伝説の勇者の伝説 #005「目覚め始めた世界」
ネルファ皇国。
ローランド帝国の西にある大国であり、かつてはローランドと戦争を繰り広げた国でしたが、現国王グリードに代わってからは内政の充実に努めるようになったという事。
古い王国であるから、勇者の遺物と思われる遺跡も多数存在しているようだ。
王立図書館で調べ物をする事にしたライナ・リュートとフェリス・エリスの二人はトアレ・ネルフィという王家の人間と出会いました。トアレやイベル、テルアは王家の人間である父親の血を引いてはいるものの、父親は女遊びが酷い男で、遊びで抱いた平民の女性から生まれた子供のため、彼らは冷遇されているらしい。
しかし国民は彼の兄よりも、トアレが国王に相応しいと思っているようで、境遇的はシオン・アスタールに似ているところがあります。
彼が国王を継げば、両国の関係は良好なものになるのかな。
シオンはやむを得ず貴族との関係を続けているものの、彼に仕えていた平民でのフィオル・フォークルが暗殺されてしまいました。
反国王派の貴族であるステアリード公爵たちは、死んだのが平民で良かったと笑う。もちろん、彼らが命じてフィオルを殺害したのでしょうが。
自分の無力さを感じながら、フィオルの妹であるエスリナ・フォークルの身柄の確保などを命じたシオンの前に、ミラン・フロワードなる貴族の息子が現れた。
ミランは貴族の息子ではあるものの、元は孤児であり、目的のためならば手段を選ばないという評価の人物。
そんな彼は、シオンの最終目的が世界統一であると考え、彼の目的を成すには「闇」を担う人物が必要である筈と自ら現れた。
そんな彼は自分の養父を殺したいほど憎んでいるようで、彼自身も貴族社会をかなり嫌っているのでしょう。
英雄王たる者がその手を直接穢す訳にはいかないから、暗殺などの部分は彼がやるようになっていくのか。
次回 #006「暗がりに潜む者」
「私は陛下に尽くすのみでございます。どんなことがあっても、陛下をお守りいたします。たとえこの命にかえようとも…
やはり、あなたを主(あるじ)として選んでよかった。
真実の王というのは、あなたが望むのではなく、世界が望むのです。
いい月夜です。よい眠りを……闇よ、有れ」
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ローランド帝国の西にある大国であり、かつてはローランドと戦争を繰り広げた国でしたが、現国王グリードに代わってからは内政の充実に努めるようになったという事。
古い王国であるから、勇者の遺物と思われる遺跡も多数存在しているようだ。
王立図書館で調べ物をする事にしたライナ・リュートとフェリス・エリスの二人はトアレ・ネルフィという王家の人間と出会いました。トアレやイベル、テルアは王家の人間である父親の血を引いてはいるものの、父親は女遊びが酷い男で、遊びで抱いた平民の女性から生まれた子供のため、彼らは冷遇されているらしい。
しかし国民は彼の兄よりも、トアレが国王に相応しいと思っているようで、境遇的はシオン・アスタールに似ているところがあります。
彼が国王を継げば、両国の関係は良好なものになるのかな。
シオンはやむを得ず貴族との関係を続けているものの、彼に仕えていた平民でのフィオル・フォークルが暗殺されてしまいました。
反国王派の貴族であるステアリード公爵たちは、死んだのが平民で良かったと笑う。もちろん、彼らが命じてフィオルを殺害したのでしょうが。
自分の無力さを感じながら、フィオルの妹であるエスリナ・フォークルの身柄の確保などを命じたシオンの前に、ミラン・フロワードなる貴族の息子が現れた。
ミランは貴族の息子ではあるものの、元は孤児であり、目的のためならば手段を選ばないという評価の人物。
そんな彼は、シオンの最終目的が世界統一であると考え、彼の目的を成すには「闇」を担う人物が必要である筈と自ら現れた。
そんな彼は自分の養父を殺したいほど憎んでいるようで、彼自身も貴族社会をかなり嫌っているのでしょう。
英雄王たる者がその手を直接穢す訳にはいかないから、暗殺などの部分は彼がやるようになっていくのか。
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「私は陛下に尽くすのみでございます。どんなことがあっても、陛下をお守りいたします。たとえこの命にかえようとも…
やはり、あなたを主(あるじ)として選んでよかった。
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