめたシュウに、颯太はシュウが怖かった事、自分が情けなかった事を告白してシュウに謝罪して友達でいてくれと願う。
てか、結局谷尋は謝らず仕舞いか。

そしてガイとの決戦へと向かう葬儀社の面々。
ツグミや篠宮綾瀬も出撃か。綾瀬はヴォイドをシュウに預けているから、久しぶりにエンドレイヴでの戦闘かな。ツグミは現場で綾瀬と残ってオペレーターでしょうが、ダリルと何かあるかな。

クロスは何でも出来たためにいつも孤独な人間だったが、本当は寂しくて誰かといたかった。だから息子に「集」と名付けたのだという。
春夏も同行しているけど、彼女は何をするんだろう。セキュリティの突破とかを担当するのかな。もしくは兄貴との決着か。

次回 phase21「羽化 -emergence-」

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