機動戦士ガンダム00 2nd SEASON 07「再会と離別と」
「ありがとう、生きていてくれて。
ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて」
プトレマイオス2に急接近してくるルイス・ハレヴィのジンクスⅢ。
迎撃するイアン・ヴァスティは沙慈・クロスロードに撃つように言うが、結局撃つ事は出来ない。
だがプトレマイオス2からのミサイルを受け、ソーマのジンクスは被弾、更に直撃するかと思われたミサイルはアンドレイ・スミルノフが防ぎ、先行しすぎたルイスを下がらせる
「撃てなかったか……いいさ、それで」
撃つ事が出来ずに涙する沙慈にイアンは責める事もなく、そう告げる。
やはり沙慈は撃ってはいけないキャラクターでした。後々のトラウマにならなくて良かったよ。
沙慈くんにはメカニックとして頑張る道を進んでもらうしかないでしょう。
窮地に陥り禁じられているトランザムシステムを起動した刹那・F・セイエイはミスター・ブシドーと対抗、圧倒的な性能差でこれを追いつめるがダブルオーガンダムがオーバーロードしてしまう。
「なんと……機体が万全ではないとは。
ならば斬る価値も無し!」
ミスター・ブシドーは勝手に離脱してしまう。
彼の勝手に腹を立てながらも、動けないダブルオーを沈めようとするアロウズだが、ティエリア・アーデとロックオン・ストラトスが妨害に現れる。
案の定、ダブルオーが使い物にならなくなりました。途端に足手まといになってしまったじゃないか。
だからイアンさんがあれほど何度も身何度も出撃の度にトランザムは使うな、と言っていたのに。後で怒られますよ。
以前のティエリアになら、ここでかなり罵倒されてますよ。
ソーマ・ピーリスのアヘッドと戦うアレルヤ・ハプティズムのアリオスガンダムは攻撃を受けるが、ピーリスに呼びかけるアレルヤはピーリス機を巻き込んで墜落していく。
アレルヤ、かなりの粘着質です。
ありがとう、こんな僕に生き甲斐をくれて」
プトレマイオス2に急接近してくるルイス・ハレヴィのジンクスⅢ。
迎撃するイアン・ヴァスティは沙慈・クロスロードに撃つように言うが、結局撃つ事は出来ない。
だがプトレマイオス2からのミサイルを受け、ソーマのジンクスは被弾、更に直撃するかと思われたミサイルはアンドレイ・スミルノフが防ぎ、先行しすぎたルイスを下がらせる
「撃てなかったか……いいさ、それで」
撃つ事が出来ずに涙する沙慈にイアンは責める事もなく、そう告げる。
やはり沙慈は撃ってはいけないキャラクターでした。後々のトラウマにならなくて良かったよ。
沙慈くんにはメカニックとして頑張る道を進んでもらうしかないでしょう。
窮地に陥り禁じられているトランザムシステムを起動した刹那・F・セイエイはミスター・ブシドーと対抗、圧倒的な性能差でこれを追いつめるがダブルオーガンダムがオーバーロードしてしまう。
「なんと……機体が万全ではないとは。
ならば斬る価値も無し!」
ミスター・ブシドーは勝手に離脱してしまう。
彼の勝手に腹を立てながらも、動けないダブルオーを沈めようとするアロウズだが、ティエリア・アーデとロックオン・ストラトスが妨害に現れる。
案の定、ダブルオーが使い物にならなくなりました。途端に足手まといになってしまったじゃないか。
だからイアンさんがあれほど何度も身何度も出撃の度にトランザムは使うな、と言っていたのに。後で怒られますよ。
以前のティエリアになら、ここでかなり罵倒されてますよ。
ソーマ・ピーリスのアヘッドと戦うアレルヤ・ハプティズムのアリオスガンダムは攻撃を受けるが、ピーリスに呼びかけるアレルヤはピーリス機を巻き込んで墜落していく。
アレルヤ、かなりの粘着質です。
目を覚ましたスメラギ・李・ノリエガは魚雷で高濃度粒子のスモークを利用してガンダムを撤退させる。ここにきてのソレスタルビーイングの戦術変更に、カティ・マネキンも一時撤退を指示する。
だが、共にソーマとアレルヤの反応をロストしていた。
戦闘中に彼らが落下した事には誰も気付いて無かったんだ……CB側はマイスターもトレミーのクルーも必死だったから仕方ないとしても、アロウズ側はあれだけ人員がいるのだから気付こうよ。
ミスター・ブシドーの勝手に怒るバラック・ジニンだが、「聞く耳持たん」と取り合おうともしない。
ソーマを失った事で、カティはセルゲイ・スミルノフへどのように報告すれば良いのかと苦悩する。
本当に自由すぎるよミスター乙女座。バラックの怒りももっともです。
マネキンは娘さんを預かったのに傷つけちゃったホームステイ先のママさんって感じです。
ソーマの身を案じたアレルヤだが、意識を取り戻したソーマはアレルヤに白兵戦で襲いかかる。攻撃をかわしながらも、ソーマに呼びかけ続けるアレルヤ。
「マリー・パーファシー!!」
アレルヤの呼びかけに、失われていた記憶がフラッシュバックしたピーリスはアレルヤの事を思い出す。
どんなけ「マリー」「マリー」言うんだよ、この人は。今回の城雅子と吉野裕行両名のの台本はマリーだらけだったのではないのだろうか。特に城さんはほとんど「マリー」だと思う。
部下の制止を振り切って、自らソーマの探索に向かうセルゲイ・ミスルノフ。
ルイスたちも捜索を行っていたが、アロウズは上層部から探索を中止して、ガンダム討伐に専念するように命じられる。
クマさんは娘が心配で飛び出しました。もう周りが見えなくなってますよ。親バカ過ぎだ。
そしてソレスタルビーイングもアレルヤの探索に出るも、刹那のダブルオーはトランザム使用の影響により、修理が必要となっていた。
なんとかツインドライヴが稼働していたためが、その修理に沙慈もまた協力する。ガンダムに対して恨みを持つ沙慈だが、カタロンの人々を殺してしまったという責任感から、彼らが逃げ延びるまでは何でも協力すると誓っていた。
刹那、やっぱりイアンに怒られました。下手したら太陽炉が壊れていたのかもしれないのだね。
雨が降る中、避難したアレルヤ。
古い記憶を取り戻したソーマは、完全にマリーとしての記憶を取り戻していた。
互いに修理不能なほどに破壊していた機体は、彼らでは修理できるレベルではなかった。
テントなどの避難用のアイテムがモビルスーツに積んであったのは納得出来るとしても、かなりデカイテントですよ。普通に考えたらこんなデカイテントはいらないと思う。
アレルヤはマリーがソーマ・ピーリスとなった理由を問う。
別の記憶を与える事で、失われていた五感を取り戻したソーマを軍に超兵として差し出す事で、超人機関は組織の存続を図ろうとしたのだという。
そんなやり口に憤りを覚えるアレルヤ。
「でも……そのおかげで貴方の顔を初めて見る事が出来た。
貴方だって直ぐに判った。
脳梁思波のおかげかしら」
微笑むマリーにアレルヤも彼女と言葉を交わせるとは思っていなかったと応える。
マリー時代は五感が無かったから、あんなカプセルに入れられていたのか。脳梁思波を強化した事で、五感が失われてしまったのかな。
そう言えばソーマの笑顔ってこれまで殆ど無かったのではないだろうか。
仲間と共に脱出したアレルヤたちだが、マリーを連れて行かなかった。その事に最初こそ後悔していたが、それで良かったのだという。
輸送船を奪って脱出したアレルヤたちだが、次第に食料が尽きていき、食料を奪い合う為、ハレルヤが仲間を殺してしまった。
唯一生き残ったアレルヤは超人機関や世界を呪い、世界を変える為にガンダムマイスターとして戦う事を選んだアレルヤ。
ソーマとしての記憶と人格も残り続けているマリー。
アレルヤは同胞を殺し、ソーマもハレルヤを殺した。
互いにどうすればいいのか、何が出来るのか判らない。
「いてくれるだけで、嬉しいの」
「マリー」
「だって、あなたに出逢えてのよ」
五感がなく、脳梁思波で呼びかけるしか出来なかったマリーに唯一応えたのはアレルヤと出逢えた事で生きている事を感謝できたのだという。
そんなアレルヤと再会でき、話し、触れる事が出来たたことを喜ぶマリー。
「神よ……感謝します……
アレルヤ」
なんだ、この純愛物語は。メインヒロインよりもよっぽどヒロインしてしまってますよ。
しかも随分ともどかしい引き裂かれた純愛です。
そこに連邦軍所属のセルゲイが現れ、セルゲイはアレルヤがガンダムマイスターと知り、銃を向ける。
ラヴラヴなところにやってくるお邪魔虫は娘離れの出来ないパパです。
味方と合流したクラウス・グラードらカタロンはアザディスタンに乗り込んだ連邦軍は、暫定政権を設立したと知らされたマリナ・イスマイール。
連邦政府は暫定政権を中心としてアザディスタンを始め、各国は解体して中東の再編を行っていた。
「もはやアザディスタン王国は存在しません」
衝撃の事実に力が抜けてしまうマリナの身を案じるシーリン・バフティヤールやクラウスは、怒りを滾らせる。
何処までも不幸の星の下に生まれたマリナ王女。
この人もそういや殆ど笑うという場面がないよな。
マリー・パーファシーという人物の上にソーマ・ピーリスという人格が植え付けられていたのだと聞かされるセルゲイ。超人機関がそこまでやっていたことを憤るセルゲイ。
マリーは優しい娘であり、人を殺せるような娘ではないというアレルヤは、セルゲイに渡せば連邦やアロウズが超兵として利用されると彼に渡す事を拒絶する。
だがガンダムマイスターをテロリストと言うセルゲイは、アレルヤと共にいても戦いに巻き込まれると言い、そんな事をさせないというアレルヤの言葉を信用しない。
ソレスタルビーイングによって数多くの仲間を殺された恨みを忘れてはないというセルゲイを止めようとするマリーだが、そんな彼女をアレルヤが押しのける。
「撃って下さい……
その代わり、マリーを……
いえ、ソーマ・ピーリスを二度と争いに巻き込まないと誓って下さい」
「何をアレルヤ」
「いいんだ、マリー。君が幸せでいてくれるなら……
撃って下さい」
「承知した」
覚悟を決めたアレルヤに、セルゲイの引き金を引く指に力が籠もる。
だが、アレルヤを庇おうとマリーが間に割って入るのと同時に銃声が木霊する。
一人の少女を巡った恋の三角関係か、はたまた娘をもらいに来たロクデナシと対面した父親という感じです。
地面に倒れ込むマリー……だが、セルゲイの銃口は空へと向いていた。
「たった今、ソーマ・ピーリスは名誉の戦死を遂げた。
上層部に報告すべく帰投する」
マリーは結構、死亡フラグを立てていたのでこのまま死ぬかと思ったよ。
まぁねそんな事をしたら更に両者のわだかまりが増えて、今後の展開が複雑化していくだけだもんな。
アレルヤが5年前の低軌道ステーションの救助活動をした事に礼を述べるセルゲイ。
立ち去ろうとするセルゲイに、マリーは自分を対ガンダム戦にしか参加させなかった事についての感謝を述べるが、セルゲイはその話し方から本当に自分の知るソーマではないのだと実感する。
「私の中のソーマ・ピーリスが言っています。
大佐の娘になりたかったと」
「そうか、その言葉だけで十分だ」
セルゲイを抱きつくマリー。
「生きてくれ、生き続けてくれ……彼と幸せにな」
敬礼をしてセルゲイに礼を述べるマリー。
本当に親子化しています。
ソーマとの出会いから戦場での思い出の数々を思い出すセルゲイとマリー。
敬礼をして見送るソーマを残し、セルゲイは単機飛び去る。
アレルヤは泣きながら見送るマリーを抱きしめる。
これでセルゲイとお別れですが、今度出逢えるとしたら全ての決着がついた後でしょうか。しかしこれでパパクマの出番は激減してしまうね。当分はアンドレイ絡みで少し出番がある程度になってしまうかな。
アレルヤ探索を行っていたロックオン・ストラトスは、途中でセルゲイと出くわし、彼からアレルヤの所在地を伝えられる。

伝えられた場所へと向かったロックオンは、そこでマリーと口づけを交わすアレルヤの姿を見付ける。
今回はタイトルが出ないと思ったら、ラストに出てきました。
心配して探し回ってやっと見付けたら女といちゃついているアレルヤ。見付けたのがロックオンで良かったよ。
想像以上にあっさりとアレルヤと一緒になったマリー。
記憶が戻ったら一瞬でした。
戦力になってくれたら心強いのだが、なってくれないのだろうな……アレルヤが戦わせる気がないから、1クルーだろう。セルゲイにも戦わせないと約束しちゃったしね。
でも、人格が残っているという事は、アレルヤとハレルヤのように人格が入れ替わる事もあり得るわけで、ソーマの人格が出てきた場合はどうなるのだろうか?
プトレマイオス2にもたらされるアレルヤ発見の報告に笑う刹那に、彼でも笑う事があるのだという事を少し意外に感じる沙慈。
「嬉しい事があれば、誰でも笑うさ」
ソレスタルビーイングの面々もアレルヤの無事を喜ぶ。スメラギは戦う理由を失わなくて良かったと安堵する。
「ほう! なんか彼女さんと一緒みたいですぅ!!」
ミレイナ・ヴァスティの報告にフェルト・グレイスとラッセ・アイオンも仰天する。
そりゃあまぁビックリするわな。戦場でロストして、発見されたら恋人が一緒って展開が意味不明だろう。
アレルヤ発見の報告を受けて喜ぶティエリアの前に姿を見せるイノベイター、リジェネ・レジェッタ。
彼の出現に驚くティエリアに、リジェネは彼と同じDNAの塩基配列を持つからだと語る。
ティエリアはイノベイターの存在を知っているのだろうか。
リジェネが接触してきた目的は、ティエリアを味方に引き込む為なのかな。
ようやく片づいたアレルヤ編に続き、今度はティエリア編のスタートです。
次回 #08「無垢なる歪み」
シリアスな予告に混じってラブラブなアレルヤとマリー。
予告に出てくる女性は誰でしょうか? 王留美という感じでもないし、むしろ外見はティエリアたちに近い。
リジェネが女だったという展開か、まだ出てきていないイノベイターなのか。
今回の携帯待ち受け画面はアレルヤとマリーのキスシーンです。
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アニメ 感想 レビュー
だが、共にソーマとアレルヤの反応をロストしていた。
戦闘中に彼らが落下した事には誰も気付いて無かったんだ……CB側はマイスターもトレミーのクルーも必死だったから仕方ないとしても、アロウズ側はあれだけ人員がいるのだから気付こうよ。
ミスター・ブシドーの勝手に怒るバラック・ジニンだが、「聞く耳持たん」と取り合おうともしない。
ソーマを失った事で、カティはセルゲイ・スミルノフへどのように報告すれば良いのかと苦悩する。
本当に自由すぎるよミスター乙女座。バラックの怒りももっともです。
マネキンは娘さんを預かったのに傷つけちゃったホームステイ先のママさんって感じです。
ソーマの身を案じたアレルヤだが、意識を取り戻したソーマはアレルヤに白兵戦で襲いかかる。攻撃をかわしながらも、ソーマに呼びかけ続けるアレルヤ。
「マリー・パーファシー!!」
アレルヤの呼びかけに、失われていた記憶がフラッシュバックしたピーリスはアレルヤの事を思い出す。
どんなけ「マリー」「マリー」言うんだよ、この人は。今回の城雅子と吉野裕行両名のの台本はマリーだらけだったのではないのだろうか。特に城さんはほとんど「マリー」だと思う。
部下の制止を振り切って、自らソーマの探索に向かうセルゲイ・ミスルノフ。
ルイスたちも捜索を行っていたが、アロウズは上層部から探索を中止して、ガンダム討伐に専念するように命じられる。
クマさんは娘が心配で飛び出しました。もう周りが見えなくなってますよ。親バカ過ぎだ。
そしてソレスタルビーイングもアレルヤの探索に出るも、刹那のダブルオーはトランザム使用の影響により、修理が必要となっていた。
なんとかツインドライヴが稼働していたためが、その修理に沙慈もまた協力する。ガンダムに対して恨みを持つ沙慈だが、カタロンの人々を殺してしまったという責任感から、彼らが逃げ延びるまでは何でも協力すると誓っていた。
刹那、やっぱりイアンに怒られました。下手したら太陽炉が壊れていたのかもしれないのだね。
雨が降る中、避難したアレルヤ。
古い記憶を取り戻したソーマは、完全にマリーとしての記憶を取り戻していた。
互いに修理不能なほどに破壊していた機体は、彼らでは修理できるレベルではなかった。
テントなどの避難用のアイテムがモビルスーツに積んであったのは納得出来るとしても、かなりデカイテントですよ。普通に考えたらこんなデカイテントはいらないと思う。
アレルヤはマリーがソーマ・ピーリスとなった理由を問う。
別の記憶を与える事で、失われていた五感を取り戻したソーマを軍に超兵として差し出す事で、超人機関は組織の存続を図ろうとしたのだという。
そんなやり口に憤りを覚えるアレルヤ。
「でも……そのおかげで貴方の顔を初めて見る事が出来た。
貴方だって直ぐに判った。
脳梁思波のおかげかしら」
微笑むマリーにアレルヤも彼女と言葉を交わせるとは思っていなかったと応える。
マリー時代は五感が無かったから、あんなカプセルに入れられていたのか。脳梁思波を強化した事で、五感が失われてしまったのかな。
そう言えばソーマの笑顔ってこれまで殆ど無かったのではないだろうか。
仲間と共に脱出したアレルヤたちだが、マリーを連れて行かなかった。その事に最初こそ後悔していたが、それで良かったのだという。
輸送船を奪って脱出したアレルヤたちだが、次第に食料が尽きていき、食料を奪い合う為、ハレルヤが仲間を殺してしまった。
唯一生き残ったアレルヤは超人機関や世界を呪い、世界を変える為にガンダムマイスターとして戦う事を選んだアレルヤ。
ソーマとしての記憶と人格も残り続けているマリー。
アレルヤは同胞を殺し、ソーマもハレルヤを殺した。
互いにどうすればいいのか、何が出来るのか判らない。
「いてくれるだけで、嬉しいの」
「マリー」
「だって、あなたに出逢えてのよ」
五感がなく、脳梁思波で呼びかけるしか出来なかったマリーに唯一応えたのはアレルヤと出逢えた事で生きている事を感謝できたのだという。
そんなアレルヤと再会でき、話し、触れる事が出来たたことを喜ぶマリー。
「神よ……感謝します……
アレルヤ」
なんだ、この純愛物語は。メインヒロインよりもよっぽどヒロインしてしまってますよ。
しかも随分ともどかしい引き裂かれた純愛です。
そこに連邦軍所属のセルゲイが現れ、セルゲイはアレルヤがガンダムマイスターと知り、銃を向ける。
ラヴラヴなところにやってくるお邪魔虫は娘離れの出来ないパパです。
味方と合流したクラウス・グラードらカタロンはアザディスタンに乗り込んだ連邦軍は、暫定政権を設立したと知らされたマリナ・イスマイール。
連邦政府は暫定政権を中心としてアザディスタンを始め、各国は解体して中東の再編を行っていた。
「もはやアザディスタン王国は存在しません」
衝撃の事実に力が抜けてしまうマリナの身を案じるシーリン・バフティヤールやクラウスは、怒りを滾らせる。
何処までも不幸の星の下に生まれたマリナ王女。
この人もそういや殆ど笑うという場面がないよな。
マリー・パーファシーという人物の上にソーマ・ピーリスという人格が植え付けられていたのだと聞かされるセルゲイ。超人機関がそこまでやっていたことを憤るセルゲイ。
マリーは優しい娘であり、人を殺せるような娘ではないというアレルヤは、セルゲイに渡せば連邦やアロウズが超兵として利用されると彼に渡す事を拒絶する。
だがガンダムマイスターをテロリストと言うセルゲイは、アレルヤと共にいても戦いに巻き込まれると言い、そんな事をさせないというアレルヤの言葉を信用しない。
ソレスタルビーイングによって数多くの仲間を殺された恨みを忘れてはないというセルゲイを止めようとするマリーだが、そんな彼女をアレルヤが押しのける。
「撃って下さい……
その代わり、マリーを……
いえ、ソーマ・ピーリスを二度と争いに巻き込まないと誓って下さい」
「何をアレルヤ」
「いいんだ、マリー。君が幸せでいてくれるなら……
撃って下さい」
「承知した」
覚悟を決めたアレルヤに、セルゲイの引き金を引く指に力が籠もる。
だが、アレルヤを庇おうとマリーが間に割って入るのと同時に銃声が木霊する。
一人の少女を巡った恋の三角関係か、はたまた娘をもらいに来たロクデナシと対面した父親という感じです。
地面に倒れ込むマリー……だが、セルゲイの銃口は空へと向いていた。
「たった今、ソーマ・ピーリスは名誉の戦死を遂げた。
上層部に報告すべく帰投する」
マリーは結構、死亡フラグを立てていたのでこのまま死ぬかと思ったよ。
まぁねそんな事をしたら更に両者のわだかまりが増えて、今後の展開が複雑化していくだけだもんな。
アレルヤが5年前の低軌道ステーションの救助活動をした事に礼を述べるセルゲイ。
立ち去ろうとするセルゲイに、マリーは自分を対ガンダム戦にしか参加させなかった事についての感謝を述べるが、セルゲイはその話し方から本当に自分の知るソーマではないのだと実感する。
「私の中のソーマ・ピーリスが言っています。
大佐の娘になりたかったと」
「そうか、その言葉だけで十分だ」
セルゲイを抱きつくマリー。
「生きてくれ、生き続けてくれ……彼と幸せにな」
敬礼をしてセルゲイに礼を述べるマリー。
本当に親子化しています。
ソーマとの出会いから戦場での思い出の数々を思い出すセルゲイとマリー。
敬礼をして見送るソーマを残し、セルゲイは単機飛び去る。
アレルヤは泣きながら見送るマリーを抱きしめる。
これでセルゲイとお別れですが、今度出逢えるとしたら全ての決着がついた後でしょうか。しかしこれでパパクマの出番は激減してしまうね。当分はアンドレイ絡みで少し出番がある程度になってしまうかな。
アレルヤ探索を行っていたロックオン・ストラトスは、途中でセルゲイと出くわし、彼からアレルヤの所在地を伝えられる。

伝えられた場所へと向かったロックオンは、そこでマリーと口づけを交わすアレルヤの姿を見付ける。
今回はタイトルが出ないと思ったら、ラストに出てきました。
心配して探し回ってやっと見付けたら女といちゃついているアレルヤ。見付けたのがロックオンで良かったよ。
想像以上にあっさりとアレルヤと一緒になったマリー。
記憶が戻ったら一瞬でした。
戦力になってくれたら心強いのだが、なってくれないのだろうな……アレルヤが戦わせる気がないから、1クルーだろう。セルゲイにも戦わせないと約束しちゃったしね。
でも、人格が残っているという事は、アレルヤとハレルヤのように人格が入れ替わる事もあり得るわけで、ソーマの人格が出てきた場合はどうなるのだろうか?
プトレマイオス2にもたらされるアレルヤ発見の報告に笑う刹那に、彼でも笑う事があるのだという事を少し意外に感じる沙慈。
「嬉しい事があれば、誰でも笑うさ」
ソレスタルビーイングの面々もアレルヤの無事を喜ぶ。スメラギは戦う理由を失わなくて良かったと安堵する。
「ほう! なんか彼女さんと一緒みたいですぅ!!」
ミレイナ・ヴァスティの報告にフェルト・グレイスとラッセ・アイオンも仰天する。
そりゃあまぁビックリするわな。戦場でロストして、発見されたら恋人が一緒って展開が意味不明だろう。
アレルヤ発見の報告を受けて喜ぶティエリアの前に姿を見せるイノベイター、リジェネ・レジェッタ。
彼の出現に驚くティエリアに、リジェネは彼と同じDNAの塩基配列を持つからだと語る。
ティエリアはイノベイターの存在を知っているのだろうか。
リジェネが接触してきた目的は、ティエリアを味方に引き込む為なのかな。
ようやく片づいたアレルヤ編に続き、今度はティエリア編のスタートです。
次回 #08「無垢なる歪み」
シリアスな予告に混じってラブラブなアレルヤとマリー。
予告に出てくる女性は誰でしょうか? 王留美という感じでもないし、むしろ外見はティエリアたちに近い。
リジェネが女だったという展開か、まだ出てきていないイノベイターなのか。
今回の携帯待ち受け画面はアレルヤとマリーのキスシーンです。

アニメ 感想 レビュー
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theme : 機動戦士ガンダムOO
genre : アニメ・コミック