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テガミバチ 第八話「シルベット・スエードに会う」

コナー・クルフの馬車に揺られてユウサリへと戻るラグ・シーイングとニッチ。
ラグは審議官のザジからゴーシュ・スエードが既にテガミバチでは無くなっているという真実を知らされる。
ヘッドビー候補でありハチノスのエースであったゴーシュだが、既に何年も前にBEEではなくなったという。
詳しい事は知らないザジは、彼が仕事についていけなくなって逃げ出したのだろうと考え、ゴーシュをバカにした発言をするが、ラグは信用しようとしない。
ゴーシュがBEEの仕事を投げ出す訳がない、逃げたりする筈がないと泣きじゃくるラグ。
ラグとゴーシュの事を知らないザジにとっては何がなんだかさっぱりです。ザジは年齢的にも彼はゴーシュと面識すらないのかもしれないね。

ラグはコナーにシルベット・スエードの家の前まで運んで貰う。
コナーに返事すらしないラグに不機嫌なザジだが、コナーは仕方がないと呟く。
ラグにとってゴーシュは憧れの存在であり、目標。ずっと彼のようなテガミバチになる事を夢見ていたラグに、コナーは本当の事を今まで教える事が出来ずにいた。
話を聞いたザジは一人だけハチノスに戻ることにするが、コナーに謝ってくれと頼む。
自分で謝ればいいのにというコナーのツッコミはごもっともですが、今更素直に謝りにくいのですね。
シルベットの家を訪ねるラグだが、声を掛けても返答はない。
鍵が開いていたため、中に入ったラグたちの前に現れたのは、羽の生えたカエル。
驚くラグとニッチ。ニッチはいきなりカエルに襲いかかるが、捕獲に失敗して、逆にシルベットのスカートの中に捕獲された。
ラグたちを借金取りと勘違いして、今作っている人形が完成すれば返済すると銃を突きつけるシルベット。
シルベットは一人で生活しているから生活大変なんですね。アリアが生活を支援してあげているかと思っていたけど、そーゆー事もないのか。ゴーシュが居なくなった事で、ゴーシュの事を思い出すから二人とも接触しないようにしているのか。
慌てるラグは、シルベットの持つ銃がゴーシュの心弾銃だと気付き、ゴーシュがここに帰ってきているものだと勘違いして涙ぐむ。
泣きじゃくるラグの姿に、彼がラグ・シーイングだと気付いたシルベット。
この間、ニッチはスカートの中で悶絶。
シルベットが思いの外大きかった。ま、5年も経過しているのだから当然か。

二人にホットミルクを差し出したシルベットだが、ニッチはミルクを飲まない。
「あら、だからちっちゃいのかな。
 大きくなれなくても知りませんよ」
自分とシルベットの胸を比較したニッチは、ミルクを大慌て飲み干すも真っ赤になった。
ニッチはマカ舌で熱いのがダメなのだという。
おっきくなったシルベットは結構お胸があるのですね。さっきもニッチは胸で窒息しかけていたしね。

ラグが話に聞いていた通りだから直ぐに判ったというシルベット。
「変わっていないのね、ラグは……
 私の想像していた通りの子だもん。
 ビックリしちゃった」
「ボクもビックリした。
 シルベットはもっと大人しい娘」
「もっと何?」
笑顔で黙殺された。

「実はボク、シルベットには会ってるんだよ」
度の途中でゴーシュの心弾から彼の記憶を見て、涙を浮かべていた幼い頃のシルベットを見た想い出を語るラグだが、シルベットは昔の話をされる事を嫌う。
ゴーシュから、ラグにはBEEの素質があり、いつかユウサリに出てくる事を聞かされていたシルベットの話を聞き、ラグは早くゴーシュに会いたいと居場所を訊ねる。
ゴーシュはここにはいない。シルベットは自分宛に届いた一通の手紙をラグに見せる。
ゴーシュの手紙に書かれていた内容とは……解雇通告書だった。
自分で止めた訳ではなく、解雇されていたのか。
首都アカツキでの継続任務を継続的に無断欠勤し、懲罰調査会も欠席。その後に登録住所も放棄して行方不明となったというものだった。
心身喪失により、意志能力を欠く可能性がある事により、通行許可書と精霊琥珀および武器の剥奪され、住所はユウサリに再登録させれた。
ゴーシュは完全失踪です。
彼が居なくなった理由についてはよく判っていないという事なのか。心を失った事で

本を整理していたアリア・リンクは、ゴーシュとの想い出の写真を見つける。
アリアはラルゴ・ロイドからゴーシュがBEEを解雇されたという通知書を届ける仕事を依頼された。
雨の中、人形作りをしていたシルベットの下を訪れたアリアは傘も差さずにずぶ濡れのままテガミを差し出す。
「お兄ちゃんがテガミバチを解雇……
 嘘、嘘でしょう?
 嘘だと言ってよ、アリアさん!!」
涙を浮かべるシルベットを抱きしめたアリア。
嘘だと信じたいのはアリアも同じなんだろうが、それを口にする訳には行かないのですね。

ゴーシュはアカツキに渡って直ぐに、心を失って姿を消してしまったのだと語るいう。
ゴーシュの別れの言葉を思い出したラグ。
シルベットが持つゴーシュの銃は、彼がアカツキに渡る前に銃を新調したため、精霊琥珀の付けられていない代物で、今は彼女の護身用。
ただし銃弾が込められていないので虚仮威しの銃でしかない。ゴーシュの銃はアリアに貰った銃だから私物なのではないのかと思ったけど、取り上げられた銃は違うものだったのか。つーか、ゴーシュは銃を置きっぱなしで行方不明になったのか。
BEEの仕事を捨てたゴーシュは4年半に渡って音信不通となっていた。
「兄は死んだの。
 想い出は大切にしているけど、それが私の結論よ」
「そんな、そんなのって!
 シルベット、ゴーシュはキミのために!」
自業自得だと否定するシルベット。
兄さえいれば何も望まなかったシルベットだが、ゴーシュは首都勤務への野心でいつもボロボロになり、困難な配達任務にまで志願していた。
何もいらないから兄といることを望んでいたシルベット。
ゴーシュがアカツキへの転属を望んだ事は、もちろんシルベットの事もあるのだけど、彼女からしたら自分の願いよりも、ゴーシュが自分の望みを叶えようとしていると思えてしまっているという事だろうか。
「敢えて嬉しかったわ、ラグ・シーイング。
 でも……もう、二度と来ないで下さいね」
仕事があるからとラグを拒絶するシルベット。
「さよなら……シルベット」
背中で拒絶を示すシルベットに、ラグは泣きながら立ち去る。
ラグならゴーシュの銃から彼の心を伝えるという手段をとるかと思ったけど、大人しく引き下がりました。

コナーに連れられてハチノスへと帰還するラグ。
押し黙るラグにコナーは声を掛けられない。
「ラグ、痛いのは何処だ」
「え?」
「ニッチが痛いところ舐めるか?」
「ありがとう。でも怪我はしてないよ」
「そうか……」
辛そうなラグの身を案じるニッチ。
「ねぇニッチ」
「舐めるか」
「じゃなくって。
 もし……もしもだよボクが心を無くしてしまって、ニッチの事を忘れてしまったら、ニッチはどうする?」
「…………
 舐めたり、噛んだり、落っことしたり、
 乗っかったり、引っ掻いたり、落っことしたりする」
「二回も落っことすの!?」
悩んだ末にニッチ出した結論。
落っことすが二回あったのには思わず一緒にツッコんだよ。しかしニッチの行動は全部攻撃だよ。そして実際に全部やりそうだから怖い。
「ニッチはラグの相棒ディンゴなのだぞ。
 ニッチに任せよう」
「でも」
「平気だ。
 ラグが忘れても、ニッチがラグを忘れないからな。
 だから、ずっと一緒だ」
笑顔のニッチに喜びながら泣きじゃくるラグは、勇気を取り戻してもう一度シルベットの下へ向かう。
ニッチらしいというか、自分が覚えているから自分が忘れたなら相手にとって辛いけど、相手が忘れるのは自分にとって苦ではないという事なのかな。
追いかけようとしたニッチはコナーが抑えて、一緒に待つことに。
コナーのお腹がぽよぽよしている事に気付いたニッチ。
「美人には豊かな乳が必要なのだろうか……」
ヤキモチですね。
そしてコナーはまたステーキに食われた。
何処まで行ってもコナーはギャグキャラですね。

忘れないから、それが哀しいからシルベットは希望を捨ててしまったのだと気付いたラグ。
ゴーシュは必ず何処かで生きていると信じるラグは、自分がゴーシュを捜し出す希望になろうと心に誓い、シルベットの屋敷を訪ねる。
今後ラグは仕事をしながら、ゴーシュを探し続けることになるのか。

次回 第九話「泣き虫少年の誓い」
ラグの見せるゴーシュの記憶。
やはりラグがゴーシュの心弾銃を赤針で撃つのですね。

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年中無休で貧乏人です
語学力はサッパリ。記憶力はトリです。感性もイマイチです。故に高尚な表現によるレビューなどは期待出来ません、あしからず。

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