夏目友人帳 肆 第四話「代答」
藤原塔子の声真似をした妖怪が、家に入り込んでしまい、友人帳を奪おうと夏目貴志に襲い掛かってくるも逆に返り討ちにあう。
相変わらずニャンコ先生は肝心な時にいない。
ヨビコと言う名の妖は力づくでダメなら、持参した酒で貸してもらえないかとまで交渉してきました。
友人帳に名のある「カリカミ」という妖怪を呼び出したいのだという。
彼の住まいである古木の前を人間の女性が毎日のように通り、気になったヨビコが後を追うと、女が男とお堂で逢い引きをしていた。
友人帳で妖を呼び出すには顔と名前を知らないといけないが、生憎と貴志は顔を知らないので呼び出せない。
落ち込んだ妖怪は人里に降りてきて力を消耗したこともあり、そのまま貴志の部屋に泊まってしまいました。
人間ことなんて気にならないと強がって色々と言い訳しつつ、女のためにあれこれとやっていたようだ。
肝心な理由を話さないまま、貴志をカリカミのいると言われる場所まで連れて行けば、名を返して欲しくて現れるかもしれないと強引に連れて行こうとするヨビコ。
相変わらずニャンコ先生は肝心な時にいない。
ヨビコと言う名の妖は力づくでダメなら、持参した酒で貸してもらえないかとまで交渉してきました。
友人帳に名のある「カリカミ」という妖怪を呼び出したいのだという。
彼の住まいである古木の前を人間の女性が毎日のように通り、気になったヨビコが後を追うと、女が男とお堂で逢い引きをしていた。
友人帳で妖を呼び出すには顔と名前を知らないといけないが、生憎と貴志は顔を知らないので呼び出せない。
落ち込んだ妖怪は人里に降りてきて力を消耗したこともあり、そのまま貴志の部屋に泊まってしまいました。
人間ことなんて気にならないと強がって色々と言い訳しつつ、女のためにあれこれとやっていたようだ。
肝心な理由を話さないまま、貴志をカリカミのいると言われる場所まで連れて行けば、名を返して欲しくて現れるかもしれないと強引に連れて行こうとするヨビコ。
ある日、女がいくら待っても男が現れなくなり、ヨビコは気になって町へと降りた。
二人の会話から隆彦という男が名家の人間だと知っていたヨビコは、そこで隆彦が家のために別の女と結婚していた事を知った。
隆彦という男を待ち続けるヨウコという女に同情したヨビコは、隆彦の声を真似て病なのだと偽りを告げてしまう。
ヨビコは声を真似た時には、自分の姿が見えない人間にも聞こえるのか。
それにしても隆彦は家の都合で好きな女と結婚出来ないにしても、女に別れぐらいは告げられなかったのか。
ヨウコは隠れて逢い引きをしていたぐらいなんだから、隆彦は名家の人間だと知っていそうだから、調べれば結婚したことぐらいは判るのではないかとも思うけど。
それからヨビコは隆彦の身代わりとして、姿を見せずにヨウコと言葉を交わす日々を続けた。
そうしたある日、どうしても会いたくなったというヨウコに、ヨビコは自分は偽物なのだと告白して彼女の前から逃げ出し、古堂にも近づけなくなって旅に出てしまった。
それから長い歳月が経ち、古堂にやってきたヨビコは、古堂の中で雨ざらしで開くことのできなくなった一通の古びた手紙を見つけた。
このヨウコはてっきり別人と気づいているのかと思いきや、もしかして気づいてなかったのか? めちゃくちゃ怪しいと思うのだけど。
カミカリを捜した夏目は、名を返すと同時に、文の修復を依頼する。
貴志たちの申し出を快く引き受けたカミカリ。
カミカリは紙の気配から、書いた女が既にこの世にいないことを気付いてしまう。
カミカリもヨビコの言うとおり、穏やかで良い妖怪でした。
下の古木へと帰るというヨビコ。
ヨウコの手紙には一言だけがしたためられていた。
『本当のことを
はなしてくれてありがとう』
お堂から出てきた相手の姿が見えなかった事をヨウコはどう考えていたのだろう。
あれだけ声を真似ることが出来るから、神様とか人以外かもしれないと思ったのかな。
次回 第五話「過ぎし日の君に」
夏目が昔あった女の子との思い出話。
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二人の会話から隆彦という男が名家の人間だと知っていたヨビコは、そこで隆彦が家のために別の女と結婚していた事を知った。
隆彦という男を待ち続けるヨウコという女に同情したヨビコは、隆彦の声を真似て病なのだと偽りを告げてしまう。
ヨビコは声を真似た時には、自分の姿が見えない人間にも聞こえるのか。
それにしても隆彦は家の都合で好きな女と結婚出来ないにしても、女に別れぐらいは告げられなかったのか。
ヨウコは隠れて逢い引きをしていたぐらいなんだから、隆彦は名家の人間だと知っていそうだから、調べれば結婚したことぐらいは判るのではないかとも思うけど。
それからヨビコは隆彦の身代わりとして、姿を見せずにヨウコと言葉を交わす日々を続けた。
そうしたある日、どうしても会いたくなったというヨウコに、ヨビコは自分は偽物なのだと告白して彼女の前から逃げ出し、古堂にも近づけなくなって旅に出てしまった。
それから長い歳月が経ち、古堂にやってきたヨビコは、古堂の中で雨ざらしで開くことのできなくなった一通の古びた手紙を見つけた。
このヨウコはてっきり別人と気づいているのかと思いきや、もしかして気づいてなかったのか? めちゃくちゃ怪しいと思うのだけど。
カミカリを捜した夏目は、名を返すと同時に、文の修復を依頼する。
貴志たちの申し出を快く引き受けたカミカリ。
カミカリは紙の気配から、書いた女が既にこの世にいないことを気付いてしまう。
カミカリもヨビコの言うとおり、穏やかで良い妖怪でした。
下の古木へと帰るというヨビコ。
ヨウコの手紙には一言だけがしたためられていた。
『本当のことを
はなしてくれてありがとう』
お堂から出てきた相手の姿が見えなかった事をヨウコはどう考えていたのだろう。
あれだけ声を真似ることが出来るから、神様とか人以外かもしれないと思ったのかな。
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