貝木泥舟の語りから始まった阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの最後の恋物語。
元旦に京都にある日本有数の有名神社へと足を運んでいた貝木の下に、ひたぎから電話がかかってきた。
貝木はひたぎから「騙して欲しい人間がいる」との依頼を受ける。
沖縄にいるという嘘を付いた貝木だったが、それならば沖縄へ行くと言い出したひたぎに会うため、沖縄へと足を運ぶことになってしまった。
律儀に沖縄へ向かうところが詐欺師のくせに悪党に徹し切れていないところなんだろうか。
自分によって詐欺の被害者となったひたぎが騙したい人間がいる、その事に興味を抱いた貝木は、いやな予感を感じながらも彼女と空港で落ち合う。
喫茶店で鼻眼鏡のひたぎに対抗意識を燃やして売店で購入したアロハを着て現れた貝木の姿に、飲んでいたジュースを吹き出してしまったひたぎ。
くだらない事で張り合うとか子供か……しかしアロハな貝木はひたぎからみたらインパクトあったんだと思うが、一般人からみると鼻眼鏡のひたぎがかなり奇天烈なんだが、店員は凄い平静だな。
詳しい話を聞かないと依頼を受けられないという貝木に、ひたぎは顔を立てて依頼という形にしているが、貝木は埋め合わせをしなけせればならないのだと告げる。
ひたぎが騙すべき相手は千石撫子。
やはり撫子が対象か。撫子をなんとかするための手段として、怪異の専門家を考えていて、現時点で頼れるのが貝木という結論に達したのか。
続きを読む
スポンサーサイト
theme : 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
genre : アニメ・コミック