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GOSICK -ゴシック- 第4話「金色の糸はつかのまを切り裂く」

グレヴィール警部に殺人容疑で逮捕されてしまった久城一弥は、ヴィクトリカの下へ行って、助けてもらうために一部始終を話す事になりました。

寮母に使いを頼まれた一弥は金髪の可愛い女性との出逢いを期待して歩いていたところ、目の前に走ってきたバイクが壁に激突し、操縦者の首が飛んでしまった。
それを知らせに行った一弥は、犯人扱いされてしまった。
……なんで普通の警察じゃなくて、いきなり警部本人を訪ねたんだ、この子供。
犯行道具は現場近くの木に張ってあったワイヤー。
小学生でも判るトリックです。たぶんクレヴィールに話に行かなければ、犯行手段は誰にでも判ったと思います。

ワイヤーを木にくくりつけて置いて、バイクが通り過ぎた時にワイヤーで首が切られたというもの。
「真犯人は金髪の少女だよ」
ヴィクトリカは手の指に怪我をしているので、外科病院を当たる事だとクレヴィールに告げる。
女性だと踏んだのはわざわざ手間のこんだ事をしたのが非力な女性だからで、怪我はワイヤーの端に血が付いていたから、金髪の少女というのは一弥が金髪の少女のことを懸想していたから。視界の端に捕らえていた金髪の少女を無意識のうちに、想像に使ったのだという。
しかしそれだけで金髪の少女を犯人呼ばわりというのはどうなのだろうか。たまたま他の金髪の少女が現場近くに居合わせていたという可能性もあるだろうに。
退屈な事件だったと告げ、「代償」を要求するヴィクトリカに、好きでやってきたわけでないと反発し、妄想の少女とヴィクトリカを比較したから怒っているのかと言い出した一弥に、ヴィクトリカは読書の邪魔だから帰れと怒る。
ヴィクトリカも口が悪いですが、一弥も助けてもらった身の上とは思えない態度だよな。
友達なんだから助けて当然とか何様ですか。
殺人事件に次々と遭遇している一弥を「春来たる黒い死神」だと、学生達はますます近づかなくなる。
ま、推理ものの主人公は死神のように、行く先々、関わる人々が殺されたり事件に巻き込まれたりするものですからね。
そんな折、一弥のクラスにイギリスからの金髪の留学生アブリル・ブラッドリーがやってきた。
その手の怪我を見た一弥は、既に犯人が捕まっているにも関わらず、首飛び事件との関連を一瞬想像してしまう。
一弥にも気軽に声をかけるアブリルに、戸惑う学生達。アブリルはこの学園の生徒は怪談が好きだと笑う。

13段目の怪談について語るヴィクトリカ。
かつて首を吊った教師がいて、彼が天国へ連れて行くのだという。
わざわざ話題に上ったという事は、この先にこの怪談に関するイベントが待っているという事でしょうか。

アブリルの祖父は気球で失踪してしまった有名な冒険家で、将来の夢は祖父のような冒険家になる事でした。
アブリルに学園を案内する一弥はヴィクトリカの事を思い出して、仲直りしたいと思うものの、ヴィクトリカの喜びそうな「退屈しない事」が思い浮かびませんでした。
一弥がアブリルの手の怪我に気付くと、アブリルは「転んだだけよ」と突然不機嫌になりました。
そんなにあからさまな不審な態度を取らなくても。

セシル先生に呼ばれて用務員の手伝いに向かった納骨堂から、胸に花の飾られた騎士の姿をしたミイラが発見されました。
セシル先生は気絶して、用務員たちが警察を呼びに行っている間に、アブリルは納骨堂に入り込んでそこにある一冊の本を手に取っていました。
差し詰め、爺さんの書いた本とかかな。

一弥はヴィクトリカに代償としておはじき・折り鶴などと、雷おこしを持参する。
アブリルの言動について相談していたところに、クレヴィールが現れた。
少しは自分で解決出来ないのか……簡単に頼り過ぎだろう。
ミイラの正体はマキシムという学園の卒業生。学園に時折やってきてはふらりと姿を消す男で、イカサマや恐喝など悪い噂の絶えない男だが8年前に失踪していた。
マキシムの胸に飾られていた花は桜草。
8年前のミリー・マールという少女の葬儀の時に使用されて以来、納骨堂は8年前から開かれていなかった。

ミイラが消えていないか、というヴィクトリカの指摘通り、ミイラが消えていました。
その帰りに一弥は図書からから出てくるアブリルの姿を目撃する。
その話を聞いたヴィクトリカは、犯人はミリーであると指摘する。

睡眠薬でマキシムを眠らせたミリーは、ミイラと騎士の衣装を着せたマキシムを入れ替えた。
そして死期の近かったミリーは死んだ。
てか、いくらなんでも扉を叩いた姿勢のままミイラ化するまで死ぬ事はあり得ないと思いますよ。普通は疲れ果てて動けなくなって扉に寄りかかるなり、扉の前で横になるなりして死ぬだろう。
それ以前に普通ならミイラ化せずに、白骨死体になる筈なんだがな。

ヴィクトリカの推理を確認して早々に立ち去るクレヴィールに、ヴィクトリカは二人の関係に同期がある事を助言する。
桜草の花言葉は……「永遠に貴方と共に」
「女の思いとは、かくも深く、強いものなのだよ……」
グレヴィールはヴィクトリカの言葉に過敏に反応すると、「灰色狼の分際で」と侮蔑の言葉を残して立ち去る。
『灰色狼』というのが何の事なのかは不明だが、高い知恵を持って助言をする者の事かな。あくまで助言者であり、王子や主などからみるとただの道具にすぎない存在とか。
ヴィクトリカの母の灰色狼と呼ばれた存在だから忌み嫌われていて、その子であるヴィクトリカも同じ灰色狼として幽閉される身の上なんだろう。

アブリルについて答えを話さないヴィクトリカに、それなら雷おこしを返してくれと言い出した一弥。
器のちっちゃい男だな。
退屈の次の敵が喧噪であるというヴィクトリカ。
図書館に来ていたアブリルを信じたいという一弥に、彼の悩める魂を救済してやる、といきなり駆け出した。
ま、散々怪しい動きを見せているので、逆に例の事件とは無関係で、冒険家だったという祖父の事が関係しているのだろう。

次回 第5話「廃倉庫には謎の幽霊がいる」
脚本:根元歳三/絵コンテ:和田純一/演出:和田純一/作画監督:田中誠輝
ミイラが発見されたとき、アブリルがそこにあった紫の本を手に取っていたことが気になる一弥。ヴィクトリカに相談すると、あっさり本は見つかった。なぜ、アブリルはこれを隠したのだろうか?一方、そのころ村では世紀の大怪盗クィアランの二代目があらわれるという噂が立っていた--。


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