STAR DRIVER 輝きのタクト 第24話「ひが日死の巫女」
朝稽古を終えて登校してきたシンドウ・スガタとツナシ・タクト。
綺羅星十字団第1隊『エンペラー』代表キングの座についたスガタと、ニチ・ケイトは視線を交わす。
タクトは珍しく読書をしていないケイトが楽しそうだと問い掛けると、ケイトは「どうかしらね」と意味ありげに笑う。
マキナ・ルリは、そんな二人を見つめるアゲマキ・ワコに最近仲の良いタクトとケイトの事が気になるか、と囃し立てる。
そんなケイトを厳しい視線でワタナベ・カナコが見つめる。
仲は良くなってるけど、ケイトさんはスガタ一筋ですから。
昼食を食べていたタクトたちに声を掛けてきた学園長ウスイ・ケンゾウとイシノ・ヒトミが同席。
麗しい女教師は一年中ジャージ姿です……
タクトたちの事を把握している学園長。
学園長、マツヤマ・ヒロシの事はスルーするつもりかと思った。しかし全生徒の顔と名前を記憶している学園長って凄いな。
学園長はエンドウ・サリナの描こうとしているものは理解しきれないところもあるが、突き抜けており、将来に期待していると評価する。
演劇でタクトとワコのキスシーンの事をどう思うのか、と問い掛けるも、スガタは「芝居だから」と割り切ったように語る。
「与えられた役割を演じるのが得意なんだ。
それに……与えられた役をするかどうかは、結局、自分で決めるんだから」
以前にも同じ台詞を聞いた事のあるタクトは幼馴染みのコモリ・ナツオの事を思い出していた。
本当はワコとタクトのキスシーンは決して穏やかではなかった筈なのに、結局平気なフリをしているのも、演じているからなんだろうね。彼の仮面が破れたのは、海岸でタクトと殴り合った時ぐらいじゃないのか。
綺羅星十字団第1隊『エンペラー』代表キングの座についたスガタと、ニチ・ケイトは視線を交わす。
タクトは珍しく読書をしていないケイトが楽しそうだと問い掛けると、ケイトは「どうかしらね」と意味ありげに笑う。
マキナ・ルリは、そんな二人を見つめるアゲマキ・ワコに最近仲の良いタクトとケイトの事が気になるか、と囃し立てる。
そんなケイトを厳しい視線でワタナベ・カナコが見つめる。
仲は良くなってるけど、ケイトさんはスガタ一筋ですから。
昼食を食べていたタクトたちに声を掛けてきた学園長ウスイ・ケンゾウとイシノ・ヒトミが同席。
麗しい女教師は一年中ジャージ姿です……
タクトたちの事を把握している学園長。
学園長、マツヤマ・ヒロシの事はスルーするつもりかと思った。しかし全生徒の顔と名前を記憶している学園長って凄いな。
学園長はエンドウ・サリナの描こうとしているものは理解しきれないところもあるが、突き抜けており、将来に期待していると評価する。
演劇でタクトとワコのキスシーンの事をどう思うのか、と問い掛けるも、スガタは「芝居だから」と割り切ったように語る。
「与えられた役割を演じるのが得意なんだ。
それに……与えられた役をするかどうかは、結局、自分で決めるんだから」
以前にも同じ台詞を聞いた事のあるタクトは幼馴染みのコモリ・ナツオの事を思い出していた。
本当はワコとタクトのキスシーンは決して穏やかではなかった筈なのに、結局平気なフリをしているのも、演じているからなんだろうね。彼の仮面が破れたのは、海岸でタクトと殴り合った時ぐらいじゃないのか。
ルリと中庭でお弁当を食べるワコは、彼女の手作りコロッケを食べてべた褒め。ルリはいつも先輩が褒めてくれるとおのろけ。
つか、ワコ、いくらミニサイズでもコロッケ一口ですか……
ルリは先輩が東京の大学に行くという事で、自分も東京へ行こうかと島を出て行くかもしれない事を口にする。
「ワコはどうするの?」
「どうって?」
「どっちかに決めないの?」
「どっちかって……」
言い淀むワコ。
ルリはワコが島を出られない、という事を知っているのでしょうか? サイバディの事とか知らなさそうだから、たぶん知らないのだとは思うけど。
そしてワコはまだスガタとタクトの間でどちらも選べないでいたご様子。
ケイトにタクトと仲が良い事を訊ねるワコだが、ケイトはタクトはいい人でニチ・ゴシキもタクトを気に入っていると語る。
「私は、心に決めた1人の男だけを、ずっと思い続けるのがいいけどな……
私はおばさんともあんたとも違う」
ワコはケイトがスガタの事を好きだという事をまったく気付いていないのかな。
ケイトが上機嫌なのは珍しいと廊下で声を声を掛けるカナコ。
「ねぇ、どうやって彼をスカウトしたの?
……イヴローニュ」
「まぁあなたが頭取だとは思っていたけどね」
カナコはこれまで勧誘を断り続けてきたスガタをどうやって説得したのか問い掛ける。
ケイトとカナコはお互いに彼女たちがイヴローニュと頭取だと気付きながら、あえて確認していなかったのか。これまではみんな相手の正体を確かめるために、都度「綺羅星☆」とかやってたけど、この二人は無しなんだな。
シモーヌ・アラゴンはケイトが怖くて苦手だと語ると、カナコは彼女がある意味で一番怖いタイプだと肯定する。
委員長は思い詰めたら一直線なヤンデレタイプだからね……
理事長室にて長い眠りについていた少年マキバ・シンゴがついに目を覚ました。
長い夢を見ていたというシンゴは、自分が望んだ大人になれない世界だから時を止めていたが、結局は自分だけが取り残されて苦しくなるだけだったのだという。
「トキオは平気なの?」
「とにかくキミのが欲しいんだ。
そうすればもっと平気になれる」
「そう……ならいいよ。
僕のはトキオにあげる」
そしてシンゴはかつての約束通り自らの『シルシ』をレイジに渡す。
如何にもシンゴをただシルシをもらうための道具としか思っていないのが判るレイジの言動。いくらなんでもシンゴもそんな彼の内心ぐらいは気付いていると思うのだけど……
「今度はオレが夢を見る。
長く楽しい夢をね」
シンゴのシルシを受け取り、不適に笑うレイジ。
噛ませ犬にしか見えませんけど……
「舞台の幕があがったようだ……」
異変を感じ取るサリナやアゲマキ・アゲハたち。
ミレーヌ・アラゴンを控えるレオン・ワタナベは、株価が急激に変動する様子を見つめ、商人達が異変をいち早く感じ取っている事に気付く。
ヒトミは学園長にスガタとタクトが大きな悩みを抱えているように見えると相談するも、学園長は悩みのない青春などなく、彼らならどんな問題でも自分たちで解決して大きくなる強さを持っていると笑う。
学園長は裏事情について知っているんだろうか。
なんか色々と知ってそうではあるんだけど、掴み所がないよね。
3人で夕焼け空を見つめるタクト、ワコ、スガタ。
「このままずっと空を見ていた……」
「また、いつでも見られるさ」
「けど、今日のこの空は、今日しか見られないんだよね」
「……大丈夫。
僕たちはこれから、これとは違う、もっと凄い空を見るさ」
タクトが良い台詞を口にしても、お腹をならして空気を壊すワコは天才的。
嗤い会う3人の様子を見つめていたケイトは微笑みながら、思い出を思い返していた。
3人で立てたトーテムポールを嵐が襲った夜、トーテムポールの下へと向かったケイトが見かけたのは、必死に支えるワコとスガタだった。
嵐でスガタに倒れてきたトーテムポール。
そんな彼を救ったのはワコの皆水の巫女としての力だった。
ワコが初めてアプリポワゼしたのが、この時だったのか。それとも以前からアプリポワゼしていて、この時に発動させただけなのかは謎。
しかしちょっと出てきただけだったトーテムポールのエピソードはそれほど重要な鍵だったのか。
ケイトにレイジが声を掛け、これで最期の祭り場にザメクのドライバーが列席すると笑いかける。
その夜、ひが日死神社跡地にてケイトは密かにスガタと出会う。
ケイトの曾祖母の代まで残っていた神社。
表の巫女として、かつては皆水の巫女とともに人々から敬われていたひが日死の巫女。
神社が残っていれば、シンドウのしきたりに従って姿と結婚するのは自分だったかもしれないと語るも、ワコが世界からいなくなってもスガタがワコのことを思い続けるだろうことは理解していた。
ワコだけが巫女であることをやたらと知られていたのは、表の巫女として島の住民に公開されていたからなのか。だからワコの家だけは神社なんだね。
ケイトは自らが四方の巫女でありながら綺羅星十字団へ加盟した理由を語る。
ケイトがひが日死の巫女である事をレイジに報されてしまった。直接脅しはしないものの、レイジはスガタを殺す事を匂わせて、彼女に協力をさせた。
だが、ケイトはその中で、レイジに従うフリをして自分の封印が解き放てば、スガタが本当のスガタになれるのだとと、気づいたのだと。
「私は、あなたのために生まれてきた巫女なんだ」
「君の封印が解かれなければ、すべては次の世代、次の時代の事になる」
「でも、あなたはこの時代に生まれてきた。
運命の人として」
スガタは王の力を使い、ケイトを殺害しようとする気配を見せるも、力を収めてしまう。
ケイトさえ死んでいなくなれば、ワコが封印を狙らわれて危険にはならないということだろう。しかしそのために幼馴染であるケイトを手にかけることはできなかった。
ワコのためにだけ生きているスガタだけど、そこまで非道にはなりきれなかったということ。
立ち去ろうとするスガタを呼び止めたケイトはスガタに抱きつく。
「お願い、私に……永遠をください」
ケイトはうつむくスガタにキスをする。
そんな二人の様子を見つめるスガタメ・タイガーとヤマスガタ・ジャガーは驚く。
「ありがとう……私の銀河には今、最高の綺羅星が輝いている」
「オキト」とという永遠を誓うひが日死の呪文を口にして立ち去るケイトに声を掛けるスガタ。
「ケイト……キミは生き延びてくれ」
「私はもう……何があっても平気だから」
ケイトはスガタにキスしてもらい、覚悟を定めたということですね。
巫女の封印が破られても死ぬわけではないのでしょうが、ゼロ時間が破壊されてしまうのでほかの巫女に比べて命が危険ということなのか。
一人佇む姿にケイトが綺羅星十字団の一員だということを確認するタイガーとジャガー。
ザメクドライバー暗殺の技を受け継いでいたタイガーとジャガーに、今こそその力を振るう時だと告げるスガタだが、彼に思いを寄せるタイガーに出来る筈はない。
ジャガーはスガタがケイトの想いに応えたのか、と問い掛けるも、スガタは何も応えない。
想いそのものはやはり受け入れる事が出来ないのだろう。
どこまでいってもスガタはワコ一筋で。
ケイトもそれを理解しているから、せめて自分の命だけはスガタのために使ってスガタの一部であろうとしているのか。
ダイ・タカシのマッサージを受けるカナコは、株価の暴落を見つめると今夜が時かも知れない、と船長に連絡を入れる。
カナコは今夜、ゼロ時間の封印が破られるかもしれないと語る。
ゼロポイントである南十字島と周囲の海は物理的変動に巻き込まれる可能性が高く、火山の噴火すらあり得る。
シモーヌとタカシに万が一の時には島民を船に誘導して島から避難するように指示を下す。
「島民を、この船に乗せるのですか?」
「なんのためにこんな大きな船を持ってきていると思ってるの?
あなたたち、非常時に島民の皆さんの避難誘導に協力するのよ」
彼女が巨大な豪華客船「サンダーガール号」を用意していたのは、この事態に備えて島民を避難させるためだった。
「「……格好いい」」
シモーヌもタカシも思わず呟いてしまうほど。
ミセス・ワタナベ、本当にいい人だ。何げに全登場人物の中で一番凄い人ですよね。
おそらく全キャラの中で今や一番人気かもしれない人妻女子高生。
最初は一番の変な人だったんだけどな。
夜の浜辺を歩くタクトとワコ。
そろそろ寮に戻ろうと思っているというタクト。
いつかワコとスガタが結婚して、自分があの家に遊びに行ったりするのか、とスガタと同じ事を口にするタクト。
お互いにワコは相手とくっつくと思っているのか。
ゼロ時間の中、ワコに声を掛けたイヴローニュは仮面を外す。
ケイトがひが日死の巫女だと知ったスカーレットキスや頭取たち。
ワコがスガタを救った夜、ケイトもまたアプリポワゼし、死の淵に立っていたスガタを救っていた。
自分たち巫女の役目について語ろうとするワコだが、ケイトは自分はワコとは違うのだと否定する。
「私は永遠を貰った……
私の全てはスガタくんに捧げる!」
キングが仮面を外して、その正体を現す。
スガタが綺羅星十字団にいる事に愕然とするタクトとワコ。
タクトとワコはスガタが綺羅星に入っていたことに驚いたんじゃなくて、スガタの奇天烈な格好にビックリしたに違いない!! タクトの「どうして」の後には「そんな恥ずかしい格好を!?」と思えて仕方がない。
ケイトが巫女のスタードライバーとアプリポワゼし、ヘッドの攻撃によってひが日死の巫女の封印が解かれ、遂にゼロ時間の封印が破られる。
「さあ! ザメク復活の時だぁ!!」
そして蘇る王のスタードライバー・ザメク。
タクトもまたアプリポワゼし、タウバーンを召還する。
第4フェーズへと進むわけで、タウバーンたちの形は更に変化するのでしょうか。
次回 第26話(最終回)「僕たちのアプリポワゼ」
最終決戦。シルシを持ってない代表達はなんか大変な状態になってますが……全員がザメクの中に取り込まれてる?
タクトは2対1ですが。時間がないのでヘッドはザメクにぷちっと潰されるでもいいと思う。
ワコはスガタとタクトどちらを選ぶのか。
たぶんスガタの気がするけどね。
←良かったらクリックして下さい
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
つか、ワコ、いくらミニサイズでもコロッケ一口ですか……
ルリは先輩が東京の大学に行くという事で、自分も東京へ行こうかと島を出て行くかもしれない事を口にする。
「ワコはどうするの?」
「どうって?」
「どっちかに決めないの?」
「どっちかって……」
言い淀むワコ。
ルリはワコが島を出られない、という事を知っているのでしょうか? サイバディの事とか知らなさそうだから、たぶん知らないのだとは思うけど。
そしてワコはまだスガタとタクトの間でどちらも選べないでいたご様子。
ケイトにタクトと仲が良い事を訊ねるワコだが、ケイトはタクトはいい人でニチ・ゴシキもタクトを気に入っていると語る。
「私は、心に決めた1人の男だけを、ずっと思い続けるのがいいけどな……
私はおばさんともあんたとも違う」
ワコはケイトがスガタの事を好きだという事をまったく気付いていないのかな。
ケイトが上機嫌なのは珍しいと廊下で声を声を掛けるカナコ。
「ねぇ、どうやって彼をスカウトしたの?
……イヴローニュ」
「まぁあなたが頭取だとは思っていたけどね」
カナコはこれまで勧誘を断り続けてきたスガタをどうやって説得したのか問い掛ける。
ケイトとカナコはお互いに彼女たちがイヴローニュと頭取だと気付きながら、あえて確認していなかったのか。これまではみんな相手の正体を確かめるために、都度「綺羅星☆」とかやってたけど、この二人は無しなんだな。
シモーヌ・アラゴンはケイトが怖くて苦手だと語ると、カナコは彼女がある意味で一番怖いタイプだと肯定する。
委員長は思い詰めたら一直線なヤンデレタイプだからね……
理事長室にて長い眠りについていた少年マキバ・シンゴがついに目を覚ました。
長い夢を見ていたというシンゴは、自分が望んだ大人になれない世界だから時を止めていたが、結局は自分だけが取り残されて苦しくなるだけだったのだという。
「トキオは平気なの?」
「とにかくキミのが欲しいんだ。
そうすればもっと平気になれる」
「そう……ならいいよ。
僕のはトキオにあげる」
そしてシンゴはかつての約束通り自らの『シルシ』をレイジに渡す。
如何にもシンゴをただシルシをもらうための道具としか思っていないのが判るレイジの言動。いくらなんでもシンゴもそんな彼の内心ぐらいは気付いていると思うのだけど……
「今度はオレが夢を見る。
長く楽しい夢をね」
シンゴのシルシを受け取り、不適に笑うレイジ。
噛ませ犬にしか見えませんけど……
「舞台の幕があがったようだ……」
異変を感じ取るサリナやアゲマキ・アゲハたち。
ミレーヌ・アラゴンを控えるレオン・ワタナベは、株価が急激に変動する様子を見つめ、商人達が異変をいち早く感じ取っている事に気付く。
ヒトミは学園長にスガタとタクトが大きな悩みを抱えているように見えると相談するも、学園長は悩みのない青春などなく、彼らならどんな問題でも自分たちで解決して大きくなる強さを持っていると笑う。
学園長は裏事情について知っているんだろうか。
なんか色々と知ってそうではあるんだけど、掴み所がないよね。
3人で夕焼け空を見つめるタクト、ワコ、スガタ。
「このままずっと空を見ていた……」
「また、いつでも見られるさ」
「けど、今日のこの空は、今日しか見られないんだよね」
「……大丈夫。
僕たちはこれから、これとは違う、もっと凄い空を見るさ」
タクトが良い台詞を口にしても、お腹をならして空気を壊すワコは天才的。
嗤い会う3人の様子を見つめていたケイトは微笑みながら、思い出を思い返していた。
3人で立てたトーテムポールを嵐が襲った夜、トーテムポールの下へと向かったケイトが見かけたのは、必死に支えるワコとスガタだった。
嵐でスガタに倒れてきたトーテムポール。
そんな彼を救ったのはワコの皆水の巫女としての力だった。
ワコが初めてアプリポワゼしたのが、この時だったのか。それとも以前からアプリポワゼしていて、この時に発動させただけなのかは謎。
しかしちょっと出てきただけだったトーテムポールのエピソードはそれほど重要な鍵だったのか。
ケイトにレイジが声を掛け、これで最期の祭り場にザメクのドライバーが列席すると笑いかける。
その夜、ひが日死神社跡地にてケイトは密かにスガタと出会う。
ケイトの曾祖母の代まで残っていた神社。
表の巫女として、かつては皆水の巫女とともに人々から敬われていたひが日死の巫女。
神社が残っていれば、シンドウのしきたりに従って姿と結婚するのは自分だったかもしれないと語るも、ワコが世界からいなくなってもスガタがワコのことを思い続けるだろうことは理解していた。
ワコだけが巫女であることをやたらと知られていたのは、表の巫女として島の住民に公開されていたからなのか。だからワコの家だけは神社なんだね。
ケイトは自らが四方の巫女でありながら綺羅星十字団へ加盟した理由を語る。
ケイトがひが日死の巫女である事をレイジに報されてしまった。直接脅しはしないものの、レイジはスガタを殺す事を匂わせて、彼女に協力をさせた。
だが、ケイトはその中で、レイジに従うフリをして自分の封印が解き放てば、スガタが本当のスガタになれるのだとと、気づいたのだと。
「私は、あなたのために生まれてきた巫女なんだ」
「君の封印が解かれなければ、すべては次の世代、次の時代の事になる」
「でも、あなたはこの時代に生まれてきた。
運命の人として」
スガタは王の力を使い、ケイトを殺害しようとする気配を見せるも、力を収めてしまう。
ケイトさえ死んでいなくなれば、ワコが封印を狙らわれて危険にはならないということだろう。しかしそのために幼馴染であるケイトを手にかけることはできなかった。
ワコのためにだけ生きているスガタだけど、そこまで非道にはなりきれなかったということ。
立ち去ろうとするスガタを呼び止めたケイトはスガタに抱きつく。
「お願い、私に……永遠をください」
ケイトはうつむくスガタにキスをする。
そんな二人の様子を見つめるスガタメ・タイガーとヤマスガタ・ジャガーは驚く。
「ありがとう……私の銀河には今、最高の綺羅星が輝いている」
「オキト」とという永遠を誓うひが日死の呪文を口にして立ち去るケイトに声を掛けるスガタ。
「ケイト……キミは生き延びてくれ」
「私はもう……何があっても平気だから」
ケイトはスガタにキスしてもらい、覚悟を定めたということですね。
巫女の封印が破られても死ぬわけではないのでしょうが、ゼロ時間が破壊されてしまうのでほかの巫女に比べて命が危険ということなのか。
一人佇む姿にケイトが綺羅星十字団の一員だということを確認するタイガーとジャガー。
ザメクドライバー暗殺の技を受け継いでいたタイガーとジャガーに、今こそその力を振るう時だと告げるスガタだが、彼に思いを寄せるタイガーに出来る筈はない。
ジャガーはスガタがケイトの想いに応えたのか、と問い掛けるも、スガタは何も応えない。
想いそのものはやはり受け入れる事が出来ないのだろう。
どこまでいってもスガタはワコ一筋で。
ケイトもそれを理解しているから、せめて自分の命だけはスガタのために使ってスガタの一部であろうとしているのか。
ダイ・タカシのマッサージを受けるカナコは、株価の暴落を見つめると今夜が時かも知れない、と船長に連絡を入れる。
カナコは今夜、ゼロ時間の封印が破られるかもしれないと語る。
ゼロポイントである南十字島と周囲の海は物理的変動に巻き込まれる可能性が高く、火山の噴火すらあり得る。
シモーヌとタカシに万が一の時には島民を船に誘導して島から避難するように指示を下す。
「島民を、この船に乗せるのですか?」
「なんのためにこんな大きな船を持ってきていると思ってるの?
あなたたち、非常時に島民の皆さんの避難誘導に協力するのよ」
彼女が巨大な豪華客船「サンダーガール号」を用意していたのは、この事態に備えて島民を避難させるためだった。
「「……格好いい」」
シモーヌもタカシも思わず呟いてしまうほど。
ミセス・ワタナベ、本当にいい人だ。何げに全登場人物の中で一番凄い人ですよね。
おそらく全キャラの中で今や一番人気かもしれない人妻女子高生。
最初は一番の変な人だったんだけどな。
夜の浜辺を歩くタクトとワコ。
そろそろ寮に戻ろうと思っているというタクト。
いつかワコとスガタが結婚して、自分があの家に遊びに行ったりするのか、とスガタと同じ事を口にするタクト。
お互いにワコは相手とくっつくと思っているのか。
ゼロ時間の中、ワコに声を掛けたイヴローニュは仮面を外す。
ケイトがひが日死の巫女だと知ったスカーレットキスや頭取たち。
ワコがスガタを救った夜、ケイトもまたアプリポワゼし、死の淵に立っていたスガタを救っていた。
自分たち巫女の役目について語ろうとするワコだが、ケイトは自分はワコとは違うのだと否定する。
「私は永遠を貰った……
私の全てはスガタくんに捧げる!」
キングが仮面を外して、その正体を現す。
スガタが綺羅星十字団にいる事に愕然とするタクトとワコ。
タクトとワコはスガタが綺羅星に入っていたことに驚いたんじゃなくて、スガタの奇天烈な格好にビックリしたに違いない!! タクトの「どうして」の後には「そんな恥ずかしい格好を!?」と思えて仕方がない。
ケイトが巫女のスタードライバーとアプリポワゼし、ヘッドの攻撃によってひが日死の巫女の封印が解かれ、遂にゼロ時間の封印が破られる。
「さあ! ザメク復活の時だぁ!!」
そして蘇る王のスタードライバー・ザメク。
タクトもまたアプリポワゼし、タウバーンを召還する。
第4フェーズへと進むわけで、タウバーンたちの形は更に変化するのでしょうか。
次回 第26話(最終回)「僕たちのアプリポワゼ」
最終決戦。シルシを持ってない代表達はなんか大変な状態になってますが……全員がザメクの中に取り込まれてる?
タクトは2対1ですが。時間がないのでヘッドはザメクにぷちっと潰されるでもいいと思う。
ワコはスガタとタクトどちらを選ぶのか。
たぶんスガタの気がするけどね。


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト
theme : STAR DRIVER 輝きのタクト
genre : アニメ・コミック