アマガミSS 第23話 絢辻詞編 第三章 「プライド」
遅れ気味となっている創設祭の準備だが、準備を張り切っていた絢辻詞に、担任の高橋麻耶は彼女が倒れた事が職員会議で問題視されて、創設祭の規模縮小案が浮上していることを告げるが、詞はこれに強く反発する。
表向きこそはみんなが頑張っているから見守って欲しいと穏やかな口調ながら、内心はかなりの苛立ちが……
詞は橘純一に愚痴を零すが、純一は自分も頑張るからと励ます。
時間が圧倒的に足りない状況で純一に意見を求めると、純一は人手を増やす事を提案。
純一は詞の手作り弁当を貰ってにやにやです。
今更になって人を増やすのがみっともないと反対する詞だが、純一は人手の足りない事実を受け入れた上で、みんなで成功させれば評価も上がる筈だと納得させる。
純一と詞はクラスのまずはみんなに協力を頼む事になる。
乗り気で無かったみんなも、2人の説得に棚町薫や梅原正吉が協力を申し出た事で続々と増えるものの、純一と詞が仲良く弁当を食べている姿を目撃した女子生徒たちが反発を口にする。
詞が純一といちゃついて仕事を遅らせて、そのとばっちりを受けていると文句を並び立てるヤヨイ・ゆーこ・みゆきに詞は怒りのあまりにぶち切れてブラック絢辻モードで彼女たちを激しく罵る。
別に昼休みぐらい自由にさせてやれよ。つか、やるのが嫌なら帰ればいいんじゃないのか。これだけ文句を言いながらやっているのは、手伝わずに帰ったら他のクラスメイトから白い目で見られるとかいう思いがあるのかな。
理路整然とした罵倒に文句一つ口にできずに黙り込んだ女生徒たちだが、そんな詞の姿を純一は心配する。
それにしても純一はへたれすぎるというか、この場はもっと強く出ろよ。
なんで女に「あんたは関係ない」とか言われてすごすご引っ込んでるんだ? 完全に当事者だろうに。
表向きこそはみんなが頑張っているから見守って欲しいと穏やかな口調ながら、内心はかなりの苛立ちが……
詞は橘純一に愚痴を零すが、純一は自分も頑張るからと励ます。
時間が圧倒的に足りない状況で純一に意見を求めると、純一は人手を増やす事を提案。
純一は詞の手作り弁当を貰ってにやにやです。
今更になって人を増やすのがみっともないと反対する詞だが、純一は人手の足りない事実を受け入れた上で、みんなで成功させれば評価も上がる筈だと納得させる。
純一と詞はクラスのまずはみんなに協力を頼む事になる。
乗り気で無かったみんなも、2人の説得に棚町薫や梅原正吉が協力を申し出た事で続々と増えるものの、純一と詞が仲良く弁当を食べている姿を目撃した女子生徒たちが反発を口にする。
詞が純一といちゃついて仕事を遅らせて、そのとばっちりを受けていると文句を並び立てるヤヨイ・ゆーこ・みゆきに詞は怒りのあまりにぶち切れてブラック絢辻モードで彼女たちを激しく罵る。
別に昼休みぐらい自由にさせてやれよ。つか、やるのが嫌なら帰ればいいんじゃないのか。これだけ文句を言いながらやっているのは、手伝わずに帰ったら他のクラスメイトから白い目で見られるとかいう思いがあるのかな。
理路整然とした罵倒に文句一つ口にできずに黙り込んだ女生徒たちだが、そんな詞の姿を純一は心配する。
それにしても純一はへたれすぎるというか、この場はもっと強く出ろよ。
なんで女に「あんたは関係ない」とか言われてすごすご引っ込んでるんだ? 完全に当事者だろうに。
純一が拾った手帳を燃やしてしまった詞は、自分にはもっと大切なものがあると気付いたと語る。
「あなたを私の物にします」
突然の台詞についていけない純一に、ずっと純一と側にいたいと口にして、自分をあげるから純一の日常を欲しいと申し出た。
詞の気持ちを受け入れる純一に、詞は『契約の証』としてキスを要求し、2人はキスを交わす。
キスを追えた詞は鼻血を出してしまうが、それを目撃した純一は「綾辻さんでも興奮するんだね」と余計な一言を口にして引っぱたかれてしまう。
翌日、前日の出来事で微妙な空気の漂う教室。
体育の授業では詞に丸め込まれた女子生徒が中心となって、詞一人を虐めるようにドッジボールを行っていたが、薫が早々に離反して田中恵子も味方に引き込む。そこにグラウンド十周を必死に終わらせてきた純一たちも加わり、女子生徒たちは尻尾を巻いて逃げ出す事に。
薫がボールを持った時にはね背後からヤヨイに叩きこむかと思ってしまった……薫はどう考えても陰険な嫌がらせは嫌いなタイプなので当然の結果だと思いましたが、むしろ良くあのタイミングまで我慢していたよな。恵子の方もこういうのは嫌いだけど、強く反対とか出来るタイプでなさそうだけど、薫にはつき従うのだね。
て、君ら授業中なんだよね……いくら教師がいないと言っても、それは完全にエスケープだよ。
その日の放課後、残ってくれたのは薫・恵子・梅原の3人だけ。
5人で必死に準備を進めるも、一人残って仕事を続けようとしていた詞は、必死に自分自身に大丈夫だと言い聞かせる。
詞が一人で残って仕事をしていると思って戻ってきた純一は、もう一度みんなに頼んでみるか、規模縮小を口に出し、詞を怒らせてしまう。
本当に詞の事をどこまで判っているのかが微妙なところ。詞がなんでも出来てしまう人という風に思っているのだろうけど、本当はもっと弱い人な感じがするよな。それに何故彼女がこれほど創設祭の成功に拘り続けているのか、本気で学校側の評価を得るためだけと思っているのだろうか。
翌朝、純一が学校へやってくると、詞がヤヨイたちと仲良く創設祭の相談をしていた。
薫によると、朝登校してきた3人に詞が頭を下げて謝り、涙を見せた。許そうとしないヤヨイたちだったが、クラスメイトの批判的な視線にようやく折れたのだという。
てか、なんでこの3人だけが悪者みたいに扱ってるんだろう。彼女たちと一緒になってイジメをやったり、準備の手伝いをボイコットしていたのは他の奴らも同罪だと思うのだけど……
そしてここでもやはり純一はヘタレというか、全てが後手後手。本来なら純一が影でみんなに頭を下げて手伝ってくれるように頼みこんだりするべきだったのではないのか。
クラスのみんながまた手伝ってくれると嬉しそうに純一に語る詞だが、何処か違和感が……
ようやく純一に心を開いたと思ったのも束の間、今度は新たな仮面を被ってしまったという事でしょうか。
みんなに甘えられる可愛い女の子の仮面というところ?
みんなの前で黒辻さんを出してしまったのに、何事もなかったかのように過ごしていたのはなんだか凄い違和感を覚えてしまった。クラスメイトが若干微妙な空気になったのも、どちらかというと純一が来てからだし。
責任を他者に押し付けて、自分たちには何の責任もないような面をしているその他のクラスメイトが一番性質が悪い、という印象の拭えない回。そして純一のダメ具合が非常に目立った回でもあるな。
次回 第24話 絢辻詞編 最終章 「ヤクソク」
←良かったらクリックして下さい
こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
「あなたを私の物にします」
突然の台詞についていけない純一に、ずっと純一と側にいたいと口にして、自分をあげるから純一の日常を欲しいと申し出た。
詞の気持ちを受け入れる純一に、詞は『契約の証』としてキスを要求し、2人はキスを交わす。
キスを追えた詞は鼻血を出してしまうが、それを目撃した純一は「綾辻さんでも興奮するんだね」と余計な一言を口にして引っぱたかれてしまう。
翌日、前日の出来事で微妙な空気の漂う教室。
体育の授業では詞に丸め込まれた女子生徒が中心となって、詞一人を虐めるようにドッジボールを行っていたが、薫が早々に離反して田中恵子も味方に引き込む。そこにグラウンド十周を必死に終わらせてきた純一たちも加わり、女子生徒たちは尻尾を巻いて逃げ出す事に。
薫がボールを持った時にはね背後からヤヨイに叩きこむかと思ってしまった……薫はどう考えても陰険な嫌がらせは嫌いなタイプなので当然の結果だと思いましたが、むしろ良くあのタイミングまで我慢していたよな。恵子の方もこういうのは嫌いだけど、強く反対とか出来るタイプでなさそうだけど、薫にはつき従うのだね。
て、君ら授業中なんだよね……いくら教師がいないと言っても、それは完全にエスケープだよ。
その日の放課後、残ってくれたのは薫・恵子・梅原の3人だけ。
5人で必死に準備を進めるも、一人残って仕事を続けようとしていた詞は、必死に自分自身に大丈夫だと言い聞かせる。
詞が一人で残って仕事をしていると思って戻ってきた純一は、もう一度みんなに頼んでみるか、規模縮小を口に出し、詞を怒らせてしまう。
本当に詞の事をどこまで判っているのかが微妙なところ。詞がなんでも出来てしまう人という風に思っているのだろうけど、本当はもっと弱い人な感じがするよな。それに何故彼女がこれほど創設祭の成功に拘り続けているのか、本気で学校側の評価を得るためだけと思っているのだろうか。
翌朝、純一が学校へやってくると、詞がヤヨイたちと仲良く創設祭の相談をしていた。
薫によると、朝登校してきた3人に詞が頭を下げて謝り、涙を見せた。許そうとしないヤヨイたちだったが、クラスメイトの批判的な視線にようやく折れたのだという。
てか、なんでこの3人だけが悪者みたいに扱ってるんだろう。彼女たちと一緒になってイジメをやったり、準備の手伝いをボイコットしていたのは他の奴らも同罪だと思うのだけど……
そしてここでもやはり純一はヘタレというか、全てが後手後手。本来なら純一が影でみんなに頭を下げて手伝ってくれるように頼みこんだりするべきだったのではないのか。
クラスのみんながまた手伝ってくれると嬉しそうに純一に語る詞だが、何処か違和感が……
ようやく純一に心を開いたと思ったのも束の間、今度は新たな仮面を被ってしまったという事でしょうか。
みんなに甘えられる可愛い女の子の仮面というところ?
みんなの前で黒辻さんを出してしまったのに、何事もなかったかのように過ごしていたのはなんだか凄い違和感を覚えてしまった。クラスメイトが若干微妙な空気になったのも、どちらかというと純一が来てからだし。
責任を他者に押し付けて、自分たちには何の責任もないような面をしているその他のクラスメイトが一番性質が悪い、という印象の拭えない回。そして純一のダメ具合が非常に目立った回でもあるな。
次回 第24話 絢辻詞編 最終章 「ヤクソク」


こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
スポンサーサイト