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テガミバチ REVERSE 第8話「ブルー・ノーツ・ブルース」

人に穢れた心が生まれるまで人と摩訶(マカ)は,ブルー・ノーツ・ブルースで共存していた。人は摩訶を神聖な生き物として崇め、摩訶は人々を守り続けてきていた。
ブルー・ノーツ・ブルースで200年前に生まれたというニッチだけど、ラグ・シーイングが確認するとハッキリとしない。

ラグはブルー・ノーツ・ブルースの村で人々から話を聞く事にするも、ニッチはラグに自分の事は話さない方が良いと告げた。
辺境の村までやってきたBEEのラグを歓迎する村人たち。
村人の話ではゴーシュは洞窟へと入っていったという。話を聞いたラグは洞窟へ向かおうとするが、村長は洞窟は聖なる場所だとラグを止める。
摩訶を神聖な生物としているのならば、そこへの立ち入りが禁じられるのも当然のこと。ラグもそれを問答無用で押し切るほどの強硬さは持ってません。

200年ほど前、ブルー・ノーツ・ブルースは饑饉となり、大勢の者達が死んでしまった。
子を宿らせていたセリカという妊婦は、摩訶の住み処にあるという聖なる泉の水を飲めば不老不死になるという伝説を信じ、洞窟へと入っていった。
そして洞窟から戻ってきたセリカは、直ぐに死んでしまったが、彼女が産み落とした双子は金色の髪に海色の瞳、獣の爪を持っていた。
その子供達はある日忽然と姿を消してしまったのだという。
ニッチが自分の正体を隠そうとしていたのは、本能的に自分が彼らに良く思われていない事を憶えていたからなのですね。
赤ん坊が忽然と姿を消すという下りがあまりにも不自然ではあるのですが、その件についてはBパートであきらかとなります。

ニッチが呪われた子供だという村長の言葉に動揺していたラグだが、突然、眠っていたニッチが起きあがってくる。
「ラグ! しらべにゆくか?
 どうつく!」
赤ん坊の頃にしか過ごしていないニッチは明確に町での出来事は憶えていないが、それでもこの町には嫌な感じを憶えていた。
「ごめんよ、ニッチ……
 何も知らずにそんな所にニッチを連れてきてしまって」
「へいきだ。
 ニッチはラグのディンゴなのだ。
 ラグがゆくなら、どこへでもいっしょについてゆく!」
ニッチの言葉で深夜に摩訶の洞窟へと向かう。
ニッチはとても良い娘です。相棒としてラグのためならどんな嫌な事にも立ち向かうのですね。

洞窟には何体もの氷漬けの鎧虫の姿が存在していた。
その中の一つ、もっとも巨大な氷は破壊され、中にいただろう鎧虫の姿はない。それこそゴーシュ蘇らせた鎧虫であり、外に存在していた抜け殻となっていた鎧虫であった。
心を響かせなければ死なない鎧虫は、氷漬けになりながらも生き続けていた。
鎧虫は摩訶によって氷漬けにされてしまっている、というところだろう。
ゴーシュが何故わざわざそんな摩訶を目覚めさせようとしたのか。

摩訶の住み処というブルー・ノーツ・スケールに到着したラグとニッチの前に、摩訶と金髪の女性が姿を現す。
「これは……めちゅら……
 めずらしい……訪問者だわ。
 にぴゃくねんぶりね…………妹よ」
ニッチのお姉さん登場!! おでこの光り具合が姉妹の証。
ナイスバディの美人です。しかも全裸。ニッチのノーパンどころの騒ぎではありません。
DVDになったからって、金髪ガードは解けないんだからね!
ニッチ姉の中の人は小山茉美さんという大物。スポットのゲストキャラだから使えるのかな。

ニッチのお姉さんだと知って驚いたラグは真っ裸の姉の姿に真っ赤になりながら自己紹介。
「すみません……あの……まず……パンツ穿いてくださーい!」
「パンツおいてください?」
「はいて下さい!」
全裸のお姉さん、髪の毛で服を創り出す。
おねえちゃんはニッチよりも一段上です。髪の毛もニッチ以上に自在に変化させる力があるのですね。
ニッチをツルペタでちんちくりんだと語るニッチの姉は、人が自分たちにした事を忘れたのかと告げる。
幼児体型を指摘されてニッチはご立腹です。
双子でありながらも成人となっている姉と、幼女のままのニッチ。
べ、別にヲタク趣味のためなんかじゃないんだからねっ!! いや、マジで。

摩訶はラグがいるにも関わらず、人の匂いを感じ取らない。
本当に人間なのか、それとも人間の姿をした別の何かなのか。興味を抱いたニッチの姉はラグを割って中身を確かめようと斬りつけるも、ニッチはラグを護る。
受け止められたニッチ姉はニッチと同じ豚鼻になってる。やっぱり姉妹ですね。
「ほう……ちんちくりんでも剣は使えるようだな」
「ラグをいたくするやつは、ニッチがやっつける!
 ディンゴとして!!」
そこへラグの後を追い掛けてきた村長と村人達が姿を現れる。

自分たちはセリカのように心の穢れた者ではなく、摩訶と共存したいと告げる村人たちだが、村長だけは真実を知っていた。
立ちどころに泉の水に心を奪われて飲もうとする浅はかな村人たち。

ニッチの姉は摩訶は人に興味も期待もしていなかったのだと告げる。
たった一度だけ人の“こころ”を感じた。
人間がこの地で精霊琥珀を採掘したため、地熱を失って里に住む人々は次々と死んでいった。人間を護っていたのではなく、この地を護っていただけの摩訶はその事には干渉せず、ただこの地を守りつづけていた。
そんなある日、摩訶の洞窟に傷ついた妊婦のセリカがやってきた。
この当時は摩訶はまだ人間の言葉を口に出来たのですね。

立ち去るように告げる摩訶だが、自分が死ぬためにやってきたというセリカは、ここから出れば腹の子供達までも殺されてしまうと、摩訶の言葉を拒絶する。
人間は地熱が戻るようにと土地の守り神である摩訶への生け贄を捧げる事として、身よりのない彼女を選んだのだ。子供が生まれるまでという願いも聞き届けられずに放り込まれた彼女。
セリカは自分の命を捧げる変わりに、子供たちだけは助けてあげたいと願い、摩訶は懇願しながら息を引き取ろうとしている彼女の“こころ”に触れ、涙を流した。
彼女の“こころ”をもらい、摩訶は彼女の願いを叶えた。
20年経過しても摩訶は現れず、水だけを与えられていた摩訶の子は赤子の姿のままで生き続けていた。摩訶の子の噂は広まり、村人は村長に詰め寄り、遂に子供達を泉へと放り捨て真実を封印した。
「忌まわしき事柄は、湖に凍らせた。
 後世には立派な史実を伝えようではないか」
村長だけは自分たちの真実を代々伝えてきたのか。それは真実を知られないようにするためなんだろう。
セリカの中の人は植田佳奈。ついに母親役とかまでやるようになったのね。

次回 第9話「ひとりぼっちの200年」

そんなこんなで次回は真実を語ったニッチ姉とニッチのバトル。
でも、まだ真実はこれだけでは・・・

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Author:黒虎
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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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