アイアンマン2 レビュー(ネタバレあり)
【ストーリー】
アンソニー・スタークが記者会見にて自らアイアンマンであると公表してから半年後。アメリカ国民の英雄として扱われる彼はスターク・エキスポというスターク・インダストリーズの博覧会を開催する。
世界各地で起こる紛争を鎮圧し続け、平和のために貢献しようとするトニーだったが、その一方的な介入への疑問視とアイアンマン・スーツを兵器として欲した、合衆国政府からスーツの引き渡しを要求される。
かつてアフガニスタンで自ら深手を負い、その傷を代償にして開発したスーツを誰の手にも渡したくないトニーは、スーツは自らの体の一部であると断固として要求を拒否する。
兵器の専門家として政府に召喚されたハマー・インダストリーズの社長ジャスティン・ハマーは、アイアンマン・スーツの量産工場を紹介しようとするが、透かさずコンピュータにハッキングしたトニーは、映像が北朝鮮やイランでスーツ開発に至っていないこと。ハマー自身も軍に依頼されてスーツ開発に着手したものの失敗している映像を流し、自分以外が開発するには5年・10年の歳月を必要だと宣言する。
スーツの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターに使用するパラジウムの副作用により、彼の体は着実に毒素に蝕まれつつあった。トニーは命あるうちに使命を全うすべく、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のヴァージニア・ポッツに譲り、新たな秘書としてナタリー・ラッシュマンという優秀な女性を迎え入れる。
だが毒素の事を公表しないため、世間では彼の行動を奇行として捕らえるようになりつつあった。
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