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特攻野郎Aチーム THE MOVIE レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】
メキシコで敵の手に捕らえられた“ハンニバル”ことジョン・スミス大佐(リーアム・ニーソンは犬の餌にされかけるが窮地を脱出すると、自分の愛車のバンを取り戻して荒野を走っていたモヒカン頭のB.A.バラカス軍曹(クイントン・ジャクソン)と出会う。
共にレンジャー部隊だと知った二人は、麻薬組織に捕らえられた仲間である“フェイス”こと”テンプルトン・ペック中尉(ブラッドレイ・クーパー)の救出へと向かう。
麻薬組織のリーダーの妻に手を出して処刑され掛けていたフェイスを間一髪救出したハンニバルとB.A.の二人は、近くの病院へと駆け込む。
そこで彼らは頭がいかれているが凄腕のパイロットであるH・M・マードック大尉(シャールト・コプリ)を仲間に引き入れ、追跡していた麻薬組織を相手にヘリコプターでの逃走劇を繰り広げる。
武器を何も詰んでいない医療用のヘリでB.A.が空に投げ出されそうになりながら、上手くアメリカ領空へと誘い込んで空軍の力で撃墜する事に成功した。
「作戦は奇を以てよしとすべし!」
満足げに決め台詞を吐くハンニバル。
ここに命知らずの特殊部隊「Aチーム」ことアルファ部隊が誕生した。

8年後、Aチームは数々のミッションをこなして華々しい戦火を上げていた。
Aチームのリーダーのハンニバルは、Aチームが回収できなかった『USドル紙幣の原版』を持ったゲリラが、バグダッドから逃亡しようとしているという情報をモリソン将軍(ジェラルド・マクレイニー)から得る。
将軍はパイクという男の率いる傭兵たちに任務を任せようとするが、ハンニバルは素人集団には任せられないと自分たちが行うと反発する。
同じ頃、フェイスの下に元恋人のキャリサ・ソーサ大尉(ジェシカ・ビール)が訪れて、原版には関わらないようにと忠告する。

秘密裏にパイクたちの道具を盗み出動したAチームはゲリラを出し抜いて原版と偽札の詰まれたコンテナの回収に成功する。
だが、彼らを出迎えたモリソン将軍の乗るジープが彼らの目の前で爆破され、彼らの運んできたコンテナも爆破されてしまう。逃げるパイクたちの姿に罠だと気付いたハンニバルだが時既に遅し、彼らは軍法会議に掛けられると、階級剥奪の上、10年間の懲役処分を受けて監獄送りとなってしまう。

C.I.A.の捜査官リンチは、服役中のハンニバルの下に現れる。彼らが脱獄して汚名を返上するだろうと思っていた彼は、動きを見せなかった彼らに落胆を見せる。
だが、服役中にもかかわらず、ハンニバルはリンチ以上の情報収集でパイクたちの動きを察知していたのだ。
ハンニバルは時は来たと、リンチの手伝いを受けて仮死状態となって見せて脱走に成功する。

フェイスは監獄でも女性を色仕掛けで惑わして極上生活を送っていたが、ハンニバルが彼を強引に脱獄させる。護送中だったB.A.と、精神病院に収容されていたマードックも脱出させてAチームを復活させたハンニバルたちは汚名を返上するための戦いに乗り出す。
だが、B.A.だけは刑務所の収容中にマハトマ・ガンジーの本を読んで感銘を受け、人殺しをしないという誓いを立ててしまっていた。

ハンニバルたちと協力関係にあるリンチたちC.I.Aだが、ハンニバルたちを捕らえようとするソーサを邪魔に感じて彼女たちの殺害を検討する。
だがハンニバルは彼女の力を利用するため、殺させまいと手を打つ。

そんな状態で行われたドイツでの原版の奪回作戦。
全ての原版が揃ったところへとビルの窓から突入したハンニバルは、パイクに協力している謎のアラブ人を捕らえると原版の奪取に成功する。
逃げようとするB.A.を一時は追いつめたパイクだったが、ソーサたちによって逮捕されてしまう。

ハンニバルはリンチに原版提供の見返りとして自分たちの潔白の証明を要求するが、リンチは彼らを殺害して原版のみを回収しようと企んでいた。
更にハンニバルたちは捕らえたアラブ人の正体が、死んだと思われていたモリソン将軍であった事を知る。
彼は最初からパイクやリンチと協力してAチームを罠へと陥れたのだ。
彼の証言があれば無実が証明できると考えたAチームだが、リンチたちの攻撃によってモリソン将軍は殺害されてしまう。

Aチームは自分たちを殺害したと信じ切っているリンチたちに対して、フェイスの考えた作戦で誘き出して罠に嵌める作戦を決行するのだった。


公式サイト:http://www.ateam-movie.jp/
・キャスト
“ハンニバル”ジョン・スミス大佐:リーアム・ニーソン(吹き替え:菅生隆之)
“フェイス”テンプルトン・ペック中尉:ブラッドレイ・クーパー(吹き替え:堀内賢雄)
“B.A.”B.A.バラカス軍曹:クイントン・ジャクソン(吹き替え:乃村健次)
“マードック”H・M・マードック大尉:シャールト・コプリー(吹き替え:多田野曜平)
リンチ:パトリック・ウィルソン
キャリサ・ソーサ大尉:ジェシカ・ビール(吹き替え:岡寛恵)
モリソン将軍:ジェラルド・マクレイニー(吹き替え:羽佐間道夫)





 【感想】
アメリカでは1983年から、日本では1985年からテレビ放映されたドラマをリメイクした劇場版。
当然、現代に合わせてベトナム戦争がイラク戦争へと代わり、バグダッドから始まる形となっているし、携帯電話なども多様されます。

14日に先行上映が行われていたので見てきました。字幕版は夜遅くの上映という事もあり、意外と見る人は少なかった。
正直、見るまでは旧作のイメージが強いのでダメかなと思っていたのだけど、思った以上に楽しめる出来映えとなっていました。

ハンニバルはお得意(?)の変装が無かったのが残念です。
終盤は作戦もフェイスが立てるので、影が薄くなりがちなのは残念。
むしろラストは肉体派になってるし。

フェイス役のブラッドレイは良い身体をしています。
マッチョ好きのアメリカ人でもあにマスクにあの肉体ならもてるよな。
今回の主役は当然4人なのですが、その中でもフェイスが一番の主役という感じだ。

B.A.は飛行機嫌いなのに無理矢理乗せられる場面での笑いのシーンだけでなく、不殺の誓いを立てた事による葛藤が見物。

マードックはもちろんいかれっぷりが健在。
彼の登場シーンや精神病院からの脱走シーンはかなり見物でした。

字幕版では日本版オリジナルで使用されていた「コング」や「クレイジー・モンキー」の呼び名は使用されませんでした。吹き替え版では使用されているのかは不明。

ちなみにエンディングクレジットの後にも、最後に少し映像があるので、スタッフロールになって席を立たないようにしましょう。
ま、それほど重要な映像ではなく、むしろTV版を知る人へのファンサービスという感じが強いけど。
逆に知らない人からすると、脱出した筈なのに何故!? と、思うかもしれないな。

非常にテンポも良く、アクションからラブロマンスまで満載となっている作品。
残念なのは意外性が少ない事か。
前フリがあるので、読めてしまうシーンが多いのだよね。
B.A.のモヒカンもそうだし。将軍なんかも死んだ事を明らかにせず、マードックの鉄仮面も出さないでおいたりしたらもっと驚きがあったのではないだろうか。

個人的評価:93点

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Author:黒虎
アニメや音楽・映画などの個人的主観に基づいた感想をつらつらと駄文で書き綴っています。

趣味はアニメ・音楽・カラオケ・映画。
大阪在住の関西人。

年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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