プリンセス・トヨトミ レビュー(ネタばれあり)
【ストーリー】
方広寺の大仏殿に治める梵鐘に「国家安康」「君臣豊楽」の文字を刻んだ事を口実に、徳川家康は豊臣側に戦闘を仕掛けて和議に至る。だが、この時、大坂城の外堀を埋めるという約束に同意した豊臣に対して、家康は内堀までも埋めてしまう。そして4月になると、再び家康は豊臣へと攻撃を始め、大坂夏の陣が開戦する。
二重の堀による強固な防衛を誇った大坂城も、埋められてしまった事により鉄壁の防衛を失ってしまっていた。豊臣側は籠城ではなく討って出るも力及ばず落城すると、徳川側は豊臣の血筋は一人残らず根絶やしにするべく指示を飛ばす。
淀君と秀頼は自決し、秀頼の子、国松は一人の女性に連れられて戦乱の中を逃げ出していた。女性は国松を秘密の抜け穴へと案内すると逃げるように指示、自分は追いかけてきた武将の囮なって落命する。
だが抜け道の中で逃げずに立ち尽くす国松に、武将が近づいていった……
7月の頭、会計検査院第六局所属の松平元(堤真一)は部下の鳥居 忠子(綾瀬はるか)と新人の旭 ゲーンズブール(岡田将生)を引き連れ、実地検査のため大阪へと新幹線で移動する。
新幹線での道中、鳥居は旭に昔、親と新幹線に乗っていた時に富士山の麓に巨大な十字架が何本も立っているのを目撃した事があると語る。
大阪行きの新幹線で富士山を見る事が出来れば大物が掛るというジンクスを語っていた鳥居ははっきりと見える新幹線に、大きな事が得られる予感を感じる。
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