魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st レビュー(ネタバレあり)
朝早くに家を出たつもりでしたが、開場の1時間前で既に長蛇の列が出来てました……せめて朝食は食べずに出ていれば良かったかな。
なのはの人気を侮っていた。
一体最初の人たちは何時から並んでいたのやら。
とりあえず、16時からの回の座席をゲット。
普段は映画を見ない人が大半なので、ほとんど座席がうまっていたけど、シネリーブルでも最前列の席のほぼ中央が開いていた。あの劇場は最前列が一番見やすいのだけどね。
ユーのとジュエル・シードどの戦いを夢に見たごく普通の小学3年生の少女・高町なのはは、夢の戦いが現実であったかのように公園が破壊されている事を知る。
そして聞こえてきた声に導かれ、傷つき倒れているフェレットを見つける。
なのはの人気を侮っていた。
一体最初の人たちは何時から並んでいたのやら。
とりあえず、16時からの回の座席をゲット。
普段は映画を見ない人が大半なので、ほとんど座席がうまっていたけど、シネリーブルでも最前列の席のほぼ中央が開いていた。あの劇場は最前列が一番見やすいのだけどね。
【ストーリー】
暴走したロストロギア“ジュエルシード”を封印・回収のために追跡してきたユーノ・スクライアだが、力及ばずに敗れ去ってしまう。ユーのとジュエル・シードどの戦いを夢に見たごく普通の小学3年生の少女・高町なのはは、夢の戦いが現実であったかのように公園が破壊されている事を知る。
そして聞こえてきた声に導かれ、傷つき倒れているフェレットを見つける。
友人であるアリサ・バニングスと月村すずかと共にフェレットを槇原動物病院へと連れて行ったなのはは、その日の番に謎の呼びかけを耳にする。
声に誘われ、駆けつけたなのはは怪物に襲われるフェレットを目撃する。
人間の言葉を喋るフェレットはなのはに力を貸して欲しいとと頼む。自分に出来ることならばと協力を約束したなのはに、フェレットが与えた力は「魔法」。
デバイスの名はレイジングハート。インテリジェント型の魔導端末。
初めての魔法をレイジングハートの導きを得て扱いながら、秘められた大きな力でジュエルシードを撃退。逃亡を図ったジュエルシードに、強力な砲撃魔法『ディバイン・バスター』で3つのジュエルシードを一撃で封印してみせた。
ジュエルシードはフェレットの少年ユーノが自分の世界で見つけたロストロギアと呼ばれる物質。時空管理局に手配して輸送途中に事故に遭ってしまい、この星に落下してしまったのだ。全部で21個あるジュエルシードだが、なのはが回収した3つが初めての回収対象であった。
自分に出来る事があるから、なのははユーノに協力して、ジュエルシードの封印をする事を決意する。
だが、初めて魔法を身につけた翌日、なのははあらたなジュエルシードの発動を感知して、ユーノが駆けつける前に現場へと向かう。
そこで目撃したのは、なのはたちと同じくジュエルシードを回収しようとする金髪の魔法少女。手にするデバイスの名は『パルディッシュ』。
少女に話を聞きたいと願うなのはだが、少女は話に耳を傾けることなく、なのはへと攻撃を繰り出してくる。
魔法に不慣れななのはは、なのはと同じく強力な力を持ち、自在に操る少女の前に為す術もなく敗れ去り、ジュエルシードは少女によって回収される。
だが、少女はなのはへの攻撃の際に「ゴメン」と呟いていた。
傷ついたなのはだが、それでもジュエルシード回収への決意は鈍らない。
そしてもう一つの目標が出来た。
あの少女に理由を教えて欲しい、話を聞きたい、そう願うなのははレイジングハートと共に魔法の特訓を続ける日々を繰り返す。
そのために、友達のアリサとすずかと過ごす時間を犠牲にしながらも。
もう一人の魔法少女、フェイト・テスタロッサもまた強い決意を抱いていた。
優しかった母親との想い出。母さんに幸せでいて欲しい、それが少女の願い。
そのために使い魔のアルフと共にジュエルシードを回収する。
二人の激突は最初の戦いから1週間後。
一つのジュエルシードを巡る戦いが繰り広げられる。
なのはとフェイト、ユーノとアルフは激しい戦いを繰り広げる。
一進一退の攻防が繰り広げられる中、ぶつかり合う両者の一撃。
二人の力とジュエルシードが重なった時、膨大な爆発が生じて少女達を吹き飛ばす。
なのはは爆発に吹き飛ばされて動けなくなる。
フェイトも傷つきながら、尚暴走しようとするジュエルシードを自らの身体を犠牲にしても抑え込んで回収する。
アルフに連れられて立ち去るフェイト。
なのはの願いは彼女へは届かない。
回収した3つのジュエルシードを持って、『時の庭園』にいる母・プレシア・テスタロッサの下へと戻ったフェイトだったが、プレシアはフェイトの働きを褒めるどころか、21個のうちに3つしか回収できていないと、彼女がおみやげとして持ってきたケーキをはじき飛ばしてフェイトを鞭で叩き付ける。
自分の実験にはどうしても21個のジュエルシードが必要なのだと語るプレシア。
フェイトはその折檻にもじっと堪え、アルフはプレシアの非道に悔しさを噛み締める。
フェイトとなのはの衝突によってジュエルシードが引き起こした時空振動
を感知した時空管理局から管理局艦船「アースラ」が次元空間内を通過して地球へと向けて航行していた。
時空管理局提督であり艦長でもあるリンディ・ハラオウンと時空管理局執務官クロノ=ハラオウンは事態の把握のため、地球での調査を開始する。
傷が癒え、デバイスの修復も完了したフェイトとなのは。
フェイトは母の願いに応えるため、再びジュエルシードの回収へと向かい、なのはフェイトの哀しみの理由を知るために再び相見える。
だが、二人の激突は突然出現したクロノのよって食い止められる。
バインドによって拘束されてしまったなのはとフェイト。
アルフはフェイトを助けるためにクロノへと襲いかかり、二人は辛うじてその場から立ち去る。
なのはとユーノは抵抗もせず、クロノに連れられてアースラへと案内される。
そこでなのはは初めてユーノが本当はフェレットではなく、男の子なのだと知ることに。
ユーノたちはこれまでの事情をリンディとクロノに説明する。
説明を受けたクロノたちは、ここからは自分たち時空管理局の領域であると、二人には手を引くように告げる。
突然の事に戸惑うなのはたちに、リンディは一晩だけ返答を待つことに。
そして一晩考えたなのはとユーノが導き出した結論は、時空管理局と協力してジュエルシードを回収するというものだった。
高い魔力を持つなのはは時空管理局にとっても有効利用できる存在であるというユーノのアピールに、リンディは彼らの提案を承諾する。
こうしてなのはたちは学校を休んでアースラへと乗り込むと時空管理局の下で、ユーノと共にジュエルシードの回収を行いながら魔法使いとして成長を遂げていく。
そしてフェイトもまた時空管理局の目をかいくぐりながら、3つのジュエルシードを回収していた。
残り7つとなったジュエルシードだが、地上の何処にも見つからない。
フェイトたちは海中にジュエルシードが眠っていると当たりを付け、魔力流を撃ち込んでジュエルシードの位置を特定、回収を行おうとしていた。
その様子を知ったクロノたちだが、フェイトがジュエルシードの前に自滅するか、或いは回収に成功したとしても力を使い果たすであろうから、そこを捕縛しようと模索する。
そんな彼らの言葉にうつむくなのはに、ユーノは念話でなのはへ、フェイトの下へ向かうように告げる。なのはの力になりたいと願うユーノは、クロノたちの制止を振り切ってフェイトの結界内へとなのはを転送させる。
空中から落下しながらレイジングハートの起動とバリアジャケットの着装を行ったなのはは、傷つきながらもジュエルシードを回収しようとするフェイトの下へと現れる。
自分たちを捕らえにきたと思ったアルフだが、なのはとクロノはまずはジュエルシードを止めるために力を合わせることとする。
なのははフェイトに魔力を半分分け与えてフェイトを回復させると、力を合わせてジュエルシードの回収を行う。
強力な魔力を持つ二人にユーノとアルフも協力し、なのはのディバインバスター・フルパワーとフェイトの範囲攻撃魔法・サンダーレイジにより7つのジュエルシードの封印に成功してみせる。
7つのジュエルシードを挟んで向かい合うなのはとフェイト。
なのははフェイトに「友達になりたいんだ」と想いを伝える。なのは言葉に心揺れるフェイトだったが、突然プレシアの次元魔法による雷が周囲とアースラを襲う。
アルフは咄嗟にジュエルシードを回収しようとするが、クロノに阻まれて3つしか回収出来なかった。
怒りの彷徨を上げながら、フェイトを連れて立ち去るアルフ。
アースラはプレシアの雷撃により、彼女たちの追跡を行う事は出来なかった。
リンディに独断による行動を叱り付けられるなのはとユーノだが、今回はジュエルシードの融合の危険性があったことを考慮して大目に見て貰うことに。
管理局側は事件の黒幕がプレシアであることに気づいた。
プレシアは彼らと同じミッドチルダの出身であり、で次元航行エネルギーの研究を行っていたが、実験の事故が起きて以来消息が途絶えていた。
一方、フェイトは僅か9つしかジュエルシードを回収できなかったとプレシアから鞭打たれる。
傷つき意識を失っていたフェイトの姿を目にしたアルフは怒りが爆発し、プレシアに憎しみと怒りをぶつける。だが、プレシアは身体を蝕む病に血を吐きながらも、アルフを攻撃する。
時間がないのだと呟くプレシア。
アルフは傷つきながら、『時の庭園』から一時地球へと逃れることに。
プレシアは傷ついているフェイトに休む間も与えず、残りのジュエルシードを回収するように命令する。
なのははアルフが怪我をしてアリサに拾われていた事を知る。
アルフはフェイトを救うため、彼女の知る全てをユーノと時空管理局に語る事に。
なのははフェイトとの決戦のため、互いの持つ全てのジュエルシードを賭けての戦いを申し込む。
なのははフェイトに聞いてもらいたい話があるから、そのためにフェイト破ることを誓う。
クロノたちが作り出した演習用の空間の海で3度激突するなのはとフェイト。
実力ではフェイトに一日の長があり、なのはは苦戦を強いられるが、彼女には勝利のための知性と戦略、そして切り札があった。
二人の戦いの先には何が待ち受けているのか……・
もう少しオリジナル要素を入れてくるかな、とも思ったけどそんな事もなく。若干の修正はもちろんありますけど。
でも個人的にはやはり第1期が一番好きだな。
なのはのレイジングハートはデバイスがちょっと機械っぽくなって、A’sの形に似ているね。普通にカートリッジをリロードしそうだ。
てゆーか、二人とも9歳でこの魔力は本当に化け物ですよ。
この時点で二人ともAAAの魔導士。
StrikerSの部下はみんなB、またはC+なので、この娘たちの異常さが判ります。スバルたちも一般にはあの年齢であの能力は有能なのですよ。
とはいえ、クロノも14歳でAAA+という飛んでもない子供なんですけど。
ちなみにプレシアは限定があるのだけどSSです。
そしてなのはは友達になろうと訴える相手にも、全力全開の魔法攻撃を仕掛ける拳で語る魔法少女です。アリサとも実は喧嘩の末に仲良くなったという設定があるとか……
フェイトのエピソードは本当に泣ける。
プレシアさんも本当は凄くいい人だったのですけどね。
全ては彼女の上司たちの責任なのですよ。たぶん死んじゃってるんだろうけど。
なのはの父親の事故話はそれらしいシーンをなのはの心理描写で描かれていただけなので、TV版を知らない人にはなんだったのかさっぱり判らないのではないだろうか。
あれはなのはの父親が事故に遭って、入院生活をしていた時に、なのはは独りぼっちの孤独な時間を過ごした事を描いているのですよね。ちなみに原作にあたるゲームでは、ここで父親が死んでしまうのです。なのはと原作『とらいあんぐるハート』とはこれを分岐点としての平行世界という扱いらしい。
ところで、今回はなのはのパンチラシーンがやたらと多かった気がします……
変身シーンは相変わらず容赦なく全裸にしますが、もちろん劇場版だからと一致先端が見えたりする事はこのアニメに関してはありません。
魔法少女の変身はシースルーというのがお約束ですしね。
ラストだけは少し代わってたかな。
TV版ではフェイトが戻ってくる、というところで終わっていた気がしていたけど、
パンフにはレイジングハート役のドナ・バーグとバルディッシュ役のケビン・イングランド両名のコメントも乗っていた☆
この作品はデバイスのために外国人を起用しているからな。
2作目になると更にドイツ人数人まで加わるし……
主題歌は水樹奈々、エンディングテーマは田村ゆかりという黄金ラインは劇場版でも健在です。
この作品は歌姫二人が主役だから曲に関しては不動だな。
総じて出来は良いと思います。
何をあげるとすれば、やはりただの総集編になってしまっているというところだろうか。
アニメ業界も劇場版が儲かると判って、劇場版アニメを次々と出すのは良いが、ただ総集編などにするのではなく、もう一工夫して欲しいかな。
そう言えば劇場版アニメで、おそらく第2部もあると思うのですが、この手の作品にしては珍しく次回予告が無かった。
そこまで絵が出来ていないのか……
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声に誘われ、駆けつけたなのはは怪物に襲われるフェレットを目撃する。
人間の言葉を喋るフェレットはなのはに力を貸して欲しいとと頼む。自分に出来ることならばと協力を約束したなのはに、フェレットが与えた力は「魔法」。
デバイスの名はレイジングハート。インテリジェント型の魔導端末。
初めての魔法をレイジングハートの導きを得て扱いながら、秘められた大きな力でジュエルシードを撃退。逃亡を図ったジュエルシードに、強力な砲撃魔法『ディバイン・バスター』で3つのジュエルシードを一撃で封印してみせた。
ジュエルシードはフェレットの少年ユーノが自分の世界で見つけたロストロギアと呼ばれる物質。時空管理局に手配して輸送途中に事故に遭ってしまい、この星に落下してしまったのだ。全部で21個あるジュエルシードだが、なのはが回収した3つが初めての回収対象であった。
自分に出来る事があるから、なのははユーノに協力して、ジュエルシードの封印をする事を決意する。
だが、初めて魔法を身につけた翌日、なのははあらたなジュエルシードの発動を感知して、ユーノが駆けつける前に現場へと向かう。
そこで目撃したのは、なのはたちと同じくジュエルシードを回収しようとする金髪の魔法少女。手にするデバイスの名は『パルディッシュ』。
少女に話を聞きたいと願うなのはだが、少女は話に耳を傾けることなく、なのはへと攻撃を繰り出してくる。
魔法に不慣れななのはは、なのはと同じく強力な力を持ち、自在に操る少女の前に為す術もなく敗れ去り、ジュエルシードは少女によって回収される。
だが、少女はなのはへの攻撃の際に「ゴメン」と呟いていた。
傷ついたなのはだが、それでもジュエルシード回収への決意は鈍らない。
そしてもう一つの目標が出来た。
あの少女に理由を教えて欲しい、話を聞きたい、そう願うなのははレイジングハートと共に魔法の特訓を続ける日々を繰り返す。
そのために、友達のアリサとすずかと過ごす時間を犠牲にしながらも。
もう一人の魔法少女、フェイト・テスタロッサもまた強い決意を抱いていた。
優しかった母親との想い出。母さんに幸せでいて欲しい、それが少女の願い。
そのために使い魔のアルフと共にジュエルシードを回収する。
二人の激突は最初の戦いから1週間後。
一つのジュエルシードを巡る戦いが繰り広げられる。
なのはとフェイト、ユーノとアルフは激しい戦いを繰り広げる。
一進一退の攻防が繰り広げられる中、ぶつかり合う両者の一撃。
二人の力とジュエルシードが重なった時、膨大な爆発が生じて少女達を吹き飛ばす。
なのはは爆発に吹き飛ばされて動けなくなる。
フェイトも傷つきながら、尚暴走しようとするジュエルシードを自らの身体を犠牲にしても抑え込んで回収する。
アルフに連れられて立ち去るフェイト。
なのはの願いは彼女へは届かない。
回収した3つのジュエルシードを持って、『時の庭園』にいる母・プレシア・テスタロッサの下へと戻ったフェイトだったが、プレシアはフェイトの働きを褒めるどころか、21個のうちに3つしか回収できていないと、彼女がおみやげとして持ってきたケーキをはじき飛ばしてフェイトを鞭で叩き付ける。
自分の実験にはどうしても21個のジュエルシードが必要なのだと語るプレシア。
フェイトはその折檻にもじっと堪え、アルフはプレシアの非道に悔しさを噛み締める。
フェイトとなのはの衝突によってジュエルシードが引き起こした時空振動
を感知した時空管理局から管理局艦船「アースラ」が次元空間内を通過して地球へと向けて航行していた。
時空管理局提督であり艦長でもあるリンディ・ハラオウンと時空管理局執務官クロノ=ハラオウンは事態の把握のため、地球での調査を開始する。
傷が癒え、デバイスの修復も完了したフェイトとなのは。
フェイトは母の願いに応えるため、再びジュエルシードの回収へと向かい、なのはフェイトの哀しみの理由を知るために再び相見える。
だが、二人の激突は突然出現したクロノのよって食い止められる。
バインドによって拘束されてしまったなのはとフェイト。
アルフはフェイトを助けるためにクロノへと襲いかかり、二人は辛うじてその場から立ち去る。
なのはとユーノは抵抗もせず、クロノに連れられてアースラへと案内される。
そこでなのはは初めてユーノが本当はフェレットではなく、男の子なのだと知ることに。
ユーノたちはこれまでの事情をリンディとクロノに説明する。
説明を受けたクロノたちは、ここからは自分たち時空管理局の領域であると、二人には手を引くように告げる。
突然の事に戸惑うなのはたちに、リンディは一晩だけ返答を待つことに。
そして一晩考えたなのはとユーノが導き出した結論は、時空管理局と協力してジュエルシードを回収するというものだった。
高い魔力を持つなのはは時空管理局にとっても有効利用できる存在であるというユーノのアピールに、リンディは彼らの提案を承諾する。
こうしてなのはたちは学校を休んでアースラへと乗り込むと時空管理局の下で、ユーノと共にジュエルシードの回収を行いながら魔法使いとして成長を遂げていく。
そしてフェイトもまた時空管理局の目をかいくぐりながら、3つのジュエルシードを回収していた。
残り7つとなったジュエルシードだが、地上の何処にも見つからない。
フェイトたちは海中にジュエルシードが眠っていると当たりを付け、魔力流を撃ち込んでジュエルシードの位置を特定、回収を行おうとしていた。
その様子を知ったクロノたちだが、フェイトがジュエルシードの前に自滅するか、或いは回収に成功したとしても力を使い果たすであろうから、そこを捕縛しようと模索する。
そんな彼らの言葉にうつむくなのはに、ユーノは念話でなのはへ、フェイトの下へ向かうように告げる。なのはの力になりたいと願うユーノは、クロノたちの制止を振り切ってフェイトの結界内へとなのはを転送させる。
空中から落下しながらレイジングハートの起動とバリアジャケットの着装を行ったなのはは、傷つきながらもジュエルシードを回収しようとするフェイトの下へと現れる。
自分たちを捕らえにきたと思ったアルフだが、なのはとクロノはまずはジュエルシードを止めるために力を合わせることとする。
なのははフェイトに魔力を半分分け与えてフェイトを回復させると、力を合わせてジュエルシードの回収を行う。
強力な魔力を持つ二人にユーノとアルフも協力し、なのはのディバインバスター・フルパワーとフェイトの範囲攻撃魔法・サンダーレイジにより7つのジュエルシードの封印に成功してみせる。
7つのジュエルシードを挟んで向かい合うなのはとフェイト。
なのははフェイトに「友達になりたいんだ」と想いを伝える。なのは言葉に心揺れるフェイトだったが、突然プレシアの次元魔法による雷が周囲とアースラを襲う。
アルフは咄嗟にジュエルシードを回収しようとするが、クロノに阻まれて3つしか回収出来なかった。
怒りの彷徨を上げながら、フェイトを連れて立ち去るアルフ。
アースラはプレシアの雷撃により、彼女たちの追跡を行う事は出来なかった。
リンディに独断による行動を叱り付けられるなのはとユーノだが、今回はジュエルシードの融合の危険性があったことを考慮して大目に見て貰うことに。
管理局側は事件の黒幕がプレシアであることに気づいた。
プレシアは彼らと同じミッドチルダの出身であり、で次元航行エネルギーの研究を行っていたが、実験の事故が起きて以来消息が途絶えていた。
一方、フェイトは僅か9つしかジュエルシードを回収できなかったとプレシアから鞭打たれる。
傷つき意識を失っていたフェイトの姿を目にしたアルフは怒りが爆発し、プレシアに憎しみと怒りをぶつける。だが、プレシアは身体を蝕む病に血を吐きながらも、アルフを攻撃する。
時間がないのだと呟くプレシア。
アルフは傷つきながら、『時の庭園』から一時地球へと逃れることに。
プレシアは傷ついているフェイトに休む間も与えず、残りのジュエルシードを回収するように命令する。
なのははアルフが怪我をしてアリサに拾われていた事を知る。
アルフはフェイトを救うため、彼女の知る全てをユーノと時空管理局に語る事に。
なのははフェイトとの決戦のため、互いの持つ全てのジュエルシードを賭けての戦いを申し込む。
なのははフェイトに聞いてもらいたい話があるから、そのためにフェイト破ることを誓う。
クロノたちが作り出した演習用の空間の海で3度激突するなのはとフェイト。
実力ではフェイトに一日の長があり、なのはは苦戦を強いられるが、彼女には勝利のための知性と戦略、そして切り札があった。
二人の戦いの先には何が待ち受けているのか……・
【感想】
内容は完全にTV版の総集編ですね。もう少しオリジナル要素を入れてくるかな、とも思ったけどそんな事もなく。若干の修正はもちろんありますけど。
でも個人的にはやはり第1期が一番好きだな。
なのはのレイジングハートはデバイスがちょっと機械っぽくなって、A’sの形に似ているね。普通にカートリッジをリロードしそうだ。
てゆーか、二人とも9歳でこの魔力は本当に化け物ですよ。
この時点で二人ともAAAの魔導士。
StrikerSの部下はみんなB、またはC+なので、この娘たちの異常さが判ります。スバルたちも一般にはあの年齢であの能力は有能なのですよ。
とはいえ、クロノも14歳でAAA+という飛んでもない子供なんですけど。
ちなみにプレシアは限定があるのだけどSSです。
そしてなのはは友達になろうと訴える相手にも、全力全開の魔法攻撃を仕掛ける拳で語る魔法少女です。アリサとも実は喧嘩の末に仲良くなったという設定があるとか……
フェイトのエピソードは本当に泣ける。
プレシアさんも本当は凄くいい人だったのですけどね。
全ては彼女の上司たちの責任なのですよ。たぶん死んじゃってるんだろうけど。
なのはの父親の事故話はそれらしいシーンをなのはの心理描写で描かれていただけなので、TV版を知らない人にはなんだったのかさっぱり判らないのではないだろうか。
あれはなのはの父親が事故に遭って、入院生活をしていた時に、なのはは独りぼっちの孤独な時間を過ごした事を描いているのですよね。ちなみに原作にあたるゲームでは、ここで父親が死んでしまうのです。なのはと原作『とらいあんぐるハート』とはこれを分岐点としての平行世界という扱いらしい。
ところで、今回はなのはのパンチラシーンがやたらと多かった気がします……
変身シーンは相変わらず容赦なく全裸にしますが、もちろん劇場版だからと一致先端が見えたりする事はこのアニメに関してはありません。
魔法少女の変身はシースルーというのがお約束ですしね。
ラストだけは少し代わってたかな。
TV版ではフェイトが戻ってくる、というところで終わっていた気がしていたけど、
パンフにはレイジングハート役のドナ・バーグとバルディッシュ役のケビン・イングランド両名のコメントも乗っていた☆
この作品はデバイスのために外国人を起用しているからな。
2作目になると更にドイツ人数人まで加わるし……
主題歌は水樹奈々、エンディングテーマは田村ゆかりという黄金ラインは劇場版でも健在です。
この作品は歌姫二人が主役だから曲に関しては不動だな。
総じて出来は良いと思います。
何をあげるとすれば、やはりただの総集編になってしまっているというところだろうか。
アニメ業界も劇場版が儲かると判って、劇場版アニメを次々と出すのは良いが、ただ総集編などにするのではなく、もう一工夫して欲しいかな。
そう言えば劇場版アニメで、おそらく第2部もあると思うのですが、この手の作品にしては珍しく次回予告が無かった。
そこまで絵が出来ていないのか……

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theme : 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
genre : アニメ・コミック