ハワードリゾートを取り戻すため、リオ・ロリンズは仲間と共に正面から客として乗り込んだ。
「さあ、行くわよ!」
「私たちのハワードリゾートを取り返しに!」
「返しに」
何時の間にやらアーニャはえび着ぐるみから正装に着替えていますね。
まぁあんな格好で入ろうとしたら、普通は止められるだろうし。
カジノに勝利していくエル・アダムス、イル・アダムス、リンダ(LINDA・R・2007)、アーニャ・ヘルシング、ローザ・キャニオン、そしてリオ。
リオはともかく、ドジっ子アーニャまで大儲け。
リンダ、指からミサイルと004かよ。
みんなの勝利を見つめていたミント・クラークだが、そんな少女を見かけた1人の子供が……
流石にミントは未成年なのでカジノで勝負する事は出来ないのでしょう。
そういや、ハワードリゾートもこのゴルトシュミット・キングダムも、未成年であるミントがいても何も言われませんね。
まぁ、それを言えば実際はリオもリナも未成年者なんだが。リオは一応世間一般では21歳という事にしているらしいし。
アーニャやイル、エルは何歳なんだろう。とても成人には見えないが。
リゾートで勝利したお金でハワードリゾートを買い戻そうとしているのだと気付いたカルティア・ゴルトシュミットだが、生憎とリナ・タチバナは休暇中。彼女たちを止めるため、ナンバーテンを差し向ける。
流石にキングやクイーンをもう一度使うつもりはないんだな。
15%を買い戻したリオたちは大はしゃぎだったが、ミントがクマのぬいぐるみのチョコが無くなったと大騒ぎ。
リオたちは二手に分かれてリゾートを捜索する事に。
エルは札束の風呂とか無茶しているな。
トム・ハワードはこれで本当に良かったのか、と悩む。
母リサ・ロリンズと会いたいと願うリオ、そしてリサも娘と会いたいという気持ちは同じ。
そんな二人を引き裂いたのはMVCDであり、皮肉にもリオもまたゲートを集め始めた。
リサがゲート13枚を集めてMVCDとなった途端に、リサを拉致しようとしたカジノズギルドから身を隠すため、リサは姿を消した。
自分と同じ道を歩ませないため、リサは必ずリオを守ると誓う。
この逃亡した時に集めたゲートを意図的にばら撒いたのか、それとも1枚だけを持って逃亡して、残りはカジノズギルドが回収したのか。
そこまでして手に入れようとするMVCDには何が起こるのだろうか。
チョコを探す途中、ローザに呼ばれてやってきたリオは、そこでヤンヤンとアンアンの女の子ディーラーに負けて、今日の勝ち分を全て負けたというリンダとアーニャがいた。
ヤンヤンたちはリオに勝負を挑んでくる。
なんでこの娘たちはぬいぐるみを探していたはずなのに、ゲームしているんでしょうか。
アーニャは仮にもディーラーなんだから、ある程度負けたところで大人しく引こうよ。負けを取り戻そうとしたのかもしれないが、あれだけの金を無くなるほどにゲームに熱中するタイプはカジノには向かないよ。
カルティアは彼女たちナンバーテンとリオを勝負させる。
ナンバーテンが勝利すれば今日手に入れたリゾートを全て差し出す事、代わりにリオが勝利すればその倍を差し出す事を条件とするが、リオは自分が勝利すればチョコを探して欲しいと告げる。
カルティアは当然承諾。このリオの提案はカルティアにとって一切損のない申し出なんだから受けないはずがないよね。
そんなカルティアが勝負のステージとして選んだのは、ハワードが立ち入り禁止としていたコンセート・レーション・ボンバーという、ハワードの封鎖していたリゾートだった。
カジノ施設はほとんどそのまま流用しているんだな。
ゲームの解説はマイティ・ボンジャックのコスプレしたクイーン……
リオのエロコスプレよりも遥かに酷い。
ゲームは神経衰弱。ただし失敗して交代する毎にカードはシャッフルされ、また失敗した時にはボンバータイムが発生する。
ディーラーはエルビス。
リオチームはローザを除く全員。
先行となったリオチームはミントが先発、リオと二人で選ぶも失敗。
ボンバータイムとなって爆発してしまう。
アンアンとヤンヤンも外してしまい爆発。
爆発って……ハワードの作るオリジナルゲームはどれもこれも危険すぎる。爆発の演出だけ無駄にこだわってるし。
しかしカルティアが自信満々で二人を送り出したから、てっきり以心伝心でどこにカードがあるか判るとか、このゲームに有利なキャラかと思ったらそうでもないらしい。
失敗と成功を続けて一進一退の勝負の末、12対12の引き分けで残り4枚となる。
これで外せば負けると感じるリオだが、リオはミントとなら大丈夫だとロールルーラーの力を使ってミントを励ます。
チョコの幻を見たミントは、見事カードをあてて勝利を手にする。
カルティアが自信満々に送り出したわりには、ナンバーテンはパッとしたところもないまま普通に敗北しました。
だが、彼女たちがコンセート・レーション・ボンバーを使用していると知ったハワードは慌ててカルティアに電話。
実はこの施設は設計ミスにより、稼働させると爆発する危険性があったため閉鎖していたのだ。
閉鎖せずに施設そのものを取り壊そうよ。なんで使える状態にしておくんだ。
アンアンとミントが爆発してしまうが、アンアンの正体はなんとチョコだった。今までの中でも取り分け超常現象的な能力を持ってました。
一人きりで寂しかったヤンヤンは、お友達を作るためにチョコを手に入れてアンアンにしてしまったのだ。
彼女の力は中国製製品にのみ作用するからだった。
てか、なんでメイド・イン・チャイナって判ったんだろう。
能力を使って手に入れる事が出来たからで、手に入らなかったら中国製じゃないから諦めたのかな。
なんでカルティアはもっとヤンヤンが有利になるゲームで勝負しなかったのだろう。
リオたちの前にやってきたリナは、せいぜいハワードリゾートを取り戻すように頑張れと笑うも、リオはリゾートもゲートも取り戻すと手に入れた残りの2枚のゲートを見せて笑う。
驚くカルティアにダーナは自分のげーとはリオが勝負に勝利して、リオに渡ったと告げる。
「リナ、私はあなたにゲートバトルを挑むわ。
勝負よ、リナ……」
カルティアはまさかリオが残りのゲートを手に入れているとは思ってもみなかったようだ。
次回 #12「スペキュレーション」
最終回直前にしてまさかの全裸卓球……

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