GOSICK -ゴシック- 第23話「灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」
脚本:岡田麿里/絵コンテ:タムラコータロー/演出:中村里美/作画監督:田中誠輝 三輪和宏
世界大戦の気配が漂う中、国王ルパート・ド・ジレは科学アカデミー長官ジュピター・ロジェの働きにより、国民に目を向け戦争には参加しないと表明するも、その席でアルベール・ド・ブロワ侯爵によりロジェがセイルーン王国の末裔の灰色狼であると開かされる。
この大戦で戦争に参加しなければ、ソヴュールの国力は低下する。それがロジェの狙いだというブロワ侯爵に反論できないロジェは彼らの前から姿を消す。
ロジェはこれで退場? 随分とあっけなかったな。彼の目的が本当にブロワ侯爵の言うように、この国を陥れる事なのか、それとも純粋に国王に仕えていたのかは謎。
そういや、ロジェはオカルト省と形見箱の争奪戦とかしているのだから、ブロワ侯爵が自分を追い落とそうとしていることは判っていた筈なのに、何故逆にブロワ侯爵を失墜させるための画策をしなかったのか。普通なら、自分がやられる前にやると思うのだけどね。
ブライアン・ロスコーはヴィクトリカ・ド・ブロワが王宮の地下牢獄に捕らわれているため手出し出来ないと語るも、コルデリア・ギャロは必ず機会はあると助け出そうとしていた。
世界大戦の気配が漂う中、国王ルパート・ド・ジレは科学アカデミー長官ジュピター・ロジェの働きにより、国民に目を向け戦争には参加しないと表明するも、その席でアルベール・ド・ブロワ侯爵によりロジェがセイルーン王国の末裔の灰色狼であると開かされる。
この大戦で戦争に参加しなければ、ソヴュールの国力は低下する。それがロジェの狙いだというブロワ侯爵に反論できないロジェは彼らの前から姿を消す。
ロジェはこれで退場? 随分とあっけなかったな。彼の目的が本当にブロワ侯爵の言うように、この国を陥れる事なのか、それとも純粋に国王に仕えていたのかは謎。
そういや、ロジェはオカルト省と形見箱の争奪戦とかしているのだから、ブロワ侯爵が自分を追い落とそうとしていることは判っていた筈なのに、何故逆にブロワ侯爵を失墜させるための画策をしなかったのか。普通なら、自分がやられる前にやると思うのだけどね。
ブライアン・ロスコーはヴィクトリカ・ド・ブロワが王宮の地下牢獄に捕らわれているため手出し出来ないと語るも、コルデリア・ギャロは必ず機会はあると助け出そうとしていた。
学園にただ1人残ったアブリル・ブラッドリーもイギリスに戻る事が決まり、セシル・ラフィット先生は最期の授業を行った。
そしてウサギの着ぐるみを被る怪しい集団たちが溢れかえるソヴュールから去って行って……結局この娘の役割はなんだったのか。本当にいらない子だった気がしてならない。
最後まで残っていたのは久城とかヴィクトリカの事が気にかかっていたから?
オカルト省の一員としてシニョレー警部の下を訊ねたグレヴィール・ブロワに、ジャクリーヌ・ド・シニョレーは自分を騙して久城一弥を国へ返したことを抗議する。
嫡男として父の命に従い続けるグレヴィールだが……
愛する女を裏切ってまで父親に従い続ける彼はどこへ行くのか。このままダメ男として終わるのかどうか。
ドイツに同盟を申し込んだソヴュールだが、ルパートは国民を苦しめることに苦悩する。だが、ブロワは彼が愛をも殺した、今度は義のためだと囁いて彼の心を掌握する。
傀儡国王の出来上がりです。
ドイツとの同盟がヴィクトリカが示唆したものだとした場合、ヴィクトリカはドイツが負けると睨んでドイツ側につかせたのかどうか。それとも日本と同盟関係にある国だからなのか。
『モンストル・シャルマン』を慕う人々は増加の一途。
その心を利用するため、ヴィクトリカを利用し続ける。
ヴィクトリカはブロワ侯爵の目論見を言い当てる。
リヴァイアサンによりホムンクルスの存在を信じたブロワ侯爵だが、彼の錬金術にはトリックがあった。失望したブロワ侯爵は、しかし金の力と権力を使って人を操る方法を思い付き、人々を自分の手足として動くホムンクルスとした。
そしてヴィクトリカも自分のホムンクルスの一人だと嘯く彼は、ヴィクトリカを大量の書物が集められた地下牢獄に幽閉し続ける。
「ここには図書館塔と変わらない沢山の本がある。
沢山の知識がある。
しかし、ここには……キミがいない」
久城は北の大地で上官一兵卒として働き続けていた。
偉いさんの息子なのに一兵卒なのは、兄たちと違って士官学校を卒業していないからか?
ヴィクトリカの指輪を手にヴィクトリカを思い続ける。そしてヴィクトリカは久城にもらったペンダントを手に、久城を思う。
北の大地というのはロシアの事かな。
結局、久城は日本に送り返されていたんだな。それなら科学アカデミーの手で送り返されていた方が、よほど良かったわけで、結局はヴィクトリカの足手まといになっただけか。
てか、日本に送り返したら人質にならないんじゃないのか?
ソヴュールが戦争に加わったことや生徒たちが自国へ戻った事もあり、学園は閉鎖されてセシル先生は失業。ゾフィーと共に学園を去りましたが、戦争が終わったらヴィクトリカたちを捜すと決意。
ブロワ侯爵の首相就任式典で、『モンストル・シャルマン』として人々に紹介されるヴィクトリカ。だが、本物のヴィクトリカは逃がされ、コルデリアがその身代わりとして残っていた。
コルデリアはロスコーの片割れと共に式典の最中、火災を起こし、ブロワ侯爵を討つために戦う。
コルデリアは意外と強かったな。まぁブロワ侯爵は軍人ではないからそれほど強いというわけではないのでしょうが。
逃がされたヴィクトリカの前に現れたもう1人のロスコー。
ヴィクトリカを失うぐらいなら自害するというコルデリアの意思により、彼女に思いを遂げさせ、片割れは彼女のために身を張って戦い続ける道を選んだ。
だが彼は……コルデリアの涙の根源を絶つため、ヴィクトリカを殺そうとしていた。
二人のロスコーの違い。一人はコルデリアのためならば何でもする。それが彼女の身を危険に晒すことでもそれが彼女の願いならそれを聞き届けて自らも危険に晒す。もう一人のロスコーはたとえ彼女の意に反していても、コルデリアのためと思う事を実行するわけだ。
戦い続けるロスコーはオカルト省の老婆と戦い力尽きる。
燃え盛る炎の中、遂にブロワ侯爵に一撃を加えたコルデリアだが、ブロワ侯爵の手下の老婆に背後から襲われ、咄嗟に反撃をするも相打ちとなる。
「炎よ燃えろ……
燃えて……あの娘の未来を、照らし出せ……」
果たしてブロワ侯爵が死んだのかどうか。一命を取り留めているとかあるのではないのか。だとすると、ブロワ侯爵にトドメを刺すのはジュピター・ロジェか、或いはクレヴィールという事になるだろうな。
それにしても……ばあさん強すぎ。
次回 最終話「死神の肩越しに永遠を見る」
脚本:岡田麿里/絵コンテ:和田純一 三條なみみ/演出:和田純一/作画監督:松田剛吏 富岡隆司
ロスコーと共に、ブロワ侯爵の追っ手から逃げ続けるヴィクトリカ。その姿にコルデリアを重ねたロスコーは、やがて心の丈を、過去を静かに語り始める・・・。いっぽう、兵士として前線に赴き戦っていた一弥は、離れた場所からもヴィクトリカのことを想い続けていた。歴史の大きな流れによって、離ればなれになってしまった2人。やがて時代は春を迎える――。
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そしてウサギの着ぐるみを被る怪しい集団たちが溢れかえるソヴュールから去って行って……結局この娘の役割はなんだったのか。本当にいらない子だった気がしてならない。
最後まで残っていたのは久城とかヴィクトリカの事が気にかかっていたから?
オカルト省の一員としてシニョレー警部の下を訊ねたグレヴィール・ブロワに、ジャクリーヌ・ド・シニョレーは自分を騙して久城一弥を国へ返したことを抗議する。
嫡男として父の命に従い続けるグレヴィールだが……
愛する女を裏切ってまで父親に従い続ける彼はどこへ行くのか。このままダメ男として終わるのかどうか。
ドイツに同盟を申し込んだソヴュールだが、ルパートは国民を苦しめることに苦悩する。だが、ブロワは彼が愛をも殺した、今度は義のためだと囁いて彼の心を掌握する。
傀儡国王の出来上がりです。
ドイツとの同盟がヴィクトリカが示唆したものだとした場合、ヴィクトリカはドイツが負けると睨んでドイツ側につかせたのかどうか。それとも日本と同盟関係にある国だからなのか。
『モンストル・シャルマン』を慕う人々は増加の一途。
その心を利用するため、ヴィクトリカを利用し続ける。
ヴィクトリカはブロワ侯爵の目論見を言い当てる。
リヴァイアサンによりホムンクルスの存在を信じたブロワ侯爵だが、彼の錬金術にはトリックがあった。失望したブロワ侯爵は、しかし金の力と権力を使って人を操る方法を思い付き、人々を自分の手足として動くホムンクルスとした。
そしてヴィクトリカも自分のホムンクルスの一人だと嘯く彼は、ヴィクトリカを大量の書物が集められた地下牢獄に幽閉し続ける。
「ここには図書館塔と変わらない沢山の本がある。
沢山の知識がある。
しかし、ここには……キミがいない」
久城は北の大地で上官一兵卒として働き続けていた。
偉いさんの息子なのに一兵卒なのは、兄たちと違って士官学校を卒業していないからか?
ヴィクトリカの指輪を手にヴィクトリカを思い続ける。そしてヴィクトリカは久城にもらったペンダントを手に、久城を思う。
北の大地というのはロシアの事かな。
結局、久城は日本に送り返されていたんだな。それなら科学アカデミーの手で送り返されていた方が、よほど良かったわけで、結局はヴィクトリカの足手まといになっただけか。
てか、日本に送り返したら人質にならないんじゃないのか?
ソヴュールが戦争に加わったことや生徒たちが自国へ戻った事もあり、学園は閉鎖されてセシル先生は失業。ゾフィーと共に学園を去りましたが、戦争が終わったらヴィクトリカたちを捜すと決意。
ブロワ侯爵の首相就任式典で、『モンストル・シャルマン』として人々に紹介されるヴィクトリカ。だが、本物のヴィクトリカは逃がされ、コルデリアがその身代わりとして残っていた。
コルデリアはロスコーの片割れと共に式典の最中、火災を起こし、ブロワ侯爵を討つために戦う。
コルデリアは意外と強かったな。まぁブロワ侯爵は軍人ではないからそれほど強いというわけではないのでしょうが。
逃がされたヴィクトリカの前に現れたもう1人のロスコー。
ヴィクトリカを失うぐらいなら自害するというコルデリアの意思により、彼女に思いを遂げさせ、片割れは彼女のために身を張って戦い続ける道を選んだ。
だが彼は……コルデリアの涙の根源を絶つため、ヴィクトリカを殺そうとしていた。
二人のロスコーの違い。一人はコルデリアのためならば何でもする。それが彼女の身を危険に晒すことでもそれが彼女の願いならそれを聞き届けて自らも危険に晒す。もう一人のロスコーはたとえ彼女の意に反していても、コルデリアのためと思う事を実行するわけだ。
戦い続けるロスコーはオカルト省の老婆と戦い力尽きる。
燃え盛る炎の中、遂にブロワ侯爵に一撃を加えたコルデリアだが、ブロワ侯爵の手下の老婆に背後から襲われ、咄嗟に反撃をするも相打ちとなる。
「炎よ燃えろ……
燃えて……あの娘の未来を、照らし出せ……」
果たしてブロワ侯爵が死んだのかどうか。一命を取り留めているとかあるのではないのか。だとすると、ブロワ侯爵にトドメを刺すのはジュピター・ロジェか、或いはクレヴィールという事になるだろうな。
それにしても……ばあさん強すぎ。
次回 最終話「死神の肩越しに永遠を見る」
脚本:岡田麿里/絵コンテ:和田純一 三條なみみ/演出:和田純一/作画監督:松田剛吏 富岡隆司
ロスコーと共に、ブロワ侯爵の追っ手から逃げ続けるヴィクトリカ。その姿にコルデリアを重ねたロスコーは、やがて心の丈を、過去を静かに語り始める・・・。いっぽう、兵士として前線に赴き戦っていた一弥は、離れた場所からもヴィクトリカのことを想い続けていた。歴史の大きな流れによって、離ればなれになってしまった2人。やがて時代は春を迎える――。


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