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インセプション レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】
物語は一人の青年が海岸に流れ着いたところから始まる。
近くの城の主である老人の前へと連れて来られた青年の持ち物である駒を目にした老人は、その駒に見覚えがあるというが……

絢爛な城の中、ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)はアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と共に、城の持ち主であるサイトー(渡辺謙)と交渉を行うも決裂に終わる。
コブは隠し金庫からサイトーの機密情報を盗み出す事とするが、モル・コブ(マリオン・コティヤール)の密告によって露呈してしまう。
実はこの世界はアーサーの夢の中であった。
彼らは人の潜在意識の表れである夢の中に入り込み、アイデアを盗みとる企業スパイだったのだ。
コブはアーサーを撃ち殺して彼を目覚めさせると、自身は逃亡する。
取り返したと思った機密文書が偽物だと知ったサイトーはコブを捕えようとするが、コブは仲間の《キック》によって目覚める。
彼らがいた場所はサイトーの隠れ家であった。コブは夢の中での機密情報の一部が隠ぺいされていたため、情報を引き出そうとするが、サイトーに絨毯がウールではなくポリエチレンである事で、この世界もまた夢である事を見抜いてしまう。
コブたちは作戦の失敗を悟ると、いち早く目を覚ますと、移動中だった新幹線でサイトーの隣の席から立ち去るのだった。
作戦が失敗したコブは依頼者から身を隠すための逃亡準備を整えるが、彼らが乗るはずだったヘリコプターで待ち受けていたのは彼らの仲間を捕えて情報を聞き出したサイトーだった。
サイトーはコブたちの身辺情報を調べ上げ、彼が警察などに追われる身であるため家族の下へ帰れない事を突き止めていた。コブが家族の下へ帰れるように手配することを条件に、サイトーはライバル企業を解体させるための“植えつける(インセプション)”を依頼する。
盗むよりもはるかに危険なインセプションだが、コブは家族と会うために彼の仕事を引き受ける。

コブは長年の相棒であるアーサーに加え、夢の世界を構築する《設計師》を求めて父親であり、彼の師でもあるマイルス教授(マイケル・ケイン)の下を訪ねると、優秀な学生の紹介を求める。犯罪者を出す事に反対するマイルス教授だったが、息子たちの下に戻るためだというコブの強い思いに、アリアドネ(エレン・ペイジ)という少女を紹介する。
アリアドネはコブとアーサーに夢の世界を体験させられ、世界を創造するという魅力から彼らの仲間となる事を承諾する。
さらに他人になりすましターゲットの思考を誘導する《偽装師》のイームス(トム・ハーディ)の力を借りるため、危険を承知で彼のいる地へと足を延ばす。さらにイームスの紹介により、夢の世界を安定させる鎮静剤を作る《調合師》のユスフ(ディリープ・ラオ)を仲間に加える。

彼らのターゲットは社長モーリス・フィッシャー(ピート・ポスルスウェイト)の息子であるロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィー)。
父親である社長との関係が良好ではない彼に会社を潰させる方法を考案していくコブたち。
入念な計画を練りあげて、社長の右腕でもあるピーター・ブラウニング(トム・ベレンジャー)を利用し、ロバートに会社を潰す事が彼のためであり、父の願いであるという結論へと導くアイデアを植え付ける事となる。

夢の構築手段をアーサーたちから受けていくアリアドネだが、コブには死んだ妻のモルが夢に出てきて彼の邪魔をする事を知る。
アリアドネは眠っているコブの夢と密かに共有すると、彼の潜在意識の中へと潜り込む。
コブはそこで亡き妻モルと共に過ごす日々を送っていた。アリアドネの存在気付いたコブは妻との過去を説明しようとはしないが、自分が妻を殺してしまい犯罪者となってしまった事。そして警察から逃げるため、庭で遊ぶ息子と娘に声を掛けることなく出てきてしまい、二度と会えなくなっている事を語る。
だが、アリアドネはコブの秘密を探るため、彼の秘密の部屋へと足を踏み入れる。そこにあったのは散乱したホテルの部屋と、共にいてくれると約束したと恐ろしい様子で食いかかってくるモルの姿だった。

モーリスが他界したある日、コブたちは彼が移動する飛行機の中で作戦を敢行する。
彼の専用ジョットを故障させ、サイトーが買収した飛行機会社のジェット機でファーストクラスをロバートと自分たちだけとしたコブは、ロバートにユスフの調合した強力な睡眠薬を飲ませることに成功し、彼の夢の中へと潜入する。
作戦はこれまでよりもさらに深い3階層の夢を利用する。より深い深層心理へとはいっていくため、現実世界との時間の流れは深い階層ほど長く感じるようになる。
第1階層では町でタクシーに乗るロバートを誘拐するのだが、タクシーの後方を走っていたコブとアリアドネの乗る車は街中に出現した列車によって足止めを受ける。
更にロバートをタクシーで誘拐したアーサーたちも何者かの襲撃を受ける。
ロバートは夢の中へと現れる企業スパイに対抗するための訓練を受けており、襲撃者はロバートの夢を守るために投影された護衛部隊だったのだ。
だが、アリアドネは自分たちの妨害をした列車だけは、ロバートによるものではなくコブの夢が反映されたものである事を見抜いていた。

逃亡の最中、銃撃戦でサイトーが銃弾を浴びて重傷を負ってしまう。
アーサーは彼を撃ち殺して目覚めさせようとするが、コブは彼らの使用している睡眠薬は非常に強力なため、夢の中で死んでも目覚める事はなく《虚無》へと落ちてしまうのだと説明する。
サイトーを救うには一刻も早く作戦を成功させるしかない。
イームスはブラウニングに変身すると、ロバートよりも先に捕えられていたように演出。彼らの狙いが隠し金庫であり、開けるための6桁の数字をロバートが知っている筈だと吹き込む。

彼らが身を隠していた工場も護衛部隊の襲撃を受け、コブたちはユスフの運転するバンに乗り込んで逃走を図る。彼らは逃げながらもユスフ以外のメンバーで第2階層の夢へと落ちていく。

第2階層ではコブは護衛がいる事を逆手にとり、自分こそが夢を守る者であり、本当の護衛はロバートの情報を盗もうとする企業スパイであるとロバートの信頼を手にする。
この階層で、ブラウニングこそが誘拐犯であるとしたコブは、ブラウニングに変装したイームスから、金庫の中にはモーリスが会社を潰すための遺言が入っており、会社を守るために誘拐したのだと語らせる。
コブは真実を知るためと偽り、ブラウニングの夢の中へと入り真実を調べるべきだとロバートを誘導すると、第3階層の夢へと落ちていく。

だが、第1階層では護衛部隊との激しいカーチェイスが繰り広げられ、第2階層でもアーサーが護衛部隊と激しい戦いを繰り広げる。

そして第3階層。
雪山の中、多くの護衛に守られた病院の奥に隠された真実を手に入れるため、ロバートはコブたちと共に進む。それがコブたちによるインセプションとも知ることもなく。
コブたちは激しい防衛網を潜り抜け、ロバートにインセプションを成功させる事が出来るのか。

・キャスト
ドム・コブ/ドミニク・コブ:レオナルド・ディカプリオ(吹き替え:内田夕夜)
サイトー(斉藤):渡辺謙
アーサー:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(吹き替え:土田大)
モル・コブ/マロリー・コブ:マリオン・コティヤール(吹き替え:五十嵐麗)
アリアドネ:エレン・ペイジ(吹き替え:冠野智美)
イームス:トム・ハーディ(吹き替え:咲野俊介)
ユスフ:ディリープ・ラオ(吹き替え:木村雅史)
ロバート・フィッシャー:キリアン・マーフィー(吹き替え:三木眞一郎)
ピーター・ブラウニング:トム・ベレンジャー(吹き替え:石塚運昇)
モーリス・フィッシャー:ピート・ポスルスウェイト(吹き替え:丸山詠二)
ナッシュ:ルーカス・ハース(吹き替え:川中子雅人)
マイルス教授:マイケル・ケイン(吹き替え:小川真司)
ブロンドの女:タルラ・ライリー(吹き替え:にしおかすみこ)



 【感想】
クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作の作品。
他人の夢の中に入るというのは昔から行われていた手法なのでそれほど目新しいものではない。
それだけにどうやって魅せるかが課題となる。
夢に関するルールづけをしないと何でもありの世界になってしまうという事で、かなり細かくルール付けされていたようだが、細かすぎてごちゃごちゃしてしまった感があるのが否めない。
折角「夢」というものを使っているのだから、アリアドネが状況に応じて作り替えていくとかいう演出があっても良かったのではないだろうか。夢を作っている設計士という重要に位置にありながら、あまり彼女の存在価値が表に出てこず、ただコブの過去に近づく人というだけの立ち位置になってしまっているのが残念。

夢の中で死ねなくなってしまった、という事で危機感を煽る
インセプションの成功という目標と同時に、コブの過去についても次第に明らかになっていきます。
インセプションでコブは後ろ向きではなく前向きな内容にするべき、と作戦段階で提案するものの、実はこれが深い意味を持っていた事は終盤になって明らかになります。

ロバートが夢でのスパイの対策をしていたという事は、彼らの存在は公然の秘密として語られているという事なのかな。しかも訓練まで積んでいたという事は、コブたち以外にも夢に入れる人間がいるという事なのか……

伏線をうまく張り巡らせて、消化させていく展開などは実に良かったと思う。

個人的評価:80点

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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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