【ストーリー】
鉱山の町アクゼリスにやってきたルーク・フォン・ファブレだが、そこは想像以上に酷い状況となっていた。
障気に苦しむ女性を励ますナタリア・L・K・ランバルディアだが、ルークは「汚いし映るかもしれない」と触れないように告げるが、ナタリアたちはそんなルークの言いぐさに激しく立腹する。
そこに使者が現れると、ジェイド・カーティスたちは勝手に話を進めてしまいルークは面白くない。
ティア・グランツはモースからの使者と共にローレライ教団の任務で別行動をしてしまう。
炭坑の奥へと進むに連れて強くなっていく障気。
どこにも見えない先遣隊に、ジェイドは疑念を抱く。
倒れる大勢の人々を救おうとするナタリアたちだが、ルークは親善大使のやることじゃないとただ一人手伝おうとしない。彼らを助けよりも奥へ進むべきだというルークに、ガイ・セシルさえも反発を覚える。
奥にはヴァン先生がいるかもしれない、自分が障気を払えば全ては解決する、そんな想いがルークを一人で炭坑の奥へと進ませる。
ティアは兵士から言われた石版の解読をしたが。
突然豹変する兵士達は、ティアを捕らえようとする。
タルタロスを見てローレライ教団の兵士だと悟ったティアを取り囲むローレライ教団の兵士達だが、彼らの背後から鮮血のアッシュが現れて彼らに斬り込んでいた。
ルークが一人奥へと進むのを見かけたイオン導師が彼についてくる。
奥へと進むルークの脳ににアッシュの声が聞こえ、先へ進むなと告げるが、ルークはこれを振り払う。
二人が奥へとやって来ると、そこにはヴァンただ一人が待っており、ヴァンはイオンに封印を解いてくれるように頼む。
この先にあるものが障気を払うのに必要だというルークの説得に応じるイオン。
封呪を解除するイオンに、ヴァンがにやりと笑う。
これ以上進めば大変な事になると制止を呼びかけてくるアッシュだが、ルークはこれを無視する。
奥へと進んだ先で、ヴァンに告げられてルークは超振動を発動させる。
ジェイドたちは教団の動きを知らされ、ティアたちの下へと駆けつけてくる。
ティアはヴァンの息が掛かったローレライ教団に捕らえられそうになった事を彼らに語る。彼女を安全な場所へと逃がすのがヴァンの目的だった。
アッシュは奥に行ってルーク達を止めないと大変な事になると告げる。
「出来損ないのレプリカルーク」というヴァンの言葉と共に、意志に反して超振動が発動するルーク。それはヴァンによって植え付けられていた催眠だった。
彼の力により、破壊されてしまう。
それはこの場の崩壊を意味していた。
アッシュは自分たちが一歩間に合わなかった事を悟ると、ヴァンに襲いかかりながら彼が逃がそうとしたティアもこの場所へと向かっている事を告げる。
ヴァンは助けようとしたティアやイオン導師を諦め、アッシュのみを捕らえて脱出をする。
出口を封じられてしまった一行。
ティアはフォルムの力を力で皆を守るが、アクゼリスは完全に沼地へと変貌していた。
なんとか生き残った彼らはジェイドの提案でタルタロスを奪い脱出を図る。
目覚めたルークがタルタロスの甲板に出る。
そこでティアはヴァンが自分を裏切ったのだと語る。
この世界はユリアによって本来の地上から外周大地と呼ばれる空に浮かぶ大地が作られ、人々はそこで生活するようになっていた。
その事実を知るのはイオン導師を含む教団の一部と、元の世界からやってきたヴァンやティアのような人物だけだった。
だが、ヴァンは外周大地を支える柱を破壊しようとしていたのだ。
ルークはその片棒を知らないうちに担わされていた。
ヴァンに裏切られたと知ったルークだが、アクゼリスが崩壊したのは自分のせいではなく、ヴァンのせいだと責任転嫁を始めてしまう。
彼の姿に、次第に心離れていく仲間達。ガイですら彼に対して失望を覚えるようになる。
自分の意志を持って考えようとはせず、ヴァンの言葉を鵜呑みにして盲目的に従った。結果、自分の行動にすら責任を持とうとはしない。そんなルークの前に、アッシュが現れる。
ルークを「クズ」だと呼ぶ彼は、ルークがレプリカであるという事実を語る。本物のルークはアッシュなのだと。
次回 第9話「奪われし者」
【感想】
遂に本性を現したヴァンと、何処までも間抜けを晒してしまったルーク。
なんつーか、本当にダメ人間振りが炸裂です。
発言の一つ一つがドンドン仲間を失望させてくれます。
ルークの人気は今や底辺。
仲間からも信頼度0です。
ティアの様子からすると、ルークがレプリカだと知っていたようですが、いつから気付いていたのでしょうか。
彼がルークだと知った時から判っていたのかな。
次回はちょびっとルークが立ち直ろうとするのでしょう。
たぶんティアと話していた場面で髪の毛を切るのだろうね。
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theme : Tales of the Abyss
genre : アニメ・コミック