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機動戦士ガンダム00 2nd SEASON #12「宇宙(そら)で待ってる」

「奴らは家族の仇です。
 この世界に混乱を招くものです。
 だから私は!!」


ダブルオーライザーで戦う刹那・F・セイエイと沙慈・クロスロード。刹那がトランザムシステムを起動したその時、GN粒子によって戦場にいる人々と共有した感覚の中で、沙慈はルイス・ハレヴィがアロウズでモビルスーツに乗っているという事実を知る。
自分の夢として沙慈に宇宙に行って欲しいと願ったルイス。
沙慈とルイスは互いが敵となっているという事実を知り絶叫する。
GN粒子の影響範囲にいる人はみんなが意識を共有出来てしまう。
これはイオリア・シュヘンベルグが人類の共存にと考えた技術の一環なのかもしれない。
モビルスーツ群による強襲を受けながら戦うガンダム達。
プトレマイオスを守るロックオン・ストラトスとティエリア・アーデは苦戦をやむなくされていた。
トランザムを起動した刹那は、高速起動でルイス達をその場に置き去りにしてプトレマイオスⅡの援護に向かう。
沙慈、ルイスとまともに会話も出来ずに強引に引き離されてしまいました(涙)


ダブルオーを阻止しようとするブリング・スタビティのガラッゾをもダブルオーライザーは圧倒、瞬く間にこれを大破させる。
ブリングは辛うじて脱出を図るが、リボンズ・アルマークは宇宙での異変を感知する。
てか、ダブルオーライザー トランザムモードは強すぎです。
もはや反則級。スーパーロボット大戦なら敵のボスキャラ並にパワーバランスが違います。

次々とやってくる増援。
プレトマイオス2を守って戦うティエリアだが、その数と戦い続けるためには、大量のエネルギーを消耗するトランザムを起動するわけにはいかなった。
ロックオンに迫るパトリック・コーラサワーが仲間と連携してケルディム・ガンダムを沈めようとするが、そこにやってきたダブルオーライザーが瞬く間にアロウズのモビルスーツを破壊する。
何処までもマネキンのために戦うコーラサワー。ちょっと良いところ見せたかと思いきや、あっという間に形勢逆転です。
切ないねぇ。

刹那はリヴァイヴ・リバイバルの声を聞きつけ、プトレマイオスⅡを撃墜しようとしていたガディサの下に向かう。咄嗟にダブルオーに向けられたGNランチャーによる攻撃を回避するダブルオーライザー。
「バカな!?
 しかし、私は……イノベイターだ!」
迫るダブルオーライザーをビームサーベルで切り裂いたかと思いきや、ガデッサが切り裂いた筈のダブルオーの姿が光の粒子となって消失、別の場所へと出現する。
それを感知したリボンズは驚きのあまりに立ち上がる。
光の粒子となっては消え、またも粒子が結合して出現するダブルオーライザーは、ガデッサを撃破する。
「……やられた。イノベイターである私が?」
辛うじて脱出を図ったリヴァイヴだが、その衝撃はあまりにも大きなものだった。
人間よりも格上の存在と自負していたのに、敗北したのだからショックは大きいだろう。しかもあんな訳のわからない力です。
物質の粒子かなんていうオーバースペック、あり得ませんよ。


トランザムを解除するダブルオーライザー。
まだ敵の攻撃は継続されていたが、ダブルオーの残存エネルギーが底をつき始める。
自分たちの行ったガンダムの粒子化という事に自分でも驚く刹那。
沙慈はルイスの所へ向かうため、オーライザーをダブルオーとのドッキングを解除する。
「行かなきゃ……行かなくちゃ。
 ルイスの、ところに……ルイスの!?」
自分自身に言い聞かせるように呟き続ける沙慈。
良く今まで我慢していたよな。
トランザムモードの時には、制御権が一切無くなっているのかな。


「機体が粒子化した? 僕の知らないガンダムの力だと?」
怒り心頭のリボンズ・アルマークに、何があったのかと声をかけた王留美だが、苛立つリボンズは王留美を張り倒してしまう。
「黙っていろ、意地汚い小娘が!」
突然の出来事に驚く王留美の姿に、リジェネ・レジェッタが冷笑を浮かべる。
完全な八つ当たりです、リボンズくん。
自信を持って送り出した2体のモビルスーツが、自分の知らない力の前にあっという間に破壊されたんだもんなぁ。
王留美はどんどん小者化してしまっているんですけど。
そしてやはり一番腹黒そうなのはリジェネ。


ガデッサとガラッゾを失ったアロウズは撤退してしまう。
敵の撤退を受けたソレスタルビーイングは、味方を回収して、衛星軌道兵器の破壊に向けての行動を開始する。
脱出艇の護衛を務めていたアレルヤ・ハプティズムからミレイナ・ヴァスティの下にリンダ・ヴァスティの無事が告げられる。

ルイスの所に行こうとするも、エネルギーが尽きて動かないオーライザーに、沙慈は涙を流す。
沙慈が両親の敵であるソレスタルビーイングと共に行動していた。刹那がソレスタルビーイングの一員であり、沙慈はその隣に住んでいた。
ルイスは沙慈が4年前からソレスタルビーイングの関係者だったのではないのか、という疑念に捕らわれてしまう。
ダブルオーの圧倒的なまでのパワーにカティ・マネキンはそのパワーの意味するところを考える。
ルイス、いよいよ壊れてきました。ホント、ルイスは沙慈と和解する頃には精神がぶっ壊れて、カミーユのようになってしまいそうで不安がいっぱい。


イアン・ヴァスティの看病をするアニュー・リターナーにより、イアンは10日ほどで治療出来る事が判明する。
ドリルの両親は共に無事でした。

激しく落ち込む沙慈。
ルイスはガンダムに殺され、ガンダムを憎む為にアロウズに入ったのだという沙慈。
この時の沙慈の表情がかなり微妙に変化を見せて良くできているなぁ、と、作画に感心。

刹那たちのせいでルイスがアロウズに入ったのだという沙慈は「どうしてこんな事に」と呟く。
その言葉は刹那がこれまで何度と無く自問してきた言葉。そしてその結果、刹那が導き出した答えは一つ。
「戦え。ルイス・ハレヴィをアロウズから取り戻すには、戦うしかない」
「僕が、戦う?」
「彼女の事が大切なら、出来るはずだ」
「人殺しをしろって言うのか!?」
「違う。彼女を取り戻す戦いをするんだ」
「そんなの詭弁だ。
 戦えば人は傷つく。
 ルイスだって!」
「お前のための、戦いをしろ」
刹那を殴り飛ばす沙慈は、自分は刹那達とは違い戦わないと告げる。
刹那、吹き飛びすぎだろう。いくら殴られてもよほど威力がないとあそこまではならないぞ。
人を傷つけるのはイヤなのに、殴り飛ばすのは平気な沙慈君……
死ななきゃ良いという問題でもなかろう。
戦いの意味を直接的な『戦争』という意味でしか取れない沙慈が、まだまだお子様です。

偶然話を聞いていたロックオンは刹那を不器用だと評価する。
「あの坊やにハッキリいってやったら良いじゃないか。
“戦闘はオレが引き受ける。お前は説得でもなんでもして彼女をアロウズから取り戻せ”
 ってな」
「上手く行くとは限らない」
「だが、やる気満々だ」
過去の罪滅ぼしかと問いかけるロックオンに、刹那は未来の為だと応じる。
部屋に戻った沙慈はルイスから来た最後のメールを目にし、涙に暮れる。
ロックオンはちゃんと言葉の裏まで読む事が出来ているのですが。
これでオーライザーのパイロットは沙慈で固定。ラッセ・アイオンはこのままトレミーの砲撃手になるという事か。


落ち込むルイスはジニン・バラック大尉の荷物を処分する様子を目にしてショックを受ける。
ジニンの言葉を思い出し、怒りを募らせるルイス。
アンドレイ・スミルノフがジニンの2階級特進をルイスに報せにやってくる。
戦闘中に聞こえてきたルイスと沙慈の会話について問いただすが、ルイスはあくまでも関係を否定する。
「華奢な腕だ。パイロットのものとは思えん。
 キミはアロウズにいるべきではない」
ルイスの腕を掴むアンドレイだが、彼の思いを拒絶するように義手で彼の腕を払いのける。
相変わらずだなアンドレイ。
しかしあっさりと振り解かれてしまう当たり、パパにはまだ敵わないようです。
人生経験の違いというところだな。このまま立派なナンパ師に成長してくれ。


ダブルオーに敗北した事に苛立つリヴァイヴたちの下に、リボンズから脳梁思波による連絡が入り、ヒリング・ケアやディバインたちをも導入すると告げる。
リボンズすらツインドライヴの能力を知らなかったと驚く彼らに下された指示は、ダブルオーの奪取だった。
しかし負けたのをリボンズがツインドライヴの性能を教えてくれなかったせいにするリヴァイヴは所詮小者だね。戦闘なんて、常に敵の戦力が判ってするものではないだろう。
少なくとも相手はガラッゾやガデッサの能力について全く知らずに戦っていたのだし。
所詮はただの噛ませ犬か。
ディバインは最後のイノベイターかな。モビルスーツの名前じゃないよな。

メメントモリによってまたに攻撃されて消滅したリチエラ王国軍事基地。それは周囲の難民キャンプをも容赦なく巻き込む。
田中から報告を受けたカタロン。シーリン・バフティヤールは100万人近い難民キャンプがあった事を指摘すると、クラウス・グラードは激しく憤慨する。
「罪無き人たちの命を奪い、何が世界統一だ!
 そんなやり方で、本当の平和が訪れると、連邦政府思っているのか!」
彼らの会話を立ち聞きしていたマリナ・イスマイールは子供達の下に帰ると、その寝顔を微笑んで見詰めるも、その笑顔は直ぐに曇る
「私たちの土地が、民が、国が……消えていく」
すっかり保母さんが定着しているマリナ姫。
え~、みんな忘れそうだから一応言っておきましょう。
彼女がメインヒロインです!!!
たとえもう一人のヒロインであるルイスに大きく溝を開けられて、影が極端な迄に薄くても、彼女がヒロインです!!

セルゲイ・スミルノフは上官からのメメトモリに関する箝口令を通達される。
大量破壊兵器の存在に憤り、部下の中にもそのやり方に異を唱え、憤慨している者が多い。それを判った上で、上官はセルゲイに命令を下していた。
パパさんは最終的にどうするのか、。
この人の部隊だけ、連邦政府に反旗を翻すのかもしれないな。
流石に部下達もアロウズとは共に戦えないと感じているようだし、それを黙認するように指示してくる政府にも我慢出来なくなっていくだろう。


王留美との連絡がとれないソレスタルビーイングだが、メメントモリの第2射の報告を受け、もはや一刻の猶予もないと王留美からの情報無しで行動を開始する。
王留美はイノベイターのところに籠もりっきりだからね。

プトレマイオスⅡの補修が完了次第、トランザムにより加速を行い、ガンダムの修理は加速期間中に行う事になる。
この宙域を離れたらルイスとは会えないと考えた沙慈は、赤ハロに頼み事をする。
ただでさえイアンが昏睡状態で人手が足りないので、本来なら沙慈にはガンダムやトレミーの修理を手伝って欲しいところなんですが、それどころではないらしい。
てか、ルイスがアロウズにいるなら、ソレスタルビーイングにいる限り、幾らでも会えると思いますよ。

それぞれの思いを胸に次の戦闘に備えるガンダムマイスターたち。
ツインドリルはイアンとリンダという二人の科学者の娘だけあって、ガンダムの補修作業も可能。何げに万能型サポーターのようですよ。

マリー・パーファシーは赤ハロと共に何処かへ向かう沙慈の姿を目撃し、声を掛けるが、沙慈は頼まれ事だと言葉を濁らせて慌てて立ち去る。
えっと……なんでソーマだけはノーマルスーツを着用していないのでしょうか。
ソーマはこの時脳梁思波で何か感じ取ってはいたのかな。

オーライザーでルイスを取り戻す為に向かおうとした沙慈。
自分たちはこんなところにいたらいけない、戦争なんてやりたい奴らに勝手にやらせておけばいい。
「僕たちは取り戻すんだ……
 あの頃を、あの日々を」
だが、現実から目を背けようとした沙慈は、ティエリアの言葉を思い出し、またも同じ事を繰り返しかけたという事実に気付く。
ギリギリで踏みとどまった沙慈。そんな彼を見詰めていた刹那は無言でその場を立ち去る。
戦いを何処か違う世界で起きている出来事と自分と切り離して考え、自分の直ぐ側に起きる事なんだと自覚出来ていなかった沙慈。つい他人事だと思ってしまうのは完全な平和ボケ。
またも同じ事の繰り返しかと思いきや、ギリギリで思い留まりました。
今度は下手すればオーライザーをアロウズに接収された挙げ句、トレミーの居所を知られてしまうところでした。
刹那は判っていながら、行くつもりならそのまま行かせたという事だろうか。
彼の意志を尊重するつもりか。

ガンダムのトランザムを起動して、加速を始めるプトレマイオスⅡ。
ルイスを思い涙する沙慈。
だが、ルイスは沙慈との別れを決意するように、彼との思いでの写真を全て消去してしまう。
全件削除は切ねぇ!!!
コミュニケーションの不足と、行き違いによって生まれた齟齬。
ルイスの決意の表情からすると、この溝を埋めるにはかなりの努力が必要になります。


カタロンは宇宙艦隊が残り10分で衛星兵器の攻撃範囲に到着する状態となっている事を知り、クラウス達は同志を信じようとする。
だが、そんな時メメントモリの砲身が上部に向き、第2艦隊の半数を一瞬にして消滅させてしまう。
第3射を確認したソレスタルビーイング。ロックオンはそれがカタロンの宇宙艦隊に対する攻撃だと直感する。
「これが連邦の……
 いや、イノベイターのやりかた!」
メメントモリによる照射に刹那は怒りに満ちた表情を向ける。
ロックオンが直ぐにカタロンの宇宙艦隊に対する攻撃だと気付いた事を、ティエリアたちは少しも疑問に感じないのだろうか。

次回 #13「メメントモリ攻略戦」 これぞ、ガンダムマイスターの真髄

次回はタイトルからしてガンダム達が大活躍して、メメントモリを撃破するというのが判りますな。
ここんところ防戦ばかりだったもんなぁ。
元々ガンダムは攻撃する事を考えて作られた機体だから、防衛よりも目標の撃破の方が得意とするのだろう。
実際、これまでも負け戦は殆どが防衛戦にあるし。
予告にちらっとででいる笑ってる人は誰だろう? イノベイター最後の一人?


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