のだめカンタービレ フィナーレ Leçon 11(最終回)
のだめの子供の扱いに対する評判が良く、面倒をみる子供がどんどん増えている。
すっかりベビーシッターののだめに呆れるタチヤーナ・ヴィシニョーワや李雲龍。
フランク・ラントワーヌはのだめが無理をしていたのではないかと感じる。
元々のだめは楽しく弾ければ良いと思っていた人間で、そんなのだめを千秋やオクレール先生が必死に引き上げてきたわけだからね。
この方が良い、いつまでも無理をして辛い道を進ませるよりも良いと考えるが、子供たちに下手くそ呼ばわりされて弾いたベートーベンピアノソナタ第11番を聞いた千秋真一は、再び彼女を同じ舞台に立たせないと思い直す。
のだめと真逆に舞台に立つ素晴らしさを知っていて、そうした場所で演奏する事に喜びを覚える千秋が、のだめの才能を前に楽しく弾いていれば良い、などと我慢できるわけがありません。今は自分自身を納得させていても、いずれ爆発してしまっていただろう。
コンチェルトをやろうと誘う千秋に、のだめはイヤだと即断。
のだめはフランツ・フォン・シュトレーゼマンとのコンツェルトを千秋と出来る気がしなくなっていました。何より自分自身もあの時以上の演奏が出来るとは思えず、千秋はとのコンチェルトが上手く行かなければと怖さを覚えてしまった。
確かに指揮者としての実力はシュトレーゼマンの方がまだまだ上で、千秋の指揮でのだめがそれ以上のものを演じられるかというと難しいところです。
子供達は千秋を王子様扱いか。
千秋はのだめをニナ・ルッツの家へ連れて行き、2台のピアノによる共演を行う。
意味がないと演奏しまいとするのだめだが、千秋はやってみなければ判らないと否定する。思い出のモーツァルト。
あの時よりも遙かにレベルの上がったのだめに必死に合わせる千秋。
世界的にも認められたのだめのピアノに決して負けないのだから千秋の才能は恐ろしいよ。
のだめの演奏を聞いたニナは、のだめが大学で耳にした謎のピアニストである事に気付く。
千秋の事を好きなのだと改めて感じて抱きついてきたのだめを、珍しく殴ったりせず千秋も受け入れました。
以前の千秋なら、確実に「抱きつくな!」とか言って攻撃していたところだよな。
コンセルヴァトワールに戻ったのだめはシャルル・オクレールにイヤミを言われつつも、追試を受けさせてもらう事になりました。
のだめにはまたサロンコンサートの依頼。すっかりお気に入りですね。
アパルトマンには新たな住人が増えてました。
ふとっちょのハンスと陰気なリーベン。征子さんは音楽の才能だけでなく、本人の性格も入居の審査対象にしているのだろうか。
見るからに個性的なキャラクターで、アンナと長田克広は末はのだめか雲龍と評価。
どちらも二人もいらないキャラだ……一人でおなか一杯です。
千秋が片付けにきたという事は、のだめは相変わらずここに住んでいるんですね。
雲龍は帰国。
ターニャは試験に合格して室内楽のクラスへ入り、三善征子から援助を受けられる事になったらしい。
部屋はまだ同じアパルトマンに住んでいるのでしょうか。それとも黒木と本当にルームシェアとか始めたのだろうか。
フランクは室内楽や伴奏で先生の覚えめでたく、音楽祭で孫Ruiとデュオをする事に。
なんかRuiの印象が変わってた。
マルレ・オケは着実に動員数を増やしているものの相変わらずの貧乏オケ。
オーボエ主席が黒木泰則ではなくなっていたのは、黒木がターニャと一緒にコンクールに出場していたからのようだ。すっかりラブラブですが、ぎこちないカップルです。
何百年も前に記された音符は、生まれ育った国も、性別も、目の色も、何もかも違う2人に、同じ音を思い描かせる。
分かり合えないと思っていた人と、たった一音で、分かり合えたり、惹かれ合ったり……
「それは、千秋先輩とだけじゃなくて、世界中そんなのがいっぱいあるはずだって判ったから、海の向こう岸があると判ると、やっぱり人は漕ぎ出しちゃうんですよ」
今も昔も変わらない。
のだめを最高に輝かせるのは自分で、千秋以上の指揮者になるとのだめに宣言するリュカ・ボドリー。
リュカに普通の学校へ通いたくなかったかと問い掛けたのだめに、リュカは祖父から神様から与えられた才能だから世のためひとのために使えと言われた事、何よりも音楽が一番好きであることを語る。
「音楽が好き」単純だけど、それが一番大切な事。
あれこれと迷い続けたのだめと違い、リュカは明快です。
のだめが仕事を受けたと喜ぶエリーゼ。
シュトレーゼマンも自分は間違えてなかったとはしゃぐものの、のだめと千秋がそれぞれに一つの存在となった事を密かに祝福。
のだめリサイタルはのだめの評判を聞いて沢山の人が集まっていました。
「楽しんで弾くので、頑張って聞いて下さい」
「またそれか」
千秋とのだめの関係が大きく進展するというよりも、のだめが音楽に対してどう向き合うのか、というところで話は完結でした。
**総括**
最初から最後まで「普通」という感じになってしまった印象がある。
面白いのだが、無難に纏め上げてしまったというか、後一歩盛り上げが足りないというか、物足りなさを感じてしまう。
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こちらはミラーブログになりますので、基本的にTBは本館(http://ameblo.jp/adam/)へお願いします
すっかりベビーシッターののだめに呆れるタチヤーナ・ヴィシニョーワや李雲龍。
フランク・ラントワーヌはのだめが無理をしていたのではないかと感じる。
元々のだめは楽しく弾ければ良いと思っていた人間で、そんなのだめを千秋やオクレール先生が必死に引き上げてきたわけだからね。
この方が良い、いつまでも無理をして辛い道を進ませるよりも良いと考えるが、子供たちに下手くそ呼ばわりされて弾いたベートーベンピアノソナタ第11番を聞いた千秋真一は、再び彼女を同じ舞台に立たせないと思い直す。
のだめと真逆に舞台に立つ素晴らしさを知っていて、そうした場所で演奏する事に喜びを覚える千秋が、のだめの才能を前に楽しく弾いていれば良い、などと我慢できるわけがありません。今は自分自身を納得させていても、いずれ爆発してしまっていただろう。
コンチェルトをやろうと誘う千秋に、のだめはイヤだと即断。
のだめはフランツ・フォン・シュトレーゼマンとのコンツェルトを千秋と出来る気がしなくなっていました。何より自分自身もあの時以上の演奏が出来るとは思えず、千秋はとのコンチェルトが上手く行かなければと怖さを覚えてしまった。
確かに指揮者としての実力はシュトレーゼマンの方がまだまだ上で、千秋の指揮でのだめがそれ以上のものを演じられるかというと難しいところです。
子供達は千秋を王子様扱いか。
千秋はのだめをニナ・ルッツの家へ連れて行き、2台のピアノによる共演を行う。
意味がないと演奏しまいとするのだめだが、千秋はやってみなければ判らないと否定する。思い出のモーツァルト。
あの時よりも遙かにレベルの上がったのだめに必死に合わせる千秋。
世界的にも認められたのだめのピアノに決して負けないのだから千秋の才能は恐ろしいよ。
のだめの演奏を聞いたニナは、のだめが大学で耳にした謎のピアニストである事に気付く。
千秋の事を好きなのだと改めて感じて抱きついてきたのだめを、珍しく殴ったりせず千秋も受け入れました。
以前の千秋なら、確実に「抱きつくな!」とか言って攻撃していたところだよな。
コンセルヴァトワールに戻ったのだめはシャルル・オクレールにイヤミを言われつつも、追試を受けさせてもらう事になりました。
のだめにはまたサロンコンサートの依頼。すっかりお気に入りですね。
アパルトマンには新たな住人が増えてました。
ふとっちょのハンスと陰気なリーベン。征子さんは音楽の才能だけでなく、本人の性格も入居の審査対象にしているのだろうか。
見るからに個性的なキャラクターで、アンナと長田克広は末はのだめか雲龍と評価。
どちらも二人もいらないキャラだ……一人でおなか一杯です。
千秋が片付けにきたという事は、のだめは相変わらずここに住んでいるんですね。
雲龍は帰国。
ターニャは試験に合格して室内楽のクラスへ入り、三善征子から援助を受けられる事になったらしい。
部屋はまだ同じアパルトマンに住んでいるのでしょうか。それとも黒木と本当にルームシェアとか始めたのだろうか。
フランクは室内楽や伴奏で先生の覚えめでたく、音楽祭で孫Ruiとデュオをする事に。
なんかRuiの印象が変わってた。
マルレ・オケは着実に動員数を増やしているものの相変わらずの貧乏オケ。
オーボエ主席が黒木泰則ではなくなっていたのは、黒木がターニャと一緒にコンクールに出場していたからのようだ。すっかりラブラブですが、ぎこちないカップルです。
何百年も前に記された音符は、生まれ育った国も、性別も、目の色も、何もかも違う2人に、同じ音を思い描かせる。
分かり合えないと思っていた人と、たった一音で、分かり合えたり、惹かれ合ったり……
「それは、千秋先輩とだけじゃなくて、世界中そんなのがいっぱいあるはずだって判ったから、海の向こう岸があると判ると、やっぱり人は漕ぎ出しちゃうんですよ」
今も昔も変わらない。
のだめを最高に輝かせるのは自分で、千秋以上の指揮者になるとのだめに宣言するリュカ・ボドリー。
リュカに普通の学校へ通いたくなかったかと問い掛けたのだめに、リュカは祖父から神様から与えられた才能だから世のためひとのために使えと言われた事、何よりも音楽が一番好きであることを語る。
「音楽が好き」単純だけど、それが一番大切な事。
あれこれと迷い続けたのだめと違い、リュカは明快です。
のだめが仕事を受けたと喜ぶエリーゼ。
シュトレーゼマンも自分は間違えてなかったとはしゃぐものの、のだめと千秋がそれぞれに一つの存在となった事を密かに祝福。
のだめリサイタルはのだめの評判を聞いて沢山の人が集まっていました。
「楽しんで弾くので、頑張って聞いて下さい」
「またそれか」
千秋とのだめの関係が大きく進展するというよりも、のだめが音楽に対してどう向き合うのか、というところで話は完結でした。
**総括**
最初から最後まで「普通」という感じになってしまった印象がある。
面白いのだが、無難に纏め上げてしまったというか、後一歩盛り上げが足りないというか、物足りなさを感じてしまう。


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