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伝説の勇者の伝説 #008「エスタブール反乱」

ライナ・リュートがフェリス・エリスに難癖つけられて大量の団子を奢らされていた頃、シオン・アスタールはエスタブールの貴族による反乱の会議の真っ最中でした。
シオンが属国のエスタブールに貴族の地位を与えた事が甘いと、シオンの責任を求める貴族。そんな貴族を窘めつつもシオンに迅速な対応を望むとシオンに遠回しの責任追及を求める。
しかしシオンはミラン・フロワードを使い、反乱から僅か2日で反乱軍の首謀者がかつてのエスタブール国王の一人娘ノア・エンである事、反乱軍の勢力が5万。
世界観での規模は分からないが、とりあえず5万というともはや戦争を起こすレベルの戦力という事。
通常の反乱なら完全な軍人ばかりとは限らないのですが、属国となっていた者達の反乱だから軍人たちばかりなのだろう。

ミランは自ら出陣しようとするが、シオンは指揮をクラウ・クロムに一任して、ミランには情報収集と伝達を命じる。
シオンは今回の反乱がミランの企みである事を見抜いてました。
彼が息の掛かった者を上手く使い、反乱分子を焚き付けて一掃し、同時に各地に人を派遣して反国王派の不正を暴こうという事を計画していました。
当然でしょうね。でなきゃ、いくらミランでも情報収集が早すぎる。
彼に任せれば確実に虐殺が起こるのが目に見えているので、敢えてクラウに任せる事にしたようだが、その一方で今回の彼の作戦が必要である事も頭では理解出来ているので、彼を作戦に加えた状態としたというところだろう。
エスタブールの国としての独立を望む者達によって反乱軍のリーダーとして立ったノアだが、民を第一に考えるノアはローランドの配下でも幸せだった国民の事を考えると迷いがありました。
国王自身は貴族なって属国になる事を承諾していたので、今回の作戦には声を掛けて貰ってないようだ。
サラウェル・セイルはローランドがいつまでも自分たちを何時までもこのままにしておいてくれるとは限らない、という危機感を抱いている事に、彼を信頼しているノアは彼の言葉に従う。
雰囲気からするとこのサラウェルもミランの息が掛かっている感じがぷんぷん。

ミランからの情報を下に、クラウは反乱軍を次々と制圧し、瞬く間に本拠地へと迫る。
圧倒的に動揺する貴族たちと、それを抑えて尚の抵抗を主張する貴族たち。ノアはクラウの犠牲を最小限にしようとする戦い方に、やはり自分たちが間違っていたのではないかと悩むも、制圧後に恨みを買わないようにするためだという貴族たちの声に押されています。

民を人質として、ローランド軍への撤退を要求するサラウェル。ノアはようやく自分がただの御神輿でしかない事に気付いたご様子。
反乱軍を実質的に支配しているのは、ノアを利用しているサラウェルです。
迷っていたクラウだが、ミランの軍隊が城を襲撃。
ミランは自らの命を捨てて降伏し、民も貴族たちも救おうとするが、単独で乗り込んできたミランは筋書き通りに話を進めるため、貴族達を抹殺。
ノアを連れて奥へと進んだサラウェルはようやく本性を現す。
彼の筋書きは、追いつめられたノアが人質を抹殺するという暴挙に出て、それが自分が止めて英雄としてローランドに迎えられるという代物。
ノアを殺そうと迫ったサラウェルだが、最初から彼の望みなど聞くつもりの無かったミランは彼を殺害してしまいました。
所詮、欲望のために国を裏切るような小者は彼にとってはただの捨て駒でしかなかったわけだ。

ミランの筋書きは途中までは一緒だが、ノアは自決するというものでした。
しかしクラウが駆けつけてしまう。
全てを知ったクラウは、ミランを倒そうと挑み掛かる。
ミランの力について気付いたノアは、クラウでは勝てないと踏んで、彼を生き延びさせるためにも、自らがエスタブールの貴族と民を説得する事で交渉。
自分が裏切り者として罵られる事を承知した彼女に、ミランもその方が得策だと踏んで承諾しました。
ノアはクラウとなんだかんだで良い雰囲気になってます。この人達、初顔合わせの筈なんだけどなぁ。

大勢の人が死んだ事、クラウに人を殺させた事に苦悩するシオン。
そこにイリス・エリスが天井から逆さになって現れました……この娘の報告は秘密事項だからいつもこんな風に現れてるのか……
イリスは泣きそうなシオンに、人が泣きそうな姿を始めた見たと興味津々です。
エリスもルシル・エリスもおよそ泣くという事が縁遠い人間だから、理解できないようだ。そういう彼女もどっか壊れているので泣くという事を知らなさそうだしな。

イリスからの報告で勇者の遺物が実在していた事に驚いたシオンでしたが、新たにもたらされた報告を知るなり、イリスをライナたちの下へ急行させる事になりました。
その二人は相変わらず団子漫才。
前回より団子が倍以上になってますが、あんなに大量の団子を食えるのか……

次回 #009「忘却欠片(ルール・フラグメ)」

捨ててきた勇者の遺物の再調査をすることになったようだ。
しかもスイ・オルラとクゥ・オルラが再び絡んでくるっぽいな。

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Author:黒虎
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