装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE ―ケース;アービン― レビュー(ネタバレあり)
【ストーリー】
街では『バトリング』と呼ばれる人型ロボット兵器・AT(アーマードトルーパー)同士を戦わせて勝敗を競う裏賭博が流行していた。この日、『バトリング』の主催者である興行師イシュルーナがマッチメイクで送り出したペイガンは、圧倒的な強さで次々と敵を葬っていく。ペイガンはイシュルーナの指示も無視して、動けなくなった男さえも殺してしまう。
そんな凶悪なペイガンの前に立ちはだかった一騎のATを駆る“ザ・ダーク”は、凄腕ファイターでありペイガンを手玉にとって翻弄する。圧倒的とも思える実力を発揮してペイガンを追い詰めたザ・ダークだが、過去のトラウマが蘇った彼の銃口はペイガンのATから外れる。
わざと攻撃しなかったと感じたペイガンは怒りに震えて反撃し、ザ・ダークのATの片腕を破壊。ザ・ダークは敗北して撤収していく。
ザ・ダークの正体はATの整備工場を営む青年・アービン・レスターであった。
彼はエージェントでありかつての戦友・シラフの手引きで負け役を引き受けていたのだ。
アービンの高度なAT操縦技術に目を付けたイシュルーナは、シラフに代わって自分がアービンのエージェントになると名乗り出る。高額な報酬を約束するも、アービンは金は欲しいが負け役で十分であると彼女の申し出を断ってしまう。
しつこい食いさがっていたイシュルーナだが、そこにペイガンが現れる。
『バトリング』は戦場であり、「戦場は勝った者が生き、敗者は死あるのみ」という信念を持つペイガンだが、アービンは『バトリング』は戦場ではないと彼の考えを否定する。
スポンサーサイト