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グリーン・ホーネット レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】
街を支配するマフィアのボス、ベンジャミン・チュドノフスキー(クリストフ・ヴァルツ)は彼らの許可なく麻薬の売買を行う新興マフィアの下を訊ねる。マフィアのボスは高級ブランドのスーツに身を固めた屈強な部下を従え、チュドノフスキーを老いぼれで時代遅れであり、もう引退するべきだと馬鹿にする。
チュドノフスキーを怖くないと嘲笑った彼らだが、チュドノフスキーによって部下たちは瞬く間に殺され、ボスもまたその場に残したアタッシュケースで彼の仕切る店ごと爆発させて殺害してしまった。

ロサンゼルスの新聞社の社長ジェームズ・リード(トム・ウィルキンソン)の息子ブリット・リード(セス・ローゲン)は真面目一辺倒の父とは正反対で放蕩三昧。そんな息子を叱りつけるジェームズ。
だが、ある日帰宅したブリットは、父が蜂に刺されて死亡した事を知り、急遽父の後を継いで社長を就任することになってしまう。
父の葬儀で大勢の人々が彼を讃えて銅像を建てる。
スカンロン検事(デヴィッド・ハーバー)が自分も彼と同じ二世であり、苦労は判るから何時でも相談して欲しいと声をかけて来る。

これまでまとも新聞を読んだ事すらないブリットに新聞社の社長など勤まる筈もなく、父と共に45年間会社を支えてきた重役のマイケル・アックスフォードに丸投げする。
翌朝、目覚めたブリットはいつものように目覚めのカフェラテを口にするが、いつも絶品だった味とはまるで別物だった。
実はいつも珈琲を入れていたのは、昨日彼が解雇してしまった自動車整備士のカトー(ジェイ・チョウ)が入れたものだったのだ。
ブリットは早速カトーを呼びせると、何故整備士の彼が珈琲を入れていたのか、そして何故味がまったく違うのかと訊ねる。
カトーはブリットに自分が開発した珈琲を入れる機械を披露すると、更にジェームズの指示で改造していた一台の自動車を見せる。防弾ガラスに、穴が空いても直ぐに元通りになるタイヤ、ホイールから飛び出す爪など、驚くべき仕掛けが施されいた。
ブリットは執拗に父の評価を訊ね続け、カトーはジェームズは素晴らしい人だが、少しだけクズだと語る。

その日、飲み明かしたブリットとカトー。
夜中に、ブリットはカトーを連れて父の銅像の下へ向かうと、銅像の首を切り落として持ち去ろうとする。
たが、二人が去ろうとしたその時、ブリットは暴漢たちに襲われるカップルを目撃して思わず止めようとしてしまう。逆に男たちに暴行されかけたブリットだが、咄嗟に助けに入ったカトーが信じられない動きで男たちを全て叩きのめしてしまった。
上海の治安の悪い場所で育ったカトーは、拳法の達人で、気持ちが高ぶると周りが止まって見えるのだ。

駆け付けた警察から逃れて自宅へと帰宅したブリットとカトーは、ニュースで銅像の首が持ち去られてた事がニュースになっている事を知る。
ブリットはこれから正義の味方になろうとはしゃぐが、カトーは自分たちは銅像の首を盗んだ犯罪者だと乗り気ではない。
それでも諦めきれないブリットは、自社の新聞で自分を謎の悪人『グリーン・ホーネット』だと持ち上げ、表向きは会社の幹部として迎えたカトーと共にアンチヒーローを目指す。

これからどうするべきか悩んでいた二人の下に、臨時の秘書としてレノア・ケース(キャメロン・ディアス)が現れる。
セクシーな上に犯罪心理学にも長けるレノアをすっかり気に入ったブラットは彼女を秘書として正式雇用する。

ブリットは自分がグリーン・ホーネットである事を隠しながら、レノアの情報を下にして、スーパーマシン『ブラック・ビューティー』で街へ繰り出すと、緑の仮面で顔を隠して小さな悪を潰すして、最後にボスを倒すことにした。
初出動の晩、カトーの活躍で街のチンピラを締めあげて麻薬の密造元を割り出した二人はそこを襲撃して壊滅する事に成功した。

自分の根城の一つを潰されたチュドノフスキーは激怒し、グリーン・ホーネットを叩き潰すように命じる。
だが、グリーン・ホーネットは捕まらず、好き放題に暴れるグリーン・ホーネット。逆に手下の中に自由に商売をしたいと離反をほのめかす者まで現れる始末。それらの者たちを始末したチュドノフスキーはグリーン・ホーネットを偽の交渉でおびき寄せて始末する計画を立てる。

そうとは知らないブリットはレノアにモーションを掛けるも、軽くあしらわれていた。
そのレノアがカトーと食事に行くと知ったブリットは、カトーにレノアの事が好きだと告白して牽制するも、カトーは嘘をついてレノアとの食事へ行く。
レノアはカトーに、もうじきグリーン・ホーネットの二人はウソの取引で呼び出されて殺されてしまうだろう、という分析について語る。
彼女の予想通り、グリーン・ホーネット宛てにチュドノフスキーから取引のメールが届く。
カトーは罠だとブリットに伝えるが、レノアと食事に行ったカトーに嫉妬するブリットは自分一人で作戦を考えると耳を貸さず、二人の関係に亀裂が入ってしまう。

翌日、ブラック・ビューティーで取引の場所へと向かった二人。自分で考えた作戦をカトーに教えようとはしないブリットだが、トラクターに挟み撃ちにされて車ごと穴の中に落とされ、生き埋めにされるという想定外の出来ごとパニックへ陥る。
カトーの機転でミサイルを放った爆発で脱出した二人は這う這うの体でなんとか逃げのびるも、ブリットとカトーの関係は更に悪化して、大喧嘩の末にカトーはブリットの下から去ってしまう。

そしてグリーン・ホーネットに逃げられてしまったチュドノフスキーは、怒り心頭でグリーン・ホーネットに賞金を掛けると、部下たちに見つけ出して抹殺するように命じ、街では緑の服を見た人々が次々と襲撃される事件が起こる事になる。

自分たちのせいで大勢の人々が犠牲となっていると知ったブリットは、スカンロンに相談を持ちかけるが、スカンロンは見返りとして自分に都合のいい記事を書くことを要求してくる。
スカンロンに激怒したブリットはこれを蹴ると、一人でなんとかしようと悩むも結論がでず、カトーとの関係を誤解したため解雇したレノアに協力を求めるのだった。


・キャスト
ブリット・リード/グリーン・ホーネット:セス・ローゲン(吹き替え:山寺宏一)
カトー:ジェイ・チョウ(吹き替え:森田成一)
レノア・ケース:キャメロン・ディアス(吹き替え:林真里花)
ベンジャミン・チュドノフスキー:クリストフ・ヴァルツ(吹き替え:安原義人)
スカンロン:デヴィッド・ハーバー(吹き替え:丸山壮史)
ジェームズ・リード:トム・ウィルキンソン(吹き替え:小島敏彦)
マイケル・アックスフォード:エドワード・ジェームズ・オルモス(吹き替え:斎藤志郎)
ポパイ:ジェイミー・ハリス(吹き替え:家中宏)
チリ:チャド・コールマン(吹き替え:乃村健次)
タッパー:エドワード・ファーロング(吹き替え:佐藤せつじ)
アナ・リー:アナリー・ティプトン(吹き替え:宗川めぐみ)
ダニー・“クリスタル”・クリア:ジェームズ・フランコ(ノンクレジット)



 【感想】
最近多い、無理に3D化した感じのある作品で、敢えて3Dでなくても良かったかな、と。
エンディングクレジットの蜂のCGが一番3Dだった……

過去にブルース・リーがカトー役をやったTVドラマの映画リメイクらしいですが、TV版の方は見た事ありません。
カトーは名前こそ日本人ですが、役者は中国人で、作中でも上海出身と名乗ったりして中国人を匂わせているものの、それを聞いたブリッドは上海が「日本」だと言っていたりちぐはぐ。これはブリッドの無恥さを露わしているのかもしれないな。「乾杯」を中国語だとか言ったりもしてるし。
実際、名前の発音は「ケイトー」になってるし。

時間が止まって見えるという設定は良く分からない上に、最後にはブリットまで使えるようになってしまうのが更に謎。

ブリットはとにかく終盤まではダメ人間。カトーが準備している時も自分は遊びまくりで、カトーが倒した相手を蹴り飛ばして自分も活躍している気でいて、それでいて自分が大活躍していると信じて疑わないダメっぷり。
正義に目覚めたように言っても詰めが甘かったり、ダメダメさが溢れ出る。

チュドノフスキーも街を支配する大物の筈なんですが、どこか小者臭が漂っています。
所詮は一つの街を支配しているだけの存在でしかないからなのかもしれませんが。
巨悪に立ち向かうヒーローというよりも、小悪に立ち向かうアンチヒーローという印象。

個人的評価:65点

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悪を刺す~『グリーン・ホーネット』 【3D・字幕版】

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映画『グリーン・ホーネット』 3D版

面白かった~~~!! カトー役のジェイ・チョウがめっちゃカッコイイ~~~!! TVシリーズの映画化ってことですが、このカトー役はTVではブルース・リーだったってことは ずいぶん昔なんですね。 ...

映画『グリーン・ホーネット 3D』を観て

11-11.グリーン・ホーネット 3D■原題:The Green Hornet In 3D■製作年・国:2011年、アメリカ■上映時間:119分■字幕:松崎広幸■鑑賞日:2月1日、TOHOシネマズ・六本木ヒルズ(六本木)■料金:1,400円スタッフ・キャスト(役名)□監督:ミシェル・...

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Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

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年中無休で貧乏人です
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