テガミバチ REVERSE 第19話「悪意でなく、憎悪でなく」
カベルネを発見したラグ・シーイングだが、心弾を放つ事は出来ない。
ラグの前に現れたロレンスはラグが迷っていると指摘すると、自分が本当の“こころ”を与えてやると告げる。
ラグの中に「憎しみ」という“こころ”が芽生え初めているが、その使い方が判らないだけであるという彼は、ラグにその使い方を教えてやると告げる。
「憎しみ」や「怒り」は強い力だと語るロレンスは、リバースと自分を裏切ったゴーシュ・スエードに対して憎しみや怒りを覚えていると告げる。否定しようとするラグに、ロレンスはその憎しみの矛先は自分たちに向けるべきものではなく、アンバーグラウンド政府へと向けるべきものだと告げる。“こころ”を奪っているのは政府であり、ゴーシュの“こころ”を奪ったのも、ラグの母アヌ・シーイングを奪ったのも政府である、と。
ロレンスは何故ラグの母アヌの事まで知っているのか。ラグの秘密について何かしらの情報を掴んでいるのか。それとも単にゴーシュの心弾などで知ったのか。おそらくはアンバーグラウンド政府の事を調べる上で、何かしらの情報を掴んでいるのだと思うが、そうなるとラグの母親が何者かという事もある程度掴んでいるのか?
戸惑うラグだが、そこでカベルネが活動を再開した。
心弾が通用せずにジールに追いつめられるザジだが、青棘を放ち続ける。自分も同じ憎しみを抱いているので通用しないという彼だが、ザジの狙いはジールに心弾を浴びせ続けて彼をカベルネの餌食とする事だった。
ラグが駆けつけた時、カベルネに捕らえられたジールの“こころ”が再生される。
原作では確かカベルネが動き出したのに気付いたからこそ使った作戦だった筈なんだが、それがないアニメ版ではかなり危険な賭けになってるな。ザジの心弾に呼応してカベルネがジールを襲う保証はかなり少ないわけだし。
ラグの前に現れたロレンスはラグが迷っていると指摘すると、自分が本当の“こころ”を与えてやると告げる。
ラグの中に「憎しみ」という“こころ”が芽生え初めているが、その使い方が判らないだけであるという彼は、ラグにその使い方を教えてやると告げる。
「憎しみ」や「怒り」は強い力だと語るロレンスは、リバースと自分を裏切ったゴーシュ・スエードに対して憎しみや怒りを覚えていると告げる。否定しようとするラグに、ロレンスはその憎しみの矛先は自分たちに向けるべきものではなく、アンバーグラウンド政府へと向けるべきものだと告げる。“こころ”を奪っているのは政府であり、ゴーシュの“こころ”を奪ったのも、ラグの母アヌ・シーイングを奪ったのも政府である、と。
ロレンスは何故ラグの母アヌの事まで知っているのか。ラグの秘密について何かしらの情報を掴んでいるのか。それとも単にゴーシュの心弾などで知ったのか。おそらくはアンバーグラウンド政府の事を調べる上で、何かしらの情報を掴んでいるのだと思うが、そうなるとラグの母親が何者かという事もある程度掴んでいるのか?
戸惑うラグだが、そこでカベルネが活動を再開した。
心弾が通用せずにジールに追いつめられるザジだが、青棘を放ち続ける。自分も同じ憎しみを抱いているので通用しないという彼だが、ザジの狙いはジールに心弾を浴びせ続けて彼をカベルネの餌食とする事だった。
ラグが駆けつけた時、カベルネに捕らえられたジールの“こころ”が再生される。
原作では確かカベルネが動き出したのに気付いたからこそ使った作戦だった筈なんだが、それがないアニメ版ではかなり危険な賭けになってるな。ザジの心弾に呼応してカベルネがジールを襲う保証はかなり少ないわけだし。
人工精霊計画の失敗作の廃棄施設で意識を取り戻したジールは、自分が何者なのか判らない。そこでまだ息のあった女性を見つけて連れ出すも、女性は彼の手の中で石墨に変化して死んでしまう。
ロレンスに自分たちが精霊になれなかった者であり、自分たちをあそこに棄てた者達と戦うと教えられたジールは、自分の“こころ”を奪った政府へ強い憎しみを抱く。
精霊になれなかったものはあんな形で死んでいくのか。今は無事なロダやロレンス、それ意外の者達も同じ運命が待っているのか、それともそうなる者とならない者がいるのか。でもロレンスの部屋に同じような大量の死体があった事を考えると、やはり遅いか早いかだけの違いなのかな。
ジールの記憶を見てしまったザジはジールを捕らえたカベルネを追い掛けると、カベルネに心弾を放ってジールを解放する。
ラグはニッチとヴァシュカをその場に置いてザジの下へと向かう。
まぁ、ニッチに大人しく待っていろと告げて待っている筈もないのですが。つーか、相棒(ディンゴ)をあの場所に待機させておく意味が何かあったのだろうか? ザジたちは川に落ちたのだし、非力なラグが行くよりも、ニッチが行った方が数倍役に立つと思うのだが。
ノワールにラグの始末をしくじったと責めるカリブス・ガラードとヘイズル・バレンタインだが、ロレンスはおかげで良い物を見つけた、ラグが良い略奪者(マローダー)になると、彼を手に入れろと告げる。
カリブスとヘイズルは、廃棄所にて発見した少年にジールの居場所を追跡するように指示する。
同じ精霊になれなかったものであるロダではなく、弱そうな男の子に命じたのは、彼がジールのように獣と融合された物っぽいからか。女の子の方は植物と融合されたのか、それともジールが発見した女性の様に石墨になりかけているのか。
川に落ちたザジとジールを助けたラグ。
「何故助けた」
「お前の“こころ”が見えた」
「同情か?」
「いや、お前の言ったとおり、俺たちはお互い憎しみを抱えている……
似たもの同士だ」
「憎しみ……」
「友達には……なれねぇけどな」
ザジはジールに共感を覚えた事を口にして笑う。
ジールが政府を憎む気持ちが理解出来てしまったのだろう。しかしだからと言って譲るつもりもないのでしょうが。
崖をよじ登るザジとラグ。
落下しそうになったザジをジールが借りを返すために助ける。
テガミバチは肉体労働激しいな。
崖を登り終えたら再び相見える事になる二人。カベルネを守ろうとするジールと、鎧虫は全て潰すと誓うザジは互いに譲り合わない。
共感する物はあっても、それはそれ、これはこれ。自分の中の憎しみまで消せる訳ではなく、二人ともその憎しみを糧に生きてきたのだから簡単に否定はできないだろう。
二人の憎しみは理解出来るが、二人が戦うのはおかしい、と二人に仲良くなれないのかと問い掛ける。
「本当は友達になれるかもしれないのに、憎しみあうなんて……」
その言葉を否定するジール。ラグはロレンスの憎しみを力にするしかないとという言葉を思い出すも、憎しみを心弾にする事に戸惑いを隠せない。
憎しみを形にする二人を見た事で、憎しみを心弾にする事にやっぱり抵抗が出来ました。
崖をよじ登ったジールに、カリブスはロレンスの命令を無視してラグとザジを始末するように命じる。
直前に振ってきた岩はヘイズルが落とした物なんだろうな。
しかしカリブスは単純にリバースの一員になっているという感じではない気がするな。ヘイズルには教えていないけど、実は政府の命令で動いている二重スパイなのかもしれない。
政府への憎しみが捨てきれないジールは崖を登り終えたばかりのザジを攻撃するが、崖から落下しそうになったザジとラグをヴァシュカとニッチが救う。
「まつのあきたぞ、ラグ」
やっぱり相棒(ディンゴ)は頼りになります。本当になんで置いてきちゃったんだろうな。ニッチがいれば崖を登るのも楽々だったのに。
カベルネが完全回復していない事に気付いていたザジはカベルネの下へと向かう。
「はっはぁ! さすがだな、お嬢!!」
そんな彼らの前に現れたヘイズルに、ニッチがいち早く反応して攻撃を仕掛ける。
ニッチにヘイズルの相手を任せて先を進むザジはジールと対峙する。
二人の争いを止めようとするラグだが、二人は一歩も引かない。
「お前が戦おうとする理由。
それは生き残った精霊になれかったものたちを守るため……
そんなの憎しみなんかじゃねぇ!」
「違う!」
「だから、俺はこれを撃つ!!」
「ダメだよ、ザジ。
“悪意”の心弾じゃ、ジールさんには」
て、あれ? なんでラグはジールに悪意の心弾が通用しない事を知ってるんだ? 同じ感情を持っているというのは今までの経緯で判るかもしれないけど、だからと言って心弾が通じないことまでは判ってないんじゃ……実は知識として知ってるの?
「言ったはずだ。
お前は俺を揺るがす事は出来ぬ!」
「…………!」
ザジはジールへと向かって青棘を放つ。
「なんだ、これは……!?
何故だ! 何故お前の憎しみが、俺を揺るがせる……?!」
「今、青棘に籠めた“こころ”は、゜悪意でも憎しみでもねぇ。
友達を撃たなきゃならねぇ……哀しみだ!」
「哀しみ……それがこんなに、俺を?」
「ジール、俺は……」
驚くジールに語りかけようと歩み寄ったザジだが、ジールはカリブスの放った銃弾を浴びて命を落としてしまう。
なんたる空気の読めない男!? つか、あのタイミングならジールではなくラグやザジを背後から撃てた筈なんだが……
ジールに哀しみが効いたのは、ジールの中には仲間を想う哀しみが詰まっている事に気付いたからというところか。心弾の性質から言って、哀しみなどの感情を知らない人間に通じるとは思えないしね。
続けてラグを狙うカリブスだが、ザジを咄嗟にラグを助ける。しかしその時に負傷したザジは“こころ”の残量は少ないからと、ラグにカベルネを倒す事を託す。
「でも、僕は心弾が……」
「自分を信じろ!
自分の“こころ”を!
お前が届けたい物は何だ!?」
ザジは心弾を撃てなくなって迷いの隠せないラグを叱咤する。
ラグが立ち去った後、ザジは倒れたジールへと歩み寄る。
ま、ザジはあれだけ心弾を撃てば、カベルネは倒せないよね。それにしても最近のザジはラグの叱咤役ばかり。
新たに発見された子供達を他の精霊になれなかったもののいる「安全な場所」へと案内すると語るロレンス。
微妙に胡散臭いな、ロレンス。本当に安全な場所へと連れて行くつもりがあるのかどうか。
カベルネの下へと向かったラグは、心弾銃『夜想曲第二十番』を構えるが心弾を撃てなくなっている事によって一瞬迷い、そこをノワールの心弾で夜想曲第二十番を弾き飛ばされてしまう。
ラグも「憎しみ」を力にするしかないというロレンスだが、ラグは憎しみを力に変える事を拒絶する。
「それは……僕の届けたい“こころ”じゃない!
僕は……」
ラグが持ち運んでいたゴーシュのジムノペディの精霊琥珀が、ラグの“こころ”に反応すして光り輝く。ラグの左目の精霊琥珀も同じく光り輝き始める。
憎しみや怒りがあっても仕方ない事。ただどんな思いを心弾に籠めるのかはやはり撃つ側が決める事。憎しみが“こころ”にあるからと言って、悪意の心弾を撃つ必要なんてないわけですからね。
「僕は、ずっと同じ事を思っていた。
もう一度ゴーシュに会いたい。
あの時、友達になったゴーシュに……
僕の中に、怒りや憎しみがあったとしても、そんな物を力にはしない!
僕は……僕の“こころ”を信じる!!!」
ラグの放った心弾『赤針』はゴーシュを回避し、谷底で休んでいたカベルネを撃ち抜いた。
ラグ、心弾復活。そしてこの場ではゴーシュを取り戻すよりも、ザジに託されたカベルネ退治を優先しました。ゴーシュしか見えていなかったラグですが、今回の事で少しは成長したという事でしょうか。
「ゴーシュが前に教えてくれたんだ。羽の付け根が弱点だって……」
ゴーシュに教えられた弱点である「羽の付け根」を狙ったラグだが、ロレンスもノワールとロダも彼らの前から姿を消していた。
谷底で断末魔を上げるように暴れるカベルネ。
ラグはジムノペディと夜想曲(ノクターン)第二十番、ゴーシュの2つの心弾銃を見つめる。
そういやゴーシュは今心弾銃を持っていないのか。
新しい心弾銃をロレンスが手配するのだろうか?
あの子供二人には今後も出番があるのでしょうか。
ジムノペディの精霊琥珀が反応したのは、ゴーシュがやっぱりノワールを演じているからなのだろうか。未だ判らないままですが。
次回 第20話「希望の微笑み」
コナー、久しぶりの登場! 10話近く登場していなかったのか。以前のふっくらした感じから少し痩せてますね。
お墓が出ているので、サニーはザジの両親同様に死んでしまったのですね。
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ロレンスに自分たちが精霊になれなかった者であり、自分たちをあそこに棄てた者達と戦うと教えられたジールは、自分の“こころ”を奪った政府へ強い憎しみを抱く。
精霊になれなかったものはあんな形で死んでいくのか。今は無事なロダやロレンス、それ意外の者達も同じ運命が待っているのか、それともそうなる者とならない者がいるのか。でもロレンスの部屋に同じような大量の死体があった事を考えると、やはり遅いか早いかだけの違いなのかな。
ジールの記憶を見てしまったザジはジールを捕らえたカベルネを追い掛けると、カベルネに心弾を放ってジールを解放する。
ラグはニッチとヴァシュカをその場に置いてザジの下へと向かう。
まぁ、ニッチに大人しく待っていろと告げて待っている筈もないのですが。つーか、相棒(ディンゴ)をあの場所に待機させておく意味が何かあったのだろうか? ザジたちは川に落ちたのだし、非力なラグが行くよりも、ニッチが行った方が数倍役に立つと思うのだが。
ノワールにラグの始末をしくじったと責めるカリブス・ガラードとヘイズル・バレンタインだが、ロレンスはおかげで良い物を見つけた、ラグが良い略奪者(マローダー)になると、彼を手に入れろと告げる。
カリブスとヘイズルは、廃棄所にて発見した少年にジールの居場所を追跡するように指示する。
同じ精霊になれなかったものであるロダではなく、弱そうな男の子に命じたのは、彼がジールのように獣と融合された物っぽいからか。女の子の方は植物と融合されたのか、それともジールが発見した女性の様に石墨になりかけているのか。
川に落ちたザジとジールを助けたラグ。
「何故助けた」
「お前の“こころ”が見えた」
「同情か?」
「いや、お前の言ったとおり、俺たちはお互い憎しみを抱えている……
似たもの同士だ」
「憎しみ……」
「友達には……なれねぇけどな」
ザジはジールに共感を覚えた事を口にして笑う。
ジールが政府を憎む気持ちが理解出来てしまったのだろう。しかしだからと言って譲るつもりもないのでしょうが。
崖をよじ登るザジとラグ。
落下しそうになったザジをジールが借りを返すために助ける。
テガミバチは肉体労働激しいな。
崖を登り終えたら再び相見える事になる二人。カベルネを守ろうとするジールと、鎧虫は全て潰すと誓うザジは互いに譲り合わない。
共感する物はあっても、それはそれ、これはこれ。自分の中の憎しみまで消せる訳ではなく、二人ともその憎しみを糧に生きてきたのだから簡単に否定はできないだろう。
二人の憎しみは理解出来るが、二人が戦うのはおかしい、と二人に仲良くなれないのかと問い掛ける。
「本当は友達になれるかもしれないのに、憎しみあうなんて……」
その言葉を否定するジール。ラグはロレンスの憎しみを力にするしかないとという言葉を思い出すも、憎しみを心弾にする事に戸惑いを隠せない。
憎しみを形にする二人を見た事で、憎しみを心弾にする事にやっぱり抵抗が出来ました。
崖をよじ登ったジールに、カリブスはロレンスの命令を無視してラグとザジを始末するように命じる。
直前に振ってきた岩はヘイズルが落とした物なんだろうな。
しかしカリブスは単純にリバースの一員になっているという感じではない気がするな。ヘイズルには教えていないけど、実は政府の命令で動いている二重スパイなのかもしれない。
政府への憎しみが捨てきれないジールは崖を登り終えたばかりのザジを攻撃するが、崖から落下しそうになったザジとラグをヴァシュカとニッチが救う。
「まつのあきたぞ、ラグ」
やっぱり相棒(ディンゴ)は頼りになります。本当になんで置いてきちゃったんだろうな。ニッチがいれば崖を登るのも楽々だったのに。
カベルネが完全回復していない事に気付いていたザジはカベルネの下へと向かう。
「はっはぁ! さすがだな、お嬢!!」
そんな彼らの前に現れたヘイズルに、ニッチがいち早く反応して攻撃を仕掛ける。
ニッチにヘイズルの相手を任せて先を進むザジはジールと対峙する。
二人の争いを止めようとするラグだが、二人は一歩も引かない。
「お前が戦おうとする理由。
それは生き残った精霊になれかったものたちを守るため……
そんなの憎しみなんかじゃねぇ!」
「違う!」
「だから、俺はこれを撃つ!!」
「ダメだよ、ザジ。
“悪意”の心弾じゃ、ジールさんには」
て、あれ? なんでラグはジールに悪意の心弾が通用しない事を知ってるんだ? 同じ感情を持っているというのは今までの経緯で判るかもしれないけど、だからと言って心弾が通じないことまでは判ってないんじゃ……実は知識として知ってるの?
「言ったはずだ。
お前は俺を揺るがす事は出来ぬ!」
「…………!」
ザジはジールへと向かって青棘を放つ。
「なんだ、これは……!?
何故だ! 何故お前の憎しみが、俺を揺るがせる……?!」
「今、青棘に籠めた“こころ”は、゜悪意でも憎しみでもねぇ。
友達を撃たなきゃならねぇ……哀しみだ!」
「哀しみ……それがこんなに、俺を?」
「ジール、俺は……」
驚くジールに語りかけようと歩み寄ったザジだが、ジールはカリブスの放った銃弾を浴びて命を落としてしまう。
なんたる空気の読めない男!? つか、あのタイミングならジールではなくラグやザジを背後から撃てた筈なんだが……
ジールに哀しみが効いたのは、ジールの中には仲間を想う哀しみが詰まっている事に気付いたからというところか。心弾の性質から言って、哀しみなどの感情を知らない人間に通じるとは思えないしね。
続けてラグを狙うカリブスだが、ザジを咄嗟にラグを助ける。しかしその時に負傷したザジは“こころ”の残量は少ないからと、ラグにカベルネを倒す事を託す。
「でも、僕は心弾が……」
「自分を信じろ!
自分の“こころ”を!
お前が届けたい物は何だ!?」
ザジは心弾を撃てなくなって迷いの隠せないラグを叱咤する。
ラグが立ち去った後、ザジは倒れたジールへと歩み寄る。
ま、ザジはあれだけ心弾を撃てば、カベルネは倒せないよね。それにしても最近のザジはラグの叱咤役ばかり。
新たに発見された子供達を他の精霊になれなかったもののいる「安全な場所」へと案内すると語るロレンス。
微妙に胡散臭いな、ロレンス。本当に安全な場所へと連れて行くつもりがあるのかどうか。
カベルネの下へと向かったラグは、心弾銃『夜想曲第二十番』を構えるが心弾を撃てなくなっている事によって一瞬迷い、そこをノワールの心弾で夜想曲第二十番を弾き飛ばされてしまう。
ラグも「憎しみ」を力にするしかないというロレンスだが、ラグは憎しみを力に変える事を拒絶する。
「それは……僕の届けたい“こころ”じゃない!
僕は……」
ラグが持ち運んでいたゴーシュのジムノペディの精霊琥珀が、ラグの“こころ”に反応すして光り輝く。ラグの左目の精霊琥珀も同じく光り輝き始める。
憎しみや怒りがあっても仕方ない事。ただどんな思いを心弾に籠めるのかはやはり撃つ側が決める事。憎しみが“こころ”にあるからと言って、悪意の心弾を撃つ必要なんてないわけですからね。
「僕は、ずっと同じ事を思っていた。
もう一度ゴーシュに会いたい。
あの時、友達になったゴーシュに……
僕の中に、怒りや憎しみがあったとしても、そんな物を力にはしない!
僕は……僕の“こころ”を信じる!!!」
ラグの放った心弾『赤針』はゴーシュを回避し、谷底で休んでいたカベルネを撃ち抜いた。
ラグ、心弾復活。そしてこの場ではゴーシュを取り戻すよりも、ザジに託されたカベルネ退治を優先しました。ゴーシュしか見えていなかったラグですが、今回の事で少しは成長したという事でしょうか。
「ゴーシュが前に教えてくれたんだ。羽の付け根が弱点だって……」
ゴーシュに教えられた弱点である「羽の付け根」を狙ったラグだが、ロレンスもノワールとロダも彼らの前から姿を消していた。
谷底で断末魔を上げるように暴れるカベルネ。
ラグはジムノペディと夜想曲(ノクターン)第二十番、ゴーシュの2つの心弾銃を見つめる。
そういやゴーシュは今心弾銃を持っていないのか。
新しい心弾銃をロレンスが手配するのだろうか?
あの子供二人には今後も出番があるのでしょうか。
ジムノペディの精霊琥珀が反応したのは、ゴーシュがやっぱりノワールを演じているからなのだろうか。未だ判らないままですが。
次回 第20話「希望の微笑み」
コナー、久しぶりの登場! 10話近く登場していなかったのか。以前のふっくらした感じから少し痩せてますね。
お墓が出ているので、サニーはザジの両親同様に死んでしまったのですね。


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genre : アニメ・コミック