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うみねこのなく頃に 第26話(最終回)「EpisodeⅣ-Ⅷ sacrifice」

縁寿はゲームを再開させるために、黄金郷でお茶を飲むベアトリーチェと真里亞の下に現れた。
ゲームに飽きたから止めたと語るベアトリーチェ。
真里亞はこの世界には全てが存在しているから、二人きりで過ごすのだと語るが、縁寿はこの黄金郷は真里亞の本当に叶えたい願いは叶わないと告げる。
優しい桜座を作り出す真里亞だが、縁寿はさくたろうの名を口にする。
さくたろうの存在は真里亞にとっては禁句なんですね。真里亞が昔の白き魔女だった頃なら、桜座に破られてもさくたろうを蘇らす事が出来たけど、あの時には既に黒き魔女に魅入られていたからダメだったのでしょうか。

さくたろうは桜座に引き裂かれて殺されたという縁寿により、真里亞の苦しみにより桜座は消滅する。
桜座さん、台詞すらなく退場。
桜座の手作りだから自分に生み出せないというベアトリーチェだが、縁寿は出来ないのは彼女が「本当の魔女ではない」からだと告げる。
自分がさくたろうを蘇らせる事を引き替えに、縁寿は真里亞に黄金郷から出て行くように告げる。
出来るはずがないと否定するベアトリーチェだが、縁寿はさくたろうを蘇らせてみせる。
さくたろうはこれまでも縁寿と共に居続けたわけだし、魔法で作り出すのは彼女にとって難しい事ではないよな。
再開を喜ぶ真里亞に、さくたろうはこれからは永遠に一緒だと語りかける。
縁寿にお礼を告げる真里亞。
ベアトリーチェは縁寿の見せた「本当の魔法」に狼狽え、膝を落とす。
「反魂の魔女」を名乗る縁寿に、彼女が大魔女だと語り、真里亞は姿を消す。
「これが魔法の根源よね。
 愛がなければ、哀しみがなければ、魔法は見えない」
黄金郷から再びメタ世界へと戻ってきたベアトリーチェ。
これは旅を続けた成果という事なんでしょうけど、縁寿がここに来ていた間にも、現実の縁寿があの逃避劇を続けていたという事なんだろうか。
戻ってきたベアトリーチェに喜ぶラムダデルタ卿。
明日夢の子供ではなかった戦人はベルンカステル卿が連れ戻る。
自分が誰なのかと悩む戦人に、縁寿はベアトリーチェに復唱要求をする。
「右代宮戦人は、右代宮金蔵の孫ではない」
ベアトリーチェが示した赤き真実は、戦人が明日夢の子ではない、金蔵の孫にしか対戦相手の資格がない、という2点。
「ベアトの対戦相手の資格は、金蔵の孫である右代宮戦人であって、明日夢の息子であるか否かは、問題ではない」
縁寿の出した青き真実に赤き真実で反論できないため、対戦相手としての資格は継続されることになる。
確かに、明日夢の子ではなくとも、他の人間との間に出来た子供という可能性は充分にあるな。孫だから金蔵とベアトの子供ではないのでしょうが。
明日夢は生みの母ではなかったが、戦人の母親である事に代わりはないという縁寿は、大切なのは「血」ではなく「絆」だと告げる。
家で戦人の帰りを待っている妹のためにも、ゲームに勝って欲しいと願う縁寿の言葉に魂の力が戻り始める。僅かに回復しきらない戦人の魂だが、グレーテルが縁寿である事を明かし、家族を取り戻して帰ってきて欲しいと願う。
縁寿は魔女としての縁寿が消えただけで、現実の彼女が消滅したという訳ではないのか、この辺はよく判らない。

戦人の魂は縁寿の訴えにより回復するが、メタ世界へと訪れるための条件である「戦人に縁寿である事を知られないこと」を違えたため、縁寿は戦人の帰還を信じて全身から血を流しながら姿を消す。
「ベアトリーチェ! ゲームの再開だぁ!
 もう俺は逃げねぇし、おまえも逃がさない!!」
縁寿の最後の様子を語ろうとするベアトリーチェの言葉を遮り、戦人は縁寿の最後の願いであるゲームの再開を宣言する。
逃げる事の出来ないベアトリーチェも正面から受けて立つ。
いずれか一方が死ぬまで続く決戦が再開。
えっと……6年前がどうのというのは何処へ行ったのでしょうか? 相変わらず投げっぱなしジャーマンな作品だな。

ゲーム再開。
戦人の青き真実。
「右代宮はゲーム開始時、既に死亡している」
金蔵は死に、18人目を未知の人物Xの存在によって、犯人Xの犯行を可能とする。
第2のゲームでの密室トリックは、桜座が犯人と共犯で鍵を貸し与えたと推測。
第3のゲームは絵羽が共犯となる事で説明が可能となり、南條輝正殺しも犯人Xの存在により殺害は可能となる。
第4のゲームでの親族殺害も犯人Xの乱射による殺害と見なす。

ベアトリーチェは第4のゲームで金蔵を書斎から出した。
これを戦人は何者かが金蔵の名前を継承し、親族全員がこれを承認したことにより、金蔵と呼ばれる人物が誕生したと仮説。
全登場人物の中に異なる二つの名を持つ者が存在しないとの復唱要求。
第4のゲームの殺害を全て犯人Xで説明出来ると告げ、ベアトリーチェに致命的一撃を与えるが、戦人は「魔女は存在しない」という最後の一撃を加えない。
彼女が「何か」を隠しているという戦人に、勝ちを譲ってやろうと思っていたベアトリーチェは、勝利は「勝ち取るもの」と主張する戦人に反撃を開始。
それにしても戦人の推理は乱暴というか、しかも全殺人についての検証をしていないのですが、ここまでの話で何らかの形で反論したものについてはもはや証明する必要がないという事なんでしょうか。

ベアトリーチェは金蔵がゲーム開始時点で既に死亡している事を認めた上で、18人目が存在せず謎のXの存在を否定する。
金蔵が出てきたシーンは、つまり全て別の人物だったかイメージだったという事ですか。
初回では夏妃と金蔵が会話しているところもあった筈だけど……

第1のゲームから再開。
第1の殺人は誰にでも犯行可能。
使用人たちの殺害は第1の殺人で身代わりを立てた何者かによる犯行、もしくは全員による互いに殺害後、真里亞が銃を隠したというムチャな回答だが、ベアトリーチェはこれを承諾して第1のゲームを戦人に譲る。
ベアトリーチェに突き刺さる青き杭。

第2のゲーム。
6人の殺害は6人が食べた食事の中に小型爆弾が仕掛けられており、胃の中で爆発したという仮説を立てる。
またもベアトリーチェに突き刺さる青き杭。

第3のゲーム。
6連結の密室殺人は犯人が全ての犯行後に密室を構成し、あたかも鍵を見つけたかのように振る舞えばいいと指摘。
南條殺しは最初の殺害で生き延びた人物が存在していたが、南條殺害後に何かによって死亡。その後にエヴァ・ベアトリーチェが全員の死亡を赤で説明したと宣言。
巨大な杭がベアトリーチェの胸を貫く。
激痛を味わいながらも死ぬことの出来ないベアトリーチェは、自分の心臓を潰して死なせてくれと願う。

……こんな無茶な推理が罷り通るのか……某安楽椅子探偵よりも酷いわ。
まぁ、ベアトリーチェが諦めているから、とりあえず何でもOKなのかもしれない。それらも全部後でひっくり返すつもりの罠という可能性も捨てきれないけど。

ベアトリーチェの身体から現れた光り輝くベアトリーチェは、この島に戦人しか存在しないが、今から戦人を殺害すると告げる。
最後のベアトリーチェからの出題。
「私はだぁれ?」
「ああ、必ず解いてやるよ。
 必ず解いて、おまえを殺してやるからな!」
え? 何ですか? この俺たちの戦いはこれからだ! という最終回は……
そりゃあ、原作が終わっていないかもしれないが、酷いな。
とりあえず、暫く感覚を開けて第2期へ続くという感じか。

エピローグ。
今回は楽しかったと笑うラムダデルタ。ベルンカステルは縁寿は仕込みに時間が掛かった分、最高の駒になったと語る。
ラムダデルタは戦人の青き真実は殆どが外れており、自分なら赤き真実で切り返すと笑う。
自分は正解だと思っていたというベルンカステルに、ラムダデルタはベアトリーチェが奥の手を隠しており、何も謎が解かれていないという。
このゲームの終焉がどうなるのかと期待するラムダデルタに、ベルンカステルはベアトリーチェの勝利だけは存在しないと確信。
永遠にゲームが続くのか、敗北して滅ぼされるのか。
『奇跡の魔女』ベルンカステルと『絶対の魔女』ラムダデルタは揃って宣言する。
「「ベアトは絶対に勝利できない。
 そして奇跡は絶対に起こらない」」
つまりはこれら一連のゲームは二人が楽しむためだけにやってるという事なのか。

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