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たまゆら ~hitotose~ 第6話「それはいつかの日のこと、なので」「そしてある日のこと、なので」

■それはいつかの日のこと、なので
1999年、秋――
大崎下島の歴史の見える丘公園のベンチの上で自作の絵本を声を出して読んでいた幼い桜田麻音は、人がやってくる度に恥ずかしくなって読むのを止めてしまっていた。
そんな時、一組のカップルがやってきて、女性が彼氏に請われて口笛を吹くのを聞いて思わず聞き入ってしまう。
麻音と口笛の出会いです。そういや、子供の頃って自作の物語を考える子とかいた気がするね。

誰もいない頂上まで登って絵本を読んでいた麻音は、何時の間にか横に来ていた少女にビックリして、セーターで顔を隠してしまう。
神奈川からおじいちゃんのところへやってきたのだという沢渡楓は、絵本の続きを気に掛ける。
こんな小さな子供がお話の中にピラミッドとか出してきたのは、きっとテレビで見たからなんだろうね。
楓の質問に即興で考えて答える麻音だが、そこに今度は塙かおると岡崎のりえが賑やかに騒ぎながらやってくる。
主に騒いでいるのはのりえ1人で、かおるはのりえに強引に連れてこられていただけだが。
この頃、ぽってはかおるの事を知らないようなので、ぽってとの出逢いは実は麻音の方が先立ったんだな。
ぽってはこの頃から既に「~なので」口調だったので。
それにしても求婚した二人の皇子から逃げ出したお姫様を助けるのはお姫様なのか……斬新だな。

麻音は2人に覚えがあった。
麻音の家の旅館に泊まっている二組のお客の子供たち、それがその2人だった。
かおるとのりえは家族ぐるみの付き合いで、こんな小さい頃からの友達だったんだね。
麻音は引っ込み思案だから、この頃はかおるたちとは仲良く出来ていなかったのか。
強引にかおるを上へと連れて行こうとするのりえに抵抗するかおる。
引っ張り合いをする2人の手が離れてのりえは転んで泣き出してしまう。そののりえに釣られて泣き出すかおる。
泣きじゃくる2人の様子に、楓も泣き出してしまい、麻音も泣きそうになる。
子供ならではの連鎖反応。
だが、必死に涙を堪えた麻音は、絵本の続きとして「こんな時はお姫様は口笛を吹くの」と必死に口笛を吹こうとし、遂に口笛を吹くことに成功する。
海がステージになったみたいだと感じながら、口笛で曲を演奏する麻音。
しかし始めて口笛を吹けるようになって、もう音階を付けて演奏できるとか凄くないか。
麻音の口笛に感動して泣くのを止めてしまう楓。そしてのりえとかおるも泣くのを止め、拍手を送った後、仲直りして立ち去っていく。
そして楓はお父さんの姿を発見し、麻音にお別れを告げて去っていく。
お互いに名乗らなかったから記憶に残ってないのか。幼いからちゃんとした記憶も残ってないのかもしれないが。

残された麻音は、まだできていなかった絵本の結末を思いついていた。
お姫様が口笛を吹くと、たくさんの人が集まってきて、みんな友達になりました。

そんなわけで、Aパートは麻音が口笛を吹くようになった切っ掛けのお話。
このことをきっかけに麻音が積極的な性格に……は、ならなかったのですが。
年齢的にはみんな3~4歳の筈なんだけど、もうちょっと大きい感じを受けるな。

■そしてある日のこと、なので
2009年、春。
中学生2年になった麻音。
髪の毛は少し短くなっておかっぱになってます。
麻音は中学から独り暮らしで竹原に来ていたんだな。

帰り道にももねこを見つけた追い掛けていた麻音は、偶然隣のクラスののりえを見かける。
いつもは明るく元気な印象の筈ののりえが、何故か暗い表情をを浮かべていた。
のりえはこの頃はおさげだったんだね。

のりえは憧れている人がいて、その人のために「カボチャで丸ごとプリン」を作ってプレゼントしたが、相手の男性は甘いモノが苦手だと断られた。
まぁ、甘いものが嫌いな人間がかぼちゃ丸ごとのプリンとか貰っても困るよな。もちろん好意での事なので、もっとうまく断る方法とかはあったはずなんで、男にも落ち度があるわけだけど。のりえも好きな相手なら相手が甘いものを好きかどうかは調べておこうよ。
そんな男子に思わずキレて暴言をぶつけてしまったのだという。
いつもいらない事を口にしてしまうというのりえは、麻音にアドバイスを貰おうとするも、麻音はただ人と話すのが苦手なだけでまだクラスに友達もいなかった。

将来パティシエになりたいというのりえが麻音の夢を訊ねると、麻音は音楽家になりたいのだと答える。
しかしまだナニも楽器を演奏していなかった。
今自分が思っている気持ちを伝えられるようになったらという麻音。

海を眺めていた麻音。
「海のステージだ」
思わず口笛で曲を奏でると、のりえは海がステージになったみたいだと口にする。
麻音が口笛を吹くと、麻音の考えていたのと同じ気持ちをかおるも感じる。
てっきり、のりえは幼い頃に出会っていた事を思い出したのかと思った。
のりえは所見から麻音の口笛の意味を理解できていたのですね。

もし本当に気持ちが伝わるのなら。
――あなたと、友達になりたい。
そう思って口笛を奏でた麻音が吹き終えてのりえを見つめると、のりえは麻音に向かって笑顔で手を差し伸べていた。
「……友達になろう、まおたん」
「……うん」
のりえ、早くもまおたん呼ばわり!?

――本当に、口笛は最高の楽器なのかも。
――だって、この口笛が、私に友達を作ってくれたんだから。
――こんな素敵な友達を。

こうして麻音はのりえと友達になり、口笛で会話するようになったようだ。

「お好み焼き、食べた~い」と思って吹いた麻音の口笛。
「そこそこ、おったまげた~?」
「どんどんずんどこしょ~?」
しかしかおると楓には理解出来ませんでした。
ぽってのは最早ナニを言ってるのかすら判らないよ。

Bパートは麻音とのりえが友達になり、麻音が口笛を使って喋るようになった経緯についてでした。

そんな訳で今回は麻音オンリーエピソードでした。

次回 第7話「竹灯りの約束、なので」

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Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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