スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

逆転裁判 レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】
20XX年――絶えない凶悪犯罪に対応するため政府は『序審裁判』を導入した。
これは3日間で弁護士と検事が証拠と証拠をぶつけあいながら、有罪無罪のみ先に判決を下す制度である。

綾里法律事務所の新米弁護士・成歩堂龍一(成宮寛貴)は初めての法廷で、旧友・矢張政志(中尾明慶)の弁護をしていた。
矢張の所持していた時計が2時間遅れていたことを証拠として提示した成歩堂だが、検事の井外(本村健太郎)に事件当時から遅れていたという保証はないと指摘されて窮地に立たされる。
もはやこれまでかと思った成歩堂を助けたのは、綾里法律事務所所長で成歩堂の良き上司の弁護士・綾里千尋(檀れい)だった。彼女は矢張が事件直前まで海外におり、その国との時差が2時間であることから、時計は帰国後も戻し忘れていたものであり、事件当日から変わっていないことを指摘、矢張の無罪を勝ち取った。
喜んだ矢張は千尋に自分の作った考える人の形をした置時計を強引にプレゼントする。

同じ頃、大法廷では連戦連勝の検事・御剣怜侍(斎藤工)がまたも有罪判決を勝ち取って勝利を収めていた。しかし法律違反にならないギリギリの手段を用いる彼の評判は決して良いものではなく、師匠であり40年間無敗を誇る検事・狩魔豪(石橋凌)も苦言を呈する。
狩魔のような無敗の検事を目指すという御剣に、狩魔は検事が追い求めるべきは負けないことではなく真実であると諭すも、御剣は耳を貸すことが無かった。


ある日、千尋は裁判所の証拠保管庫へ密かにもぐりこむと、そこに保管されていたとある事件の弾丸を密かに持ち出す。そして成歩堂に「長年追いかけてきたある事件の新たな証拠を見つけたので、成歩堂にも協力してほしい」という電話を掛けて待ち合わせを行う。
だが、成歩堂が約束の時間に事務所へとやってくると、千尋が何者かに殺害され、事務所には一人の少女がいた。
驚いた成歩堂は警察に電話しようとするも電話は壊されていた。と、そこに近隣住民から通報を受けたという刑事・糸鋸圭介(大東駿介)が警官隊を率いて踏み込んでくると、その場にいた少女・綾里真宵(桐谷美玲)を容疑者として逮捕してしまった。

真宵は見習い霊媒師であり、千尋の妹だと知った成歩堂は彼女の無実を証明するために彼女の弁護士を引き受けるが、相手は彼の幼馴染でもある御剣だった。

裁判当日、検察側は目撃者の糸鋸刑事を最初の証人として立たせる。
千尋の書き残したマヨイという血文字でのダイイングメッセージは、千尋の解剖結果が頭部強打による即死のためにありえないと反論するが、御剣はその解剖記録は古いものであり、最新情報ではわずかな時間は生きていた可能性が示唆されていると反論。成歩堂は「異議あり!」と記録の書き換えを知らされていなかったことに異議を申し立てるも、裁判長(柄本明)に異議を却下されてしまう。

次にフリールポライター・小中大(鮎川誠)を証人として立たせる。真宵が千尋を考える人で殴り殺す現場を自宅のマンションの窓から見ていたという小中。
成歩堂は小中が時計で殴り殺す現場を見たという証言をしたことで、考える人はどう見ても時計には見えないはずだと指摘する。どこかで売っているのを見たことがあったのだと苦し紛れの発言をする小中に、これが矢張の作ったもので彼の店でしか売っていない一点ものだと知っている成歩堂は、どこで見たのかと強く追及する。
しどろもどろとなる小中だが、御剣が「忘れたのではないか」と問いかけたことで彼は忘れてしまったのだと主張して言い逃れてしまう。

成歩堂はそれならばとシャンデリアについて言及。
床に散らばっているシャンドリアのガラス片について触れた小中に、小中がいつシャンデリアを見たのかと指摘。シャンデリアの割れた音で事務所を見たのであれば、それがシャンデリアとは気付かないはずだと告げる。さらにシャンデリアは小中のマンションの窓からでは死角となる場所に置いてあったため、彼が見ることは不可能だったのだ。
今度こそ完全に言い逃れできないかと思ったその時、御剣は小中が弁護士事務所に侵入して盗聴器を仕掛けていたのだと告げる。小中が考える人が時計だと知っていたのもこの盗聴器によるもので、シャンデリアは盗聴器を仕掛けた一週間前に目撃したのだと言い出してしまう。

なんとか真宵の無罪を証明しようと必死になる成歩堂。
と、なんと成歩堂にだけ真宵の姿が千尋に見えた。真宵に憑依した千尋の霊は、既に勝利は成歩堂の手の中にあると教えて消える。
成歩堂は思わず自分の掴んでいた紙を見つめる。
まさに判決を出そうとしていた裁判官に「待った!」と声をかけた成歩堂は、「くらえ!」と証拠品を提示する。
それはマヨイの名前が書かれたダイイングメッセージの紙切れ。だが重要なのはその裏。
この紙は事件前日の日付の家電ショップのレシートであり、ここにシャンデリアの購入が記載されていた。
つまり、小中が忍び込んだ1週間前にはシャンデリアが存在しなかったという動かぬ証拠となり、同時にシャンデリアの存在を知っていた彼こそが真犯人であることを突き止めた。
こうして小中は逮捕され、真宵は無実を言い渡される。

クリスマスイブの深夜。
湖にある男性とボートに乗っていた御剣は男性から銃を突きつけられる。発砲に思わず身を竦めた御剣。1発目をわざと外した男性は、今度こそ銃口を彼へと向けるが、次の銃声がした後、湖に落ちたのは銃を構えていた男性だった。

翌朝、成歩堂は真宵に叩き起こされてテレビを見るように促される。
付けたテレビではワイドショーで、ひょうたん湖に謎の恐竜の「ひょっしー」が出たというニュースを伝えていた。が、真宵の見せたかったニュースはそれではなく、御剣が殺人事件の容疑者として逮捕されたという報道だった。
御剣と面会した成歩堂は弁護をさせて欲しいと告げるも、御剣は他の優秀な弁護士に頼むと彼の頼みを拒絶する。
だが、糸鋸刑事は勝利のためには手段を選ばず、勝利を積み重ねてきた御剣の弁護を引き受けてくれる弁護士は存在しないと、成歩堂に弁護を引き受けてくれるように頼む。

ひとまずひょうたん湖にて調査を行う成歩堂。
ひょうたん湖の湖畔ではひょっしーを見つけようと大勢の人々がカメラを手に集まり、湖畔に店を構える矢張などは便乗して商売しようとしていた。
成歩堂は矢張の店で小中は黙秘を続けているものの、何者かに雇われて殺人を犯しており、黒幕が別にいる事を知る。

成歩堂と真宵はそこでテントに泊まり込みでひょっしーの写真を撮ろうとしている大沢木ナツミ(谷村美月)と出会う。音に反応してシャッターの切られるカメラを使っていることを知った成歩堂は、事件当日の写真を見せてもらう。
12/24の23:30に1枚の写真が撮られていたものの何も映っていなかった。
事件は25日の0時頃であると、その時間帯の写真を見せてもらうと、確かに二人の男性がボートに乗った写真と、直後に誰も一人だけになっている写真が写っていた。
すると、ナツミは突然、事件を目撃したと言い出して、警察へ証言に行くと飛び出して行ってしまった。

再度、御剣と面会した成歩堂は彼に弁護士がつかないことを指摘すると、自分に弁護を引き受けさせて欲しいと頼む。
成歩堂、御剣、矢張の3人は小学生の頃の親友だった。
ある時、クラスで給食費が盗まれる事件が発生し、体育を休んでいた成歩堂が犯人として疑われることになった。成歩堂は無実を訴えるも、先生まで犯人だと決めつけてしまう。
そんな中で、父と同じ弁護士を目指す御剣が、成歩堂が犯人であるという証拠はないと彼を助けてくれ、矢張も成歩堂の味方をしてくれたことで成歩堂は救われ、成歩堂は弁護士を目指すことにしたのた。
かつて御剣に救われたのだから、今度は自分の番だと主張する成歩堂の根気に負けて、御剣は彼に弁護を依頼すると彼の知る真実を語りだす。

御剣は弁護士の生倉雪夫(篠井英介)に15年前の事件に関して話があると、手紙で呼び出されてひょうたん湖へと向かった。
二人はボートに乗ったものの、生倉が御剣に銃を突きつけてきたのだ。一発目は外れ、続いて二発目が発砲された後、御剣が目を開けるとボートに生倉の姿はなく、拳銃だけがボートに残されていたのだという。

15年前の事件。
それは『DL6号事件』と呼ばれる事件だった。
『DL6号事件』の被害者は御剣の父・御剣信(平岳大)。
裁判所の証拠品保管庫で信が何者かに殺害された事件で、捜査に行き詰った警察は占い師・綾里舞子(余貴美子)に依頼して死者の声を代弁してもらった。
信の霊を憑依させた舞子は犯人は灰根高太郎(小日向文世)だと語り、灰根は裁判に掛けられた。
この灰根の弁護を務めたのが生倉弁護士だった。
そして占い師の綾里舞子こそ、真宵と千尋の母親であった。
裁判の後、ルポライターの小中が舞子による呪術で犯人を捜した警察の手法を激しく非難し、世間から叩かれることになった舞子は二人の子供を残して失踪してしまった。
成歩堂は千尋が死の直前に真相に気づいて裁判を起こそうとしていた事件こそ、この『DL6号事件』だと確信する。

成歩堂は御剣の無罪を立証するため、御剣の師匠・狩魔と法廷で火花を散らすことになる。
狩魔は事件の目撃者であるナツミを証人として立たせると、ナツミは例の2枚の写真を証拠として事件の目撃談を語りだすが……
裁判は15年前の事件とクロスしながら、真実へと向かう。

・キャスト
成歩堂 龍一:成宮寛貴
綾里 真宵:桐谷美玲
御剣 怜侍:斎藤工
狩魔 豪:石橋凌
綾里 千尋:檀れい
灰根 高太郎:小日向文世
矢張 政志:中尾明慶
糸鋸 圭介:大東駿介
大法廷・裁判長:柄本明
大沢木 ナツミ:谷村美月
御剣 信:平岳大
生倉 雪夫:篠井英介
小中 大:鮎川誠
綾里 舞子:余貴美子
井外:本村健太郎

 【感想】
カプコンの人気ゲームの実写化。
原作ゲームの第2章「逆転姉妹」と第4章「逆転、そしてサヨナラ」をメインに据えたお話。
第1章「初めての逆転」も序盤に導入部としてちらっと描かれて、ゲームであったヅラの飛ぶシーンなどもちゃんとありました。
第3章「逆転のトノサマン」だけはまるまるカット。当然名物キャラであるおばちゃんも出てきません。

要所要所に笑いを散りばめつつも基本は真面目路線です。
原作よりもコメディ要素はやや薄め。
矢張のウザさが実写になってより増した気がする。
代わって糸鋸の影が薄くなったかな。線も細いし。
真宵はゲームよりも大きな感じ。ゲームでは子供っぽいんだけど、映画では普通に成人女性だ。服装はゲーム通りだけど。

ゲームでは捜査パートで話を聞いたしていて、その情報を下に異議を唱えるわけですが、原作ゲームよりも捜査パートが若干簡略化されていて、法廷メインで法廷での推理から証言などを覆していくというパターンになってるかな。
近未来という事で、証拠品が実物を出すだけでなく、立体映像になっていたりもします。
ゲーム中の決め台詞の数々「異議あり!」「くらえ!」「待った!」などはもちろん完備。というか、この決め台詞が無ければ逆転裁判ではないしね。
柄本さんの裁判長は意外と普通だった。ゲーム中ではやたらと木槌を連打するとかもっと崩れた場面が多いんだけどね。

トリサマン、タイホくんなど、ゲームでおなじみのキャラクターももちろん登場します。

エンドロールは通常映画のようにブラックスクリーンではなく、ドラマのエンディングのようにエピローグ映像を流しながらという形をとっていた。

原作ゲームファンはもちろんですが、ゲームを知らない人でも十分に楽しめるように作られています。

ゲームと大きく異なっている点としては、『DL6号事件』の事件現場。
ゲームではエレベーターで事件が起きているのに対して、映画では法廷の証拠保管庫となっています。みっちゃんが弁護士ではなく、検事になったという理由づけがこの方がより強く表せると思ったからかもしれないな。でもゲームのこの設定があるから、みっちゃんはエレベーターが苦手という設定があるんですが。

今回の人気次第で第2作、第3作もありうるのではないかな。
冥やゴドーを誰がやるのかとか見てみたい。

個人的評価:85点

にほんブログ村 映画ブログへ ←良かったらクリックして下さい


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト

theme : 映画レビュー
genre : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

リンクはフリー。トラックバックは基本的に本館(http://adam666.cocolog-nifty.com/blog/)の方へお願いします。

いつでも里親募集中










ブログランキング・にほんブログ村へ

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログパーツ
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
株式会社 藤商事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。