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偽物語 第參話「かれんビー 其ノ參」

神原駿河の部屋の掃除にやってきた阿良々木暦。
あらかた片づけ終えた暦にの掃除スキルは目を見張るものがあり、それが見たくて部屋を散らかしているのかもしれないなどと宣う駿河。
暦を嫁にしたいという駿河ですが、暦は逆ならまだしも駿河を旦那にはしたくないと拒絶。もっとも結婚すれば、どちらも戦場ヶ原ひたぎに殺されるDEAD ENDへ一直線。
ひたぎとはお似合いだが、最終的には羽川翼と結婚しそうだと言い出す。
駿河は愛人、千石撫子が3号……そして本命は八九寺真宵。
女性に優しすぎる暦は、女性に迫られると断り切れないところがあるだろう、というのが駿河の読みでした。
実際、強く迫られると断り切れないところはあるんだろうな。
最後の一線はたぶん堪えられるのだと思うけど。

翼と結婚すれば、やっぱり翼もひたぎに殺されると考えていた暦ですが、駿河はそれを否定。あの二人に至ってはそれはないと考えているようで、その理由は独自の関係を持っているからのようで。
ひたぎの事を心酔している駿河だからこそ、翼とひたぎの間にある特殊な関係をビンカンに感じ取っていたようだ。
掃除中に駿河がデパートで買っていた花札を発見した暦は、休憩時間を使ってこいこいをすることに。ルールを知らない駿河は教えて貰って始めたものの、全く勝負にならない。というかずっと0なんだけど……
ムキになる駿河にゲームなんだから楽しむ事が必要だと諭す暦は、撫子に教えて貰ったツイスターゲームで撫子が負けても悔しがらなかった事を話すと、駿河は暦はラスボスの存在に気付いた方が良いと呟く。
その後も勝負をする暦は、駿河が一生ギャンブルをしない方が良いと言い出したので、よほど弱いんだろうな。
駆け引きが弱いとかそういう次元ではなく、根本的なツキのなさがあるんだろうね。

オープニングがまたひたぎのものに変わった。
今回火憐が出てこなかったからかな。

駿河に腕の事を家族にどう説明しているのか、と確認した暦。
駿河は怪我で通しているのだという。当然、ずっと包帯を巻き続けている事はただの怪我で通せるはずもなく、祖母たちも心配しているのだけど、母親の事があるので、祖母たちは駿河の触れて欲しくないことには踏み込んでこないのだという。
後数年の我慢、と言っているのは、駿河はこの家を出るつもりなのだろう。数年という事は、高校卒業か、或いは大学卒業か。いずれにしてもこの家に暮らすのは学生の間だけと決めているのだろう。
逆に駿河はこの家に対してあまり良い感情を実は持ってない? 母親の事、というのが何か関係しているのだろう。

駿河の家を出たところで、暦は貝木泥舟という怪しげな男と遭遇。
駿河の母親の事を知っているようで、彼女の娘がいるという家を見に来ただけなのだという。
しかしほどんどオーラを感じないため、金にはならないと独りごちる貝木は、独りで納得して立ち去っていく。
暦はその姿に忍野メメの姿を重ね合わせつつも、むしろギロチンカッターに近いとも感じる。
ギロチンカッターはアニメではまだ出てないので判りませんが、一応作品としては今年に劇場公開される傷物語に出てくる男ですね。
追い掛けようかとも思った暦ですが、直感的に不吉な危険を感じとって追跡しませんでした。
怪異に色々と関わってきた暦は、危険な事に関しても直感が働くようになったみたいだ。ただ、一つ聞き逃していたのは、彼が「阿良々木」という名をつい最近になって聞いていたという事実。
つまりそれは阿良々木という人間に関わった事を意味するわけで、珍しい名字であって街にゴロゴロいる筈もない名前ですから、当然その相手として考えられるのは阿良々木火憐。
彼の持つ不穏な空気からしても、火憐が負っていた事件の犯人と考えるのが妥当だろう。
そして彼がピンピンしている事から、返り討ちに遭わされた、というところか。

帰り道にひたぎと出会った暦ですが、何故かひたぎは暦をスルー。
翼の勉強から逃げ出したと思いこんでいるようで、散々罵倒された挙げ句に虫呼ばわりまでされました。
「ガハラさん、ガハラさん!?」
慌てて追い掛ける暦。
「何よチュララ木くん」
「人の名前を沖縄県の方言みたいに呼ぶな!
 僕の名前は阿良々木だ!
 て、それは八九寺の芸風だろうが!!」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みま死ね」
「やっぱわざとだ!!!」
ひたぎさんの「噛みみまみた」は聞けませんでした。
「勘違いしないでよね、私は本当は阿良々木くんみたいな人間の屑の事は大嫌いなんだから」
「お前、ツンデレっていう設定に託けて、ひょっとしてただの本音を語ってないかぁ?」
「ただ、女とは“愛される男”より、“愛されない男”と一緒になった方が幸せだっていうから」
「微妙に違うし!!」
「冗談よ。
 阿良々木くんは愛されまくりのモテまくりだもんね」
と、まぁそんなやりとりはいつの事。
暦が今日関わった女性の数まで言い当ててみせる恐ろしいガハラさん。
浮気には寛容だから誰と遊んでも自由だけど、本気になったら殺すと脅しをかけてきた! しかもほぼ確実に本気だ! 相変わらず交際に命がけ。
暦を殺した後に、相手の女も送り、寂しくないように駿河も送るとか無茶苦茶です。
まぁそこは冗談なのですが、暦の女として努力しているというひたぎは、暦にも自分の男として努力して欲しいのだと語る。
最後は付き合っている男がモテまくりというのは、女としてはわりと最高な気分なのだと言われてしまいました。

暦が駿河の家の前で出くわした貝木の事をひたぎに語り……
そして第1話へと、だな。

ひたぎが暦を拉致監禁したのは貝木を警戒したため。
あまり話したくない事柄ながら、ひたぎの行動から聞き出す必要があると感じ取る暦。
貝木は詐欺師であり、ひたぎは暦や忍野と出会う前に5人の詐欺師と出会っており、そのうちの最初の1人。
つまり貝木もまた怪異の専門家であったため、暦は忍野たちと同じ空気を感じ取ったというわけ。

彼によってひたぎの家庭はめちゃくちゃになってしまった。
だが、ひたぎにとって今の問題は暦を守る事。もう二度と大切なものを失いたくないひたぎは、暦に貝木と関わって欲しくないため。
貝木の目的を探り当て、街から出て行くの時まで暦を閉じこめておくつもりでした。
ただの詐欺師ではなく、相当ヤバい相手なのだろう。暦も直感的に感じ取っていたけど、ひたぎは実感しているのだろうね。
おそらく撫子の事件も彼が流行らせた呪いによるものだとして、今このタイミングで街に現れたのは何故なのか。
忍野メメが町を去ったからなのか。

そんな時、一通のメールが暦の下に届いた。
メールの差出人は阿良々木月火。件名は「助けて」。
あの妹が助けを求めるというのは相当な事なんだろう。
それを目にした途端、暦は自分を拘束していた鎖を強引に引きちぎり、帰宅すると宣言する。
吸血鬼もどきである暦は、本気を出せばこの程度の鎖を壊す事は出来たけど、相手がひたぎだから安心して繋がれていたわけか。
ひたぎは相手が吸血鬼だろうが恋人だろうが怯んだりしないと、通さない事を告げるも、それでも暦は帰宅すると告げる。
それは家族を守りたいという強い想いを暦は持っているから。
「ここを通りたければ、私を倒すしかないわよ。
 阿良々木くんにそれが出来るかしら」
「通るよ。その台詞はブリッジして言わなければ効果がない。
 お前が僕を守りたいと言ってくれるように、僕にも守りたいものあるんだ」
「そんな台詞で私を説得出来るとでも?」
「説得する必要なんかねぇだろ」
「さあ、どうかしら。
 私のことをあまり理解のある女だとは思わないで欲しいわね」
「でも戦場ヶ原、だったらお前、僕の何処に惚れたんだ。
 ここで動かない僕を、お前は好きだと誇れるのか」
「やば、超格好いい……」
暦の言葉に赤くなるひたぎ。
「私が男だったら恋してるわ」
「女のままで恋しろよ!!!」
流石はひたぎさん、この状況でも落とすことを忘れません。
もうどこからどこまでが本気で、どこからが冗談なのか、区別の付きにくい人です。
でも家族や友人の危険を見捨てるような男なら、ひたぎが惚れなかったのは事実で、その事はこれまでの事件でも語っている事だしね。

そんなやりとりをしていたところに、またも暦に一本の電話が掛かってきて、電話にひたぎが出た途端、ひたぎは激しく狼狽。
いつものひたぎからは想像出来ないほどに狼狽した挙げ句、暦に帰る事を許可して「ごめんなさい」と謝る。
電話の主は翼でした。
無敵にも思えるひたぎが唯一敵わない相手です。
そんなわけで妹を助けに向かう事になり、結局は貝木と相対することになるわけだな。

次回 第肆話「かれんビー 其ノ肆」




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アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

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大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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