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デュラララ!! #18「死生有命」

三ヶ島沙樹は見舞いにやってきた紀田正臣に、彼の友達である園原杏里が入院している事を口にする。
杏里と竜ヶ峰帝人と三角関係だと戯ける正臣に、沙樹はどれだけ他の女性を好きになっても最後は自分のところへ戻ってくると笑う。
「だって、臨也さんがそう言ってたもん」
それは正臣が最も聞きたくない言葉。
沙樹はすっかり臨也依存症ですね。
自分で考えるのではなく、臨也が言うからとか最早洗脳レベルではないのか。最終的にはこの娘に自分で判断するようにさせないといけないのだろうな。
正臣にとって腹立たしいのはそれだけでなく、指摘が事実であるという事もなんだろうな。

全てを見通す自分が神様のようなさっかくにおちいてだと笑う臨也。
3つの対立する組織がより密接な関係となるところまで構築している臨也。
「蜜月が濃ければ濃いほど、それが崩れた時、高く高く燃え上がるんだよ」
笑う臨也は、彼の駒となっている3人以外がどのように動くのかと楽しみにする。
門田京平たち、岸谷新羅、サイモン・ブレジネフ……
平和島静雄をトランプのキングに例え、セルティ・ストゥルルソンはクィーンに……
ジョーカーは果たして誰なのか。ジョーカーは臨也の支配を受けないような人物になりそうだが。そういや、今回の一件に北駒周次郎は関わってくるのだろうか。
組織の力関係ではダラーズ>切り裂き魔>黄巾賊というところかな。
ダラーズには何といっても静雄・セルティ・サイモンという池袋でもトップクラスの面々がいるからな。この3人で1グループ分の働きはしそう。問題は他の組織よりも一つの目標に向かって満進する組織ではないという事か。
対して切り裂き魔はどこにでもいて、杏里の意思一つで完璧に統率が取られる、恐怖を知らない集団。しかもどんどん増殖可能。
普通の組織である黄巾賊は異色の二つに比べれば弱いが、他の2つよりも好戦的だし自分達の意思で動いているという強みがあるか。
かつて大怪我をして意識不明で入院した沙樹の見舞いにやってきた正臣は、姿を見せた臨也の挑発に乗って殴りかかるも軽くあしらわれてしまう。
怪我に起因している正臣に、臨也は喩え彼女が生きようが死のうが、正臣が罪悪感に苛まれ続けると語る。
「俺はね、神様って信じてないんだよ。
 存在が確定してないからね」
未来は確定していないが、過去は確かに存在する。そこに本人の意識によって歪められた誤解や過ちがあろうと、本人が信じるならば確かに存在する。
正臣はもう沙樹から逃げられないのだという。
正臣自身、自分が永劫に沙樹を巻き込んで傷付けたという事実から逃れられない事は判っているのだろう。だから臨也の言葉に反論出来ない。正論故の言葉の暴力という訳だ。

杏里の退院を喜ぶ正臣と帝人。
正臣は何処までも杏里=エロ可愛い、押しなんだな。沙樹に対しても同じように言ってるし。
杏里の傷は数こそあっても、それほど深いものではなかったから、直ぐに退院出来たのですね。
妙に変なテンションで語る正臣は電話が掛かってきて、急いで立ち去る。
杏里は正臣の異変を感じ取るも、帝人はその事に気付かない。
帝人は親友の割りに鈍いよ。杏里の方が敏感なのは、寄生する上で相手の微妙な変化も見逃さないように注意を払うようになっているからだろうな。

帝人に語らない正臣の黄巾賊としての過去。
中学生の正臣は喧嘩ばかりの毎日の中、黄巾賊という組織にだけ居場所を見出していた。そんな正臣の前に情報屋である臨也から彼の事を聞いたという沙樹が現れた。
臨也はこの頃から既に今のような抗争を描いていたのか。それともこの頃はまだブルースクエアと黄巾賊の抗争だけが目的だったのか。
まだダラーズは生まれていないから、どの組織をどうするとまでは考えていないのだろうが。
出会った頃から、沙樹はすっかり臨也に心酔しきっていたのですね。言葉巧みに彼女が自分を絶対的に信じ込むように仕組んだのでしょうが……すっかり調教済みだったとは。

ダラーズについてのトップの情報はどうしても掴めないでいる黄巾賊。
黄巾賊の中にもダラーズは含まれているものの、彼らは創始者が帝人とまでは知らない。知るのはダラーズでもセルティと臨也のみですからね。
つか、帝人はセルティの事も詳しく知らないのか。
正臣は法螺田たちに黄巾賊にこれ以上大人を入れてヤクザなどが入ってこないように、と忠告する。それは自分が臨也に利用された過去を悔やみ続けているため。

前面的に臨也を信じ続けている沙樹。
黄巾賊の出来事に首を突っ込んでくる臨也を煩わしく思いながらも、彼の的確なアドバイスは確かなもの。それでも正臣だけは彼を信用しきらなかった。
沙樹を臨也の呪縛から解放したいと願う正臣は、本格的に沙樹と付き合うようになった。

ブルースクウェアとの抗争が続く中で、正臣と沙樹との交際は誰も咎める事は無かった。
少人数のところだけを大勢で襲ってくる黄巾賊に、100人以上の仲間が倒される中で、自分の居場所が失われる事を恐れた正臣は、「臨也さんに相談すると良いよ」という沙樹の言葉に臨也を頼ってしまった。
臨也の情報やアドバイスで立場を逆転した正臣は、すっかり臨也を信じ切ってしまう。
ガキ同士の抗争なら、臨也にとっては操るのなんて容易い事なんだろうな。ブルースクエアに関する情報を手に入れるのなんて訳もなかっただろうし。

ある日、正臣の下に入ったブルースクエアのトップ泉井からの電話。
彼は沙樹を捕らえて彼女を痛めつけていたブルースクエア。
レイプとかに走ってないところが、このアニメの良心的なところか。普通なら確実にここは姦されているところだよね。
臨也は正臣からの電話を無視する。
頭に血が上って指定された立体駐車場へと急ぐ正臣。
沙樹の情報を泉井に教えたのも本当は臨也なんだろうな。

同じ頃、ブルースクエアの仲間から沙樹の誘拐の事を聞かされた門田京平は、彼らの誘いを断る。
「目ぇ覚めたら泉井の奴に言っとけ。
 あばよ、クソ野郎ってな」
京平たちは元々ブルースクエアの一員だったのか。この頃はまだダラーズには加わっていなかったのだね。
駐車場へと入っていくバンと、入れ違いに出てきたブルースクエアの姿に足が竦んでしまった正臣。
勢いで飛び出したものの、現実と直面して一人で乗り込む事に対して恐怖心を覚えるようになったのか。頭に血が上っていたから、冷静に仲間を召集しておいて対策を講じるとか出来なかったのだね。やはりまだまだ中学生の子供だったという事なんでしょう。
彼女というだけで足の骨を折られていた沙樹の事を考えれば、正臣本人が受ける仕打ちはかなりの酷いものになるのはガキでも判る事だろうしね。

沙樹の下にやってきた遊馬崎ウォーカーは、二次元だの救世主だのと突然電波な事をしゃべり出す。
流石は遊馬崎です。この状況でこんな事を言い出せるのは彼らぐらいだろうな。
泉井たちの車に火を付けた遊馬崎は、渡草三郎の車で沙樹を連れて逃げる。
ブルースクエアの一員だった京平たち4人だが、ブルースクエアと決別する事にした京平を慕って、他の3人も彼と共にブルースクエアを離れた。
彼らの性格ではブルースクエアにこれまでい続けた方が不思議だったんだろう。門田がいたから辛うじてブルースクエアにいただけのようだが、何故門田はこのグループにいたのだろう。泉井とかと知り合いだったから付き合いで所属していたとかなのかな。
どう考えてもブルースクエアのように少数のところを襲撃するなどを好んでやるタイプではないのだし。

救出された沙樹の情報により、泉井は逮捕されてブルースクエアは解散に追い込まれた。
沙樹の病院の前には行っても見舞いにはいけなかった正臣に、京平は沙樹が正臣の事を信じている事を教える。
沙樹を助けられずに逃げたのだと弱音を口にする正臣に、彼の言葉を肯定する門田。
「逃げた事に罪悪感を覚えてるんなら、一生嘘を吐いてるって気まずさぐらい背負い続けろ。
 それが彼女にしてやれる償いだろうがよ。
 それでもあの娘に嘘を吐きたくねぇってんなら……
 逃げねぇで、ちゃんと向き合ってってやれ。
 過去から逃げるのは許してやる。
 ……だけどな!
 せめて今と明日から逃げんじゃねぇよ!!」
罪悪感を覚えるなら一生嘘を吐いている事を背負い続けろ、嘘を吐きたくないなら逃げずに向き合えと怒る京平。
京平が無駄に格好いいです。しかし狩沢絵理華からは萌萌ポエマー呼ばわり。
二人の出会いはこの時だったのか。京平は正臣が黄巾賊のリーダーという事を知っていたのね。

別れを告げるために何度も病院まで足を運びながらも病室へは行けなかった正臣は、チャットで帝人に進学予定の来良学園を褒め称え続けて、帝人が来るようにした。
帝人と杏里との平穏な日々を送り新しい居場所を手に入れ、もう戻らないと思っていた正臣だが、切り裂き魔の出現により結局は黄巾賊へと戻ってしまった。
仲間である杏里を傷付けた杏里を倒すと誓う正臣は、切り裂き魔とダラーズが関係しているのならば、ダラーズも倒すと誓う。
負の連鎖。正臣が切り裂き魔の正体を知った時に、果たしてどんな状態になってしまうのか。ダラーズのトップが帝人と知った時にどうなるのか。
少なくとも他の2人よりも脆そうだよね。

考えに耽っていた正臣に、部下の一人が女が覗いていた事に気付き、みんなで追い掛ける。
追っ手から逃げ続ける杏里。
「どうして! どうして!
 どうして!
 紀田くんが……」
正臣と黄巾賊の関係を知ってしまった杏里。
罪歌を所持していても、体力面で優れているわけではない杏里は無事に逃げ切れるのかどうか……

次回 #19「蒼天已死」

杏里が正臣が黄巾賊である事を帝人に話すのだろうか。
しかし構図としては黄巾賊はダラーズと切り裂き魔を敵視しているが、ダラーズは切り裂き魔だけを、切り裂き魔は誰とも敵対する気がない、とかなり一方通行な関係図です。
火蓋が切られるのは黄巾賊による襲撃か、或いは臨也による仕掛けか。

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年中無休で貧乏人です
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