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BLOOD-C 第10話「ふくからに」

自分の母の名も顔も判らないと更衣唯芳に告げる更衣小夜。
だがそこに女の顔をした古きものが襲いかかってくる。
唯芳から渡された御神刀を振るおうとしない小夜だったが、頬が切られて血が流れるのを目にすると、ようやく戦い始めた。
小夜の事を見て「ようやく」と呟いた古きものだが、直ぐに自身の言葉を否定しながらも「面白きこと」だと笑う。
小夜が記憶を取り戻したと思ったのだろうが、小夜の様子からすぐにまだ完全に覚醒していない事に気付いたのか。

「己の意思のまま動けぬのはまっこと煩わしき事よ。
 主もそうであろう」
「何!?」
古きものたちは小夜が記憶を封じられて、自分の意思ではなく、操作された記憶で戦っている事も全て知っているのか。

餌が食いたいという古きものだが、最近の餌は約定も守れぬほどに不味いという。
それを小夜が知っていたが忘れているのだと。
戦いの最中、騒ぎを聞きつけた時真慎一郎が神社へと戻ってくるが、いち早くその事に気付いた古きものが襲いかかってしまう。咄嗟に目を赤く光らせて古きものを斬りつけた小夜だが、慎一郎は古きものに喰い殺され、古きものは背後へと廻っていた。
慎一郎終了のお知らせ。あっさりとご臨終になったよ。
怒りを見せる小夜に、小夜もも餌を喰らい、自分たちよりも悪食だと語る。
小夜が何を喰らっていたのか。小夜は古きものを喰らう者だったのかな。

小夜の記憶が蘇っていく。
背中に幾本ものチューブで血を抜かれる小夜に、最後まで何を約束を守れれば何をご褒美として、守れなければ何を罰としようかと語りかける男。
そして小夜に歩み寄る男は、小夜のお腹が空いているのだと気付く。
小夜の会話相手は七原文人ではなく、柄総逸樹ですかね。

苦しめ、と小夜を人間の傀儡と呼ぶ古きものを一刀両断にした小夜。
歩み寄ってきた唯芳の姿に、小夜は以前に倒した武者姿の古きものの言葉を思い出す。
自分は「更衣小夜」だと言い聞かせる小夜だが。
「私は誰?」
施された記憶の操作が外れかけているようだけど、意識を失うというのはまだ完全に覚醒していない証し。

目を覚ました小夜は軽い頭痛を感じるが、布団の横には七原文人が来ていた。
文人から差し出された珈琲を飲む小夜は、不思議と頭痛が治まる。
お腹空いてないかという文人に、小夜はギモーブだと答える。
差し出されたギモーブに、ギモーブは赤い色をしているものなのかと訊ねると、何を混ぜるかで変わるが、小夜はこの赤い色と味が好きなのだろうと告げる。
小夜が珈琲を飲んだらスッキリした、ギモーブを食べたいと語った事を唯芳に報告すると、彼も食事をしなければと告げる。
やっぱりあの赤い色は血なんですね。珈琲にも血が混ぜられているのか、それとも別の何かが混ぜられているのか。
そもそも頭痛を感じていた人間や、病み上がりの人間に珈琲を勧める事自体がおかしい。珈琲以外のものじゃダメなのか?

唯芳はどこかへ出かけてしまい、小夜は唯芳を捜す。
カフェ・ギモーブへとやってきた小夜は、文人の腕が怪我している事に気付く。
そこにやってきて紅茶を頼んだ筒鳥香奈子はジッと小夜を見つめると、神社の古い文献を見たいと言い出す。
父に聞いてみないと判らないという小夜に、今日見たいからと言い出す。
昔から古い伝記や神話に興味があり、是非みたいのだという香奈子。

唯芳の不在のまま書庫で書物を目にする香奈子は、以前に話した伝記の事を載っているという香奈子に、唯芳とのやりとりを思い出してしまう小夜。
「いつまでこんな馬鹿なお遊びを続けるつもり?」
本を見て気付かないのかという香奈子は、古いはずの本の紙が新しい事を指摘する。
小夜は書庫の本が穿くしだと気付く。

と、書庫の外に求衛ねねと求衛ののが現れる。
小夜なら自分たちが本物だと判る筈だと笑う二人。
「もうそろそろ終わりにしましょう。
 ……こんな茶番劇は」
小夜の肩に手を掛ける香奈子。
何故小夜の目の前で喰い殺されたはずの二人が生きているのか。
答えとしては小夜の親友たちが全て「人間ではないもの」だったから、という可能性が一番濃厚か。

これまで小夜の記憶が目覚める事を阻んでいた唯芳は何処へ行ったのか。
文人も香奈子の事を見逃していたのには何か理由があるのか?

次回 第11話「たれをかも」

予告には網埜優花も出ています。
更衣というのは衣替えの事。つまり小夜の記憶を消して、新たな記憶を受け付けたということ。

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Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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