スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

電人ザボーガー レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】
■第1部「たたかえ!電人ザボーガー」
犯罪組織Σ団による政治家襲撃事件が発生した。
次期総理候補の若杉議員(木下ほうか)のピンチに秘密刑事・大門豊(古原靖久)がマシーン・ザボーガーに乗って駆け付けた。
ミスボーグ(山崎真実)率いるヨロイデスを相手に、大門はマシーン・ザボーガーを変形、電人ザボーガーにして戦いを繰り広げ、ヨロイデスを粉砕すると、ミスボーグは空中要塞へと撤収していく。

奪い取った支配者のDNAをダイモニウムにより、ジャンボメカのパーツとするΣ団。
作戦を完遂できなかったミスボーグは女嫌いの幹部たちとの口論を繰り広げる。
首領・悪ノ宮博士(柄本明)はそんな彼らを一喝。
彼はすべて誰かに裏切られて死んだ人間を、悪ノ宮博士が世界を滅ぼすために悪ノ宮博士がサイボーグとして蘇らせた者たちだった。

秘密警察として正義のために戦う大門だが、彼の原動力はΣ団とその首領・悪ノ宮博士に対する個人的な怒りだった。
大門は双子として生まれるが、母は死産、大門勇博士(竹中直人)がダイモニウムの研究の傍ら母親代わりとしても彼らを育てた。だが、そんな中で弟は死んでしまう。
成長した大門は父に褒めてもらおうと空手大会で優勝するほどの実力を身につけるも、大門博士は研究にばかり没頭していた。そんな父に反発する大門。
そんなある日、大門博士は生物のDNAから機械を作り出すダイモニウムを狙う悪ノ宮博士に誘拐されて辱めを受け、命を落としてしまった。
ショックを受けた大門だが、父は彼のために死んだ弟のDNAにダイモニウムを使って作り上げた電人ザボーガーを残していた。
彼の兄弟ともいえるザボーガーと共に自分の信じる正義のために戦えという父の遺言に従い、大門は世界の破壊を目論むΣ団との戦いを決意する。


若杉議員を愛人と共に誘拐したミスボーグはアリザイラーを使い今度こそ彼のDNAを奪い取ろうと目論むが、愛人を犠牲にして自分だけ助かろうとする若杉議員の姿に、男に裏切られて死んだミスボーグは怒り心頭、彼を殺そうとする。
そこに駆け付けた大門はザボーガーと共に戦うが、ミスボーグの手柄を横取りしようとしたアパッチドリルら男性幹部たちが現れて邪魔をする。
さらに警察も駆け付けての乱戦となる中、大門とザボーガーは幹部たちを次々と撃破すると、ブルドック型トラックのブルガンダーの前にピンチに陥っていたミスボーグを助け、ブルガンダーを破壊する。
二人は残る幹部も打ち倒した。

若杉議員は自分が危機に晒されたことについて警察や大門を責め立てる。
自分が助かるために愛人を犠牲とした若杉に腹を立てて手を挙げてしまった大門は一か月の謹慎処分となり、新田警部たちは腹の虫が治まらない大門を諭す。

独自に調査を進める大門は、若杉議員が怪しい男たちから金を受け取っている現場を目撃する。だが、新田警部たち警察は動こうとしない。すでに若杉が次期総裁となることは決定事項であり彼らは逆らえない。家族のためにも新田たちは従うしかないのだ。

亡き父の墓参りに行った大門の前にメスバイク ブラックホークに乗ったミスボーグが現れる。
両者は戦いを繰り広げるが、大門はミスボーグと戦うことに躊躇いが生まれ、ミスボーグも大門に惹かれるようになっていた。
そして二人は愛し合うようになるが、大門の信じる正義とミスボーグの進む道は相容れない。ミスボーグは近いうちに政治家たちを一斉に誘拐する作戦を実行することを告げると、大門に自分と彼の信じる正義のどちらを選ぶか選択を迫る。

ミスボーグは自分の中に、新しい命が芽生えていることに気づきながらも、悪ノ宮博士が彼女のサポート用に作ったミスラガーズの監視の下、作戦の実行に移る。
議員誘拐の連絡を受けて駆け付けたザボーガーと大門。
悪ノ宮博士は自分がかつて日本政府に裏切られたこと、自分と大門が同じ境遇にあることを語り、仲間になるように告げる。
駆け付けた警察と共に戦おうとする大門だが、自分の味方か否かと決断を迫るミスボーグに心揺れる大門は、彼女のピンチに警察を裏切りミスボーグの味方に付くことを決断してしまう。
だが、ザボーガーが大門の指示に従おうとせず、機動隊と戦う大門を殴りつけると涙を流す。そして自らの意思でミスラガーズを倒すと、最後はミスボーグに速射破壊銃で攻撃を繰り出し、ミスボーグとともに爆発してしまった。

ミスボーグの死の間際、彼女から産み落とされた卵は、議員たち共に悪ノ宮博士が回収してしまう。
自分の迷いがミスボーグとザボーガーの両方を失わせたと、大門は失意の底に落ちてしまう。

■第2部「耐えろ大門! 人生の海に!」
ザボーガーがミスボーグと共に爆破してから25年後。
秘密刑事でいられなくなった大門豊(板尾創路)は総理となった若杉の下で運転手を務めていたが、些細なことで首になってしまう。
職を失った大門は、とある食堂で警察を辞職させられたて家族も失った新田たちと再会する。彼らはどんな時でも笑顔を絶やさないニコニコ同盟なるものを結成していた。

この25年の間、Σ団による人間の誘拐は継続され、ジャンボメカは完成間近となっていた。
それを指揮するのは人間の秋月玄(宮下雄也)。
大門とミスボーグの落とし子であるAKIKO(佐津川愛美)の心が破壊衝動に染まった時、ジャンボメカと一つになる。
しかしAKIKOは一瞬の隙をついて逃走する。

住所不定の無職となり、職業安定所に仕事を探しにきていた大門だが、就職難の時代に住所不定の上にジーパンにヘルメット姿の大門は仕事を紹介してもらえず暴れだしてしまう。
そこに現れた秋月は落ちぶれた大門を嘲笑いながら、AKIKOを誘き出す餌にするべく捕えようとする。
年老いて衰えた大門だが、AKIKOが現れると彼を連れて逃走した。

AKIKO が大門を連れて行った場所は、大門とミスボーグが愛し合った思い出の洞窟だった。AKIKOは自分の中にあるミスボーグの記憶を見せて、自分が二人の子供であることを打ち明けるが、驚いた大門はもし二人の間に子供ができると判っていたら愛し合わなかったと口走ってしまう。
怒って立ち去るAKIKOを追いかける大門。そこにマシーンホークに乗った秋月がAKIKOを連れ戻すために現れるが、なんと彼はザボーガーを引き連れていた。
爆破したザボーガーの残骸をΣ団が回収し、秋月の命令を聞くシグマザボーガーへと改造していたのだ。大門に裏切られたザボーガーもそれを望んでいるのだという秋月の言葉にショックを受ける大門。
しかしザボーガーもミスボーグも大門のことを恨んでいないというAKIKOにより、ピンチを脱する。
しかもなんとAKIKOは秋月もまた自分と同じ大門とミスボーグの子供だと告白する。双子として生まれた二人は、AKIKOがミスボーグと同じサイボーグとして生まれ、秋月が大門と同じ人間として生まれたのだ。

若杉総理の下に現れた悪ノ宮博士。
実は悪ノ宮博士と若杉は協力関係にあり、Σ団が若杉の邪魔者を排除する代わりに、Σ団は若杉から資金援助を受けていたのだ。
そんな彼らに不満を覚える秋月だが、彼の頭には逆らうと締め付けられる輪っかが取り付けられているため、悪ノ宮博士を裏切ることは不可能だった。

新田たちが共同で暮らすアパートを訪ねた大門とAKIKOは、そこでザボーガーの修理を行っていた。
AKIKOは自分がもうすぐ破壊衝動に支配されてしまうため、大門に自分を破壊してほしいと頼むが、大門にAKIKOを破壊することは出来なかった。

飛び出したAKIKOは心を失いΣ団に回収されると、ついにジャンボメカと融合してしまう。
悪ノ宮博士は完成したジャンボメカに乗り込む。
東京に出現したジャンボメカは、若杉総理との約束を違えて国会議事堂にいた若杉をお尻で踏みつぶしてしまう。
突如現れた巨大女子高生ロボットに騒然となる東京。AKIKOはロボットの顔に変形して目からビームを放ち、携帯電話から放った怪電波で人々の頭を爆発させてしまう。
そんなピンチの中、新田たちニコニコ同盟が立ち上がると特攻を仕掛けて、自分たちの命と引き換えにジャンボメカの携帯電話の破壊に成功する。

シグマザボーガーを修理して、新たにストロングザボーガーとして復活させた大門。
そんな彼に対して、秋月が立ちはだかる。
ストロングザボーガーとブラックホークに乗り、ジャンボメカが暴れる街を駆け巡る両者はジャンボメカの体を駆け上る。大門を叩き落とそうとしたジャンボメカだが、AKIKOの意識が復活して必死に自分自身を抑え込む。
AKIKOの体の上で死闘を繰り広げる秋月と大門、ザボーガーとブラックホーク。
ストロングザボーガーは激しい空中戦を繰り広げた末に、ブラックホークを撃破する。

ジャンボメカのボディから落下しそうになった秋月を助けようとする大門だが、秋月は辱めを受けるくらいならば死を選ぶと宣言する。
その言葉は奇しくも大門の父・大門勇博士の最期の言葉と同じだった。
大門は父として、彼の意思を尊重する道を選ぶと、ジャンボメカの首の裏からジャンボメカの体内へ侵入、悪ノ宮博士の下へ向かう。

途中に現れた小型ブルガンダーたちにより、ザボーガーは身動きが取れなくなってしまう。
悪ノ宮博士と一騎打ちとなった大門。
悪ノ宮博士の膝から飛び出したナイフを浴びて傷ついた大門だが、それでも彼の正義の心は折れない。自分と悪ノ宮博士の違いは、守るべき者を見つけることができたかどうかだと告げる。
と、突然現れた秋月が悪ノ宮博士に飛びついて自らの腹でで悪ノ宮博士の膝を覆い隠すと、ナイフを浴びながらも父・大門に時間を与える。
大門は小型メカを破壊して駆け付けたザボーガーと共にダブル飛竜三段蹴りを放ち、悪ノ宮博士をAKIKOの体内から突き落とすことに成功した。

悪ノ宮博士を倒した大門・ザボーガー・秋月は、AKIKOの願いを聞き入れ、速射破壊銃でジャンボメカを攻撃して破壊する。
だが、死の間際でAKIKOは亡き母・ミスボーグと意識の世界で遭遇、サイボーグではなく人間として新たな命を与えられた。

Σ団は滅びた。
AKIKOと秋月玄は二人で旅に出ることを決意した。
そして大門はこれからも、命の続く限り正義を貫くを誓い、それぞれの道へと旅経つのだった。

■エピローグ
90歳になった大門豊(きくち英一)はパラリンザボーガーと共に未だ正義を貫いていた。

・キャスト
大門豊(青年期):古原靖久
大門豊(熟年期):板尾創路
大門豊(老年期):きくち英一
秋月玄:宮下雄也(RUN&GUN)
ミスボーグ:山崎真実
悪ノ宮博士:柄本明
新田大五郎警部:渡辺裕之
AKIKO:佐津川愛美
若杉総理:木下ほうか
大門勇博士:竹中直人

公式サイト:http://www.zaborgar.com/

Youtube動画


 【感想】
井口昇監督によるリバイバル作品。もうなんで今になってザボーガーなのか、というツッコミはしたら負けな気がする。
物語は二部構成に分けられ、主人公の大門豊には青年期をゴーオンジャーでゴーオンレッドを演じた古原靖久、熟年期を板尾創路がそれぞれ演じている。
電極回路の設定などは省略されています。
飛竜三段蹴りは健在。
マシーンホークが当時は適わなかったブラックホークとして、ロボ形態に変形可能。
秋月は大門の息子という設定になったり、レディボーグをオマージュしただろうAKIKOが登場したり、いろいろと変更は加わっています。

原作であるTV版は世代的に見てません。
ビデオなどでも見てないので、せいぜい懐かしのテレビ番組などの特集とかでちらりと見て知っている程度。ザボーガーの外見とか、主人公がヘルメットのマイクで命令するのとかを知っている程度です。
原作を知らなくとも充分に見ることが出来る事が内容となっていました。逆にTV版を知っている方が設定の変更とかで気になったりするところがあるのかもしれないな。
後は、作品全体にちりばめられているゆるい笑いなどを受け入れる事が出来るか、でも印象は変わってくる気がする。私的にはOKでした。むしろ変にシリアス一辺倒にするよりも良かったと思う。

意図的と思われる70年代テイストのチープな演出が、逆に好印象でした。
あくまで古臭さを感じさせない微妙なラインをうまく保てていたと思う。大げさなセリフ回しとかアクションシーンとか、ロボの演出とか。
それでいてCGを使ったホークとザボーガーのバトルシーンなども違和感なく溶け込ませている。

古原はゴーオンジャーの時はちょっと暑苦しい感じでしたが、大門役は嵌ってた。そうか、70年代の熱血俳優のノリが彼にはあってるんだな、とちょっと実感。
空手を習ってた彼の技が空手だけでなく、拳法も混ざってる感じになってるのはTV版での設定も引き摺っているからでしょう。

25年の時が経ってダメ人間になってる大門は板尾が演じてるわけですが、最初はちょっと違和感を覚えていたものの、AKIKOとのやり取りあたりから違和感が無くなっていい感じになってきた。
何故か捨ててあったシェイクを握りつぶしたシグマサボーガーが大門を締め上げる場面で「やめろーベトベトして手で触るなー!」とか言うのは笑った。
インスリンの無駄解説とかも良い感じ。

ヒロインとも言えるミスボーグ役の山崎真実は色々な意味で頑張ってた。
主にお色気担当? やたらと胸から映るシーンが多かったのが印象的。
大門との触手プレイとかもう訳わからない感じ。

大門博士の竹中直人はなんで、彼なんだろうとか思っていたら、ほとんどの場面がギャグ担当だった。
子供に母親代わりにおっぱいあげるとか、デブ男たちに辱められるとか、パンツ一丁で空中爆破とか、色々と凄いキャラになってたな。

新田警部役の渡辺裕之は1部の真面目キャラと、2部のおちゃらけキャラとの使い分けは流石に上手い。
2部はお馬鹿を演じながら、根っこはやはり真面目な人という雰囲気をきちんと与えられていたし。

エンドロールでは原作ともいえるTV版ザボーガーの映像が流れるわけですが、今回の作品で登場した敵や味方の元ネタとなる場面が描かれているので、元はあんな感じだったのかと分かった良かったのではないだろうか。
「この作品をうしおそうじさんと山口暁さんに捧げます」
うしおそうじはピー・プロダクションの社長で、山口暁はTV版大門役の俳優。共にお亡くなりなってます。
思い入れのある人には嬉しい配慮。

個人的評価:88点

にほんブログ村 映画ブログへ ←良かったらクリックして下さい




こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト

theme : 映画レビュー
genre : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

黒虎

Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

リンクはフリー。トラックバックは基本的に本館(http://adam666.cocolog-nifty.com/blog/)の方へお願いします。

いつでも里親募集中










ブログランキング・にほんブログ村へ

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログパーツ
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
株式会社 藤商事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。